コウイカの釣れる時期は春と秋!おすすめの時間帯と釣れる場所・条件とは?
コウイカが釣れる時期は、産卵前の大型サイズの親イカが釣れる春と子イカの数釣りが楽しめる秋です。コウイカ釣りは、1年中楽しめますが夜行性で夕方から夜が狙いやすく、泥や砂地を好み海底に潜んでいるためボトムを狙います。コウイカはアオリイカと釣れる時期や時間帯が似ていますが、コウイカの生態を理解して釣果を上げましょう。
Writer
公式ライター hiro0716
元体育会系でWEBライターのhiroです。大学卒業までの10年間、陸上競技に打ち込んでいました。今もフルマラソンを走ったりと健康の為に運動を続けています。筋トレやトレーニング方法、食事管理などスポーツ経験者としての知識も提供可能です。また、スポーツ観戦も大好きですので、様々なスポーツの魅力を伝えていければと思います。
コウイカが釣れる適した時期が知りたい!
コウイカが釣れる時期は、産卵期を迎えて沿岸してくる親イカが釣れる4~6月の春と子イカが狙えて数釣りが楽しめる10~11月の秋です。コウイカは、暖かい場所を好み寒い冬場は水深が深い場所に身を潜めていますが、水温が上がる暖かい季節になると沿岸に近づいてくるため岸からの釣りが楽しめます。
コウイカは、アオリイカと釣れる時期や時間帯が似ていますがコウイカの特徴や釣り方を理解してコウイカ釣りを楽しみましょう。
コウイカの生態
コウイカは、警戒心が強く体の色を変化させ海底で動かずに潜んでいる特徴があります。コウイカは、海底が泥や砂地となる場所を好み海底で体を疑似化させて外敵から身を隠し、エサとなる小魚を待ち構えているため、激しい動きではなくゆっくりとエギを動かし海底附近のボトムを狙うと釣果が期待できます。
コウイカとアオリイカは同じ場所にいても、海底附近のボトムを意識して狙うとコウイカが釣れやすいです。
コウイカが釣れる季節
コウイカが釣れる季節は、春と秋で、春には親イカが狙え、秋には子イカを狙うことが可能です。。コウイカは、1年中釣りを楽しむことができ春は産卵前で沿岸に集まる30~40cm程度の大型サイズの親イカが釣れやすく、秋は夏に孵化した子イカが成長する時期でサイズは小さいですが数釣りが楽しめます。
秋のコウイカは、食欲旺盛でエサの食い付きもよく初心者でも簡単にコウイカ釣りが楽しめる旬な時期です。
コウイカが釣れる時間帯
コウイカが釣れる時間帯は、暖かい場所を好み気温が高くなる日中でも釣りは楽しめますが釣果が期待できる時間は夕方から夜に掛けてです。コウイカは夜行性で夜に活発に動き出すため日が暮れた夕マヅメの時間から夜はエサの食い付きがよく、外灯周辺に集まる小魚を狙って海面付近まで浮上してくることがあります。
春から夏に掛けては、日中に潮の動きが大きくなる時期で昼間でも釣りが楽しめます。
コウイカが釣れるポイント
コウイカが釣れるポイントは、海底で動かずにいるためエギを大きく動かさずにボトムを狙うことです。コウイカは、海底の泥や砂地を好み泳ぎもゆっくりでエギの動作もゆっくりした動きを好みます。
コウイカとアオリイカは、釣れる時期や場所も同じでコウイカを釣りたくてもアオリイカが釣れる場合も多いですが、潜んでいる場所が異なりボトムを狙いゆっくりとエギを動かすとコウイカが狙えます。
コウイカが釣れる地域・場所
コウイカが釣れる地域は、日本を囲む日本海から東シナ海と広く分布し暖かい地域を好むため関東から九州までとなります。コウイカは、水温が下がると沖合に身を潜め海水温が上がるとエサを求めて沿岸に近づき堤防や漁港に姿を現し海底附近に潜んでいてボトムを狙うと釣果が期待できます。
コウイカは、気温が温かい関西より西の地域で釣果が狙いやすく九州や瀬戸内海沿岸地域はコウイカが釣れる場所で有名なポイントです。
コウイカの釣り方
コウイカの釣り方は、海底に身を潜めて近づいてきたエサを食べる習性でズリ引き釣りがおすすめです。ズリ引きは、エギをボトムから離さずにズルズルと動かす釣り方で動かずにエサを待ち伏せしているコウイカが食い付きやすくなります。
