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大潮の釣りで釣果をあげる攻略法とは?潮の満ち引きを理解しよう

大潮の釣りで釣果をあげる攻略法とは?潮の満ち引きを理解しよう

大潮の釣りで釣果をあげる攻略法は、大潮の干潮と満潮を知り大潮の釣りのポイントをおさえることです。大潮の日は、潮の流れが速くなるため魚の動きが活発になります。大潮ならではの釣り方をすれば、釣果を上げることが可能です。大潮の釣りに行くときには、攻略法をぜひ参考にしてください。

2023.01.01 釣り

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大潮とは?

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大潮とは、干潮と満潮の水面の高さの差が最も大きくなる潮回りのことです。

大潮は、約2週間ごと、新月と満月の前後数日間に起こります。新月や満月のときに大潮となるのは、太陽・月・地球が一直線上に並び、月と太陽の引力両方の影響を受け、海面がより引き寄せられるためです。

大潮では、大量の海水が移動し、潮の流れが速くなります。プランクトン量が増え、魚の活性が上がるため、魚が釣れる潮回りだといわれています。

潮回りとは
潮回りとは、太陽と月の位置によって変化する潮位のサイクルのことで、釣り人の間でよく使われる言葉です。干満差の大きさを表現するため、大潮・中潮・小潮・長潮・若潮の5つの言葉がよく用いられています。

大潮の満潮と干潮

干潮と満潮は、潮汐によって起こるもので、潮回りに関わらず1日2回訪れます

潮汐は、月の引力と遠心力を合わせた起潮力によって、海面が楕円形のように引き延ばされ、潮位が高いところと低いところができる現象です。

大潮のときは、潮位の高低差が最も大きくなるため、満潮と干潮では1メートルほど潮位が変わることもあります。満潮と干潮の時刻は毎日変化しますので、釣りをする前には必ず確認しておきましょう。

潮回りを確認する方法

・潮汐表を見る
・潮汐アプリを使う

潮汐表は、大潮の時期や干潮満潮の時間を記載している潮のカレンダーで、釣具店にて無料で入手できます。

釣具店に行けないときや潮汐表が手元にないときは、スマホアプリの活用がおすすめです。日本全国の潮汐情報が掲載されているので、釣場の潮の状況をピンポイントで知ることができます。

大潮の釣りで釣果をあげるためのポイント

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大潮は、魚の動きが活発になり、釣果をあげるチャンスが増える潮回りです。よりたくさんの魚を釣るためには、大潮のメリットを活かすことが大切です。3つのポイントをおさえて大潮の釣りで成果をあげましょう。

釣場

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1つめのポイントは、潮目が発生している釣場を選ぶことです。

潮目とは、海面に見える海水の境目のことで、潮が良く動き、流れがあるポイントです。海の色が異なっていたり、筋のようなものが細長く伸びているように見えたりします。

潮目は、酸素やプランクトンが運ばれ、小魚が集まる場所です。小魚を狙うフィッシュイーターの活性も上がるため、潮目を狙えば大物を釣りあげられる可能性が高まります。

潮目を狙えない釣場にいるときは、大潮でなければ干上がるような浅瀬が狙い目です。大潮で水かさが増えると、浅瀬に住むエビやカニを求めて魚が迷い込んでいることもあります。

潮汐表を活用

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2つめのポイントは、潮汐表を活用して潮が動き出す時間を把握しておくことです。潮が動き出す時間は、潮止まりから約2時間後が目安となります。

潮が動き出すときは、魚の活性が上がる時間帯です。潮の満ち引きの割合を表した釣り用語で、干潮の潮止まりの後を上げ3分、満潮の潮止まりの後を下げ7分と呼んでいます。

釣場によって上げ3分・下げ7分の時間は異なりますので、場所に合った潮汐表を活用しましょう。

上げ3分・下げ7分は、最も潮の変化が激しい時間帯です。潮が動くということは、エサを求めてさまざまな魚が活発になることを意味します。潮汐表を活用すれば、魚が活発になる時間を逃すことなくアタックすることができます。

狙う魚

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3つめのポイントは、大潮で活性が上がるフィッシュイーターを狙うことです。フィッシュイーターとは、小魚を捕食する生物のことで、以下の魚が挙げられます。

・シーバス
・タチウオ
・ヒラメ
・サワラ
・イカ
・タコ

大潮は、潮が速く動くことで小魚の動きが乱れ、フィッシュイーターが小魚を捕食しやすくなるときです。フィッシュイーターがエサを求めて活発に動くため、仕掛けに食いつきやすくなり、釣果をあげることができます。

