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スナップの結び方8選!釣り初心者が知っておきたい最強の結び方とは?

スナップの結び方8選!釣り初心者が知っておきたい最強の結び方とは?

スナップの結び方は、狙う魚や釣り方に合わせて選ぶことが可能で初心者におすすめは基礎的な結び方となるユニノットです。ユニノットは、用途を選ばずオールマイティーに使えて簡単に覚えられます。大物狙いの場合のスナップの結び方は、接続強度が高くルアーに直接取り付け可能なパロマ―ノットがおすすめです。

2023.10.13 釣り

釣りにおけるスナップの役割とは?

釣りでスナップの役割は、ルアー釣りや投げ釣りでルアーや重りを初心者も簡単に交換できる接続金具です。スナップのメリットは、ワンタッチで仕掛けを変えられ時合に合わせて素早く交換できるため釣果のチャンスを逃さず釣りを楽しむことができます。

スナップはチャンスを逃さず釣果UPが期待できるだけではなく、魚の歯からラインを守る役割もあります。

スナップの結び方の種類とショックリーダーラインの選び方

スナップの結び方の種類は、素早く簡単に結べる付け方や強度が最強ノットと呼ばれる付け方と用途に合わせた付け方がたくさんあります。ショックリーダーラインも強度や飛距離と狙う魚や場所で選ぶことが可能です。

狙う魚や場所に合わせて結び方を変えることで釣果アップに繋がりますが、結び方が悪いと結び目から糸が切れる可能性もあるため結び方や用途を理解することが重要です。

結び方の種類

結び方 用途 特徴
ユニノット オールマイティー ・基本的な結び方
パロマーノット バス釣り・オフショアジギング ・結び安さ
・高い接続強度
クリンチノット ジギング・サビキ釣り ・細いライン向き
ダブルクリンチノット エサ釣り・ルアー釣り ・細いライン向き
漁師結び ルアー釣り・メタルジグ ・太いライン向き
・大物釣り
ハングマンズノット エギング ・細いライン向き
フリーノット バス釣り・ジギング ・太いライン向き
・ルアーがフリーに動く
深海結び 船釣り・深海釣り ・太いライン向き

スナップの結び方は、狙う魚の種類や釣り方、シチュエーションで選ぶことができるため複数の結び方が存在しています。ユニノットは釣りで使うノットの基礎となる結び方で用途もオールマイティーで初心者が覚えやすい結び方です。パロマーノットは、接続強度が高く大型シーバスや青物と大物狙いで使いやすい「最強ノット」と呼ばれています。

ショックリーダーラインの種類

種類 用途 コスト 伸度 感度 飛距離 根ズレの強さ 沈みやすさ
ナイロン オールマイティー
フロロカーボン 海釣り・バス釣り
ポリエチレン 船釣り・ジギング用

ショックリーダーラインの種類は、ナイロン、フロロカーボン、ポリエチレンと3つの素材に分けられ、釣り方や用途に合わせて選ぶことで快適に釣りを楽しむことができます。ナイロンは安価で柔軟性があり衝撃の吸収力が高くトラブルも少なく初心者が使いやすいラインです。

フロロカーボンは傷つきにくく根ズレに強く摩耗性が高いラインで、PEラインは強度が強く飛距離も伸びるためルアー釣りや投げ釣りにおすすめです。

スナップの結び方①ユニノット

ユニノットは、たくさんあるスナップの結び方で基本となる付け方です。釣り全般で使えるため、スナップだけではなくハリスと針を結ぶときやラインとラインを結ぶ「電車結び」に派生することも可能となり覚えておくと便利です。

釣り初心者も簡単に覚えられる結びやすさとオールマイティーに使える万能さを兼ね備得ています。

ユニノットの結び方

➀スナップにラインを通し折り返して15cm程度引き出す
➁引き出したラインを指で押さえながら輪を作る
➂輪の中にラインを4~5回巻きつける
➃先端をゆっくりと引っ張る

ユニノットのコツ

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ユニノットを結束するときのコツは、結び目を結束するとき摩擦熱が起こらないために水で濡らすことです。リーダーに使用するナイロンやフロロカーボンは熱に強い素材ではなく結び目を締め付けるときの摩耗熱で強度が大幅に弱く途中で切れてしまう可能性があります。

