ぶっこみ釣りとは?ぶっこみ釣りの釣り方とおすすめのタックル・仕掛けを知ろう!
ぶっこみ釣りとは、オモリにエサの付いた針とシンプルな仕掛けでアタリをのんびりと待つ釣り方で初心者も手軽に始めることが可能です。ぶっこみ釣りは、堤防や漁港だけでなく河口やサーフで釣りが楽しめ、エサは万能タイプのイソメ類がおすすめです。釣れる魚は、クロダイやシーバスにアナゴやカサゴとたくさんの魚が狙えます。
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公式ライター hiro0716
元体育会系でWEBライターのhiroです。大学卒業までの10年間、陸上競技に打ち込んでいました。今もフルマラソンを走ったりと健康の為に運動を続けています。筋トレやトレーニング方法、食事管理などスポーツ経験者としての知識も提供可能です。また、スポーツ観戦も大好きですので、様々なスポーツの魅力を伝えていければと思います。
ぶっこみ釣とは?
ぶっこみ釣りとは、オモリとエサの付いた針だけのシンプルなタックルで仕掛けを投げ入れた後はアタリをのんびりと待ちながら楽しむ釣りとなります。ぶっこみ釣りは、投げ釣りやルアー釣りで必要な遠投やルアーを動かす技術も不要で初心者が手軽に始めやすい人気の釣り方です。
ぶっこみ釣りは、場所を選ばず釣りが楽しめ50cmを超える大型サイズも狙えるため釣り方と仕掛けを理解して釣果アップを目指しましょう。
ぶっこみ釣りができる場所
ぶっこみ釣りができる場所は、近場に仕掛けを落してアタリを待つ釣り方で堤防や漁港だけではなく河口や磯場、サーフと場所を選ばずに釣りができます。堤防や漁港は、魚の集まる場所が狙いやすく先端や船道が狙えるポイントで、河口では仕掛けの流されにくい流れの穏やかな場所を選びましょう。
磯場やサーフで釣りを楽しむ場合は、岩や海藻が広がる場所に魚が隠れていることが多く狙いやすいポイントになりますが、根掛かりに注意が必要です。
ぶっこみ釣りで釣ることができる魚
クロダイ | シーバス | アナゴ |
真鯛 | カサゴ | アイナメ |
ぶっこみ釣りで釣ることができる魚は、定番のクロダイや大型サイズのシーバスや真鯛、高級魚のアナゴ、根魚のカサゴやアイナメと釣れる魚の種類が豊富です。クロダイは、港や河口、サーフと生息地域が広く釣りやすい人気のターゲットです。シーバスや真鯛は1mを超える大型サイズが狙える魚で、アナゴは夜釣りで釣果が期待できる人気の魚になります。根魚のカサゴやアイナメは、磯場で狙え冬から春がシーズンで数釣りが楽しめます。
ぶっこみ釣りと投げ釣りの違い
ぶっこみ釣りと投げ釣りの違いは、エサの付いた仕掛けを投げてアタリを待つスタイルは同じですが、仕掛けを投げる距離の違いです。ぶっこみ釣りとは、堤防や岸に集まる魚を狙うため10~50m程度の近距離や中距離を狙う釣り方になります。投げ釣りは、沖に集まる魚を狙い50~100m以上も仕掛けを投げる釣りとなり、釣り方は似ていますが遠くに投げる技術が必要な投げ釣りに比べてぶっこみ釣りは遠投が必要なく初心者も手軽に始められます。
ぶっこみ釣りができる季節
ぶっこみ釣りができる季節は、釣れる魚の種類は異なりますが季節を問わずに1年中釣りを楽しむことが可能です。春は産卵期を迎えて接岸してくるクロダイが狙える季節で、夏場はアナゴが狙える季節で夜釣りは活発になる時間で釣果も期待できます。秋は、夏に孵化した魚が成長する時期で食欲旺盛な真鯛や冬に産卵を控えたシーバス釣りが楽しめる季節で、冬場は根魚のカサゴやアイナメ釣りが楽しめます。
