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ジャリメの使い方とは?釣り餌のイソメとの違いを理解して使おう

ジャリメの使い方とは?釣り餌のイソメとの違いを理解して使おう

ジャリメは細身で柔らかい特徴があるイソメの仲間です。主にキスやハゼなどの口が小さい魚をターゲットとした釣りに使われることが多く、釣り具店ではやや高価な価格で販売されています。ここではそんなジャリメの付け方や採取方法などについて徹底解説していきます。

2023.01.01 釣り

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ジャリメ・イソメ・マムシの違いとは?

ジャリメ・イソメ・マムシとは、海釣りの定番とされる虫エサです。さまざな魚を狙える万能エサとして知られます。虫エサの販売は、釣具店でパックやグラム単位でされており1パック500円〜1000円程度になっています。

ジャリメ・イソメ・マムシの虫エサの違いと使い分けや解説しますので、適切な虫エサの使い方を理解しましょう。

ジャリメとは?

大久保直哉 on Instagram: “さて、明日は少し釣りに行ってきますかね。知り合いの店員がいたからバックヤードからジャリメ出してもらったんだけど、明らかに300円の量じゃないwww#ジャリメ #多すぎ #釣り #準備” (89723)

ジャリメは砂虫磯ゴカイなどを呼ばれるイソメの仲間です。体長は10cmほどになります。

見た目はイソメにそっくりですが、価格はイソメよりは、やや高価に販売されていることが多く、1パック500円前後です。釣具店では、生きたジャリメが販売されていますので釣り餌として使用するときはできるだけ鮮度が良いジャリメを選びましょう。

イソメとの違いは?

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イソメは、アオイソメ青虫朝鮮ゴカイなどいくつかの呼び名がありますが、ジャリメ同じ多毛綱の環形動物で、体長5~20cmとなります。

ジャリメは、イソメに比べると細く柔らかい特性があります。そのためキスやハゼなどの口が小さく小型のターゲットを狙った釣りにぴったりの餌です。イソメやマムシなどに比べると針持ちが悪い為、仕掛けを遠投することになる投げ釣りなどには不向きなデメリットもあります。

価格は1パック500円ほどでジャリメと同じような値段です。イソメも多くの魚の好物となりますので投げ釣りにおすすめです。

マムシとの違いとは?

マムシとは、標準和名をイワムシといい、多毛綱の環形動物で日本の各地に分布しています。
イソメと比べると一回り大きく、臭いがかなり強いため、魚を集めることに長けている釣り餌として知られています。

価格はイソメと比べると2倍弱の1パック1000円ほどになるため、高価なエサとなりますので、狙う魚を絞って使うと良いです。

ジャリメを保存する方法

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ジャリメはイソメに比べると高価な釣り餌であるため、余ってしまった時は次の釣行まで保存する釣り人がほとんどです。ジャリメは短期間であれば自宅でも簡単に保存できるため、購入する際は必ず保存方法をチェックしまししょう。

タッパーを使った保存方法

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ジャリメを自宅で保存する際はタッパーを使った保存方法がもっとも手軽でおすすめです。保存できる期間は1週間〜2週間前後となっており、長期間の保存には向かないので注意が必要です。
簡単にできる手順
・釣り場から帰る際はジャリメと一緒に必ず海水や砂を持ち帰ります。
・活きが下がったり、弱っているジャリメは必ず選別します。
・砂と海水をタッパーに入れて蓋を入れて保存します。

※タッパーには必ず空気穴を空けましょう。

ジャリメを保管する際は釣り場でも自宅でもクーラーボックスがおすすめ

ジャリメを採取できるフィールド

ジャリメは釣り具店で購入する人が非常に多いですが、実は日本全国の沿岸に生息している生き物です。高価な生き餌であるため、餌代を少しでも節約したい方は自分でフィールドに足を運んで採取する方法もおすすめです。

ゴロタ場

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ジャリメはゴロタ場などの石が多くある沿岸の海を好みます。特に砂利と泥が混じり合うフィールドはジャリメの棲家と言っても過言ではありません。ジャリメを探す際は石の隙間や裏などをしっかりと探ることが大切です。

干潟

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潮が引いた干潟も、ジャリメを採取できることができるおすすめのフィールドです。砂浜はもちろん、河口などの汽水域はジャリメが好むとされているため、潮の満ち引きを確認しながら広範囲を探ってみましょう。
ジャリメは砂利や砂浜の地中に生息していることが多いため、スコップなどを用意すること効率よく採取できます。

ジャリメの付け方

ジャリメを針につけるときは、ターゲットやアピール力に合わせて、付け方が異なりますので注意が必要です。この記事では、ジャリメの付け方の中から定番の4種類を紹介します。釣果にも大きく影響を与えるため、はじめてジャリメを使う方は要チェックです。

一口掛け

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ジャリメを付ける際のもっとも定番の付け方です。口の小さいキスなどの魚を狙う際におすすめとされており、柔らかく細いジャリメの特性をもっとも活かせる付け方です。
手順
・ジャリメの頭と尻尾を切ります。
・1センチほど残した状態で針かけします。

1本掛け

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大物狙いにおすすめの一本掛け。サイズがもっとも大きく磯釣りなどで大型の魚を狙う際に効果的です。餌取りになる小魚が多いフィールドではジャリメが啄ばまれてしまうため注意が必要です。
手順
・ジャリメの頭を切ります。
・頭から針かけします。

ちょん掛け

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ジャリメの動きをしっかりと魚に見せたい時におすすめのチョン掛け。一口掛けと同じ手順で針かけする位置を変えることで、ジャリメの見せ方も大きく変わります。
手順
・ジャリメの頭と尻尾を切ります。
・頭から針かけします。

房掛け

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一口掛けをした針にチョン掛けでジャリメを掛ける付け方です。匂いによる集魚効果が期待できるため、広範囲の魚に対してアピールしたい状況におすすめです。針持ちは非常に悪いため注意が必要です。
手順
・ジャリメの頭と尻尾を切ります。
・1センチほど残した状態で針かけします。
・飛び出た針にチョン掛けでジャリメを付けます。

ジャリメで狙う魚とは?

ジャリメは体が柔らかく、魚の食い込みが抜群に良いので、キス(シロギス)などさまざまな魚を狙うことができます。

特にジャリメは、小型の魚種をターゲットにするちょい投げおすすめなな餌です。そのためジャリメは、小型の魚のハゼやメゴチ、根魚のメバル・カサゴ、その他カレイ・イソメ・カレイ・アジを釣るのに適しています。

ジャリメを餌に使ってさまざまな釣りを楽しもう!

ジャリメはイソメより細く柔らかい特徴を持った生き物です。価格がやや高価ですが、口が小さい魚種に効果的とされており、付け方を使い分けることで釣果をアップさせることもできます。

ゴロタ場や砂場で採取し、短期間であれば自宅で保存することもできるため、餌代を少しでも節約したい方は自分で採取してみる方法もおすすめです。餌の種類や特徴をしっかりと理解することで、それぞれの魚種に合わせた釣りを楽しむことができます。

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