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前腕の筋肉の名前とは?前腕屈筋群・前腕伸筋群にある名称と役割を解説!

前腕の筋肉の名前とは?前腕屈筋群・前腕伸筋群にある名称と役割を解説!

前腕の筋肉は前腕屈筋群と前腕伸筋群の2つに分類されています。前腕にある長母屈筋や示指伸筋は親指や人差し指を自由に動かすために重要な筋肉です。前腕の筋肉は複雑な名前が多いですが、筋肉の役割や付いている部位の名前が付けられていることが多く役割を理解すると覚えやすくなります。

2022.09.11 ボディメイク

前腕の筋肉とは?

前腕の筋肉は、肘から指先までの場所に付いている筋肉です。前腕は、手首や指先を動かす役割があるため、細長く小さい筋肉がたくさん付いている部位になります。指や手首は、複雑な動きをする部位となり1つの筋肉で役割を果たすことが難しく複数の筋肉が連動しながら動いています。

前腕の構造

前腕には、前腕屈筋群と前腕伸筋群の2つの名称に分類されています。前腕屈筋群は手の平側に付いている筋肉で肘や手首を曲げる役割があり、前腕屈筋群は手の甲に付いていて肘や手首を伸ばす役割があります。屈筋群と伸筋群は互いに拮抗する筋肉で構成されているため、筋トレをするときは同時に鍛えることが効果的です。

前腕の筋肉の名前【前腕屈筋群】

前腕にある前腕屈筋群は、腕の内側に付いている複数の筋肉の名称で次の4つの機能に分類されます。

・前腕を内側に回転させる
・手関節を曲げる
・母指を曲げる
・指を曲げる

前腕屈筋群は手首や指を曲げる役割を持つ筋肉が多くありますが、腕を内側に回転させる作用を持つ回内筋も含まれています。
前腕屈筋群 前腕の回内 円回内筋(えんかいないきん)
方形回内筋(ほうけいかいないきん)
手関節の屈曲 橈側手根屈筋(とうそくしゅこんくっきん)
長掌筋(ちょうしょうきん)
尺側手根屈筋(しゃくそくしゅこんくっきん)
母指の屈曲 長母指屈筋(ちょうぼしくっきん)
指の屈曲 浅指屈筋(せんしくっきん)
深指屈筋(しんしくっきん)

円回内筋

円回内筋は、前腕の上部にあり肘と前腕を繋ぐ筋肉で起始が2頭に分かれています。

起始:上腕骨内上顆、尺骨鈎状突起内側
停止:橈骨前面、外側面


円回内筋は、手の平を内側に回転させる役割と肘を曲げる動作補助の役割があり、ペットボトルの水をコップに注ぐ動作やゴルフのスイングで使われる筋肉です。

方形回内筋

方形回内筋は、筋肉の中でも深層部にあり四角い形をしている筋肉で前腕の手首に真横に伸びています。

起始:尺骨下部
停止:橈骨下部


方形回内筋は、手首の動きには関与せずに前腕を内側に回転させる役割がありドライバーでネジを回す動作や投手が変化球を投げるときに使われる筋肉です。

橈側手根屈筋

橈側手根屈筋は、前腕の表層部に付いている細長い筋肉です。

起始:上腕骨内側上顆
停止:第2中手骨底掌、第3中手骨底掌


橈側手根屈筋は、長掌筋と尺側手根屈筋と一緒に手首を曲げる役割がありバレーボールのスパイクを打つ動作で使われています。

長掌筋

長掌筋は、前腕の中央に細く伸びていて手の平で扇状に広がる形をした筋肉です。

起始:上腕骨内側上顆
停止:手掌腱膜

長掌筋は、すべての人に付いている訳ではなく日本人の約5%の人は持っていない筋肉となりますが、無くても特別困ることはありません。見分ける方法は、親指と小指をくっ付けたときに手首に筋が出るか出ないかです。手首を曲げる役割がありボールを投げるときに使われる筋肉です。

尺側手根屈筋

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尺側手根屈筋は、腕の内側を伸びていて頭が2頭に分かれている筋肉です。

起始:上腕骨内側上顆、尺骨
停止:豆状骨、第5中手骨基部


尺側手根屈筋は、手首を曲げる役割がありますが、拮抗する尺側手根伸筋と一緒に手首を小指側に曲げる働きもあります。手首を曲げながら斜めに動かす働きがあり、剣道で面を打つ動作やテニスのスマッシュの動きに高く貢献する筋肉です。

