ドッジボール4つの練習方法!メニューや上達するためのポイントとは?
ドッジボールの練習方法を紹介します。初心者向けや、小学生でもできる練習方法もありますので、これから練習メニューを見直す指導者の方や、ドッジボール初心者だけど指導者となった方にもおすすめです。では、ドッジボールの練習方法を見ていきましょう。
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公式ライター Activel_director
ドッジボールの練習方法①キャッチング編
ドッジボールの正しいキャッチングフォームは足を肩幅に広げて中腰に構え、つま先に力を入れます。両手はやや肘を曲げ、お腹の横あたりに置きましょう。体全体をやや前かがみにする。その姿勢を維持しつつ、ボールを正面で受け、腕と体で包み込むようにキャッチする。これが基本となり、ドッジボールではボディキャッチと言われる方法です。
これができるのとできないのでは、ドッジボールの楽しさも違いますし、試合での勝率も大きく違ってきます。では、具体的な練習方法を、動画も交えて紹介しましょう。
ドッジボールのキャッチング練習①フォームの確認
ドッジボールの上手な受け方
多人数での練習方法は、各々、自由な姿勢から指導者の合図で素早く構えるようにすると良いですね。また、その場で素早く足踏みをさせてから、合図で構えさせるようにすると、下半身の筋肉トレーニングにもなって一石二鳥です。ウォーミングアップの練習メニューとしてもおすすめです。
注意点として、キャッチングフォームの教え方が悪いと間違ったフォームが身に付いてしまいます。正しいキャッチングフォームをしっかり教えましょう。初めの教え方は脚と腕を別々に考えると、教えやすいと思います。
鏡の前でのフォームチェックはドッジボールに限らず、ほとんどのスポーツで取り入れられております。一人でもできる練習方法なので、初心者にもおすすめですよ。小学生だと感覚で覚えてしまう子も多いですが、フォームチェックする事で覚えるのも早くなりますし、しっかりと身に付きます。動画を参考に実践してみてください。
ドッジボールのキャッチング練習②一人で練習
壁当てができない場合は、上にボールを投げて、それをキャッチするという方法でも悪くありません。ドッチボールでは上からボールがくる事はほとんどありませんが、キャッチの感覚を得るには十分な練習方法と言えるでしょう。
可能であれば、大きな鏡に向かって壁当てをする方法ならばフォームもチェックできます。鏡が割れないようにやさしく投げるようにしましょう。
ドッジボールのキャッチング練習③二人で練習
ここでは、ただキャッチボールをするのではなく、攻め手と守り手を分けてキャッチボールをする方法をおすすめします。オフェンスはスローイングのみに集中して、相手の正面に投げます。ディフェンスはキャッチングのみに集中し、ボールはオフェンス側にやさしく返すようにしましょう。そうする事で、より集中してドッジボールのキャッチングの練習ができますし、教え方も集中できます。もちろん攻守は交代しながら行ないましょう。
必要に応じてパスカットの練習も取り入れてみましょう。オフェンス側は相手の頭の上に向けてボールを投げ、ディフェンス側はハンドキャッチで取ります。ドッチボールではパスカットができるか否かで、勝率も変わってきますので、練習メニューとしては取り入れても良いでしょう。
特に初心者や小学生は攻守を分けたキャッチボールをする事で、より実践的なドッジボールのキャッチングが身に付きます。
ドッジボールのキャッチング練習④多人数で練習
キャッチボールに比べてドッジボールの試合に近い練習方法なので、練習メニューに取り入れる場合は体の温まる後半に入れた方が良いでしょう。
ドッチボールの練習方法②スローイング編
ドッジボールのスローイングと言っても、オーバースローやサイドスロー、アンダースローと投げる方法は様々です。まずは自分の投げる方法を決めましょう。初心者ならば最も基本となるオーバースロー、小学生や体が小さい方は遠心力を利用できるサイドスローがおすすめです。
投げる方法が決まったら、後は練習あるのみ!初めは遅いボールしか投げられなくても、練習次第では速いボールが投げられるようになります。具体的な練習方法を、動画を交えて紹介していきましょう。
ドッジボールのスローイング練習①フォームの確認
ドッジボールの投げ方
ドッジボールのスローイングの教え方ですが、どの方法で投げるにしても、体全体を使うように教えましょう。胸を開き、肩甲骨をくっつけるように意識させる事で体を使ったスローイングになりやすいです。腕だけで投げる方法だと、どうしても球速が遅くなりがちなので、注意しましょう。
また、ドッジボールで投げる時はステップを踏む事も重要です。教え方のコツは前にある足を後ろにある足で蹴り出すようにスキップする感覚です。ある程度のリズム感も必要なので、身に付くまでしっかり練習しましょう。動画を参考にすると、分かりやすいかもしれませんね。
