ヤリイカの釣れる時期は冬!おすすめの時間帯と釣れる場所・条件とは?
ヤリイカが釣れる時期は、産卵期を控えて接岸してくる冬場でハイシーズンは1月~2月です。地域で釣れる時期が異なりますが1~2月はどの地域でも釣果が期待できます。釣りやすい時間帯はエサの小魚が集まりやすい朝と夕方のマヅメで、ヤリイカが釣れる時期と時間帯を理解してヤリイカ釣りを楽しみましょう。
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公式ライター hiro0716
元体育会系でWEBライターのhiroです。大学卒業までの10年間、陸上競技に打ち込んでいました。今もフルマラソンを走ったりと健康の為に運動を続けています。筋トレやトレーニング方法、食事管理などスポーツ経験者としての知識も提供可能です。また、スポーツ観戦も大好きですので、様々なスポーツの魅力を伝えていければと思います。
ヤリイカの釣れる時期が知りたい!
ヤリイカの釣れる時期は、産卵期を控えて産卵場所を求めて沿岸に近づいてくる1~2月、海水温が15度以下に下がる冬場になります。
低水温を好み普段は沖合の水深が深い場所に身を潜めているため船釣りで沖に出て釣りが楽しめますが、冬になると産卵期を迎え産卵場所を求めて沿岸に近づいてきて陸からでも釣りを楽しむことが可能です。冬場は産卵前でエサの食い付きも良く初心者でも釣りが楽しめる時期で50cmを超えるパラソル級の大型サイズのヤリイカが釣れる場合もあります。
ヤリイカの生態
ヤリイカの生態は、低水温を好み夏場は沖合の深い場所に身を潜めていますが、産卵を迎える冬場に接岸してくる特徴があります。ヤリイカが冬場に接岸する理由は、卵の生存温度が5~15度となり冬の寒い時期に安全に卵を孵化させることができる場所を求めているためです。
ヤリイカは、夜行性で光に集まる習性もあり日が暮れた時間帯は外灯周辺に集まっている可能性が高く、夜は外灯周辺を狙うと釣果も期待でき数釣りが可能です。
ヤリイカが釣れる季節
ヤリイカが釣れる季節は、産卵時期を迎えて接岸してくる冬~早春に掛けてです。ヤリイカは、水温が低い場所を好む特徴があり普段は水深100m以上の深場に生息していますが、冬場の寒い時期になると産卵場所を探して沿岸に近づいてくるため冬場が釣れやすい時期になります。
冬に釣りやすいヤリイカは、冬イカと呼ばれる人気のターゲットで数釣りも楽しめ産卵を控えていて丸まると太った40cmを超える大型サイズが狙えます。
ヤリイカが釣れる時間帯
ヤリイカが釣れる時間帯は、マヅメと呼ばれる時間帯で日没1時間前後の夕マヅメと日の入り1時間前後の朝マヅメです。
ヤリイカは夜行性で昼間は深場に身を潜めていて釣りにくいですが、マヅメの時間帯はエサとなる小魚やプランクトンが活発に動き出す時間帯でエサを求めてヤリイカも活発に動き釣果が期待できます。夜釣りは、光に集まる習性があるため外灯付近を群れで回遊している場合があり、外灯の下を狙うと釣れる可能性が高くなります。
ヤリイカが釣れるポイント
ヤリイカが釣れるポイントは、小魚が集まる堤防の先端付近や身を隠しやすい岩礁帯がある場所です。堤防の先端は潮通しがよい場所で小魚も集まりやすくエサを求めたヤリイカが集まる場所で、岩礁帯は身を隠せる場所多いだけではなく潮の流れも複雑になり小魚が集まる場所になるため釣りやすい場所です。
ヤリイカは群れで回遊する習性があり、釣り場でイカの吐いたスミ跡が付いている場所は釣れている場所となり釣りやすいポイントになります。
ヤリイカが釣れる地域・場所
ヤリイカが釣れる地域は、日本を囲む黄海や東シナ海と広く分布し低水温を好むため北海道から九州までとなります。ヤリイカは、日本海と大平洋側に生息していますが沖縄と瀬戸内海には生息していません。
普段は沖合の深場に身を隠し冬場になると沿岸に近づいてくるため漁港や堤防からでも釣りを楽しむことが可能です。全国で釣りが楽しめますが、ヤリイカ釣りで有名な場所は北海道南部の函館市や佐賀県の唐津市が有名な釣りスポットになります。