長母指屈筋

長母指屈筋は、長母の先まで伸びている筋肉です。

起始:橈骨前面と前腕骨間膜
停止:母指末節骨


長母指屈筋は、付根となるMP関節と第1関節のIP関節を曲げる働きがあり、IP関節を曲げる役割は長母指屈筋のみで、ゲームでコントローラーの操作やボールを握るときに使われています。

浅指屈筋

浅指屈筋は、起始が3つあり停止も4つの腱に分かれている前腕屈筋群の中でも最も大きな筋肉です。

起始:上腕骨内側上顆、尺骨粗面内側、橈骨上部前面
停止:第2〜5指中節骨


浅指屈筋は、親指を除く4本の指の第2関節までを曲げる働きがあり物を掴む動作や柔道で相手の胴着を掴むときに使われています。

深指屈筋

深指屈筋は、浅指屈筋のさらに深い場所にある筋肉です。

起始:尺骨前面、前腕骨間膜
停止:第2〜5指中節骨


深指屈筋は、指の先端まで伸びている唯一の筋肉でパソコンのキーボードを打つ動作やロッククライミングで岩を掴むときに使われています。

前腕の筋肉の名前【前腕伸筋群】

 (258571)

前腕にある前腕伸筋群は、腕の外側に付いている複数の筋肉の名称で次の5つの機能に分類されています。

・前腕を外側に回転させる
・手関節を伸ばす
・母指を伸ばす
・母指を外側に広げる
・指を伸ばす


前腕屈筋群は手関節や指を伸ばす役割を持った筋肉が多いですが、手の平を外側に回転させる動作に使う回外筋も含まれています。
前腕伸筋群 前腕の回外 腕橈骨筋(わんとうこつきん)
回外筋(かいがいきん)
手関節の伸展 長橈側手根伸筋(ちょうとうそくしゅこんしんきん)
短橈側手根伸筋(たんとうそくしゅこんしんきん)
尺側手根伸筋(しゃくそくしゅこんしんきん)
母指の伸展と外転 長母指伸筋(ちょうぼししんきん)
短母指伸筋(たんぼしししんきん)
長母指外転筋(ちょうぼしがいてんきん)
指の伸展 総指伸筋(そうししんきん)
示指伸筋(じししんきん)
小指伸筋(しょうししんきん)

腕橈骨筋

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腕橈骨筋は、前腕の外側から橈骨まで捻じれながら伸びている筋肉です。

起始:上腕骨下部外側縁
停止:伸橈骨茎状突起


腕橈骨筋は、前腕筋の外側から伸びる筋肉ですが肘の曲げ伸ばしの両方の機能を持つ珍しい筋肉となりドアを押すときやアームレスリングで相手を引き付ける動きで使われています。腕橈骨筋は負荷が掛からない肘を曲げるときは動かず、緊急時に動き出すエマージェンシー・マッスルとも呼ばれています。

回外筋

回外筋は、前腕の外側の位置にあり橈骨頭を覆う形で付いている筋肉です。

起始:上腕骨外側上顆、尺骨回外筋稜
停止:尺骨回外筋稜外側


回外筋は回内筋の拮抗筋で手の平を外側に回転させる役割を持つ部位で、お皿を持つときやバトミントンでバックハンドで打つ動きで使われています。

長橈側手根伸筋

長橈側手根伸筋は、前腕筋の最も外側にあり肘から指先まで伸びている筋肉です。

起始:上腕骨外側上顆
停止:第2中手骨基部


長橈側手根伸筋の名前の由来は、起始の上腕骨外側上顆に付いている部位が短橈側手根伸筋以上に長く付いているからです。長橈側手根伸筋は手関節を外側に伸ばす役割がありフライパンを振る動作や剣道で竹刀を振り上げるときに使われています。

短橈側手根伸筋

短橈側手根伸筋は、長橈側手根伸筋と並行して伸びている筋肉です。

起始:上腕骨外側上顆
停止:第3中手骨基部


短橈側手根伸筋は、長橈側手根伸筋と停止する場所が異なりますがほとんど同じ動きをする筋肉で手関節を外に伸ばす役割があり、金づちを打つ動作やテニスでバックハンドを打つときに使われています。テニス肘と呼ばれ物を持つ動作やタオルを絞る動きで肘の外側が痛む原因になる筋肉です。

尺側手根伸筋

尺側手根伸筋は、前腕筋の小指側にある緩いカーブを描きながら伸びている筋肉です。

起始:上腕骨外側上顆
停止:第5中手骨基部


尺側手根伸筋は、手首を反り返す役割を持っていますが拮抗筋となる尺側手根屈筋と一緒に手首を小指側に曲げる役割もありドアをノックする動作やプロレスで空手チョップするときに使われています。

