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アジングの仕掛けを徹底解説!初心者が覚えておくべき釣り方とは?

アジングの仕掛けを徹底解説!初心者が覚えておくべき釣り方とは?

これからアジングを始めようという入門者の方やイマイチ釣果の上がらない初心者の方の為に、アジングの釣果があがる仕掛けと道具選びを丁寧に解説します。アジング仕掛けに詳しくなってアジングを楽しみましょう。

2023.01.01 釣り

アジングのおすすめの3つの仕掛けの考え方

基本的なアジング仕掛けとは?

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アジング入門の基本的な仕掛けは、上図にある通りジグヘッドを使った仕掛け、通称「ジグ単」と呼ばれる釣り方でオールラウンドに使える釣り方です。基本的にラインは、1〜2.5ポンドのラインを使用し、1.5〜3ポンドのショックリーダーを1〜2gのジグヘッドに連結させます。そしてジグヘッドにはソフトルアーを取り付けます。これがいわゆるジグヘッドリグと呼ばれるアジングの基本的な仕掛けになります。

この基本的な仕掛けをマスターし、風が強い時やさらに沖の深場を探りたい場合、岩が多く根掛かりが心配なシチュエーションなど、その場に応じた仕掛けに変更して行く必要もあります。しかしこの基本的な仕掛けの部分である、ルアー部分はなるべく軽く仕掛けを作るという部分は変わりありません。

根がかりしにくいアジング仕掛けとは

海の底からしっかりとあたりを探りたい場合心配なのは根がかりです。表層部分でアジのアタリが無い場合は、海底近くを狙ってアタリを取ります。その時心配なのが根がかりです。特に入門者や初心者に多い、根がかりを防ぐための仕掛けは、大きく分けて2種類あります。
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ダウンショットリグ(アンダーショットリグ)とは、基本的なアジングの仕掛けであるジグヘッドリグとは異なり、オモリ(シンカー)が、釣り針(フック)より上につき、低層にすむアジを狙う釣り方です。そのため底をとってもフックが海底の岩等に引っかかる可能性もぐっと低くなります。ラインは基本的な仕掛けと同様、1〜2.5ポンドのラインを使用します。

【仕掛け作り】簡単 針が上を向くダウンショットリグの結び方・・・2パターン

ダウンショットリグ(アンダーショットリグ)の作り方は、#2~8までのフックにハリス(ショックリーダー)を結びますが、重要なポイントは枝となる部分の長さです。

この長さが短いとアジがルアーを吸い込みにくくなる、長いとラインが絡まる可能性が上がります。経験からこの部分の長さは、3〜5cmがベストです。

フックを結んだら八の字結びで結んだ後、ループの片方をまっすぐにして結び目をつくります。これはシンカーがすっぽ抜けるのを防ぐためです。最後にシンカーをつけるのですが、この長さも重要です。長すぎると根掛かりが多くなり、短すぎるとアジの喰いが悪くなります。こちらも私の経験から18〜25cmがベストです。ですがこれらの長さを割り出していくのもアジングの醍醐味でもあります。

テキサスリグとは

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初心者や入門者におすすめのアジング仕掛けです。中層から低層のアジを狙う釣り方です。根がかりしにくいテキサスショットリグで使用する釣り道具は、まずシンカーを固定するテキサスロックと呼ばれるゴム製のシンカーロックをラインに通し、ついで弾丸型のシンカーにラインを通します。

そのラインの先にテキサスフックを取り付ければ、テキサスショットリグの完成です。フックにワームを取り付ける際は、フックの先がワームに隠れるように注意しながら取り付けましょう。シンカーの重さは、ロッドの適正重量に注意しながら選びましょう。また応用編として、シンカーとフックの間にビーズをセットすることにより、カチカチと音が鳴るため、活性の低いアジにアピールできます。

飛距離を出したい時のアジング仕掛けとは

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風が強く思ったよりもキャスティングの飛距離が出ない場合や、より沖の中層を狙いたい場合には、飛ばしウキ(フロート)と呼ばれる釣り道具を使った仕掛けが便利です。基本的なアジングの仕掛けに、飛距離を稼ぐためのウキがついている以外は変わらない構造です。飛ばしウキが支点となり、ジグヘッドを中層あたりに一定に保つことができるので、上層から中層のアジを狙う釣り方です。また根がかりもしづらい仕掛けになります。