ドッジボールはしっかりとしてフォームが身に付くと自然と投げるスピードも速くなります。地味な練習方法ですが、練習メニューに取り入れる方が良いでしょう。
ドッジボールのスローイング練習②一人で練習
速いボールが投げられるようになったら、壁に的を付けて「的当て」に挑戦しましょう。相手に当てる事を想定して、胸、両腕、両脚の位置になるように的を付けるとより効果的な練習方法となります。ドッジボールのスローイングは速いだけではなく、コントロールも重要ですよ。
ドッジボールのスローイング練習②二人で練習
キャッチングと違う点としては、スローイングに重点を置くので、相手に当てるという事を意識した練習方法にしましょう。具体的な方法は、オフェンス側は相手の正面だけではなく、脚や腕を目掛けて、取りにくいボールを投げるようにするのです。また、ディフェンス側はキャッチが難しいボールは避けても良い事にしましょう。スローイングに重点を置いたキャッチボールの練習方法となります。
ドッジボールでは相手に当てる事を目的とするため、実践では正面に投げる、投げられる事は少ないのです。この練習方法でより実践に近い練習をしましょう。
ドッジボールのスローイング練習③多人数で練習
工夫として、ディフェンス側のコートを狭めても良いでしょう。より実践に近い形式の練習方法にしたい場合は外野も配置するのもありです。とにかく実践的なスローイングを身に付ける練習なので、ボール出しをスムーズに行う事が重要ですね。
ドッチボールの練習方法③フォーメーション編
初心者や小学生にはやや難しいかもしれませんが、それだけ完璧にこなせれば、他のチームと差を付ける事ができます。
基本的なフォーメーションは横一列に並ぶものですが、パスカット役がいるチームや攻撃的なチームが組むフォーメーションもあります。作戦次第ではオリジナルのフォーメーションを組む事も十分可能です。
ここでは、フォーメーションに関する練習方法を紹介しましょう。
攻撃フォーメーションの実践的練習メニュー
練習方法としては、ドッジボールのコート内でバラバラに動いてもらい、合図と共に素早くフォーメーションを組みましょう。ボールをアタッカー役に投げ入れ、キャッチした瞬間に動くという合図の方法でも良いでしょう。指導者は俯瞰的に見る事ができる場所で、各選手の位置を細かく指導できる教え方を心がけましょう。
ドッジボールの試合では、ボールがキャッチされた場合やパスカットされた場合、ファウルがあった場合など、攻守が目まぐるしく入れ替わります。不意の事態にも対応できるよう、体に染み込ませましょう。
守備フォーメーションの実践的練習メニュー
ドッジボールの守備フォーメーションの場合には外野に向けても同じフォーメーションを取る必要があります。そのため、合図によってフォーメーションを組む事に加えて、相手側にパス回しをさせて、ボールの位置に向かってフォーメーションを変化させる練習方法も必要です。
パスカットも含めたフォーメーション練習とすると、より実践的な練習方法になります。
指導者は攻撃フォーメーションと同様に細かい位置の教え方を心がけましょう。
ドッチボールの練習方法④実践編
最も効果的なのはドッジボールの大会により多く出場する事ですが、1年の中でも限られますよね?そのため、これから紹介する実践的な練習方法を練習メニューに取り入れていきましょう。
具体的に紹介していきます。
実践的練習メニュー!ミニゲーム
重要なのは、戦力を均等に分ける事です。それぞれ得意な事があると思いますし、小学生だと学年によって体の大きさも違います。初心者が混じる場合には、同じチームに固まらないようにしましょう。
人数が多く、チームを複数組める場合には、チーム内でリーグ戦やトーナメント戦を行うのも緊張感が出て効果的です。また、常に同じチーム編成ではなく、ばらけるようにさせる事も重要です。選手の相性なども見れますからね。
ミニゲームの状況を撮影して、動画に残す事も必要です。各選手がどう動いているか。何が得意で、何が不得意か。動画を確認する事で、選手の特徴を掴み、教え方のヒントにもなります。
実践的練習メニュー!試合形式
そのため、他のドッジボールチームと練習試合を組む事が最善でしょう。普段にはない緊張感の中で試合感覚を養える貴重な練習となります。練習の総仕上げという事ではなく、練習の一環という感覚で、可能な限り多く、練習試合を組みましょう。
また、ドッジボールの試合を撮影して、動画に残す事も重要です。動画を見る事で、選手自身が練習通りに動けているかチェックする事ができますし、指導者も今後の教え方のヒントにもなります。ミニゲームより、さらに実践的な状況を動画で確認する事ができます。
ドッチボールの練習方法のまとめ
ドッジボールの基礎ができれば、後は実践をどんどん経験させましょう。小学生もたくさん試合を経験する事で、ドッジボールがどんどん上達していきます。実践に勝る練習はないのも、また事実です。
ドッジボールが勝てるようになれば、よりドッジボールが好きになっていくはずです!
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