ウォーキングのダイエット効果とは?健康的に痩せるための秘訣!
ウォーキングは体への負担が少なく、効果的にダイエットができる人気の運動です。しっかりと知識をもって歩くことで痩せることができますので、ウォーキングのダイエット効果を最大限に発揮させる方法をご紹介します。これから始める人や、上手く痩せられず悩んでいる人は必見です。
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公式ライター Activel_director
ウォーキングのダイエットの効果とは?
ウォーキングはダイエット効果が低いわけではありませんし、ダイエット以外に健康から美容までさまざまな効果をもたらしてくれます。
【ウォーキングダイエットの主な効果】
・脂肪燃焼
・筋力アップ
・ストレス軽減
・美肌
・心肺機能のパワーアップ
・脳の活性化
ダイエット効果①脂肪燃焼
ウォーキングは負荷が軽いため息が上がりにくく、酸素をしっかりと取り込むことができます。脂肪燃焼させるにはしっかりと酸素を取り込まなければなりません。ランニングやジョギングは高い負荷をかけることによって無酸素運動となってしまうため、脂肪を効率よく燃やすことができません。
ウォーキングダイエットは運動不足の人や体力に自信がない人に最適です。ランニングやジョギングの高い負荷で行いたい人は、ウォーキングで体力をつけてから挑戦することがベストです。
ダイエットの効果②筋力アップ
【基礎代謝の重要性】
基礎代謝の量は筋肉をつけることで高めることができます。つまり、筋肉が多いほど基礎代謝が高く、脂肪がよく燃えるようになります。
ウォーキングダイエットは、腕をしっかり振ることで足だけでなく全身の筋肉を鍛えることができます。女性は筋肉太りが気になるかと思いますが、肥大しにくいと言われる遅筋が鍛えられますので、心配する必要はありません。さらにふくらはぎが鍛えられると筋ポンプ作用が向上し、血流が改善することでむくみ太りを解消することもできるのです。
ダイエットの効果③ストレス軽減
このセロトニン・ドーパミン・β-エンドルフィンは幸せホルモンと呼ばれています。各ホルモンは、アプローチの方法は異なりますが、人に幸福感をもたらし、ストレスホルモンから守ってくれます。
特に、ウォーキングのようなルールに縛られず自由に行える運動は、幸せホルモンの分泌に適しています。
ダイエットの効果④美肌
幸せホルモンのβ-エンドルフィンの効果は、気分の高揚感だけではありません。自然治癒力を高めたり老化を防ぐ効果も持っていますので、肌が美しく整っていきます。
ダイエットの効果⑤心肺機能のパワーアップ
心肺機能が高まると、血流の改善により以下のような効果を得られます。
・冷え性改善
・免疫力アップ
・体力アップ
・血圧の正常化
ウォーキングダイエットは脂肪を減らすとともに、このような働きも期待できるので、不規則な食生活や運動不足などによる健康トラブルの予防・改善にとても適しています。
ダイエットの効果⑥脳の活性化
運動と脳の活性化については、ハーバード大学やコロンビア大学でも研究論文が発表されており、認知症患者の治療にこういった運動療法が取り入れられるケースも多いです。
ウォーキングでダイエットをする正しい姿勢と歩き方
この正しい姿勢と歩き方ができないと上手く痩せられず、足や腰に負担がかかって痛めてしまい逆効果になってしまうこともありますので、しっかりとコツを意識しましょう。
・背筋を伸ばして胸を張る
・かかとから踏み込んで親指で蹴る
・少し息が上がるスピードを意識
・大股で歩く
・肘を90度に曲げてしっかり腕を振る
背筋を伸ばして胸を張る
①壁を背にしてまっすぐに立つ
②頭、背中、お尻、かかとを壁につける
③全部ついている、もしくは腰のあたりに少し隙間ができたらOK
かかとから踏み込んで親指で蹴る
間違った体重移動でウォーキングをつづけてしまうと、足が疲れやすくなるので注意してください。また、足元に気を取られて視線を下に向けないようにし、10~15m前方を見て歩くのがベストです。
大股で歩く
※歩幅の目安
自分の身長ー100cm
この計算方法で算出した歩幅は、意外と大股になります。いきなりこの歩幅でウォーキングをはじめると、すこし歩きづらいかもしれません。事前にどのような感覚か、歩き方を確認しておくといいでしょう。
少し息が上がるくらいのスピードがベスト
ウォーキングのダイエットの効果を最大限に発揮させるには、最大心拍数の50~65%程度を目安にします。最大心拍数と心拍数は機械がなくてもはかることができますので、下記の方法を参考にしてください。
①最大心拍数=220-自分の年齢
②15秒間の心拍の回数を測定して4倍
肘を90度に曲げてしっかり腕を振る
腕を動かすときは、以下の3つのポイントを意識することが重要です。ただし、あまり意識しすぎて肩に力が入りすぎてしまうこともよくありませんので、しっかりとリラックスして行いましょう。
・肩から動かす
・リズミカルにふる
ウォーキングでダイエットに効果的な距離と時間とは?