結束するときは、結び目を口で湿らせるか濡れタオルを用意して注意しましょう。

スナップの結び方②パロマーノット

パロマーノットは、PEラインとルアーやフックを直結して結束でき結節強度が高い結び方です。PEラインは糸が細くショックリーダーを使うことが多いですがパロマーノットは強度が強いためルアーやフックに直接結束が可能です。結節強度低下が少ないためシーバスや青物と大物狙いの「最強ノット」と呼ばれています。

パロマーノットの結び方

①2つ折りにしたダブルラインを作りリングの穴に通す
②ダブルラインを本線に重ねる
③重ねたダブルラインと本線を軽く結び、輪を作る
④輪に通したダブルラインの先を広げルアーをくぐらせる
➄結び目を抑えながら、本線をまっすぐに引張り結び目を固く締める

パロマーノットのコツ

パロマーノットを結束するときのコツは、強度を出すため急ぎ過ぎずにラインをゆっくりと締め込むことです。結び方は難しくありませんが、均一に結束しないと途中で各部位に負荷がかかり、最後の結び目を作る前に締まった状態となりラインが波打つ可能性も高くなります。

ラインの強度が落ちる原因になる可能性もあるため、丁寧にゆっくりと締め込むことが大切です。

スナップの結び方③クリンチノット

クリンチノットは、細いラインを使用したショアジギングやアジングを楽しむときに使える結び方です。太いラインは解けやすい欠点があるため小魚を狙うルアーフィッシングやジギングだけではなく、堤防釣りの定番となるサビキ釣りで重りや仕掛けを付けるときに活用できます。

結節強度も高くシンプルな結び方で覚えやすいため初心者が簡単に習得可能な結びとなります。

クリンチノットの結び方

①ルアーのスナップにラインを通す
②スナップに通したラインをメインラインに5~6回巻きつける
③巻き付けたラインの端を最初にできた輪にに通す
④ライン端を輪へ通したときにできた輪へ再度ラインを通す
➄片手で結び目を持ち、片方の手は巻き付けたラインを持ってゆっくりと締める

クリンチノットのコツ

クリンチノットを結束するときのコツは、メインラインに巻き付けている部分が緩まないために指先を使って軽く押えることです。巻き付け部分が緩まないことで結び目を締めたときに仕上がりも奇麗で強度アップに繋がります。

スナップの結び方④ダブルクリンチノット

ダブルクリンチノットは、スナップにラインを2回通すことで強度アップさせる結び方です。安定した強度が出せるだけではなく、細い号数のラインから10号程度までの太いラインに対応できます。

ハゼやキスを狙う釣りや船釣りで10kg程度の魚を狙った釣りと幅広い釣りにおすすめです。

ダブルクリンチノットの結び方

①ルアーのスナップにラインを2回通す
②スナップに通したラインをメインラインに5~6回巻きつける
③巻き付けたラインの端を最初にできた輪にに通す
④ライン端を輪へ通したときにできた輪へ再度ラインを通す
➄片手で結び目を持ち、片方の手は巻き付けたラインを持ってゆっくりと締める

ダブルクリンチノットのコツ

ダブルクリンチノットのコツは、ラインの強度を出すためにノットの形を整えながら締め込むことです。ラインを引っ張りノットが閉まり始めたところで輪に通したラインを軽くテンションを掛けて、2本同時にバランスを見て引っ張ると締まりが強く強度も高くなります。

細いラインに向いていますが大型の魚を狙う場合は強度も必要となるため意識して取り組みましょう。

スナップの結び方⑤漁師結び

漁師結びは、結節強度が強く別名で「完全結び」と呼ばれていて漁師やプロアングラーが使っている結び方です。太いラインに向いていてシーバス釣りやヘチ釣りと大型の青物を狙ったジギングと高い負荷のかかる釣りにおすすめです。

漁師結びは覚えるとスナップとラインを結ぶだけではなく、ハリスとラインを結ぶときも応用できます。

漁師結びの結び方

➀ラインをスナップに1回通す
➁通したラインを再度スナップに戻して輪を作る
➂メインラインと2つ折りの輪を一緒に4~5回巻きつける
④輪の中にラインを通してゆっくりと引き締めて結び目を作る

