合川ダムの釣りポイント8選！初めて行く人にゼロから丁寧に解説

合川ダムの特徴
和歌山県を流れる日置川の上流域にある合川ダム。別名殿山ダムとも呼ばれ、川のような細長い形が印象的なダム湖です。

ブラックバスが釣れるダムとして古くから人気を集めており、県外からも多くの釣り人が訪れる人気の釣り場になっています。

通年でブラックバスが釣れる点も合川ダムの魅力の一つ。バックウォーターとなる河川が豊富であるためバス釣りでは厳しいとされる、夏や冬のシーズンでもアプローチ次第で多くの釣果実績があがっています。

和歌山市からは阪和自動車道経由で約2時間。関西の中心部である大阪からも高速道路を利用すれば3時間ほどでアクセスできるため、関西圏では人気のダム湖の一つです。

レンタルボートの貸し出しを行っているキナン観興船着場の駐車場を利用しましょう。ボートの受付貸し出しはキナン観光の事務所では行っていないため、必ず船着場を目指しましょう。

合川ダムのバスの釣り方を紹介します。岸際は急な崖が多くオカッパリで釣りができる場所は非常に少ないため注意が必要です。

合川ダムではもっとも定番とされるボートでの釣り。免許が必要なバスボートはもちろん、無免許でも扱える手こぎボートも借りることができます。合川ダムではボートの乗り入れが禁止されている場所もあるため、初めて訪れる方は注意が必要です。

一部のバックウォーターのみオカッパリで釣りが楽しめます。ポイントの数も少なく、釣り場にエントリーできる人数にも限りがあるため、基本的にはボートで釣りを楽しみましょう。

船着場からも近いボート釣りのおすすめポイント。ベイトフィッシュが非常に多くバスの活性が低いシーズンにも強い点が最大の魅力です。ボトムにはストラクチャーが多いためハードルアーなどを扱う時は注意が必要です。

JA農協前付近の攻略法
ボトムのストラクチャーにタイトにバスがついていることも多いため、ライトリグでのアプローチが定番。根掛かりの回避性能の高いテキサスリグにシャッドやピンテールなどのベイトフィッシュを意識したワームを合わせましょう。

春から秋までのハイシーズンに実績の高い釣り場。湖にブイなどのストラクチャーがあるため、サイズに関わらずバスがつきやすい傾向があります。根掛かりに注意しながらブイ周りをタイトにアプローチすることが釣果アップのポイントです。

ダムサイト付近の攻略法
ネコリグやノーシンカーワームなどのライトリグで丁寧なアプローチが定番。春から夏にかけてはベイトなどを追いかけてバスが積極的に捕食するため、トップウォーターなどでエキサイティングな釣りも楽しめます。

赤土が豊富なシャローエリア。ボトムにはブレイクがあるためバスが付きやすい特徴があります。特に夏から秋にかけての釣果情報が多く、巻物などでもコンディションの良いバスを釣ることができます。良型の実績も高いため、ハイシーズンにはぜひ訪れたい釣り場です。

赤土エリアの攻略法
比較的フラットなエリアであるため巻物がおすすめ。バイブレーションなどを使い広範囲を素早くチェックすることが釣果アップのポイントです。ブレイクでの根掛かりが心配な方はクランクベイトなどもおすすめです。

バスが付きやすいワンド状の地形に多くのストラクチャーやインレットが複合した好ポイント。バスが捕食するブルーギルなどのベイトフィッシュも多いことから、大型も釣果情報も多数です。ストラクチャーにタイトについているバスに対して丁寧にアプローチすることが大切です。

前ノ川ワンドの攻略法
ベイトフィッシュを意識したワームをベースに様々なアプローチで釣果をあげることができます。早い時間からボートでエントリーできる方はシーズン問わず、最初に足を運びたい釣り場です。

合川ダムのバックウォーターである前ノ川にある大岩周辺。バスが好むストラクチャーが豊富で、魚影も非常に濃い好ポイントです。連日ボートがエントリーする人気の釣り場ですが、丁寧にアプローチすれば大型の釣果情報も多数です。

前ノ川大岩周辺の攻略法
水深が比較的浅く、ボトムには岩などのストラクチャーが多いためアプローチする時は根掛かりに注意しましょう。やや重めのテキサスリグやキャロライナリグで広範囲を丁寧に探ることがデカバスへの近道です。

合川ダムのバックウォーターの中でも古くからデカバスの実績が高い人気ポイント。水の流れが早く、ストラクチャーも豊富であるため、夏などの水温が高くなる時期にも強い釣り場です。岸際のカバーやストラクチャーに対してタイトにルアーをアプローチしましょう。

日置川本流の攻略法
ボートで岸際を流しながらのカバー撃ちがもっとも定番の攻略法。リグにはスモラバやライトテキサスなどのフィネスなアイテムがおすすめです。大型の実績もあるためベイトタックルだと安心して釣りを楽しめます。

熊野川のバックウォーターにある好ポイント。水の透明度も高くバスをサイトで狙いたい方にもおすすめの釣り場です。オカッパリからもボートからもエントリーできることから、人的プレッシャーも非常に高いです。

熊野川の攻略法
プレッシャーの高いフィールドであるため、食わせ力の高いリグ選びが釣果アップのポイント。ノーシンカーワームやネコリグなどを快適に扱えるULクラスのスピニングタックルがおすすめです。

合川ダムの釣りポイントの中では貴重なオカッパリの釣り場。水の流れが激しく、夏などのバックウォーターにバスが差してくるシチュエーションに強いです。簡単に食わせることはできませんが、大型の実績も豊富であるためオカッパリで釣りをする方にはおすすめです。

前ノ川の攻略法
ベイトフィッシュが多い釣り場であることから、ベイトフィッシュを意識したルアーセレクトが大切。リザーバーに比べると小魚のサイズ感がやや大きめであるため、強気のルアーセレクトで思わぬ釣果が期待できることもあります。

合川ダムは釣り場によって攻略法が異なるため、バス釣りの醍醐味であるゲーム性の高い釣りを楽しめます。ここでは初めて訪れる方におすすめの釣り方やタックルを紹介します。

様々なシチュエーションに対応するために最低でも2種類以上のタックルを用意しましょう。

スピニングタックル：6フィートULクラス
ベイトタックル：6フィートMHクラス

ボートでの釣りがメインになるため、ロッドの長さは取り回しのしやすい短めのアイテムを選びましょう。タックルがたくさんある方は出し惜しみせずに持ち込みことで思わぬ釣果につながることもあります。

スピニングタックルとベイトタックルでそれぞれ扱うルアーをしっかりと使い分けましょう。テンポ良くアプローチすることも釣果をアップする大切なポイントです。

スピニングタックル：ライトテキサス、ネコリグ、ノーシンカー、スモラバ

ベイトタックル：クランクベイト、バイブレーション、トップウォーター

様々なシチュエーションに対応するためには、これらのルアーが扱いやすくおすすめです。

合川ダムはボートでの釣りになるため、一つのポイントにこだわりすぎずテンポ良く釣りを進めることが大切です。気になるポイントには時間差で再エントリーすると、バスに余計なプレッシャーを与えずに釣果アップにつなげることもできます。

合川ダムはレンタルボートを利用してバス釣りが楽しめる釣り場です。オカッパリから釣りができるポイントが少ないため初心者にはやや不向きですが、様々なルアーで釣果実績があることからバス釣りの醍醐味を味わうことができます。夏や冬など通年で釣果実績があるため、腕試しに訪れる釣り場を探している方にはぴったりです。