ダンベルの胸筋の鍛え方!上部&下部のおすすめトレーニング各6選
ダンベルトレーニングは、大胸筋を鍛えるのに効果的なトレーニングです。胸筋は大きい筋肉なので、様々な角度から様々な刺激をいれる必要があります。ダンベルは自由に、刺激を入れる角度を変えられ、重量も筋力に合わせて変えられます。ここではおすすめのダンベル胸筋の鍛え方を紹介します。
Writer
公式ライター old_user_id: 152
ダンベルで胸筋上部を鍛えることのメリットとは?
胸筋の上部は目立つ筋肉でカッコイイ体型になる
胸筋は、胸の大きな筋肉ですが、ベンチプレスだけで鍛えていると胸筋の中部や下部だけが発達してしまい、垂れ下がった胸筋になってしまいます。
せっかく重い重量を使って鍛えているのにカッコ悪い体になってしまうことがあるのです。
ダンベルトレーニングで、胸筋上部を発達させることでバランスの良い胸筋にすることができます。
胸筋の上部が発達していると、胸がより大きく見えカッコイイ体型になります。
また、VネックのTシャツなどを着ると目立つ部位でもあるので、カッコイイ体をアピールできます。
ダンベルを使った胸筋上部の鍛え方
大胸筋上部のダンベルトレーニングでは、ダンベルの他にインクラインベンチがあると効果的に鍛えることができます。用意できない場合や、自宅でのトレーニングを考えている方に向けての鍛え方も説明します。初心者の方は器具の使い方から覚え大胸筋を肥大させましょう。
ダンベルを使った胸筋上部の鍛え方①
インクラインダンベルプレス
インクラインダンベルプレスのやり方
【大胸筋上部】インクラインダンベルベンチのやり方【筋トレ】
②左右にダンベルを持ちベンチに座ります。
③ベンチに背中をしっかりつけ、胸を張り、両腕を天井に向かって伸ばします。両手の平は足方を向いている状態にしてください。これでセット完了です。
④両肘を外に曲げながらダンベルを胸の横に下ろして行きます。
⑤ダンベルが胸の高さまで降りたら元の位置に戻します。
あとは④、⑤を繰り返し行います。
初心者は軽めの重量から始めて鍛え方をマスターしましょう。
8~10回がギリギリの重さで、
8~12回を3セットがトレーニングの目安です。
自宅でインクラインダンベルプレスを行う方法
フラットのベンチまたは、ソファー、椅子をインクラインベンチの代わりに使います。使い方は、上半身を30~45度の角度に保つ為に、フラットベンチなどに座らず背もたれにします。フラットベンチの横に背中を当て、上半身の角度を30~45度にして、上で説明した鍛え方で行なって下さい。このように行えば自宅でも大胸筋上部を鍛えることができます。
初心者の方は、重さは軽いですがダンベルをペットボトルで代用してもいいでしょう。
インクラインダンベルプレスで胸筋上部に効かせるポイント
2つ目のポイントは、ダンベルを下ろす位置です。ダンベルを下ろす位置は、顔に近すぎても、乳首の近くでもいけません。鎖骨より少し胸側に下ろす事で大胸筋上部に効かすことができます。
3つ目のポイントは、トップの位置で肘を伸ばし切らないことです。肘を伸ばしっきてしまうと大胸筋上部にかかる負荷が抜けるので、少し肘を曲げた状態で大胸筋を絞りましょう。
ダンベルを使った胸筋上部の鍛え方②
インクラインダンベルフライ
腕を開いて閉じるという鍛え方なので、大胸筋上部がよりストレッチされ内側の筋肉を鍛えることができます。
大胸筋上部に絞っているため、通常のダンベルフライよりダンベルの重さは軽くして行ないます。
インクラインダンベルフライのやり方
インクラインダンベルフライで大胸筋上部を収縮させるフォームを解説!