ぶっこみ釣りの釣れる時間帯
ぶっこみ釣りの釣れる時間帯は、魚が活性化するマヅメの時間帯と岸の近くに回遊してくる夜になります。マヅメの時間帯は、日が昇る1時間前後の朝マヅメと夕日が沈む1時間前後の夕マヅメとなり魚がエサに食い付きやすくなる時間帯です。夜は、夜行性で外灯付近に魚が集まりやすく釣り人も少ないため、魚の警戒心も薄れて魚が堤防や岸まで近づくことが多く、日中では釣れにくい魚や大型サイズの魚が狙いやすくなります。
ぶっこみ釣りのマナー
ぶっこみ釣りのマナーは、周囲の人と釣り場の共有を意識し釣り場を独占しないことです。ぶっこみ釣りは、仕掛けを投げてアタリを待つ釣り方で複数の竿を用意し釣り竿を置いた状態でのんびりとアタリを待つ楽しみもありますが、釣り場を広げ過ぎると他の釣り人の邪魔になります。釣り場を見つけたら、自分の手が届く半径1~2メートルの場所だけを確保して、人の釣り場を取り過ぎずマナーを守って釣りを楽しみましょう。
ぶっこみ釣りに必要なタックル
ぶっこみ釣りに必要なタックルは、オモリとエサの付いた針とシンプルな仕掛けでぶっこみ釣りが初めての人も手軽に始めることができます。ロッドやリールはぶっこみ釣り専用のタックルは無く、投げ釣りで使える万能タイプやコストパフォーマンスの高い釣り具がおすすめです。
ぶっこみ釣りは、仕掛けを海に投げ入れてアタリを待つスタイルとなるため、タックルを置くロッドスタンドがあると便利で場所を選ばず手軽に釣りが楽しめます。
ぶっこみ釣り初めての方におすすめなロッド
ダイワ(DAIWA)
インターライン リーガル 遠投 4-52遠投 釣り竿
標準全長:5.15m
継数:5本
仕舞:121cm
標準自重:425g
先内径:2.20mm
先外径:3.5mm
元径:26.5mm
ぶっこみ釣り初めての方におすすめなロッドは、釣り場を選ばず幅広く対応可能なダイワ製のインターラインリーガルです。ぶっこみ釣りは専用のロッドが無く投げ釣り用の竿が使いやすく、インターラインリーガルは堤防や磯場と異なる場所も操作性が高く、中通し構造となり穂先の糸絡みも少なく初心者が扱いやすいロッドになります。ぶっこみ釣りだけではなく、投げ釣りも楽しめ1本でたくさんの釣り方を楽しむことが可能です。
ぶっこみ釣り初めての方におすすめなロッドスタンド
ダイワ(Daiwa)
サーフスタンド750
カラー:ブルー,レッド
仕舞寸法(cm):74
全伸長(cm):127
軽量なアルミアーム採用
ぶっこみ釣り初めての方におすすめなロッドスタンドは、コストパフォーマンスが高く三脚で安定性のあるダイワ製のサーフスタンド750です。三脚式のロッドスタンドは、3本の脚の長さを調子することで地面が平らな堤防や漁港だけではなく、足場が不安定な磯場やサーフで活用できます。サーフスタンド750はアルミ製で軽くて持ち運びもしやすく、上部は細く下部が太い逆テーパーの形をし重心が低く安定性抜群のロッドスタンドです。
ぶっこみ釣り初めての方におすすめなリール
シマノ(SHIMANO)
スピニングリール 17 サハラ C3000HG
材質:ナイロン
利き手:左右交換ハンドル
重量:0.9 ポンド
釣り糸タイプ:フロロカーボン
ぶっこみ釣り初めての方におすすめなリールは、堅牢なボディで安心感のあるシマノ製のサハラC3000HGです。シマノ製のスピニングリールは大径ドラグを搭載し素早くリールを巻くことが可能で突然のアタリに素早く対処でき、竿を置いてアタリを待つぶっこみ釣りにはおすすめのリールになります。サハラシリーズは、1万円以下で購入できコストパフォーマンスも高く初心者がぶっこみ釣りを始める場合も手軽に手に入るおすすめ商品です。
