2018年12月7日 更新

釣り糸の種類と太さの定義とは?ライン選びのポイントを徹底解説

釣り糸にはさまざまな種類のものがありますが、快適に釣りを楽しみ、好釣果を得るためには、それぞれの釣り糸の特徴や選び方について学ぶ必要があります。釣り糸の素材ごとの特徴や太さの定義を見ていくと共に、ライン選びのポイントについて徹底解説します。

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ルアーフィッシングでは直線強度による定義が基本

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ルアーフィッシングで使用することを想定して作られた釣り糸は基本的に、直線強度の限界値によって太さが定義されています太さは、主にアメリカで使われている重量の単位であるポンド (lb)によって表されます。1ポンドは、正確には453.59237gですが、計算を簡略化するため、ほとんどタックルメーカーでは、1ポンドを454gとして定義しています

ルアーフィッシングではもともと、「釣果そのものだけでなく、魚を釣り上げた際のタックルセッティングについても重要視する」という考え方があり、タックルセッティングそのもののパワーレベルを明確にするために、あえて直線強度で定義付けしている背景があります。

4ポンドを1号と考えるのはおすすめできない

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多くのタックルメーカーのルアーフィッシング用の釣り糸には、ポンドと共に、物理的な太さを表す号数も併記されています。ポンドに併記されている号数については、タックルメーカーによって定義が全く異なっており、例外なく4ポンドを1号として一様に定義しているメーカーもあれば、ポンドか号数のいずれかを切りの良い数値になるように設計し、正確に定義しているメーカーもあります。

釣り初心者の中には、単純に4ポンドを1号と考えた釣り糸の選び方をしている人も多くいますが、この考え方はあまりおすすめできません。特に、高品質な釣り糸の中には、同じ1号でも6ポンド近い直線強度を実現しているものもあります

釣り糸の選び方のポイントを解説!

釣り糸の選び方においては、あらゆる要素を考慮し、用途に合っているかどうかを的確に判断する必要があります。釣り糸の選び方によって、釣果に雲泥の差が生まれることもありますので、選び方において重要となるポイントをぜひとも学んでおきたいものです。

ここでは、釣り糸の選び方において、幅広い釣り方で共通している3つのポイントを見ていきます。

釣り糸の選び方のポイント①強度

直線強度,結束強度,摩擦強度の3種類がある

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釣り糸の強度は具体的に、直線強度、結束強度、摩擦強度 (耐摩耗性)の3種類があります。

直線強度は、結び目がない部分で引っ張った際の強度であり、釣り糸の素材別では、PEライン、ナイロンライン、フロロカーボンラインの順に直線強度が高くなっています。結束強度は、結び目の部分で引っ張った際の強度であり、釣り糸の素材別では、ナイロンライン、フロロカーボンライン、PEラインの順に結束強度が高くなっています。摩擦強度は、水中の障害物や魚の歯との摩擦によって強度が低下している状態における強度であり、釣り糸の素材別では、フロロカーボンライン、ナイロンライン、PEラインの順に摩擦強度が高くなっています。

使用用途に合わせて強度を考慮したい

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科学技術が進歩した現在であっても、直線強度、結束強度、摩擦強度の全てがパーフェクトな釣り糸はなく、それぞれの強度がトレードオフの関係にあります。また、使用するタックルセッティングやターゲットの種類によっても強度は変わってくるため、必ずしも特定の釣り糸が優れているわけではありません。

釣り糸の基本的な選び方としては、細い釣り糸でないと釣り自体が成立しない釣り方で用いる釣り糸の場合は直線強度を、仕掛け本体に使用する釣り糸の場合は結束強度を、水中に多数の障害物がある釣り場で使用する釣り糸の場合は摩擦強度を、それぞれ重視した選び方をすれば、大失敗することは避けられるでしょう。

釣り糸の選び方のポイント②伸縮性

伸縮性が高い釣り糸は切れにくい

魚がハリに掛かって暴れると、釣り糸には強い衝撃が加わります。伸縮性が高い釣り糸は、クッションのように衝撃を吸収してくれますので、魚が突然鋭い突っ込みを見せた場合でも、いきなりプツンと切れてしまうことがなく、魚の引きに合わせて伸び縮みしながら、ぎりぎりまで粘り強さを発揮します。細いラインを使用して大型の魚を狙う釣り方では、特別な理由がない限り、超低伸縮性が特徴のPEラインを使うことはおすすめできません。

また、伸縮性の高低は、結束強度にも直結する要素です。伸縮性の高い釣り糸は、結び目に強い力が掛かると、じわじわと伸びながら強く締めこまれていくため、結び目でも高い強度を維持することが可能です。

仕掛けの飛距離は伸縮性の低い釣り糸に分がある

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高伸縮性の釣り糸は、衝撃を吸収する特性があるため、仕掛けのキャスト時にロッドから生み出される強い反発力の大部分を吸収してしまいます。ですから、ロッドの反発力が仕掛けに十分に伝達せず、結果的に飛距離が低下してしまうのです。

これに対し、低伸縮性の釣り糸は、わずかな力でもダイレクトに伝達するため、軽いキャストでもロッドの反発力を効率よく仕掛けに伝達でき、飛距離も大幅にアップします。特にルアーフィッシングにおいては、低伸縮性がアクションのつけやすさにもつながるため、伸縮性がほとんど皆無のPEラインの使用は最適です。

釣り糸の選び方のポイント③比重

比重とは水と比較した場合の重さの差のこと

釣り糸における比重とは、水と比較した場合の重さの差のことであり、真水の重さを1と定義したうえで判断するのが基本です。比重が1.5以上の重い釣り糸は、水中で素早くどんどん沈下していくのが特徴で、シンキングタイプと呼ばれることもあります。一方、比重が0.95以下の軽い釣り糸は、水中に沈むことなく水面に浮くのが特徴で、フローティングタイプと呼ばれることもあります。

なお、比重が1.05~1.3の釣り糸の多くは通常、水中でゆっくりと沈下していきますが、1.2前後の比重のものは、一定のタナまでゆったりと沈下した後に漂うサスペンドタイプと呼ばれ、シンキングタイプとは区別されることがあります。

釣り方に合った比重の釣り糸を選びたい

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