ランニングマシーンの効果とは?健康的に痩せる使い方を知っていますか?
ランニングマシーンの効果とは、脂肪燃焼・筋力アップ・心肺機能アップ・ストレス発散など5つあります。ランニングマシーンは身体を健康にしてくれる効果がたくさんあります。ただ有酸素運動を続けているだけでは効果はでずらいため、適度な筋肉トレーニングをすることで効果を高めます。健康的に痩せるための走り方や頻度、食事の摂り方についても解説!
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公式ライター old_user_id: 489
ランニングマシーンで得られる5つの効果とは?
ランニングマシーンでの運動は心身にどんな効果をもたらすのか解説します。
脂肪燃焼
ランニングマシーンは遅めのスピードでも長時間保つことができるので、初めての方でも簡単に始めることができます。
軽く話しながら走り続けることができるペース=全力疾走の40〜50%くらいで走る
筋力アップ
さらに腕を大きく振り姿勢を意識することで、上半身の筋肉もつきます。結果的に全身の筋肉が程よくつき、メリハリのある引き締まった体を作ることができるでしょう。
持久力や心肺機能の向上
速度変化を使ったり、坂道を想定して傾斜をつけたりなどランニングマシーンの機能をうまく活用すれば、簡単に持久力を高めるトレーニングを行うことができます。普段あまり運動をしない方は1回20〜30分を週に3回、1ヶ月半ほど続けるだけでも体力がついたことが自覚できるくらい成長します。
ストレス発散
15分以上ランニングを続けるとセロトニンの分泌が活性化されます。ただし、無理はせずに自分が気持ちよく走れるペースと時間で続けていくのが大切です。
生活リズムが整う
まずはルームランナーを30分使うという予定を中心に他の予定を組むことから始めてみましょう。
忙しい日常の中から30分間を捻出しようとすると、スマホを眺める時間など削る必要が出てきます。その結果、生活リズムが整い、時間を効率的に使えるようなります。
ランニングマシーンの効果的な使い方
運動初心者の方からアスリートまで、幅広い方々の目的に応じて使い方を変えることができます。
自分の現状と目的にあった効果的なランニングマシーンの使い方を探してみましょう。
運動不足解消のツールとして使う
運動不足は「1日1万歩以上の運動、または週3回以上で1回30分以上の運動ができていないこと」と定義され、国民の70%の人が運動不足に該当しています。
解決策として厚生労働省は「今より10分または1,000歩多く歩きましょう」と提唱しています。
速さは4〜5km/hくらいで構いません。家で過ごす10分間を”ながら運動”にするだけで運動不足解消ができるのはランニングマシーンの嬉しい特徴です。
トレーニング後のクールダウンとして使う
トレーニング後はランニングマシーンで5分間程度ゆっくりと全身を動かして歩くようにしましょう。
筋肉痛が軽減されればさらに強度の高いトレーニングに挑戦することができるのでトレーニングレベルを上げることも可能になります。
傾斜をつけて短時間でトレーニングをする
4 傾斜でのフォーム McDavid for Running
外に走りに行くほどは時間がないときはランニングマシーンで傾斜を3〜7%ほどつけて運動すれば時短トレーニングができます。
ただし傾斜をつけるとフォームが崩れやすくなるので動画で正しい走り方を確認しましょう。
スポーツをするための心肺機能を高めるトレーニングをする
インタバルトレーニングとは全力疾走とジョギングなどの不完全休息を組み合わせたトレーニングの方法を指します。
ランニングマシーンではスピードをボタン一つでコントロールすることができるので、速度を自在に変えながら一定のスピードでのトレーニングが可能です。またスポーツのためだけでなく、日常生活での体力をつけたい方にもおすすめの使い方です。
ランニングマシーンを使って健康的に痩せる方法
ランニングマシーンを使って健康的に痩せるための方法について紹介していきます。
時間と頻度
またランニングマシーンは2日間置きくらいで行うのがベストです。普段あまり運動をしない方がいきなり毎日運動をしてしまうとオーバーワークで怪我をしたり、ダイエットが続かない原因になったりもします。
無理のない時間と頻度で継続して運動することが大切です。
朝食前に行う
一つは食べた直後に運動すると胃の中のものが消化不良を起こし、腹痛などにつながる可能性があるからです。二つ目は空腹の時にランニングを行えば体内に蓄積されている脂肪をエネルギー源として使うので、脂肪燃焼により効果的だからです。
