11月のバス釣りを攻略しよう!釣果あげるポイントはルアーの使い分け?
11月のバス釣りを攻略するためには、状況に適したルアーを使い分けることが大切です。11月のバスの特徴は、日ごとに変わる水温に合わせて居場所が変化します。特に下旬から冷え込む日が多いため、深場へ移動する準備を始める時期でもあります。釣果を上げるためには、広範囲に散ったバスを手早く探し臨機応変にルアーを変えていくことをおすすめします。
2024.04.11
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釣り
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公式ライター Activel_director
11月のバス釣りとは?
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11月のバス釣りは、気温が下がるとはいえ活発に餌を捕食する秋バスを狙える季節です。巻物を中心に展開する釣りが多い時期といえます。ただし、月末に向かうなかで気温も急激に下がり日ごとに状況も変わります。秋の釣りから冬の釣りへ移行していく意識を忘れないようにしてください。11月特有の動きを把握し、ルアーを上手く使いわけることで釣果アップが期待できます。
11月の秋バスの特徴
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11月の秋バスの特徴は、上旬と下旬で行動パターンが変わります。気温もまだ暖かい日が多い上旬は、広い範囲にバスが散っており餌を活発に追いかけています。徐々に気温が下がる下旬になると、深い場所や少しでも暖かい場所に移動する準備を始め餌の捕食も鈍くなります。そのため、バスの状況によって意識する餌が変化するのでルアーも臨機応変に変えていく必要があります。秋の釣りから冬の釣りへ移行する意識を持っておくと対応しやすいです。
11月の水温
11月の水温は、日ごとに水温が低下し適水温20度前後を下回ります。特に下旬頃から水温低下が始まり、温度変化に合わせてバスの居場所は変化していくので状況を把握することが大切です。注意するべき点は、秋特有に起きるターンオーバーです。ターンオーバーはバスにとってマイナス要素で、場所を見極め避けるようにしてください。特に冷え込みが激しい朝夕の時間に起きやすい現象です。
ターンオーバーとは、急激な気温変化により水温が下がることで起きる現象です。冷えた水面の水が沈むことで暖かい底の水と入れ替わってしまい水質悪化を起こすので、バスに悪影響を及ぼします。見極めるためには、水面をかき混ぜた後に泡がしばらく消えないようであればターンオーバーが起きていると判断できます。
11月のバス釣りの攻略法
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11月のバス釣り攻略法は、フィールドごとに適した攻め方やルアーの使いわけが大切です。釣りをする環境によって意識すべき点が変わるので、湖や野池での違いを把握しましょう。
湖(琵琶湖・霞ヶ浦など)
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11月の湖で釣りをする場合は、他のシーズンと狙うべきポイントを大きく変える必要はありません。やはり地形変化や障害物をブラックバスは好むので、変化のある場所で釣りをおすすめします。ただし、バスが広範囲に散らばっているのでテンポよく投げていくことが大事です。広大な湖でブラックバスがいる場所へ早く辿りつけるかが釣果に繋がります。
野池
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11月の野池で釣りをする場合は、全てのポイントへ投げることが大切です。狭いフィールドが多い野池だからこそ、外周を一周回りながら散らばったバスを探すことができるからです。注意すべき点は、魚へプレッシャーがかかりやすいので1つのルアーに固執せず変化させながらアプローチしてください。同じルアーでもカラーを変えることも重要です。
11月のバス釣りで狙うポイント
11月のバス釣りで狙うべきポイントは、オープンウォーター、ブレイクライン、ウィードです。一級ポイントでも反応がないときは、場所を見極め移動する判断が重要です。秋特有のバスの動きや水温変化による居場所の変化を予測しポイントを選んでください。
オープンウォーター
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オープンウォーターは、餌を活発に追いかけているときはおすすめです。水温が適水温のときは、なにもないオープンエリアでも餌を探して泳いでいるバスが多いので狙うべきです。アピール力のある巻物ルアーで探るようにしてください。ただし、水温が低下し深場にバスが移動すると厳しいポイントです。
