ビワはダイエットにおすすめ？ビワの効果・カロリーを解説！

ビワは、健康的なダイエットを助ける栄養素のクロロゲン酸や食物繊維が多く含まれているため、ダイエット中に食べても大丈夫です。

ビワには甘みがある分糖質やカロリーに注意することが必要ですが、バランスよく食生活に取り入れれば内臓脂肪の燃焼効果で、体の内側からダイエットを支えてくれます。アンチエイジング効果や免疫力の向上の働きがあるビワをダイエットに使えば、美しく健康的に痩せることができます。

ビワには、疲労回復や脂肪燃焼・生活習慣病の改善に役立つ効果を多く含むクロロゲン酸や食物繊維をはじめとする、ダイエット効果を促進する栄養素が多く含まれています。

・カリウム
血圧上昇を抑制による生活習慣病の予防

・食物繊維
有害物質と便を排出して腸内環境を整える

・β-カロテン
抗酸化作用
活性酸素からの保護で老化防止

・クロロゲン酸
肝臓の脂肪を燃焼して脂肪肝のリスクを低下

・β-クリプトキサンチン
皮膚・粘膜を強化による感染症予防

ビワに期待できる効果・効能は、5つあります。

・アンチエイジング
β-カロテンやクロロゲン酸の強い抗酸化作用で、老化を防止

・生活習慣病の改善
カリウムの働きで、血圧の上昇を抑え生活習慣病を改善

・脂肪燃焼
クロロゲン酸の肝臓脂肪燃焼効果で肥満解消

・疲労回復効果
有機酸で、体内に蓄積された疲労物質をエネルギーに変換

・免疫力強化
β-カロテンやβ-クリプトキサンチンの粘膜を強化する作用で、感染症の予防

ビワのカロリーは100gあたり40kcalです。ビワはいちごやライチを含むほかのフルーツと比較するとカロリーが低いため、適正量を守ればダイエット中に食べても安心です。

ビワを使ったダイエット方法は、1日1回食前もしくは間食にビワを取り入れる方法です。カロリーや糖質を配慮し、1日70g食べることをおすすめします。

ビワダイエットをするときには、傷のない新鮮なビワを選び、そのままもしくは調理やペーストにして食べるようにしましょう。

ビワを使ったダイエットのやり方は、1日に70g分のビワを食前もしくは間食に1回食べるだけのとてもシンプルな方法です。ビワ1個の過食部分は35gなため、1日に2個食べるようにしてください。

ビワは、70gを食べても糖質が6.3g、カロリーが28kcalと低糖質低カロリーで、糖質制限ダイエットに適しています。ビワをつかったダイエットは、すぐに結果が出るわけではありませんが、継続することで体の内側から健康的に痩せることができます。

摂取時間ごとに得られる効果
体への吸収が早く、すぐにエネルギーへと変換されるビワは、朝食時に摂取すると集中力の向上、仕事の休憩時間や間食に食べると食べすぎを防ぐ効果が期待できます。

ビワでダイエットするときのおすすめの食べ方は、3種類あります。

・皮をむいてそのまま食べる
・油で調理する
・ペースト状、もしくは細かくして食べる

ビワは、皮をむいてそのまま食べるだけでも、十分に栄養素を摂取することができますが、オリーブオイルとあわせて調理すると、β-カロテンを効率的に摂取することができるようになります。ビワの効能を最大限に生かしたい人には、体への吸収率がアップするようにペースト状にしたり、細かくして食べることがおすすめです。

ビワの選び方のポイントは4種類あります。

・皮に張りがある
・うぶ毛が濃い
・色づきがよい
・左右対称のよい形をしている

ビワは、皮が薄くとても傷みやすいです。長時間保存すると味が落ちてしまうため、傷のない新鮮な実を選ぶようにしましょう。

購入したビワは、冷蔵庫ではなく直射日光の当たらない冷暗所で保存し、2日以内に食べるようにしましょう。ビワは、1カ月くらいなら冷凍保存しても保存栄養価が変わることがなく日持ちしますが、食感が落ちるためおすすめできません。

ビワダイエット中は、ビワの副作用に注意しましょう。ビワはとても優れたダイエット効果を発揮する果物ですが、有害物質による頭痛やアレルギー反応がでる恐れがあります。

低GI値な果物のビワは、寝る前に食べても大丈夫ですが、食べ過ぎると脂肪の増加につながるため、適量を守って食べるようにしましょう。

ビワの副作用には、頭痛やめまいとアレルギー反応があります。ビワの種子もしくは未熟な果実には、天然の有害物質であるシアン化合物が含まれているため、1回で過剰に摂取すると頭痛やめまいを起こすことがあります。

ビワの摂取で発症するアレルギー反応は、花粉植物アレルギー症候群です。ビワによる花粉植物アレルギー症候群による唇や喉のかゆみは、花粉症の人に発症することが多いです。

ビワの過剰摂取によるめまいや頭痛は、ビワの種を原料にしたお茶にも該当します。花粉症の人がビワ茶を飲む場合は、摂取量に注意してください。

低GI値のビワは、寝る前に食べても特に大きな影響はありません。しかし、たくさん食べ過ぎてしまうと、使われなかったエネルギーが脂肪へと変換され蓄積されてしまうため注意が必要です。

消化がとても早いビワは、胃に食べ物が残っている状態で食べると、ビワを消化しきれず消化不良を起こしてしまう可能性があるため、食後すぐに食べるのは控えましょう。

ビワを取り入れたダイエットは、食生活にビワを加えるだけの継続しやすいシンプルなやり方が魅力です。ビワは、内臓脂肪の燃焼効果だけではなく、生活習慣病防止や疲労回復、アンチエイジングに大きな効果や効能を発揮します。

ビワダイエットには早い効果の実感は期待できませんが、継続することで確実に痩せることができます。毎日の食生活にビワダイエットを組み込み、健康的にダイエットを成功させましょう！