エギングのルアーは餌木!?人気のよく釣れるエギをランキングしました!
人気のエギングルアーを8アイテムご紹介します。エギングルアーのカラーや種類の選び方も合わせて紹介しているので、エギングルアーについて詳しく知りたい方や入門向けに人気製品をチェックしておきたい方はぜひ参考にしてみてください。
Writer
公式ライター sim0223
最強のエギングルアーを手に入れよう
エギングのルアーはエギ
エギングの名前はアオリイカを狙う疑似餌「エギ」が由来になっています。このエギングルアー「エギ」は、魚を狙うルアーとはフックの形状に大きな違いがあり、ルアーに口で襲い掛かる魚ではなく、触腕を伸ばしてルアーを抱き込むように捕食するイカ用のハリ「カンナ」がついているのが最大の特徴です。
また、エギは動き方にも個性があり、泳ぐ小魚のような動きではなく、水中で跳ねるエビのような動き方をします。この飛び跳ねる動きとゆっくり沈む緩急の効いた動きはイカ類全般に効果的です。
エギングのルアー「エギ」は、魚ではなくイカを釣ることに特化した専用のルアーである点をチェックしておきましょう。
信じて投げ続けられるエギがアオリイカへの第一歩
エギングは小型魚を数多く釣る釣りと比べるとアタリが少なく、釣れない時間が続く日も少なくありません。少ないチャンスをモノにするための集中力を維持するには、信じて投げ続けられるエギが必要です。
エギが沈むのを待つ時間が面倒になったり、竿先やラインを見ていない時間が増えると、アタリが繊細なエギングの釣果は大きくダウンします。初心者の方もぜひ釣れると信じて投げ続けられる人気のエギからエギングを始めてみてください。
エギングルアーの種類
エギングルアーの種類と選び方
エギングルアーであるエギは種類が非常に豊富で、カラーやサイズ以外にも様々なポイントで違いがあります。まずはエギを選ぶ前にどんな種類のエギがあるのか簡単にチェックしておきましょう。
違いが出やすいポイントを知っておけば、初めてのエギ選びがスムーズになります。ぜひ選び方の参考にしてみてください。
エギングルアーの種類と選び方:サイズ
初心者の方でも簡単に違いを判断できて、使い分けることで釣果をアップさせやすいポイントはエギのサイズです。アオリイカを狙うエギングでは3号(9.09cm)、3.5号(10.60cm)を使います。重さもサイズによって違いがあり、3号の重さは15g前後、3.5号の重さは20g前後です。
やや大きい3.5号エギの方がよく飛びアピール力にも優れていますが、エサとして大きすぎると判断するとイカはなかなか手を出してくれません。大型のアオリイカが増える春のエギングには3.5号、小型のアオリイカが多い秋のエギングには3号を使いましょう。
エギングルアーの種類と選び方:カラー
アオリイカは水墨画のような白と黒の世界を見ていると言われていますが、エギングのカラーローテーションには高い効果があります。人間の目と同じように色を認識できませんが、濃淡の加減や存在感の変化を認識しているのです。
エギのカラーは、サイズと同じく初心者の方でも分かりやすく変化を付けられるポイントなので、初心者の方もぜひ複数の色を用意して釣果アップを狙ってみてください。
エギのカラーは下地テープ(ボディ)と布地(巻いてある布)の2色構成
エギは下地テープ(ベースのボディ)に布地(巻き付けてある透けた布)を重ねて色を付けています。製品パッケージなどに記載されているカラーは単色ではなく、レッド(テープ)レッド(布地)といった表記です。
最初に買うならまずは万能カラーである虹テープのレッドやオレンジのエギがおすすめ。ここからエギを追加する際は手持ちのカラーとは別系統のエギを揃えていきましょう。
エギングルアーの種類と選び方:タイプ
エギには沈む姿勢が安定している「フォールタイプ」と横方向に鋭く跳ねる「ダートタイプ」、マイルドでどちらもこなせる「万能タイプ」があります。どの程度特化しているのか、どの程度マイルドなのかはメーカーや製品次第です。
この部分もカラーと同じく、まずは「万能タイプ」から始めて、後から個性の強いものを混ぜていく形でエギを揃えていきましょう。
エギングルアーの種類と選び方:モデル
エギは同じシリーズ、同じタイトルの製品の中に、沈むスピードが違うモデルや音が出るモデルがあります。エギングに慣れていない方が混同しやすく、釣り場と合っていないものを使うと釣りを難しくしてしまう可能性がある要素なので、釣り初心者の方は必ずチェックしておきましょう。
エギングルアー:スタンダードモデル
スタンダードモデルは、釣り場の特性や釣り方のスタイルを問わずに使える万能モデルです。3号と3.5号の沈降速度は約3秒/m程度になります。
後述する「シャローモデル」・「ディープモデル」の記載がないものはスタンダードモデルです。製品のタイトルから読み取れない場合は、沈降速度をチェックして3秒~4秒で1m沈むものがスタンダードモデルと見分けましょう。
エギングルアー:シャローモデル