ブレイクライン
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ブレイクラインは、水温が少しでも下がったときに期待できます。浅いエリアにいたバスも水温の低下を感じると一段深い場所へ移動します。そして、ブレイクラインになっている深い場所に身を潜めて餌が通るのを待ちかまえています。狙うときはブレイクラインに沿ってトレースをし餌に近い動きを演出するのがおすすめです。
ウィード
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ウィードエリアは、ターンオーバーが近くで発生しているときは特におすすめです。ターンオーバーが起きると水中の酸素が低下しバスも低活性になります。しかし、ウィードエリアは水草のおかけで酸素量が豊富に蓄えられる場所なのでバスも集まる傾向です。根がかりの少ないスピナーベイトで、ウィードの中やウィードの外側を狙うと食いついてきます。
11月のバス釣りでおすすめのルアー
11月のバス釣りでおすすめのルアーは、クランクベイト、バイブレーション、スピナーベイトです。どれも同じく巻物系ですが、特徴は大きく異なるので使うタイミングを理解しておくべきです。
クランクベイト
クランクベイトは、フォルムは小さめですがアピール力が強いルアーです。シャロークランクとディープクランクの2種類があり、狙いたい層によって使い分けが必要です。潜る深さを予測できるので、他のハードルアーでは狙えない浅瀬で使うことによって攻め方の幅が広がります。
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メーカー | メガバス |
重量 | 7g |
メガバスから販売しているグリフォン。釣れるクランクとして世界中から愛されているルアーです。驚異的なストラクチャー回避能力と障害物にぶつかったときに見せるアクロバティックなアクションが特徴です。アピール力もあるので、オープンウォーターなど広い範囲で魚を寄せることができます。テンポよく広い範囲を探ると反応が得られやすいです。
バイブレーション
バイブレーションは、深場まで探ることのできるルアーです。着水してから沈むスピードが早く、手早く深い水深を通すことができます。アピール力は低いですがハイピッチで動くので、バスの目の前を通ったときは反射的に食いついてくるのが魅力的です。根がかりの回避性は低いので、障害物やハードボトムにはあまり向いていません。
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メーカー | ジャッカル |
重量 | 18g |
ジャッカルから販売しているTNトリゴン。圧倒的な飛距離と深い層をストレスなく巻いてこれる性能を持っています。沈下スピードも早いので、広範囲に散った秋バスを効率よく探すことができます。反応が弱いときは、早く巻くことでリアクションバイトも期待できます。初心者でも遠くに飛ばすことができるのでおすすめです。
スピナーベイト
スピナーベイトは、幅広い水深を1つのルアーで探ることができる万能ルアーです。巻くだけで付属しているブレードが魚にアピールをしてくれるので、初心者でも使いやすくおすすめです。ブレードの色によってアピールの強さが変わるので、数種類持っておくと攻め方の幅が広がります。根がかりの回避性が高いので、水草が絡みやすいウィードエリアに能力を発揮します。
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メーカー | OSP |
重量 | 11g |
OSPから販売しているハイピッチャー。コンパクトながら寄せて食わす能力が高いスピナーベイトです。ブレードについて徹底的にこだわり、他社の製品と違う泳ぎを実現しています。スレている魚にも有効で、ローテーションに加えるべき1つです。朝の時間帯に使うサーチルアーとしてもおすすめします。
11月のバス釣りはテンポよくルアーを変えて釣果を上げよう
11月のバス釣りは、変化するバスの居場所を探しつつルアーを上手く使い分けることで釣果アップが期待できます。そのため、1つのポイントに固執せず広い範囲でバスを探していくことをおすすめします。攻め方は巻物系を中心に、反応が無ければテンポよくルアーを変えていくようにしてください。
柔軟に変化をつけて釣りができれば、11月の秋バスと出会えるはずです。
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