ぶっこみ釣り初めての方におすすめなライン
DUEL(デュエル)
カーボナイロンライン 6号 CN500 500m
材質:ナイロン
色:透明CLクリアー
釣り糸タイプ:コポリマー
線の太さ:6号
ぶっこみ釣り初めての方におすすめなラインは、フロロカーボンとナイロンが融合し摩擦に強く感度が高いデュエル性のカーボナイロンラインです。カーボナイロンは、摩擦に強く根ズレや根掛かりに耐える強度を持ち何度も繰り返して使用も可能で経済的なラインで、感度も高く魚ののアタリに気が付きやすいため初心者にはおすすめのラインです。ぶっこみ釣りだけではなくルアー釣りや投げ釣りとたくさんの場面で使える便利なラインになります。
ぶっこみ釣り初めての方におすすめなオモリ
第一精工
おもり パックオモリ長型 6号 釣り
サイズ:6号
重量:96g
用途:全魚種対応 長型 中通し
ぶっこみ釣り初めての方におすすめなオモリは、オモリの中央部にある貫通した穴から糸を通して使う中通し型です。中通しオモリは、オモリの空いた穴に糸を通すだけで固定せず使用するため取付方法も簡単で初心者が使いやすい便利なオモリになります。長型のオモリは、スリムな形をし海の中の隙間をすり抜けやすく堤防や港で糸を落すぶっこみ釣りに向いていて根掛かりを防止しやすいオモリです。
ぶっこみ釣り初めての方におすすめなエサ
マルキュー(MARUKYU)
パワーイソメ
616円
(税抜・参考価格)
長さ:約10cm
太さ:レギュラー
ぶっこみ釣り初めての方におすすめなエサは、たくさんの魚のエサに使える万能タイプのイソメ類です。イソメ類は、シーバスやクロダイの大型サイズの魚だけではなく、根魚のカサゴやアイナメ、高級魚になるアナゴ、真鯛とたくさんの魚が食い付きやすく安価で釣り具店で簡単に手に入る万能エサとなります。ぶっこみ釣り初心者で生きたエサを付けることが苦手な人は、ワームのイソメ類がおすすめです。
ぶっこみ釣りの仕掛け
ぶっこみ釣りの仕掛けは、中通しのオモリを使用し針先には1.5m程度のハリスを取り付けるだけのシンプルな仕掛けです。ぶっこみ釣りは、オモリを固定せずに糸の中を自由に移動できる中通しのオモリを使うと魚に違和感を与えにくくなります。固定するオモリは、魚がエサに食い付き糸を引っ張るときに重さを感じ違和感を覚えエサから逃げる可能性がありますが、中通し型は違和感を与えずに釣果が狙いやすくなります。
ぶっこみ釣りの釣り方
ぶっこみ釣りの釣り方は、堤防や漁港の釣りポイントの真下に仕掛けを落さず10~50mの中距離を狙います。仕掛けを落すポイントは、潮通しのよい場所に魚が潜み漁港や堤防付近は船が通る船道や潮の流れに変化のあるポイントが狙い目です。仕掛けを落した後は、魚がエサを食い付くアタリに気が付きやすくなるため、適度にリールを巻いて糸をピンと張った状態にして糸ふけを防止するとアタリに気が付きやすく釣果が期待できます。
ぶっこみ釣りの釣りテクニック
ぶっこみ釣りは次の3つのテクニックを把握すると釣果が期待できます。
・釣果アップさせる方法
・食い付きをアップさせるロッド操作
・大物を狙える時間帯
ぶっこみ釣りとは、仕掛けを海に垂らしてアタリを待つスタイルで1本だけではなく複数の竿を用意すると釣果が期待でき、アタリが少ない場合は適度いに釣り竿をあおるロッド操作が必要です。大型サイズの魚を狙いたい場合は、魚の警戒心も下がる夜が狙いやすく釣果も期待できます。