ヤリイカが釣れる条件
ヤリイカが釣れる条件は、卵が孵化しやすい海水温8~15度の産卵期とエサが集まる潮通しのよい場所です。
ヤリイカは、水温が高い夏場は深場に身を潜めていますが、15度を下回る冬場は産卵期になり活発に活動するため釣りやすくなります。ヤリイカは、7度以下になると動きが悪くなり5度以下で息絶えてしまいます。寒い冬場でエサが豊富な潮通しのよい場所は、ヤリイカが群れで回遊していることが多く釣れやすいポイントです。
ヤリイカの釣り方
ヤリイカの釣り方は、次の3つが人気です。
・船釣り
・浮き釣り
・エギング
ヤリイカは、産卵期以外は沖合の水深100~200mの場所に潜んでいるため船釣りで沖に出ると産卵時期以外も釣りができ数釣りを楽しめます。産卵期を迎えて沿岸にいるヤリイカを狙うには、浮き釣りとエギングがおすすめで肉食のアオリイカには小魚のイワシや鶏のささ身で狙うことができ、ゲーム性を楽しみたい人は仕掛けもシンプルなエギングがおすすめです。
地域別のヤリイカを釣るのに適した時期と場所
ヤリイカが釣ることができる時期は、低水温を好み寒い季節になる11月~6月頃です。
寒い季節に釣れるヤリイカですが、地域により釣れる時期が異なり北海道や東北の寒い地域では11月~6月までと釣れる期間が長くなります。関東や関西の釣れる時期は同じで12月~3月までが釣果が期待でき、水温の高い九州地域は一番釣れる時期が短く1月~3月までとなります。釣れる場所は、北海道の西側エリアから九州北部と広範囲で釣りが可能です。
北海道のヤリイカが釣れる時期と場所
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | △ | △ | △ | ○ | ○ |
北海道のヤリイカが釣れる時期は11~6月です。ヤリイカは低水温を好むため寒い北海道では11月から6月と本州よりも長い期間ヤリイカ釣りを楽しむことがで、沿岸からの陸釣りだけではなく船釣りも楽しめます。
北海道では、日本海側や津軽海峡の西側エリアがヤリイカ釣りの楽しめる場所で、日本海側では小樽港や石狩湾が釣りの楽しめるポイントで、津軽海峡では函館港やヤリイカの水揚が道内一位の松前町が釣れる場所になります。
東北地域のヤリイカが釣れる時期と場所
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | △ | △ | △ | △ | ○ | ○ |
東北地域のヤリイカが釣れる時期は、11月下旬~5月までが釣れやすく旬な時期は11~1月です。11~1月に釣れるヤリイカは、サイズが20cm程度と小ぶりですがエサの食い付きもよく数釣りが楽しめます。
東北地域でヤリイカが釣れる場所は、青森県の八戸市から宮城県に続く三陸沿岸が釣果の期待できる場所で、岩手県の宮古市や陸前高田市がエギング釣りでヤリイカ釣りが楽しめる人気のポイントになります。
関東地域のヤリイカが釣れる時期と場所
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
○ | ○ | ○ | △ | △ | △ | △ | △ | △ | △ | △ | ○ |
関東地域でヤリイカが釣れる時期は、12月~3月頃までとなりハイシーズンは1月と2月になります。ハイシーズンの1月と2月は、産卵時期を迎えて大きく育った大型サイズのヤリイカが狙える時期で50cmを超えるパラソル級のヤリイカも狙うことが可能です。
関東地域でヤリイカが釣れる場所は、神奈川県の三浦半島や千葉県の内房と外房エリアです。人気のスポットは、外房エリアで銚子市や勝浦市では船釣りも楽しめます。
関西地域のヤリイカが釣れる時期と場所
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
○ | ○ | ○ | △ | △ | △ | △ | △ | △ | △ | △ | ○ |
