ドッジボールの審判になるにはどうしたらいいの?資格や給与などの情報まとめ
ドッジボールの審判は、ルールをしっかり覚えることでなることができます。公式試合の審判になるためにはJDBA公認審判員という資格を所有していなければなりません。正式な審判を目指す方にむけてJDBA公認審判員の資格取得方法や、給与について解説します。
Writer
公式ライター トラマル
ドッジボールの審判とは?
ドッジボールの審判は、細かく分けて主審・副審・線審という3つの役割があります。
線審とは、「ラインズマン」のことです。主審や副審では見えない位置から、引かれた線と選手とボールの位置をみて判定します。
ドッジボールの審判になる方法
18歳以上の人なら誰でも受講資格があるので、公式試合で審判をしてみたいという人は、まずは資格取得を目指しましょう。
ドッジボールの審判になるために必要なこととは?
審判が自信のない様子で判定をしても、選手たちは不安になり信じてくれません。そのため、その試合で自分が1番ルールを把握しているという気持ちでいることが重要になります。
審判の判定ミスによって試合が大きく変わることもあります。主審も副審も線審も、審判1人1人が責任感を持って判定するようにしましょう。
公認審判の資格とは?
公式試合とはどのようなものか、具体的に解説します。公認審判員になると、以下の条件の試合で審判ができるようになります。
・日本ドッジボール協会(J.D.B.A.)が主催、またはその加盟団体が主催する試合
・日本ドッジボール協会の定めた公式ルールにのっとって開催される試合
ドッジボールには、審判協会というものはありません。公認審判員の資格を管理しているのは日本ドッジボール協会(J.D.B.A.)です。
公認審判の資格を取得する方法
公認審判員の受講資格は、18歳以上という決まり以外ありません。そのため、選手の保護者の方でも指導者でも、選手自身が取得することも可能です。
JDBA公認審判員の3つの級とは?
種類によって認定会の会場が違うだけでなく、審判ができる試合も異なるため、覚えておきましょう。
・A級:全国大会を含む、全ての大会
・B級:ブロック大会まで
・C級:都道府県大会まで
級が上がるほど、多くの大会で審判ができるようになります。
認定会を受講して審判員に認定されると、ワッペンと審判手帳をもらいます。このワッペンと手帳は、級ごとに色が違うのが特徴です。
ドッジボールのA級審判員
ワッペン | 黒色 |
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審判手帳 | 黒色 |
可能業務 | 全国大会を含むすべての大会の審判 |
B級の資格取得後2年以上かつ全国大会の審判経験者で、ブロック競技部長が推薦する人
ドッジボールのB級審判員
ワッペン | 赤色 |
---|---|
審判手帳 | 赤色 |
可能業務 | ブロック大会までの大会の審判 |
C級の資格取得後1年以上で、所属都道府県協会競技委員長が推薦する人
ドッジボールのC級審判員
ワッペン | 青色 |
---|---|
審判手帳 | 青色 |
可能業務 | 都道府県大会までの大会の審判 |
18才以上の人であれば誰でも可能
審判の資格を取得したら知っておくべきこと
また、審判員に認定後は、審判資格の更新を忘れずに行う必要があります。
この2つ以外に、審判員の給与やJDBA公認指導者資格との違いについても知っておきましょう。
審判の業務内容
このほか、試合開始時刻に選手を集めることや、ジャンプボールを投げるといったことも審判が行います。選手が気持ち良く試合ができるようにサポートしましょう。
審判資格更新について
審判更新を忘れてしまうと、取得した資格を失う恐れがあります。入金は先延ばしにせず、早めに手続きを行うようにしましょう。
JDBA公認審判員には、更新料のほかに年間登録料というものがあります。
更新料は級に関係なく2,000円で、年間登録料は級ごとに違い、A級は7,000円でB級は5,000円、そしてC級は3,000円というような金額になります。
審判の給与
しかし、給料は無いものの、大会によっては昼食を用意してくれる場合があります。
公認指導者資格との違い
・JDBA公認審判員
公式試合で審判を行うためのもので、JDBA公認指導者資格は指導者の能力をより向上させるためのものです。
・JDBA公認指導者
D-1、D-1Gのチームのベンチ入りしているチーム役員の全員の取得が必須となっています。
役割が全く異なるJDBA公認審判員の資格ではJDBA公認指導者資格の代わりにはならないため、D-1、D-1Gのチーム役員になる場合は別に取得する必要があります。
チーム役員とは、所属チームの監督・コーチ・マネージャーのことを指しています。
ドッジボールの審判の魅力とは?
18歳以上であれば誰でもチャレンジ出来るのがJDBA公認審判員です。少しでも気になっている方は、1度受講してみてはいかがでしょうか。
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