ドッジボールの3つの作戦!勝つための方法やフォーメーションとは?
ドッジボールでは様々な作戦を立てることがあります。その時に重要になってくることがフォーメーションです。せっかくドッジボールの作戦を立てても、このフォーメーションがしっかりと作れていないと、作戦は失敗してしまいます。今回はそんなフォーメーションを含めたドッジボールの作戦を3つ紹介します。
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公式ライター Activel_director
ドッジボールの作戦とは?
勝つ作戦を考えてドッジボールの試合に臨むことにより、何も作戦を考えていない時に比べて試合の状況や展開を操作しやすくなります。また勝つ作戦を考えていることにより、試合に対して自信を持て、落ち着いてドッジボールの試合を進めることができます。ですから作戦を何も考えていない場合は、しっかりとドッジボールで勝つ作戦を考えて試合に臨みましょう。
ドッジボールの3つの作戦とは?
作戦①サイド崩し作戦
作戦②スルーパスアタック作戦
作戦③バウンドアタック作戦
ドッジボールの作戦①サイド崩し
サイド崩し作戦とは?
2013年8月25日全日本ドッジボール選手権 D-1 決勝 第1セット
上の試合の動画では1分45秒からの攻撃でこの作戦が使われています。
では作戦の具体的な方法を見ていきましょう。
サイド崩し作戦のやり方①
まず内野の左側にいるアタッカー(ボールを投げる人)から外野へパスを出します。次に外野から内野の右側にいるアタッカーへパスを出します。
そして、右側のアタッカーからもう1人の外野へパスします。この時パスをうける外野の人は、大きく回り込んでサイドでパスをうけます。
パスをうけた外野の人はボールをキャッチしたらそのままサイドから相手へアタック(相手にボールを投げる)します。
逆のサイドでこのドッジボールの作戦を進める場合は、内野の左右アタッカーの順番が逆になります。
サイドからの攻撃で相手の一文字フォーメーション(横一列に並ぶディフェンスフォーメーション)を崩せる効果的なドッジボールの作戦です。
サイド崩し作戦のやり方②ポイント
上の画像が、走りながら回り込んで、サイドでパスをうけ、アタックをするところのイメージです。
また外野からアタックする時は、投げたボールが外れた時に味方の内野コートに入るコースを意識して投げましょう。こうすることにより、万が一外れた場合でも自チームの攻撃を続かせることができます。
ドッジボールの試合の状況によって、外野の右サイドから攻める、左サイドから攻めるとかわってくるので、事前にこの場合は右から攻める、というように決めときましょう。そうしないと、パスが乱れてしまい、このドッジボールの作戦が失敗してしまうからです。
サイド崩し作戦のやり方③練習方法
ここからは作戦の方法と同じように進めます。内野から外野へパスを出し、内野に戻して再び外野のサイドへパスを出して、外野から相手コートへアタックします。これを繰り返します。
ただし初めに右サイドから攻撃したら、次は左サイドから攻撃するといったように、外野からのアタックは左右のサイドで交互に行います。このように練習していくことで、どちらのサイドからでも作戦が行えるようになるからです。
内野の人、外野の人、相手コートの人は交代をしていき、全てのポジションで練習を行うようにしましょう。そうすることで、フォーメーションを理解しやすくなります。
ドッジボールの作戦②スルーパスアタック
スルーパスアタック作戦とは?