関西地域でヤリイカが釣れる時期は、関東と同じく12月~3月頃になります。関西は、日本海側と大平洋側でヤリイカ釣りの楽しめるポイントが多く、太平洋側は2月がハイシーズンで日本海側は12月~2月頃が釣果の狙いやすりシーズンです。
関西地域でヤリイカが釣れる場所は、海水浴場で人気の和歌山県白浜市や由良町が人気のスポットで日本海側に面した京都府舞鶴市はパラソル級のヤリイカも釣れる人気のエリアになります。
九州地域のヤリイカが釣れる時期と場所
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
○ | ○ | ○ | △ | △ | △ | △ | △ | △ | △ | △ | △ |
九州地域のヤリイカが釣れる時期は、1月~3月頃までです。九州地域は水温が高くヤリイカ釣りの楽しめるシーズンが一番短いエリアですが、2月~3月に釣れるヤリイカは40cmを超える大型サイズが狙えます。
九州地域のヤリイカが釣れる場所は、九州北部にある佐賀県の唐津湾や福岡県の糸島半島や博多湾となります。複数の海流が混ざる玄界灘に面しているため、エサとなる小魚やプランクトンも豊富で釣果が期待できる人気の場所です。
ヤリイカ釣りにおすすめなエギングタックル
ヤリイカ釣りのエギングタックルは、軽くて扱いやすい道具を選ぶことがおすすめです。軽くて扱いやすい道具は、狙った場所にキャストしやすくエギを動かすシャクリの動作もしやすく初心者でも釣果が期待できます。エギング釣りは、ロッドとリール、エギを準備するだけで始められ誰でも手軽にヤリイカ釣りを楽しめます。
ヤリイカ釣りにおすすめなエギングロッド
シマノ
18セフィア BBS83M
全長:2.52m
仕舞寸法:129.4cm
継数:2本
自重:102g
ヤリイカ釣りにおすすめのエギングロッドは、軽くて投げやすいシマノロッド18セフィアBBS83Mです。シマノ製のロッドは、ハイパワーXと呼ばれるロッドのねじれを防止する補強が搭載されていて、曲がりがしなやかで狙った場所にキャストしやすく、エギの操作もしやすいロッドになります。エギング用のロッドでコストパフォーマンスも高く初心者が最初に買うのにおすすめのロッドです。
ヤリイカ釣りにおすすめなエギングリール
ダイワ(DAIWA)
スピニングリール レガリス LT2500D
材質:ナイロン
ハンドル材質:アルミニウム
重量:210g
釣り糸タイプ:ブレイド
ヤリイカ釣りにおすすめのエギングリールは、210gと軽量で操作性が高いダイワのスピニングリールレガリスLT2500Dです。ヤリイカを釣るときのエギングアクションはシャクリが重要になるため、シャクリに合わせられる軽くて滑らかに巻けるリースが使いやすくなります。堤防から遠投も必要なヤリイカ釣りでは2500番のリールが使いやすくおすすめです。
ヤリイカ釣りにおすすめなエギ
ヤマシタ(YAMASHITA)
エギ王K ベーシック3.5号
サイズ:3.5号
ウェイト:22g
タイプ:ベーシック
フォールスピード:約3.0秒/m
ヤリイカ釣りにおすすめのエギは、フォールの動きに安定感があるエギ王Kベーシック3.5号です。ヤリイカ釣りはエギを泳がせるアクションではなくシャクリとフォールでイカを誘うため、フォールで自然な動きが出せるエギ王はイカの警戒心も少なく釣果が期待できます。沿岸に近づいてくるヤリイカは産卵前でサイズも大きくエギングのサイズは3.5号がおすすめです。
ヤリイカが一番釣れる時期とは?
ヤリイカが一番釣れる時期は、産卵期を控えて産卵場所を求めて沿岸に近づいてくる冬場でハイシーズンは1~2月です。ヤリイカは、北海道から九州と釣れるエリアが広く地域により釣れる時期は異なりますが、冬場の1月~2月はどの地域でも釣果が期待できます。夜行性で昼間は深場に身を潜め、朝と夕方のマヅメの時間帯になるとエサを求めて活発に動き出すため釣果が期待できます。ヤリイカの釣れる時期と時間を理解し釣果を上げましょう。
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