しかし、何も食べないで運動すると低血糖症を引き起こす可能性があるのでフルーツなどの少しの糖分と水分補給をしてから走るようにしましょう。
腕を真っ直ぐ大きく振る
正しいランニングフォームを身につけるためのポイント〜腕振り〜
上半身の筋肉も使った走り方をすれば全身の筋肉量も増え、基礎代謝も上がっていきます。効率良く全身のダイエットをしていきましょう。
腕振りでは肩甲骨を大きく動かすのがポイントです。
肩甲骨とは背中の上の方についている羽のように出っ張った骨のことです。腕を後ろに大きく引くと動き、上半身の力が足に伝わるようになります。
体幹を意識して行う
特にランニングマシーンでは勝手にベルトが動いてくれる分、体が前のめりになりやすいです。
しかしお腹を締めて胸を張った姿勢を常に意識し、体幹のあるしなやかな体を作っていきましょう。
筋肉トレーニングと一緒に行う
消費カロリーが摂取カロリーを上回った時に体重が落ち、痩せていきます。
消費カロリーの量を増やすにはランニングなどの有酸素運動で消費されるカロリーだけでなく、筋肉トレーニングによって基礎代謝量も上げる必要があります。
体の中で占める割合が大きい筋肉は、多くのエネルギーを使うため、鍛えると基礎代謝が上がりやすくなります。例えば背中の広背筋や腿の大腿四頭筋やハムストリングスは大きい筋肉になります。
何のトレーニングをしていいか分からない方はまずはスクワットや腕立てなどの背中や足回りを鍛えるトレーニングをしていきましょう。
水分をこまめに摂る
一度に多くの量を飲む必要はありませんが、運動前、運動中、運動後とこまめに少しずつ水分補給をすると体内に吸収されやすくなります。汗をたくさんかいたときは体内のナトリウムが減っているので、スポーツドリンクなども併用して脱水症状にならないように気をつけましょう。
食事のカロリーと栄養バランスに気をつける
ダイエットを成功させるためには消費カロリーが摂取カロリーを上回らなければなりません。しかし1回30分程度のランニングやジョギングで消費しても少し食べ過ぎてしまうだけで摂取カロリーが消費カロリーを簡単にオーバーしてしまいます。
またカロリーを制限していても栄養バランスが取れていないとリバウンドをしやすい体になってしまいます。
ランニングマシーンの運動で痩せるためには1日に必要なカロリーと栄養素の摂り方を知っておく必要があります。
除脂肪体重×40kcal
例:体重60kg 体脂肪25%の場合
60kg×0.15=15kg
60kg−15kg=45kg(除脂肪量)
45kg×40kcal=1800kcal
・Pたんぱく質:除脂肪の2〜3倍g(1g=4kcal)
・F脂肪:摂取カロリーの15〜20%(1g=9kcal)
・C炭水化物:摂取カロリーからたんぱく質と脂肪を減らした残り(1g=4kcal)
・Pたんぱく質:
45kg×3=135g 135g×4=540kcal
・F脂肪:
1800kcal×0.2=360kcal
・C炭水化物:
1800kcal-540kcal-360kcal=900kcal
ランニングマシーンを使うときの注意点
これから始める方もすでに始めている方も、注意点を参考にして安全に使うようにしましょう。
自分に合った靴を履いて行う
人気のシューズや誰かが使っているかっこいいシューズではなく、実際に試着して軽く走ってみて走りやすい靴、どこも痛くならない靴を選ぶようにしましょう。
準備体操を十分にしてから行う
いきなりハイスピードで走り出すと固まった筋肉や腱に大きな負担をかけてしまうので、初めはゆっくり歩いて筋肉を温めてから徐々にペースを上げるようにしましょう。
運動後はストレッチを行う
特に下半身をよく使っているので、腿やふくらはぎ、お尻をよく伸ばすようにすると良いでしょう。
無理に速度を上げすぎない
ジムなどで隣の人が速いペースで走っていると自分もつられてペースを上げたくなってしまいますが、その気持ちをぐっと抑えて自分のペースを貫くようにしましょう。
正しくランニングマシーンを使って効果をしっかり体感しよう
・脂肪燃焼
・筋力アップ
・ストレス発散
ランニングマシーンでの有酸素運動を始める時はまず目的を決めることが大切です。その上で、どのような使い方をしたら効果が出やすいか考えて運動を始めていきましょう。地道に続けていればきっと理想の体に近づいていけます。
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