コンビニのおにぎりでダイエットする方法とは？簡単にできるやり方を紹介！

”コンビニのおにぎりでダイエット”のフレーズを聞いても、本当におにぎりだけで痩せられるのか信じられない、と疑問視する声が多いです。

世間から炭水化物だしカロリーが高くて太りそうとイメージされがちなコンビニおにぎりですが、食べるタイミングや量を間違えなければ、ダイエット中に食べても太る心配はありません。

コンビニおにぎりとは、1980年代頃から各コンビニで販売されている人気商品です。毎週のように新商品が発売されているコンビニおにぎりは、鮭や梅といった定番の具から、家庭では作れない個性派なものまで種類が豊富なところが人気の秘訣です。

【コンビニおにぎりのメリット】
・作る手間がない
・好きなタイミングで購入可能
・種類が豊富で美味しい

コンビニおにぎりは、きちんとカロリー表記がされているところも魅力で、太ることを気にしてカロリー計算をしているダイエット中の人たちに重宝されています。

低糖質おにぎりとは、白米ではなくもち麦や玄米を使用して、通常のおにぎりからカロリーや糖質をカットされた商品のことです。低糖質おにぎりには、食物繊維豊富な3種類の食材が使用されています。

・白米の25倍の食物繊維を含むもち麦
・βグルカンを含むスーパー大麦バーリーマックス
・ビタミンB1が多い玄米

低糖質おにぎりは、3種類食材の効果で血糖値やコレステロール値の抑制や内臓脂肪の減少が期待できるため、通常のおにぎりを食べるよりも太るリスクを減らすことができます。

コンビニのおにぎりが炭水化物なのに痩せるとされる理由は、冷たいおにぎりに含まれるレジスタントスターチが満腹感を持続し、肥満予防の効果を生むためです。レジスタントスターチとは、難消化性でんぷん​のことで、食物繊維とよく似た働きをします。

【レジスタントスターチの効果】
・食後の血糖値の上昇を抑制
・糖質と脂肪の吸収を防ぐ
・長時間腸内にとどまり空腹感を阻止
・便通の促進する

温かいご飯が冷める過程では、全体の20％程度のでんぷん質がレジスタントスターチに変わります。

コンビニのおにぎりは購入した状態まま常温で食べて問題ありませんが、冷やしてから食べるとレジスタントスターチが増えるため、さらに太らない効果がアップします。

コンビニのおにぎりでダイエットする方法には、4つの注意点があります。

・ルール・やり方
・おにぎりの具
・食べるタイミング
・食べる量

いくらコンビニのおにぎりがダイエットに適しているといっても、好きなだけ食べても太る心配がないわけではありません。正しいダイエット方法を理解して、脂肪燃焼しやすい身体を目指しましょう。

コンビニのおにぎりダイエットは、コンビニおにぎりをメインに食べ続けるだけのとてもシンプルな方法です。

【コンビニのおにぎりダイエットのやり方】
・白米2合分のおにぎりを、1日3～4回にわけて食べる

【コンビニのおにぎりダイエットのルール】
・おかずのメニューを野菜のみにする
・肉や魚は食べない
・みそ汁やノンオイルサラダは食べてもOK

一般的には、体内環境が変わり、体質改善がおこなわれるまで3週間続けます。

【コンビニのおにぎりダイエットを成功させるポイント】
・シンプルな具を選ぶ
・玄米やもち麦を積極的に摂取する
・冷やして食べる
・みそ汁などの汁物メニューも具は野菜のみにする
・水分は水かお茶に統一する

コンビニおにぎりダイエット中のおにぎりの具選びで気を付けたいのは、カロリーや糖質です。定番おにぎりでカロリーを比較してみると、人気のツナマヨネーズは油分が多いためカロリーも糖質も高く、ダイエットには不向きであることがわかります。

ダイエット中におにぎりの具を選ぶときには、できるだけカロリーや糖質の低い、日高昆布や辛子明太子を選ぶようにしましょう。

炭水化物であるコンビニのおにぎりを食べるタイミングは、就寝する2時間前までに制限するのが基本です。胃腸の動きが悪く消化スピードが落ちてしまう夜ではなく、脂肪燃焼されやすい昼間のうちに食べるほうがよいでしょう。

