腕立て伏せで鍛えることができる筋肉とは?まずは筋肉を意識しよう
腕立て伏せは自重トレーニングの中で最もポピュラーで誰でも取り組みやすい筋トレ種目です。器具を使わずにつかえるため非常に手軽に出来るのに対し、効果は抜群なので初心者から上級者まで効果的に筋肉を鍛えることが出来ます。腕立て伏せで鍛えられる筋肉と、その鍛え方のコツをご紹介していきます。
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公式ライター Activel_director
腕立て伏せで鍛えることができる筋肉
鍛えられる筋肉と鍛えられない筋肉、効果的な腕立て伏せのバリエーションなどを確認し、自分の理想とする身体作りの参考にしていきましょう。
大胸筋
また女性であればバストアップ効果が期待できるので、大胸筋の筋トレは男女ともに積極的に取り組んでいくと良いでしょう。器具を使ったトレーニングであれば、大胸筋はベンチプレスでも鍛えることが出来ます。
三角筋
また日本では三角筋はまだそこまで注目されていませんが、海外では女性も三角筋を鍛えることに注目が集まっているようです。上記の画像を確認するとわかる通り、肩の筋肉を鍛えることで腕周り(力こぶのあたり)が引き締まって見えるため、身体にメリハリを感じさせる筋肉として注目されています。
上腕二頭筋
もし上腕二頭筋(力こぶ)の筋肉を鍛えたいと考えているのであれば腕立て伏せを行うのではなく、違う自重トレーニングを選択するのが賢い選択であるといえます。具体的には懸垂系のトレーニングを行う(懸垂は広背筋にも効果があります)か、ダンベルを使用したダンベルカールなどを採用していくのが良いでしょう。
上腕三頭筋
脊柱起立筋や腹横筋
脊柱起立筋や腹横筋はオーソドックスな腕立て伏せというよりは、類似の体勢で行うプランクの動作で鍛えることが出来トレーニングです。
大胸筋を鍛えるのに効果的な腕立て伏せ
インクライン・プッシュアップ
①ベンチの上などに手を置く。手幅は肩幅より拳2つぶんほど外に開く
②腕立て伏せの体勢をとり、呼吸を意識しながら腕を曲げていく
③腕を使って身体を押し上げ元の状態に戻る
④8〜12回(インターバル30秒〜1分)を3セット行う
この方法でも負荷がきついようであれば、最初はひざをついて挑戦してみましょう。無理をしすぎないところからスタートすることが継続するためのポイントです。
ノーマル・プッシュアップ
①腕立て伏せの体勢をとる(手幅は肩幅より拳2つぶんほど外につく)
②胸の筋肉を意識しながら腕を曲げていく
③腕を使って身体を押し上げ元の状態に戻る
④8〜12回(インターバル30秒〜1分)を3セット行う
他にも色々な腕立て伏せの種類がありますが、基本的にはこのノーマル・プッシュアップだけでかなりのところまで鍛えられます。慎重が高い方などは特に高負荷をかけられるので、非常によい自重筋トレ種目となります。
ダイブボンバー・プッシュアップ
以下の動画などは正しいモーションで行っているので、良いお手本になるはずです。
Dive Bomber Push-Up | Exercise Guide
柔道などの筋トレでも採用されることが多く、強靭でタフな筋肉を作っていくのに効果的な素晴らしい筋トレ種目のひとつになります。
クラップ・プッシュアップ
クラップ・プッシュアップは腕立て伏せを1カウントする合間に手を使ってジャンプし、空中で手を叩く腕立て伏せなので、難易度・強度ともに高く上級者向けのトレーニングとなります。また「魅せる腕立て伏せ」として、海外では高い人気を誇ります。
三角筋を鍛えるのに効果的な腕立て伏せ
三角筋を鍛える時は重力を意識して角度を調整し、腕に掛かる負荷の方向が地面に向けて垂直に近付くように意識して取り組んでいくのがコツとなります。
パイク・プッシュアップ
①腕立て伏せの体勢になる
②腰を「くの字」に曲げて固定する
③腰の角度を維持しつつ、腕立て伏せを行っていく
④8〜12回(インターバル30秒〜1分)を3セット行う
パイクプレスを行う際は角度をつけることを意識して取り組むと良いでしょう。三角筋をさらに鍛えていきたいと思ったら難易度は格段に上がりますが、壁を使った逆立ち腕立て伏せを採用していくのも効果的です。
上腕三頭筋を鍛えるのに効果的な腕立て伏せ
ワイドスタンス・プッシュアップ
腕を太くたくましくしたい男性や、二の腕を補足したい女性の方にも非常に効果的なエクササイズなので、力こぶの裏側に意識を集中しつつ取り組んでみましょう。もし通常のワイドスタンス・プッシュアップが厳しいようであれば、最初に紹介したインクライン・プッシュアップの容量で手幅を広げて取り組んでみてください。
ポイントは「自分に出来る限界より少しだけ厳しいかな?」と感じる負荷を意識的に行っていくことです。厳しすぎても甘すぎても成果が出にくくなるので、丁度良い負荷を探りつつ取り組んでいきましょう。
ナロー・プッシュアップ
ただしナロー・プッシュアップは、一般的にはワイドスタンスプッシュアップよりもさらに強度が高いとされることが多い筋トレ種目でもあります。もし「自分には厳しいな」と感じたら、膝をついて取り組むなどの工夫をしていくと良いでしょう。
脊柱起立筋や腹横筋を鍛えるのに効果的な腕立て伏せ
プランク
①うつ伏せになる
②両肘(両手でも可)を肩の真下の位置で床にセットする
③頭・お尻・足先までが一本の棒のように水平になるよう意識して体を浮かせ、全身の状態をキープ
④そのまま体勢を30秒維持する(インターバル1分間)3セット行う
腕立て伏せの体勢のまま足を浮かせるプランシェは大胸筋や上腕三頭筋に効果がありますが、プランクはまた別物になります。混同しないように気をつけつつ、狙った部位に聞かせていきましょう。
サイドプランク
①肘を伸ばしたまま横向きなる
②肘を肩の下あたりに配置し、全身を一直線にするように浮かす
③頭・背・足のラインが一直線になるように強く意識を保つ
④30秒姿勢を維すしていく(インターバル30秒〜1分)3セット行う
サイドプランクはインナーマッスルである体幹をよく鍛えられるエクササイズです。ポッコリお腹の対策にも効果が高いおすすめ種目となります。
バランスボールプランク
また、安定感がない状況でプランクを行うことによって、体は安定感を求めるよう筋力を発揮します。インナーマッスルは不安定な体勢においてバランスを取り安定させる際に働く筋肉なので、バランスボールとの相性は抜群です。
バランスボール・プランクは、難易度に対して高い効果が期待できる効果的なトレーニングです。バランス感覚を求められるアスリートや、高めのヒールを履く機会のある女性にもオススメのエクササイズになります。
腕立て伏せを理解して効果的に鍛えよう
腕立て伏せで鍛えられる主要な筋肉は大胸筋と上腕三頭筋ですが、バリエーションによって三角筋やインナーマッスルに刺激を与えることも出来ますので、上手く活用してフィットネスライフを送っていきましょう!
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