長母指伸筋

長母指伸筋は、橈骨と尺骨の間にある骨間膜に付いていて深層部に位置する筋肉です。

起始:前腕骨間膜、尺骨体背面
停止:母指第末節骨基部


長母指伸筋は、母指の先まで伸びていて母指の第1関節を伸ばすことができる唯一の筋肉となり母指を立てるポーズや短距離走でクラウチングスタートの動作で使われています。

短母指伸筋

短母指伸筋は、長母指伸筋と名前も似ていて長母指伸筋の働きを補助する役割がある筋肉です。

起始:前腕骨幹膜、橈骨体下部背面
停止:母指基節骨基部


短母指伸筋は、母指を外側に伸ばす役割があり手を広げて大きな荷物を持つ動作やキーパーが手を広げてボールをキャッチするときに使われています。短母指伸筋と長母指伸筋が伸びることでできる窪みが【解剖学的嗅ぎたばこ入れ】と呼ばれています。

長母指外転筋

長母指外転筋は、母指の付け根に位置し総指伸筋の深層部にある筋肉です。

起始:前腕骨間膜、橈骨、尺骨体背面
停止:母指第1中手骨基部


長母指外転筋は、手の平を大きく広げて母指を人差し指から離す役割と手関節を母指側に曲げる橈屈の役割があり物を掴むときに手を広げる動作や投げ釣りで竿を投げるときに使われています。

総指伸筋

総指伸筋は、4つの腱に分かれ親指以外の4つの指に繋がる筋肉です。

起始:上腕骨外側上顆
停止:第2中節骨底、第3中節骨底、第4中節骨底、第5中節骨底


総指伸筋は、親指以外の4本の指の第1関節、第2関節と指の付け根を伸ばすことができる唯一の筋肉で、手の平を広げて物を掴むときやバレーのスパイクを打つときに使われています。
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示指伸筋

示指伸筋は、人差し指を動かすことができる細長い筋肉です。

起始:前腕骨間膜、尺骨後下部
停止:第2指指背腱膜


母指以外の4本は総指伸筋で動かすことができますが、人差し指が中指、薬指、小指に比べて動かしやすい理由は示指伸筋が伸びているからです。示指伸筋は、指をさすポーズやボールを野球で投げるときに使われています。

小指伸筋

小指伸筋は、前腕の浅層部にあり細長く伸びていて小指を伸ばす筋肉となります。

起始:上腕骨外側上顆
停止:第5指指背腱膜


小指伸筋は、小指を曲げる役割を持つ総指伸筋の補助をする筋肉ですが手の平を広げる役割がありジャンケンでパーを出すときやバレーのスパイクを打つときに使われています。長掌筋と同様に生まれつき欠如している人もいる筋肉です。

前腕の筋肉の役割と働き

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前腕の筋肉は、手関節や指の曲げ伸ばしをする役割があります。前腕は日常生活やスポーツの場面で使うことが多く使い過ぎると腱鞘炎やテニス肘の怪我をする恐れがあるため、筋トレをして鍛えることも重要ですがストレッチで筋肉を伸ばすことも必要です。

日常生活での役割と働き

前腕は、日常生活では次の役割があります。

・スマートフォン操作時に母指を動かす
・ドアノブを回すときに手関節を捻じる
・フライパンを振るときに手首を振る


日常生活ではスマートフォンの操作が増えたことで母指と手首を酷使することが多くなり腱鞘炎に気を付ける必要があります。

スポーツでの役割と働き

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前腕は、スポーツでは次の役割があります。

・ゴルフでクラブを振るときに手首を捻じる
・柔道で相手の襟を掴んで引っ張る
・剣道で竹刀を持った手首を縦に振る

スポーツでは手首を捻じる動作や縦方向に動かす動作が多く使われるため手首を鍛えることが重要です。手首の筋トレでおすすめの鍛え方はダンベルを持って手首を曲げるリストカールになります。

前腕の筋肉を覚えるなら役割を理解しよう

前腕の筋肉は、手首や指を曲げる役割がある前腕屈筋群と手首や指を伸ばす役割がある前腕伸筋群があり、お互いが腕の内側と外側に拮抗した位置に付いています。前腕には複雑な名前をした筋肉が多くありますが、筋肉の役割や付いている骨の名前が多く付いているため、動作や付いている場所を理解することで筋肉の名前を覚えてやすくなります。

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