第15回 ドッジやろうぜ!杯_予選④_2017年1月7日
上の試合の動画では、2分10秒からの攻撃でこの作戦が使われています。
スルーパスアタック作戦のやり方①
次に外野が内野に素早くパスを戻します。
そして内野から外野へのアタックぎみのスルーパスをさらに投げ込みます。
外野は2回目のスルーパスをキャッチしてそのまま相手へアタックにいきます。
このドッジボールの作戦での内野から外野への2回のスルーパスは、相手のディフェンスラインを外野側へ下げて、相手のディフェンスラインと外野との距離つめることが目的です。うまく距離がつめられると、外野からのアタックが決めやすくなります。
スルーパスアタック作戦のやり方②ポイント
みんなで一緒にドッジボール! 第4回「キャッチボール」 キャッチボールの練習 【2人1組で】
相手のディフェンスラインを下げるためには、スルーパスと感じさせず、相手に本気であてにきていると感じさせることが必要です。外野にパスしようと思って投げるとボールが浮いてしまい、相手にパスだとばれてディフェンスラインを下げることができません。しっかりと気迫のこもったボールを投げて、相手にパスだと感じさせないことが大切です。
またこの作戦では内野と外野とのパスワークが非常に大切になってきます。上の動画のようなキャッチボールなどを日頃の練習で取り入れ、速いパスの精度を上げていきましょう。
このドッジボールの作戦は、相手が外野から離れてディフェンスラインをつくっている時に有効な作戦です。相手が内野側にディフェンスラインを形成している時に、このドッジボールの作戦を使ってみましょう。
スルーパスアタック作戦のやり方③練習方法
ここからは作戦の方法と同じように進めます。内野から外野へスルーパスを出し、内野に戻して再び外野へスルーパスを出して、外野から相手コートへアタックします。これを繰り返します。交代して、全てのポジションで練習を行うようにしましょう。そうすることで、フォーメーションの理解もしやすくなります。
上の画像のような外野からのアタックをできるように目指して、練習を行いましょう。
またディフェンスラインをつくっている人は、内野からの2回のスルーパスキャッチできそうであればキャッチしましょう。そうすることで、キャッチされないスルーパスの練習にもなります。
練習をスムーズに進めるために、ディフェンスラインの人がキャッチできる回数を決めて練習を行うことをおすすめします。
ドッジボールの作戦③バウンドアタック
バウンドアタック作戦とは?
vs デイリー相模原ボンバーズ 決勝トーナメント2回戦
上の試合の動画では、45秒からの攻撃でこの作戦が使われています。
バウンドアタック作戦のやり方①
次に内野から外野に向けて、バウンドボールを投げてパスをします。この時バウンドボールは、相手カットマンの近くに投げます。
外野がそのパスをキャッチして、近くにいる相手カットマンに、外野がボールあてにいきます。
このドッジボールの作戦はバウンドボールで、敵のカットをはずして、ボールをあてる作戦です。内野からパスを投げる人はバウンドボールのコントロール、外野の人はバウンドボールをさばく技術が必要の作戦です。
バウンドアタック作戦のやり方②ポイント
みんなで一緒にドッジボール! 第4回「キャッチボール」 キャッチボールの練習 【ワンバウンド/ノーバウンド】
カットマンより前でボールがバウンドしてしまったら、カットマンにパスを止められてしまいます。また高いボールを投げてしまったら、カットマンにパスをカットされてしまいます。球が浮かず、かつカットマンに止められない位置でバウンドするボールを投げましょう。
またバウンドボールをキャッチするのは難しいので、外野は落ち着いてパスをキャッチして、アタックへと移りましょう。
上の動画では、ワンバウンドボールでのキャッチボールの方法について説明しています。このような練習で、バウンドボールの精度を上げていってください。
バウンドアタック作戦のやり方③練習方法
ここからは作戦の方法と同じように進めます。内野から外野へバウンドボールのパスを出し、外野がカットマンへアタックします。内野、外野、カットマン、ディフェンスラインを交代して、これを繰り返しますそうすることで、フォーメーションの理解もしやすくなります。
外野からアタックする人は、上の画像のようにおもいっきりボールを投げるようにしましょう。試合では相手のカットマンにボールを投げなければいけないので、しっかりアタックできるように練習しておくためです。
また相手カットマン役の人は、内野からのバウンドボールが止められそうなら止めましょう。そうすることで、止められないバウンドボールのパスの練習にもなります。
練習をスムーズに進めるために、カットマン役の人がパスを止めることができる回数を決めて、練習を行うことをおすすめします。
ドッジボールの3つの作戦のまとめ
今回紹介したドッジボールの作戦以外にも、自分たちのチームに合ったフォーメーションの作戦を考えることは、試合で勝つということに対して、非常に効果があります。ぜひ自分たちのチームに合った、ドッジボールで勝つフォーメーションの作戦を見つけていってください。そして、そのフォーメーションの作戦の練習を積んでいきましょう。
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