コウイカとアオリイカは同じ場所で釣れますが、アオリイカはシャクリや激しいエギの動きに敏感に反応し、コウイカは動かずいるためズリ引きでゆっくり巻くだけで釣れやすくなります。
コウイカが釣れる条件
コウイカの釣れる条件は、次の2つのポイントです。
・海底が砂地となる場所
・潮通しのよい場所
コウイカは、警戒心が高く身を隠すことができる泥や砂地を好みます。砂地に潜り体の色を変化させて外敵から身を守りエサとなる小魚が来るのをずっと待ち構えているため、砂地や泥地の場所でボトム狙いがおすすめです。潮通しのよい場所は、エサとなる小魚が集まりやすくエサを求めてコウイカも集まり釣果が狙えます。
コウイカ釣りの時期と季節ごとの釣り方
コウイカ釣りは、1年中釣りが楽しめますが時期や季節で狙う時間帯や釣り方が異なります。春から夏に掛けては日中に潮が大きく動く時期で朝方や夕方だけではなく昼間も釣果が期待でき、秋は反対で夜に潮が大きく動く時期で夜釣りが楽しめます。冬のコウイカは、海水温が下がり沖合の深場に身を潜めてしまい陸地からの釣りは難しくなりますが、船釣りで沖に出てコウイカ釣りが可能です。季節の釣り方を理解し1年中コウイカ釣りを楽しみましょう。
春のコウイカの釣り方
春のコウイカの釣り方は、産卵期を迎えた親イカが狙える時期で産卵場所になる岩礁帯や海藻がある漁港を狙います。漁港は、船が通るため海底は砂地の場合が多く砂地を好むコウイカも集まりやすく、近くに岩礁帯や海藻のあるポイントは釣果が期待できます。
春は産卵前でエサの食い付きもよく、親イカが活性化する日の出の1時間前後の朝マヅメが釣りやすい時間帯です。
夏のコウイカの釣り方
夏のコウイカの釣り方は、夜行性のコウイカですが夏は日中に潮が大きく動くため日中に釣果が上がりやすい潮通しのよいポイントを狙います。夏に釣れるコウイカは、産卵時期が遅れた居残りイカと早く孵化した早生まれイカの2タイプのコウイカ釣りを楽しむことが可能です。
居残りイカと早生まれイカもエサとなる小魚がいる潮通しのよい堤防の先端は1級ポイントとなり、夏のコウイカ釣りにおすすめの場所です。
秋のコウイカの釣り方
秋のコウイカの釣り方は、夏と反対で夜に潮が大きく動く時期で夕方から夜に釣果が狙えるため夜釣りです。秋に釣れるコウイカは、食欲旺盛な子イカで警戒心も低くエサの食い付きがよく潮の変化が大きくなる夕マヅメや夜に小魚が集まる堤防先端や外灯付近を狙うと釣果が期待でき数釣りも楽しめます。
子イカはサイズが小さくエギで狙う場合は、サイズの小さい2.5~3号のエギを使うことがおすすめです。
冬のコウイカの釣り方
冬のコウイカの釣り方は、寒くなり海水温が下がると沖の深場に移動し堤防や漁港の陸からは釣りが難しくなるシーズンとなるため沖に出ての船釣りです。コウイカは冬の時期は水深が100m以上の深場に潜んでいて、エギングで釣りを楽しむ場合は陸での仕掛けと異なり中重りを付けて深い海底まで着底させて狙います。
冬の時期は、糸ふけを巻き取りゆっくりエギを動かすとエサの食い付きが悪い冬の時期でも釣果が期待できます。
エギングでコウイカがで釣れるポイント
エギングでコウイカが釣れるポイントは次の3つの場所です。
・堤防の先端
・外灯のある漁港
・砂浜の両端付近
コウイカは、エサとなる小魚が集まりやすい潮通しのよい場所や夜行性で光に集まる習性があるため堤防の先端や外灯のある漁港は釣果が期待できます。砂浜は、アオリイカと違い海底が泥や砂地を好むコウイカが潜んでいることが多く、堤防や岩礁が近くにある砂浜の両端付近は釣れるポイントです。
堤防の先端
場所 | おすすめ釣りポイント |
新潟県上越市 | 黒井新堤 |
千葉県館山市 | 浜田堤防 |
愛媛県新居浜市 | 富田新港 |
エギングでコウイカが釣れるポイントは、潮通しのよく小魚が集まりやすい堤防の先端です。堤防は、沿岸から沖に伸びていて先端は潮の流れが変化する潮通しのよい場所で小魚があるまりやすくエサを求めたコウイカが釣れやすいポイントになります。
堤防の先端はアオリイカも釣れやすいポイントですが、アオリイカとコウイカは泳いでいる位置が違い、コウイカは海底附近に潜みエギで海底を狙うことでコウイカの釣果が狙えます。