ウォーキングで痩せる距離・時間に関して、絶対に押さえておかなければならないポイントは2つです。
・必ず20分以上は歩く
・消費カロリーも意識する
必ず20分以上は歩く
最初は20分を目安にスタートしましょう。無理をしてケガに繋がったり、続けることが嫌になったりするケースもありますので、体力がついてから30分40分と自分ペースで少しずつ時間を増やしていく方法がおすすめです。
消費カロリーも意識する
【消費カロリーの計算式】
メッツ×体重㎏×運動時間(h)×1.05
METs(メッツ)は「Metabolic equivalents」の略を意味していて、運動などを行った時に安静状態の何倍のカロリー消費をしているかを表す指数です。
※条件
ウォーキング:3メッツ
体重:50kg
運動時間:0.5時間(30分)
例えば50㎏の人が30分歩くと以下の計算式になります。
計算式:3メッツ×50kg×0.5時間×1.05=78.75キロカロリー
こういった計算方法で算出した消費カロリーをもとに少しずつ時間を長くします。目標の消費カロリーを設定して、目安の運動時間を逆算してもいいでしょう。
ウォーキングでダイエットを成功させるコツ
・ウォーキングの前後で必ずストレッチをする
・血糖値の上昇をおだやかにする食事をとる
・できるだけ毎日歩く
・朝がベストタイミング
・歩く前に筋トレをプラス
無理せず長く続けることが一番大切ですが、少しの心がけ次第で効果は変わります。せっかく時間をつくって歩くので、すこしでも効率的に痩せられる方法で行いましょう。効果を少しでも実感することができればモチベーションの維持につながり、一層つづけやすくなります。
ウォーキングの前後で必ずストレッチをする
また、ストレッチは体を温める効果もあります。冷え性に悩んでいるひとは、運動の前後にかぎらず日頃から行っておくことで、改善を期待できます。お風呂上りに行うのがベストタイミングです。
血糖値の上昇をおだやかにする食事をとる
・GI値が55以下の食事を選ぶ
・汁もの→食物繊維→タンパク質→炭水化物の順に食べる
GI値とは、体への糖の吸収度合いを指します。GI値が70以上のものは、糖の吸収がはやく血糖値を急上昇させますので、できるだけ避けましょう。また、汁ものや食物繊維を先に食べることで、タンパク質や炭水化物による血糖値の上昇をコントロールすることができます。
できるだけ毎日歩く
無理をすることは禁物ですが、ウォーキングをダイエットとして義務的に行うのではなく、できるだけ楽しみながら歩くことが長期的につづけるコツです。音楽を聴いたり、たまにはコースを変えてみたりすることもおすすめです。
歩く前に筋トレをプラス
筋トレを行うタイミングは、ウォーキングの前がおすすめです。筋トレで基礎代謝を上げてから有酸素運動を行うと、より脂肪が燃えやすくなります。ただし、男性は高負荷なトレーニングもOKですが、筋肉太りしてしまいますので女性はNGです。筋肉を肥大させないために、軽い負荷で多くの回数をこなすメニューにしておきましょう。
事前の準備はしっかりと
食事の前に歩くほうが脂肪が燃やされていいという意見もありますが、はっきり言っておすすめできません。体内に糖がなければ脂質を燃やすことができず、また低血糖で倒れてしまうなど健康を損なうためです。 ウォーキングをするときは、脂質をさけた食事を摂り食後30分以降に開始しましょう。
ウォーキングのダイエット効果がでるまでの日数は?
また、歩き方によっても効果に差がでてきますので、かならず正しい方法で行うことが重要です。時間はかかりますが、1~3ヶ月後には変化を感じられるでしょう。
ウォーキングでダイエットするのは初心者に絶対おすすめ
歩き方・時間・コツをしっかり押さえて、効果的にウォーキングダイエットを行ってください。すぐに効くわけではありませんが、1~3ヶ月後に効果がでます。続けることが大切ですから、楽しみながらウォーキングダイエットをはじめていきましょう。
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