②左右にダンベルを持ちベンチに座ります。
③ベンチに背中をしっかりつけ、胸を張り、両腕を天井に向かって伸ばし肘を軽く曲げます。両手を向い合わせの状態にして下さい。これでセット完了です。
④肘を軽く曲げながら両腕を外に開きながらダンベルを下ろして行きます
⑤ダンベルが胸の高さまで降りたら元の位置に戻します。
あとは④、⑤を繰り返し行います。
初心者はダンベルの重さを軽めにして鍛え方をマスターしましょう。
8~10回がギリギリの重さで、
8~12回を3セットがトレーニングの目安です。
自宅でインクラインダンベルフライを行う方法
フラットベンチや椅子などを背もたれとして、上半身を30~45度に保って下さい。
あとは、上記で説明したインクラインダンベルフライと同じ鍛え方で大丈夫です。
インクラインダンベルプレスよりも、バランスを崩しやすいので難易度は高くなります。
ダンベルの重さは軽めから行うといいでしょう。
インクラインダンベルフライで胸筋上部に効かせるポイント
2つ目のポイントは、ダンベルを下ろす位置です。ダンベルを下ろす位置は、顔に近すぎても、乳首の近くでもいけません。鎖骨のライン上に下ろす事で大胸筋上部に効かすことができます。
3つ目のポイントは、トップの位置で肘を伸ばし切らないことです。肘を伸ばしっきてしまうと大胸筋上部にかかる負荷が抜けるので、少し肘を曲げた状態で大胸筋を絞りましょう。
ダンベルを使った胸筋上部の鍛え方③
ダンベルプルオーバー
ダンベルプルオーバーのやり方
大胸筋上部を鍛えるプルオーバーのコツなど
②両手で1つのダンベルをひっかけるようにして持ちます。
③両腕を胸の上で天井に伸ばした状態でセット完了です。
④両肘を曲げないように頭の後ろにダンベルを下ろして行きます。
⑤頭の後方まで下ろしたら元の位置に戻します。
あとは④、⑤を繰り返し行います。
初心者は軽めの重量から始めて鍛え方をマスターしましょう。
8~10回がギリギリの重さで、
8~12回を3セットがトレーニングの目安です。
自宅でダンベルプルオーバーを行う方法
ダンベルが1つあれば大胸筋上部を鍛えられます。
フラットベンチがなくても、低めのテーブルや、椅子などを使ってもらうとできます。
使い方は、本来のやり方と一緒で肩甲あたりでけをつけます。
あとは、自宅の壁にぶつからないように気をつけて、上記で説明した鍛え方で行って下さい。
インクラインダンベルプルオーバーを胸筋上部に効かせるポイント
2つ目のポイントは、体全体を使わずに大胸筋だけで動かすことです。お尻が浮いている状態なので、お尻を上下させて反動を使ってしまいがちです。しっかり体を固定して大胸筋に効かせましょう。
3つ目のポイントは、トップの位置が胸より下に行かないようにしましょう。胸より下半身側まで動かすと、大胸筋にかかる負荷が抜けてしまうので気をつけましょう。
ダンベルを使った胸筋上部の鍛え方④
リバースグリップダンベルプレス
リバースグリップでダンベルを持つことによって、自然と脇を締めた状態で動作を行ないますし、オーバーグリップよりも可動域が広くなるので、大胸筋上部を刺激することができます。
また、肩関節にかかる負担も減らすことができるので、肩に痛みを感じているが、大胸筋の上部を鍛えたいという方にもおすすめできます。
リバースグリップダンベルプレスのやり方
フラットベンチで大胸筋上部を鍛える方法/リバースグリップ・ダンベルプレス
②ベンチに背中をしっかりつけ、胸を張り、両腕を天井に向かって伸ばします。両手の平は顔の方を向いている状態にしてください。これでセット完了です。
③脇を締めて肘を曲げながらダンベルを胸の横に下ろして行きます。
④ダンベルが胸の高さまで降りたら元の位置に戻します。
あとは④、⑤を繰り返し行います。
初心者は軽めの重量から始めて鍛え方をマスターしましょう。
8~10回がギリギリの重さで、
8~12回を3セットがトレーニングの目安です。
自宅でリバースグリップダンベルプレスを行う方法
フラットベンチの代わりにベットを使うこともできます。
後は、上記で説明した鍛え方と同じように行って下さい。
リバースグリップダンベルプレスを胸筋上部に効かせるポイント
2つ目のポイントは、ダンベルの軌道です。トップのポジションから少しお腹側に下げるイメージで行ないましょう。ダンベルが乳首より下のラインで、胸の高さまでしっかり下ろしましょう。
3つ目のポイントは、トップのポジションでダンベルをぶつけないことです。脇を締めた状態で行うので、ダンベルがぶつかりそうになりますが、ダンベル同士がぶつかると大胸筋にかかっていた負荷が抜けるので気をつけましょう。
ダンベルで胸筋下部を鍛えることのメリット
大胸筋下部を鍛えると胸板が厚くなる
服を着ていても鍛えていることがぱっと見て分かる体は、胸の厚みが違います。
胸板が厚い男性は女性からも魅力的に見られます。
特に、大胸筋の下部は横から見た時の胸のシルエットを変えることができます。
大胸筋は、上部、中部、下部と分けて鍛えることができますが、筋肉がもっとも肥大するのが下部です。
とにかく、大胸筋の厚みを出したいという方は、大胸筋下部のダンベルトレーニングを優先的に行うと良いでしょう。
大胸筋下部と腹筋の境目がはっきりする
筋肉と筋肉の境目がはっきりしていることを、ボディービルなどではカットが入ってるといいます。