釣果アップさせる方法
釣果アップさせる方法は、釣り竿を1本ではなく複数本用意し同時に狙うことです。ぶっこみ釣りは、仕掛けを投げ入れて置き竿でアタリを待つスタイルで、複数の竿を用意して仕掛けると釣果アップが狙えます。初心者が始める場合は、管理も難しくなるため2~3本がおすすめで、複数の竿を使う場合は仕掛けをバラバラにせず同じ仕掛けを使い、穂先を揃えるとアタリの反応や変化に気が付きやすくアタリを逃さずに釣果アップが期待できます。
食い付きをアップさせるロッド操作
食い付きをアップさせるロッド操作は、仕掛けを落してアタリを待つぶっこみ釣りでアタリがない場合は適度なロッド操作が効果的なアクションです。ぶっこみ釣りのロッド操作は、小まめに操作する必要はなくルアー釣りで必要な激しいアクションも不要です。釣り竿は、1m程度持ち上げて仕掛けをゆっくりと上下に動かすだけでエサが動いたと気づき、好奇心を持った魚が近づきエサに食い付くため釣果が狙えます。
大物を狙える時間帯
大物を狙える時間帯は、魚の警戒心が緩くなる夜釣りの時間帯で日没の2時間後から日の出の2時間前になります。日没直後や日の出直前は水温の変化があり魚の動きも悪くなりますが環境が安定する2時間前後の時間帯は魚も集まりやすく釣果が期待できます。夜の時間帯は、釣り人も少なく魚の警戒心も緩くなり日中に釣れにくい1mを超える大物サイズのチヌやスズキ、アナゴもぶっこみ釣りで狙える浅場まで近づいてくるため大物が狙える時間帯です。
ぶっこみ釣りの注意点
ぶっこみ釣りの注意する点は次の2つです。
・食い付きによる竿の落下
・横風による糸ふけでアタリの低下
ぶっこみ釣りとは、仕掛けを垂らしたロッドを置いてアタリを待つ釣り方で手を放しているときに大型サイズのクロダイやスズキが食い付くと勢いで竿が海に落下する危険性があります。アタリの低下は、横風が吹くと糸が流され緩くなり糸ふけ状態になりやすくエサの食い付きが悪くなります。
食いつきによる置き竿の落下
食い付きによる置き竿の落下は、仕掛けを投げ入れて竿から手を放してアタリを待っているときに大型サイズの魚がエサに食い付くと勢いで海に釣り具を落下させてしまう危険があります。
竿の落下を防止するには、竿を地面に置かずロッドスタンドの利用がおすすめでロッドスタンドに水を含んだオモリを取り付けて食い付きによる落下を防止できます。ロッドスタンド以外に、尻手ベルトを使い固定することで海の落下防止も可能です。
横風による糸ふけでアタリの低下
横風による糸ふけは、魚がエサに食い付いたときのアタリを見逃しやすく、仕掛けも狙った場所から流されるため釣果が低下します。横風による糸ふけでアタリの低下を防ぐには、適度にリールを巻いて糸ふけを防止し糸を貼った状態にしましょう。横風が強く糸のたるみができる場合は、風が吹いてくる風上に釣り竿の穂先を向けて道糸をはることで糸ふけを防止が可能です。
ぶっこみ釣りをやってみよう!
ぶっこみ釣りとは、ルアー釣りや投げ釣りで必要なルアーアクションや遠投の技術がなくても手軽に始められる初心者におすすめの釣り方です。仕掛けもオモリとエサの付いた針を用意するだけとシンプルで、初心者が始めるには糸を通すだけで使える中通し型のオモリと、エサは万能タイプのイソメ類が使いやすく初心者で生きたエサが苦手な人はワームのイソメ類がおすすめです。手軽に始めることができるぶっこみ釣りで釣果を狙いましょう。
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