シャローは浅いという意味で、ゆっくり沈むことからスローモデルと記載しているメーカーもあります。このモデルは沈降速度が6秒/m程度と遅く、水深2m~3m程度の浅瀬でもすぐに底につかないのが特徴です。
弱点は深い場所で使うと釣りのテンポが落ちることと、流れが速いポイントで使うと流されてしまうことです。何度かエギングをして、明らかに浅いと分かったときに購入を検討しましょう。砂浜や砂利浜のエギングでは頼りになります。
エギングルアー:ディープモデル
ディープモデルは、スタンダードモデルよりも沈みが早いモデルです。沈降速度は約2秒/m程度で、深場や流れの速い釣り場で活躍します。このモデルの弱点はシャローモデルの逆で、浅場で使うとすぐに底についてしまうことです。
エギの着底が分かりにくかったり、流されてラインが斜めになってしまうと感じたら、ディープモデルの導入を検討してみてください。
エギングルアー:ラトル入りモデル
ラトルモデルは、ルアー内部に音出し用のボールが入ったモデルです。ルアーを動かすとボールとボディが接触して、カチカチとエビが跳ねるような音がします。
ラトル音には広範囲からアオリイカを集める効果があります。沖側を広く探るエギング向けにルアーを探す際は、ラトル入りのモデルを検討してみてください。
初心者にはこんなエギングルアーがおすすめ
初めてのエギングルアーの選び方
初めてのエギングルアーには、3.5号サイズのエギがおすすめです。3.5号は親イカを狙う春向けのサイズで、秋の子イカ狙いではキープできる範囲のサイズを狙って釣るエギとして活躍してくれます。
春でもあえて3号を使うというテクニックがありますが、この釣り方は慣れてからにしても問題ありません。まずは3.5号エギを使って、エギングの基本的な釣り方を習得しましょう。
3.5号エギを色違いで3本ほど用意して、追加で購入する際に3号をプラスしていくそろえ方がおすすめです。
万能タイプのスタンダードモデルで始めよう
初心者の方が最初に購入するべきエギングルアーは、万能タイプスタンダードモデルのエギです。特化型のエギではなく、スタンダードなエギの使い方から習得することで、自分の中に基準ができて使い分けができるようになります。
近年はダートとフォール両方のアクションができて、若干どちらかに寄っているというマイルドなタイプが人気です。複数の種類を試してお気に入りを探してみてください。
値段が安いルアーは品質もイマイチ
予算を抑えるために値段が安いルアーで一式揃える方法もありますが、安いエギの品質は価格相応です。値段が1,000円前後のエギと比べてハリの刺さりが悪かったり、重心バランスや重さに均一性がありません。
アオリイカは不自然な動きに敏感なので、姿勢が安定しているルアーを使うというのが釣果アップの大きなポイントになります。エギは釣り具メーカー製で値段が800円~1,000円程度のものを選択しましょう。品質を重視するのがエギングルアーの選び方のコツです。
エギングルアーのおすすめランキングベスト8!
人気のエギをベスト8ランキングでご紹介
通販サイトでレビュー数が多い、人気のエギをベスト8をランキングでご紹介します。それぞれの特徴や得意なアクション、タイプについても紹介しているので、初めてのエギングルアーを検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
第8位:メジャークラフト「餌木蔵」
入門向けロッドも人気のメーカー、メジャークラフトのエギングルアーです。コスパにこだわるメーカーなので、ルアーもロッドと同じように値段に魅力があります。通販サイトでの値段は700円程度と他メーカーのエギと比べて300円ほど安いです。
性能の方は非常にベーシックで、フォール姿勢・ダートアクションとも安定性を重視した万能なタイプです。予算を抑えながらカラーを揃えたい方や、根掛かり対策に本数をしっかり用意しておきたい方はぜひ検討してみてください。
国産のハリがついている点もコスパを高めているポイントです。
第7位:ヤマシタ「エギーノ ぴょんぴょんサーチ」
ヤマシタ(YAMASHITA)
エギーノぴょんぴょんサーチ
・主な対応魚種:アオリイカ
・サイズ:3.0号/重量:15g
・カラー:スジエビ R01
・全長(針ヌキ):92mm
・主な対応釣種:エギング
・沈下タイプ:ベーシック
・布の種類:ラメ布
・ボディカラー(下地):ケイムラボディ
・沈下スピード:約3.2秒/m
「エギーノ ぴょんぴょんサーチ」は、釣り初心者の方やエギングのしゃくりに不安を感じる方におすすめのエギングルアーです。簡単な操作をコンセプトに設計されたエギで、通常のエギとは逆向きかつアクションをサポートするリップパーツが搭載されています。
竿を鋭く振らなくてもある程度跳ねる動きを出してくれるエギなので、操作はルアーの重さを感じながら竿先を軽く前後させるだけでOKです。3回竿を振って6秒ストップを繰り返すだけで、しっかりアオリイカを誘ってくれます。初心者向けのルアーですが、発売直後は品薄が続いた人気のアイテムです。
第6位:デュエル「EZ-Q マグキャスト」
DUEL(デュエル)
EZ-Q マグキャスト3.0号
・主な対応魚種:アオリイカ
