みょうがはダイエットにおすすめ？みょうがの効果・おすすめレシピを解説

みょうがは低カロリーで糖質が低く、ダイエット向き​の食べ物です。ダイエットをサポートする栄養成分を豊富に含んでいるため、継続的に食べることでダイエット効果を感じることができます。薬味として手軽に取り入れたり、一品料理として食事にプラスしたりとこまめに食べましょう。

みょうがは6月から10月頃に旬を迎えるショウガ科の野菜です。全体の約95％が水分で構成されたとても低カロリーでヘルシーな食材。香り成分であるアルファピネンが含まれているため、夏場は蕎麦や素麺の薬味に使われます。

みょうがは100gあたり約12kcalと非常に低カロリーな食材。糖質は100gあたりたった0.5gしか含まれていないため、ダイエットに最適です。さらに、ダイエットをサポートする栄養価も豊富に含まれています。

・カリウム
利尿作用により、セルライトの原因になるむくみを解消しスッキリとした印象を作ります。

・マグネシウム
酵素の働きを活性化するため、代謝アップに効果的。効率よく脂肪が燃える痩せやすい体になります。

・アルファピネン
血流を高めることで体を温め、冷えによる代謝の低下を防ぎます。

・食物繊維
腸内環境を整えるため、便秘による体重増加の予防に効果的。食後の血糖値上昇を抑え、食べ過ぎ予防を予防します。

みょうがには3つのダイエット効果があります。

・血流促進
血流がよくなると体が冷えにくくなるため、脂肪が燃えやすい体質になります。

・むくみ解消
セルライトの元になるむくみが解消されることで、セルライト予防をすることができます。

・消化促進
消化機能の衰えによる便秘を解消し、便秘による体重増加を防ぎます。

みょうがを使ったダイエットのやり方は、みょうがをこまめに食べるだけととてもシンプルです。一度に大量に食べるのではなく毎食少しずつ取り入れ、みょうがに含まれる効能をダイエットに生かしましょう。

みょうがを1食あたり1〜3本取り入れましょう。一度に大量に食べるのではなく、薬味や一品料理にして少量ずつ取り入れる方法がおすすめです。

1日で急に痩せることはありませんが、続けるうちにむくみにくくなったり便秘が緩和されたりとみょうがの効果を感じることができます。

みょうがは生で食べたほうが栄養豊富です。みょうがに含まれるカリウムは熱に弱いので、長時間の加熱は避けましょう。

みょうがの独特な苦みや香りが苦手な場合は、切ったあと30秒冷たい水にさらすと緩和されます。ペーパータオルで水を切ってから使うと、食感がシャキシャキしてさらに美味しく食べることができます。

みょうがは薬味として使われるイメージが強いですが、一品料理としても活躍します。継続的に食べることで痩せるため、食べ飽きないようさまざまなアレンジを楽しみながら食事に取り入れましょう。

酢には脂肪燃焼を助け、内臓脂肪を燃やす効能があります。みょうがを甘酢につければ、みょうがそのものの効能と相まってより高いダイエット効果を発揮します。

【甘酢漬けの作り方】
①みょうがの根元を切り落とし、縦半分にカットする
②沸騰したお湯で30秒間茹で、ザルにあげて水を切る
③酢、砂糖、塩を混ぜ合わせた調味液でみょうがをよく和える
④保存容器に調味液ごと移し、半日〜1日冷蔵庫で寝かせたら完成

ごまに含まれるゴマグリナンは肝機能を高め、酵素の働きを活発にします。みょうがに含まれるマグネシウムも酵素の働きを活発にするため、より代謝が上がり痩せやすくなります。

【みょうがのごま和えの作り方】
①みょうがを斜めにスライスする
②切ったみょうがを30秒冷たい水にさらし、ザルにあげてよく水を切る
③ボウルに醤油、ごま油、ごまを入れみょうがと和える
④お好みで塩胡椒を入れ、味を整える

味噌汁は体づくりに欠かせないタンパク質を手軽に摂れる料理。みょうがにはタンパク質がほぼ含まれていないため、一緒に食べることでタンパク質を補うことができます。

【みょうがのお味噌汁の作り方】
①みょうがを小口切りにし、冷たい水に30秒さらし水を切る
②鍋に水、顆粒だし、好きな具材を入れ加熱する
③具材に火が通ったら味噌を入れ、一煮立ちさせる
④器に盛り付け、食べる直前にみょうがを入れる

みょうがを使ったダイエットのやり方には、いくつか注意点があります。食べる量や選び方に注意し、健康的にダイエットを行いましょう。

みょうがは不溶性食物繊維が豊富な食材です。水に溶けにくい不溶性食物繊維は過剰摂取すると胃腸にストレスが加わり、腹痛や下痢を引き起こす可能性があります。

みょうがの食物繊維の量は100gあたり1.7gと多くはありませんが、食べ過ぎに気をつけましょう。

みょうがに含まれているカリウムは熱に弱いミネラルです。長時間の加熱は避け、さっと茹でましょう。水に溶けやすい性質もあるため、調理前に水にさらし過ぎないよう注意してください。

また、みょうがには肝姪(かんてつ)という寄生虫の一種がついている可能性があり、生で食べると稀に食中毒を起こすことがあります。肝姪(かんてつ)は洗えば取れるため、よく洗ってから食べるよう心がけましょう。

よいみょうがは実がふっくらと丸みがあります。表面にツヤとハリがあり、ほどよく重みが感じられるものは食感も風味も豊かで美味しいです。

また、先が閉じているみょうがを選ぶのもポイント。先が開いているみょうがは成長し過ぎている可能性があり、実のハリもやや欠けます。キュッと締まりのあるみょうがを選びましょう。

料理に使わないみょうがは乾燥しないよう水を含ませたキッチンペーパーで包み、上からラップを巻いて冷蔵庫で保管しましょう。4~5日持ちます。日が経つにつれて香りが弱くなるので、なるべく早く食べてください。

カットしたみょうがの場合は空気が入らないようラップで包み、冷蔵庫で保存しましょう。冷凍保存もできますが、解凍すると風味や食感が落ちます。解凍したら一品料理として調理しましょう。

低カロリーで低糖質、さらに血流を改善しむくみを解消する成分を含むみょうがは、痩せるために効果的なです。旬のシーズンならスーパーで手軽に手に入るため、ぜひ毎日の食事に取り入れてみてください。

みょうがの成分で血の巡りがよく基礎代謝の高い体を手に入れて、魅力的な体作りを成功させましょう。