大胸筋もカットをはっきりさせる事で、大きくかっこよく見えるのです。
大胸筋のカットを深くする為には、大胸筋の下部を肥大させ腹筋との差を作って上げることです。
大胸筋下部のを鍛えることで腹筋との段差ができ厚くカッコイイ体にすることができます。
ダンベルでの胸筋下部の鍛え方
ダンベルで大胸筋上部を鍛える時は、上半身を起こしてトレーニングしていましたが、大胸筋下部の場合には、上半身をフラットより更に寝かした状態でトレーニングすることになります。大胸筋下部をしっかりと鍛える為には、デクラインベンチがあると便利です。
しかし、ジムでも置いてある場所は限られますし、自宅ではないのが当然です。ここでは、そのような場合でも対応できる方法も紹介します。
ダンベルを使った胸筋下部の鍛え方①
デクラインダンベルプレス
ダンベルを使うことでバーベルを使うよりも可動域が広くなるので、多くの筋肉に刺激を与えることができます。
デクラインダンベルプレスのやり方
大胸筋下部を鍛えるダンベルベンチプレス(デクラインベンチがない場合の方法)
②左右にダンベルを持ちベンチに座ります。
③ベンチに背中をしっかりつけ、胸を張り、両腕を天井に向かって伸ばします。両手の平は足方を向いている状態にしてください。これでセット完了です。
④両肘を外に曲げながらダンベルを胸の横に下ろして行きます。
⑤ダンベルが胸の高さまで降りたら元の位置に戻します。
あとは④、⑤を繰り返し行います。
初心者は軽めの重量から始めて鍛え方をマスターしましょう。
8~10回がギリギリの重さで、
8~12回を3セットがトレーニングの目安です。
自宅でデクラインダンベルプレスを行う方法
デクラインベンチは使わず、フラットベンチや床にそのまま寝て行う方法があります。
ダンベルを持ってフラットベンチ(床)に仰向けに寝ます。
両膝を90度に曲げお尻を浮かせます。膝から肩のラインが真っ直ぐになるようにお腹に力を入れて姿勢をキープします。
これでデクラインベンチを使った時と同じ姿勢をとることができます。
後は、上記で説明した通りにトレーニングして下さい。
デクラインダンベルプレスで胸筋下部に効かせるポイント
2つ目のポイントは、ダンベルを下ろす位置です。ダンベルを下ろす位置は、乳首より少しお腹側に下ろすようにしましょう。お腹に近いところに下ろすことで大胸筋下部に効かすことができます。
3つ目のポイントは、トップの位置で肘を伸ばし切らないことです。肘を伸ばしっきてしまうと大胸筋下部にかかる負荷が抜けるので、少し肘を曲げた状態で大胸筋を絞りましょう。
ダンベルを使った胸筋下部の鍛え方②
デクラインダンベルフライ
腕を開いて閉じるという鍛え方なので、大胸筋下部がよりストレッチされ内側の筋肉を鍛えることができます。
デクラインダンベルフライのやり方
ディクラインダンベルフライ
②左右にダンベルを持ちベンチに座ります。
③ベンチに背中をしっかりつけ、胸を張り、両腕を天井に向かって伸ばし肘を軽く曲げます。両手を向い合わせの状態にして下さい。これでセット完了です。
④肘を軽く曲げながら両腕を外に開きながらダンベルを下ろして行きます
⑤ダンベルが胸の高さまで降りたら元の位置に戻します。
あとは④、⑤を繰り返し行います。
初心者は軽めの重量から始めて鍛え方をマスターしましょう。
8~10回がギリギリの重さで、
8~12回を3セットがトレーニングの目安です。
自宅でデクラインダンベルフライを行う方法
デクラインベンチは使わず、フラットベンチや床にそのまま寝て行う方法があります。
ダンベルを持ってフラットベンチ(床)に仰向けに寝ます。
両膝を90度に曲げお尻を浮かせます。膝から肩のラインが真っ直ぐになるようにお腹に力を入れて姿勢をキープします。
これでデクラインベンチを使った時と同じ姿勢をとることができます。
後は、上記で説明した通りにトレーニングして下さい。
デクラインダンベルフライで胸筋下部に効かせるポイント
ダンベルの軌道です。半円を描くようにダンベルをおろして行きます。この時に肘の角度は120度くらいが理想です。曲げすぎるとダンベルプレスになってしまいますし、伸ばし過ぎは肘や肩の関節を痛めてしまいます。
ポイント②
ダンベルを下ろす位置です。ダンベルを下ろすラインは乳首よりもお腹側に下ろすようにしましょう。お腹に近い位置に下ろすことで大胸筋下部に効かす事ができます。
ポイント③
トップの位置で肘を伸ばし切らないことです。肘を伸ばしっきてしまうと大胸筋下部にかかる負荷が抜けるので、少し肘を曲げた状態で大胸筋を絞りましょう。
ダンベルを使った胸筋の鍛え方のまとめ
今回は、大胸筋のとトレーニングで疎かにしがちな、大胸筋の上部と下部に絞ってダンベルでの鍛え方を紹介しました。
初心者はまず、大胸筋の使い方を覚えて下さい。
大胸筋の上部と下部がしっかり肥大してくると、胸にバランスよく筋肉が付き、分厚く理想的なカッコイイ体を作ることができます。
ダンベルトレーニングは、重さをそれぞれの筋肉量に合わせて選ぶことができ、使い方も簡単で大胸筋を肥大させるのに理想的な鍛え方です。
初心者の方も、ここで紹介したトレーニング方法を実践して、大胸筋を肥大させ男らしいかっこいい体を目指してみて下さい。
商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。