外灯のある漁港
都道府県 | おすすめ釣りポイント |
秋田県にかほ市 | 金浦漁港 |
京都府舞鶴市 | 小橋漁港 |
福岡県遠賀郡岡垣町 | 波津漁港 |
エギングでコウイカが釣れるポイントは、夜行性のコウイカが集まりやすい外灯のある漁港です。コウイカは、夜行性で光に集まる習性があり夕方から夜に掛けては外灯付近を回遊している可能性が高く、エサの小魚も集まりやすく釣果が期待できます。
コウイカは、海底が泥や砂浜となる場所を好んでいて漁港に集まりやすく夜の外灯付近は普段海底に潜んでいるコウイカも海面近くまで浮上している場合があり姿を見ながらの釣りも可能です。
砂浜の両端付近
場所 | おすすめ釣りポイント |
神奈川県横須賀市 | 長沢海岸 |
広島県福山市 | 横山海岸 |
福岡県北九州市 | 赤坂海岸 |
エギングでコウイカが釣れるポイントは、海底が砂地の砂浜で堤防や岩礁が近く変化のある砂浜の両端付近です。コウイカは、海底が泥や砂地となる場所を好んでいて砂浜に集まりやすく、砂浜の両端は堤防や岩礁のある場合が多く潮の流れが変化し小魚の潜んでいる場所となるためエサを求めたコウイカも集まりやすい場所です。
コウイカ釣りにおすすめのエギングタックル
コウイカ釣りにおすすめのエギングタックルは、軽量化で投げやすく狙ったポイントを狙えて操作性の高いタックルがおすすめです。コウイカは、海底に潜んで動き回らないためコウイカのいるポイントにキャストできる軽いタックルが釣果も狙いやすくなります。エギは、コウイカの好奇心を高める音や振動があるとエサと思い込み食い付きやすいです。
コウイカ釣りにおすすめなエギングロッド
ダイワ(DAIWA)
エメラルダス AIR AGS 86M
標準全長(m):2.59
継数(本):2
仕舞(cm):134
自重(g):88
先径/元径(mm):1.5/11.9
コウイカ釣りにおすすめなエギングロッドは、軽量化にこだわったダイワ製のエメラルダスAIR AGS 86Mです。ロッドの自重は88gと軽量で投げやすく、キャストするときに振り抜きスピードが上がるため飛距離も伸び狙ったポイントを狙いやすくなります。軽いだけではなく剛性もありコウイカがエサに食い付く敏感な動きも気が付きやすく釣果も期待できます。
コウイカ釣りにおすすめなエギングリール
シマノ(SHIMANO)
スピニングリール19ストラディック2500SHG
材質:ナイロン
重量(g):220
釣り糸タイプ:フロロカーボン
コウイカ釣りにおすすめのエギングリールは、軽量ボディで軽やかな巻き心地を味わえるシマノ製のスピニングリール19ストラディック2500SHGです。シマノ製の滑らかな巻き心地は、一定速度でハンドルを巻き続けることが可能で、ただ巻きや海底をゆっくり狙うコウイカ釣りにはおすすめのリールです。軽量化されたボディは、飛距離も出しやすく今まで届かなかったポイントも狙いやすくなります。
コウイカ釣りにおすすめなエギ
DUEL(デュエル)
EZ-Qキャストランガン3.5
サイズ(号):3.5号
重量(g):19
沈下速度(sec/m):約3.0
コウコウイカ釣りにおすすめのエギは、海中で音を出す機能が付きコウイカを引き寄せることができるEZ-Qキャストランガン3.5です。音は、音質が違う2種類の音を出し好奇心を高めてコウイカを引き寄せます。
キャストランガンは、足がパタパタと動き小さいシャクリやただ巻きでもイカを誘う動きができ釣果アップが期待できます。
コウイカが一番釣れる時期とは?
コウイカが一番釣れる時期は、産卵時期を迎えた親イカが狙える4~6月の春シーズンと成長した子イカが狙える10~11月の秋シーズンです。春は大型サイズの親イカが楽しめ、秋は小さいサイズですが数釣りが楽しめます。コウイカが狙えるポイントは、アオリイカと異なり海底に身を潜め砂地や泥地を好む特徴があり、漁港や砂浜の潮通しがよいポイントで釣果が期待できます。コウイカの釣れる時期とポイントを理解して釣果を上げましょう。
商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。