大潮の釣り方

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大潮の釣り方は、潮流の速さを活かした釣り方です。一般的な釣り方にひと工夫加えたり、キャスティングを工夫したりすることで、より魚が釣れるようになります。釣果をあげたいときは、大潮の釣り方を実践してみましょう。

バス釣り

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バス釣りにはさまざまな釣り方がありますが、大潮でシーバスを狙うときは、小魚の形をしたミノーかボディが小刻みに動くバイブレーションを使い、投げて巻くだけのタダ巻きをする釣り方がおすすめです。

一定の速度で巻いていると、潮の流れに合わせてルアーにアクションがつき、手に伝わるルアーの受ける抵抗が重くなったり軽くなったりします。その変化がある場所を見つけ出せれば、タダ巻きだけで釣れることも多くあります。

巻き抵抗がある場所にキャスティングができるようになったら、巻き取るスピードを変えたり、ロッドを手前に引いてみたり、アクションを加えてみましょう。

アジング

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大潮のときのアジングは、遠投ができるようになる仕掛け、フロートリグを使うとより釣果をあげることができます。アジングとは、堤防からルアーでアジを狙う釣り方です。ワームと呼ばれるソフトルアーを、重りと針がついたジグヘッドにつけたものを使います。

もし、潮の流れが速すぎて釣れないときは、重めのシンカーやキャロを使うのがおすすめです。重りをつけることで、潮に流されることなくルアーを沈めることができます。

アジングでは、ルアーを自然に操作することが大切です。フロートリグや重りを使ってもうまくルアーを操作できないときは、流れの穏やかな湾内を狙ってみましょう。流れが速すぎるときは、アジが湾内に逃げていることもあるため、湾内を狙えば釣果が伸びやすくなります。

エギング

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大潮でエギングをするときは、潮の流れを利用した釣り方がおすすめです。通常なら正面にエギをキャストしますが、潮の流れが速いときは、上流にキャストします。エギをフォールさせながら正面まで移動させしゃくっていくことで、エギを安定させることができます。

もし、エギが流れてしまうときは、エギング用の重り、シンカーをつけてみてください。重りをつけることでエギが安定し、底についた感覚を取れるようになります。

重りをつけるときは、0.5グラム~3グラムずつ追加しましょう。1度にたくさんつけてしまうと、しゃくりをいれた後すぐに沈んでしまい、イカがバイトするチャンスを逃してしまいます。状況に合わせて、少しずつ重くしていくことが大切です。

大潮で釣れないときの理由とは?

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大潮は、魚の動きが活発になり釣果を上げやすくなります。しかし、状況によっては潮の流れや速さがデメリットとなり、魚が釣れない場合があります。大潮のときに釣果を上げられないときは、2つの理由を参考にしてください。

釣り方

釣り方によっては、ルアーが潮に流されてしまい思い通りの動きをしてくれない場合があります。特にエギングは、縦の動きが大切な釣り方であるため、潮流が強すぎると釣果を上げられなくなります。大潮のときにエギングをするときは、重りでエギを調整することが大切です。

また、撒き餌を用いた釣りも釣果を上げられない釣り方です。撒き餌が広範囲に散るため、撒き餌を使わない釣り方に変更しましょう。

速い潮流は、魚の活性が上がりフィッシュイーターを狙うチャンスです。仕掛けが潮に流されてしまい釣れないときは、潮流に耐えられる工夫をしましょう。

釣りをする場所

大潮の干潮は海面が大きく下がり、フィッシュイーターが沖へ移動することがあります。いつもは釣れる場所でも、魚がいる沖合いまでルアーを投げることができなければ、大潮でも思うように釣果を上げられません。

また、潮流が速くなると回遊性の魚が岸から離れてしまうため、魚が釣れるタイミング、ジアイが短くなることもあります。ジアイが過ぎてしまうとルアーへの食いつきが悪くなるため、魚が釣れなくなります。

沖合いまでルアーが届かないときや魚が岸から離れてしまったときは、別のポイントに移動しましょう。大潮の釣りをするときは、あらかじめいくつか釣場を調べておくと安心です。

大潮の釣りのポイントをおさえて釣果をあげよう!

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大潮は、海釣りの中で最も釣果を上げやすい潮回りです。さまざまな魚の動きが活発になりますが、特にシーバスなどのフィッシュイーターは、大潮の釣りのメインターゲットとなります。潮が動き出すタイミングや潮の流れがある場所を狙い、手ごたえを探りましょう。

大潮の釣りは、潮の満ち引きや流れを理解することが大切です。大潮の釣りのポイントを意識して釣果をあげましょう。

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