・使用可能な釣法:イカ釣りエギング
・重量:14g
・サイズ:3号
・カラー:リアルイソスジエビ RISE
・沈下スピード:約3.5秒/m
「EZ-Q マグキャスト」は、飛距離を重視した遠投攻略向けのエギングルアーです。通常のエギは重心となるウェイトが固定されていますが、このルアーはウェイトが動く移動重心構造を採用しています。空中で回転しにくく、ハリ側から飛んでいく安定した飛行姿勢がこのエギの魅力です。
アクションはダートタイプで、広範囲を効率よく釣る釣り方に特化したエギです。砂浜や砂利浜など、オープンなエリアを釣るエギとして検討してみましょう。最強の飛距離を持つエギですが、重さは3.0号で14g、3.5号で19gと平均的な設計で、スタンダードなエギングタックルで扱うことができます。
第5位:ダイワ「エメラルダス ピーク」
ダイワ(DAIWA)
エメラルダス ピーク RV 3.0号 夜光-ハッスルナイト
・カラー:夜光-ハッスルナイト
・サイズ:3.0号
・ウエイト(g):14.5
・フォールスピード:3.75秒/m
リールやロッドも人気の大手メーカー、ダイワの新作エギングルアーです。タイプはダート系に分類されるエギですが、重さを抑えたボディは沈降速度3.75秒/mと若干遅めで、フォールのエギングにも対応できます。マイルドかつ使い分けも楽しめるエギをお探しの方におすすめです。
大手メーカー製らしく流通量が安定しているので、欲しいときにすぐ手に入るのもこのエギの大きな魅力です。近年はルアーの品薄が続いているので、長期間同じルアーを使い込みたい方にはこのエギがおすすめです。
第4位:シマノ「セフィアクリンチ フラッシュブースト」
シマノ(SHIMANO)
セフィア クリンチ フラッシュブースト 3.0号
・カラー:003 FパープルK
・サイズ(号):3.0
・自重(g):15
・沈降速度:約3秒/m
こちらも大手メーカー製、シマノのエギングルアーです。ボディ内部の反射プレートが特徴的なルアーで、沈んでいる最中や流されている間も、反射板が揺れて光を使った動きが出せます。日中の釣りでの実績は最強クラスです。
人気の集中から品薄傾向が続いているエギなので、欲しい方は通販ではなく釣具店の入荷情報をチェックしてみてください。
第3位:ヤマシタ「エギ王ライブ」
ヤマシタ(YAMASHITA)
エギ王LIVE
・カラー:025 オラオラマンゴー
・サイズ:2.5号
・重量:10g
・沈下速度:約5.5秒/m
製品開発から生態研究に至るまで、エギングジャンルの最強メーカー、ヤマシタのエギングルアーです。「エギ王ライブ」はリリースから常にトップを走り続ける超定番で、どこの釣具屋さんに行っても必ず置いてあるエギです。
アクションのタイプはダート系寄りですが、なんでもこなせる万能タイプのエギです。日中に広く探るエギングをメインに、いつでもどこでも活躍できます。定価は1,200円ほどですが、超定番だけあって割引されているタイミングも多いので、値段で選びたい方にもおすすめです。
第2位:デュエル「EZ-Q キャスト 喰わせ」
DUEL(デュエル)
イージーQキャスト 喰わせ
近年人気が高まっているデュエルのエギングルアーです。イレギュラーなダートとレッグパーツ「パタパタフット」の組み合わせで、釣り人が多いハイプレッシャーエリアや低活性なアオリイカに対して高い実績を持っています。
3.5号サイズで17gと重さが若干軽く、空気抵抗を受けやすい形状もあって飛距離はそれなりですが、居るのに食わないアオリイカにはもってこいのエギです。混雑している釣り場にお出かけになる方は、ぜひチェックしてみてください。軽くしゃくる誘い方向けなので、初心者の方でも手軽に楽しめます。
第1位:ヤマシタ「エギ王 K」
ヤマシタ(YAMASHITA)
エギ王K
・目玉:シルバー
・羽根:茶羽根+茶羽根
・布柄:アジ柄
・沈下速度:約3秒/m
・重量:15g
エギングルアーランキング第1位は、ヤマシタの「エギ王 K」です。第3位でご紹介した「エギ王ライブ」の対になるエギで、こちらは鋭いアクションよりも安定したフォールにこだわったルアーに仕上がっています。
広く探る釣りではなく、一か所で粘る釣り方からエギングを始める方には「エギ王 K」がおすすめです。歩きまわりながらエギングができる釣り場には「エギ王ライブ」と使い分けていきましょう。姿勢と抵抗感を重視したコンセプトですが、性能はマイルドで万能なタイプです。
エギングルアーでアオリイカをゲット!
エギングルアーは、アオリイカが直接見て触るエギング関連の釣り具で最もこだわりたい部分です。ファーストコンタクトは触腕を伸ばしてタッチするように接触してくるので、刺さりがいいハリも釣果を伸ばす上で重要度の高い要素になってきます。
ランキングに登場した大手メーカー製のエギなら、基本性能は間違いありません。初心者の方もぜひ値段より性能を重視して、エギングスタート用のエギを揃えてみてください。
商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。