漁師結びのコツ

漁師結びのコツは、次の2つです。

➀ラインをピンと張った状態で巻き付ける
➁ラインの巻き付け回数を適切か確認する


巻き付けるときにラインがたるんでいる状態で結んでしまうと緩んで抜ける危険性があります。ラインの巻き付け回数が多いと摩擦が大きくなり締め込みも難しくなるため、細いラインは5回太いラインは4回が適正です。

スナップの結び方⑥ハングマンズノット

ハングマンズノットは、ルアーの重みを利用してくるくるとラインを巻く結び方が特徴的でアメリカのバスプロアングラーが好んで使っているルアーの付け方です。魚がルアーに掛かり負荷が掛かればかかるほどノットの締め付けも強くなり取れにくくなる特徴があります。

太いラインと大きいルアーに向いていてフロロカーボンやナイロン、PEラインと全てのラインで使いやすい便利性の高さが人気の理由です。

ハングマンズノットの結び方

➀ラインの先端をルアーに通す
➁通したラインを折り返した部分を指で摘まむ
➂ルアーを回して5~6回メインラインに巻き付ける
➃輪の中にラインを通し結び目を2~3cmまで締める
➄結び目がひっくり返るまで固く締め込み余った糸を切る


ハングマンズノットのコツ

ハングマンズノットのコツは次の2つです。

➀結び目はできるだけルアーの近い場所に作る
➁ラインを締め込むときに結び目が反転するまで結ぶ


ルアーから離れた位置で結び目を作るとラインがよれてしまい強度低下に繋がるため、ルアーに近い場所で結び目を作ることが大切です。

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スナップの結び方⑦フリーノット

フリーノットは、結び目とルアーのアイの間にループを作ることでルアーの動きが自由になる結び方です。ループを作ることでルアーの動きがナチュラルで大きくなり魚にアピール力が高くバス釣りやジョアジギングとルアー釣りで人気があります。

フリーノットは、ルアーが自由に動ける反面でラインに負荷がかかりやすいため強度は高くなく、強度のある太いラインの使用がおすすめです。

フリーノットの結び方

➀ラインを一回緩く結んで輪を作る
➁ラインの先端をルアーのスナップに通す
➂➀で作った輪にラインの先端を通す
➃輪をルアーのスナップの1cm程度まで寄せて軽く締める
➄通したラインで輪を作りメインラインと一緒に2回くぐらせる
➅➃で作った結び目と近づけ最後は結び目同士がくっ付くまで締め込む

フリーノットのコツ

フリーノットのコツは、ルアーのアイと結束部分にあるループの長さを長くし過ぎないことです。ループでルアーが自由に動けることが特徴の結び方ですが長すぎると動きが悪くなりフリーノットのメリットが失われてしまう可能性があります。ループの長さはルアーが動きやすい2~3cm程度がおすすめです。

スナップの結び方⑧深海結び

深海結びは、瞬発力のある真鯛や青物釣りには向いていませんが船釣りで楽しむイカ釣りや深海釣りに使用されている結び方です。簡単な結び方で慣れると10秒も掛からず結ぶことができ端糸のカットも不要となるため揺れる船の上で簡単に結ぶことができます。

深海結びの結び方

➀ルアーのアイにラインを通す
➁通したラインとメインラインで輪を作る
➂メインラインの下からラインをくぐらせる
➃ルアーを1回ひねり8の字を作る
➄根元側の輪の下からラインを通す
➅ラインを引っ張り締め込む



深海結びのコツ

深海結びのコツは、端糸のカットが不要となるため引きの強い魚や重量のある魚をターゲットにした場合は端線を長めに出すことです。端糸を長めに出すことで強い引きでのライン抜けを防止できます。

最強のスナップの結び方とは?

最強のスナップの結び方は、用途に合わせて選ぶことが大切ですが大型の魚を狙う場合は接続強度の高い「パロマーノット」や完全結びと呼ばれる「漁師結び」がおすすめです。漁師結びは、プロアングラーや漁師が活用している結び方で強度が高いだけではなく結びも簡単でハリスとラインを結ぶときに応用できる便利さを兼ね備えています。

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