コンビニのおにぎりダイエットで、1日に食べてよいご飯の量は白米2合分（680グラム）です。コンビニおにぎりは1個あたり110gのものが多いため、1日のトータルで考えると、最大6個までは食べてよい計算になります。

コンビニのおにぎりは炭水化物なため、多く食べ過ぎてしまうと、ダイエットには悪影響となります。野菜中心のおかずメニューとうまく組み合わせて、適量を摂取するように心がけましょう。

コンビニ各社では、近年ダイエット中の人を意識した低糖質おにぎりを発売することが増えてきました。カロリーを意識し、もち麦や玄米を使用したおにぎりに力を入れる傾向が増えています。

・セブンイレブン
・ローソン
・ファミリーマート

消費者からもっとも評価が高かった、大手コンビニ3社のダイエット向きおにぎりのおすすめ商品を検証していきます。

セブンイレブンのダイエット向きおにぎり1番人気はもち麦もっちり！梅こんぶおむすびです。赤しその葉と刻んだカリカリ梅を混ぜ込んだもち麦と玄米をベースに、長めに刻んだ昆布のアクセントを利かせて、さっぱりとした味わいに仕上げています。

食物繊維が3.8グラムも含まれ、便通促進効果のあるもち麦もっちり！梅こんぶおむすびは、忙しくても栄養をとりたいダイエット中の朝ご飯におすすめです。

手巻おにぎり 北海道産昆布は、磯の風味豊かな味わいの昆布の佃煮がたっぷり入っているのに、低カロリーなところが魅力です。

パリパリの海苔との相性が抜群の北海道産昆布は、昔ながらのほっと一息つけるような安心感のある美味しさで、野菜たっぷりのお味噌汁と一緒に食べるのが美味しいと好評です。

ローソンのダイエット向きおにぎりのおすすめ商品No.1は、もちプチ食感！もち麦入りおにぎり　枝豆と塩昆布です。ナチュラルローソンでの大ヒット商品だったもち麦入りおにぎりが、黒米やもちきびが加えてリニューアルされました。

食感のよい枝豆とうまみのある塩昆布を混ぜ込んだもち麦入りおにぎり　枝豆と塩昆布は、噛み応えがあって腹持ちがよく、ダイエット中の空腹の悩みを解消してくれます。

手巻おにぎり　熟成焼たらこは、自然なたらこの風味やうまみを生かしながら、バーナーで香ばしく焼き上げたたらこの味わいが好評です。

炙るひと手間を加えてたことで、濃い目に味つけされているのに意外と塩分やカロリーが低く、ダイエット中でも安心して食卓のメニューに取り入れることができます。

ファミリーマートのダイエット向きおにぎりの人気商品といえば、スーパー大麦　梅ゆかり(R)です。スーパー大麦　梅ゆかり(R)は、カリカリした梅の食感とプチプチのスーパー大麦の食感が楽しめます。

βグルカンを含むスーパー大麦バーリーマックスの成分が便通を促進するため、太る心配が少なく、安心して食べられると評判です。

手巻 紅しゃけは、鮭の熟成時に使用している塩を、藻塩に変更したことと身全体の炙り工程を追加したことで、旨味をアップさせながらもカロリーダウンに成功しました。

低カロリーではずれのない定番の味わいが魅力の手巻 紅しゃけは、3週間のダイエット期間に毎日食べても飽きがこないほど美味しいと人気です。

コンビニおにぎりは、冷えた状態で継続的に食べると、レジスタントスターチの効果で太りにくい体質に改善できるため、ダイエットにも人気です。

おにぎりは炭水化物ですが、食べる時間や量をきちんと守り野菜メニューのおかずや汁物と併用すれば、空腹の苦痛を感じずにダイエットを成功させることができます。太ることやカロリーが気になる人は、玄米やもち麦を使用した低糖質おにぎりを選べば、さらに効果を期待できるでしょう。