シンカーで飛距離を稼ぐ

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シンカーを使って飛距離を伸ばす仕掛けはスプリットショットリグとキャロライナリグと言う仕掛けが一般的です。中でもキャロライナリグはアジング仕掛けの中でも最も飛距離が稼げる仕掛けです。アジングの基本的な仕掛けの上にキャロシンカーと言う中通しの釣り道具(オモリ)をセットします。特徴としてはよく飛び、水中ではスリップショットリグよりも沈みにくい素材を使っているため、ジグヘッドがゆっくりと沈んでいきます。上層から中層にいるアジに対してゆっくりとルアーをアピールする釣り方です。またゆっくりと沈むため根がかりしづらいのも特徴です。アジング遠投用仕掛けの入門としておすすめです。

アジングの仕掛け①ラインの選び方

PEラインとは

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PEラインとは、細いポリエチレン素材の糸を何本も編み込んで1本にして作られたラインです。PEラインのメリットは、他のラインよりも高い強度を持ち、またリールに巻いたままにしておくとラインに癖がつく、いわゆる巻き癖がつきにくい釣り糸です。

さらに伸縮性が低いため、感度が高くルアーフィッシングに最も向いている釣り糸になります。もちろんデメリットもあります。引っ張り強度は高いのですが、スレなど摩擦には弱く岩や、海藻の根っこ、魚の歯などで擦り切れてしまうこともあります。結束部も弱く、結び目が弱いと結束部から糸が切れてしまいます。またPEラインは軽いため、風や波の影響を受け易く、慣れるまで取り扱いが難しいのが難点です。アジング入門よりも脱初心者の方におすすめのラインです。

フロロカーボンラインとは?

Amazon | RULAYMAN 高強度フロロカーボンライン 釣り糸 100m【1.5号 2.0号 2.5号 3.0号 3.5号 4.0号 5.0号 6.0号 7.0号 8.0号 10.0号】 (5.0(0.378mm)8.15kg(18LB)) | RULAYMAN | ライン (61849)

フロロカーボンラインは、餌釣りではハリス、海釣りではショックリーダーとしてよく使用されています。もちろんメインのラインとしても使われています。フロロカーボンラインのメリットは、PEラインとは逆に耐摩耗性に強く、擦れに強いため障害物が多いシチュエーションでの釣りに向いています。そして感度も良いため、ルアーアクションやアタリが取りやすく、しかも水中で目立たないため昼間のルアーフィッシングにはぴったりです。そして水にも沈みやすく、ルアーを狙ったタナ(水深)に素早く沈めることができます。またフロロカーボンラインは、紫外線や水にも強く長く使用しても強度が落ちづらい為、長く使えるのも魅力の1つです。


フロロカーボンラインのデメリットは、PEラインほどではありませんが結束強度が弱く、結び方が甘いと簡単に糸切れが発生します。最もデメリットに感じるのが巻き癖です。リールに巻いた時の癖がついてしまい、ライントラブルになりやすいと言うデメリットがあります。そのためアジング入門用ではなく、初心者よりも中級者以上の方におすすめの釣り糸です。

ナイロンラインとは?

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最も普及している釣り糸と言えばナイロンになります。ショックリーダーが不要の為アジング入門、初心者に最もおすすめです。ナイロンは汎用性が高く柔らかくしなやかで初心者でも扱いやすい釣り糸になります。ナイロンラインのメリットは、ライントラブルが発生しにくく、絡まることがあるものの、結び目からラインが切れるなどのトラブルの発生が少ない釣り糸です。

そして他のラインと比べて最も価格が安く、抵抗が少ないため遠投に向いています。もちろんデメリットもあります。しなやかな反面吸水性が高く、その分劣化スピードも速いのが特徴です。紫外線にも弱いためナイロンラインは長持ちしません。フロロカーボンに比べると摩擦に弱く、岩場や海藻など障害物が多い所の釣りには向いていません。さらにPEラインと比較すると巻き癖がつきやすく、さらに感度も低い特徴があります。

エステルラインとは?

Amazon | ダイワ(Daiwa) エステルライン アジング メバリング 月下美人 TYPE-E 200m 1.5lb クリアー | ダイワ(DAIWA) | ライン (61848)

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エステルとは最近ルアーマンによく使用される釣り糸になります。もちろんエステルラインにもメリットデメリットがあります。メリットはPEラインよりも重たい素材の為、ラインが波や風に影響されにくく、しかもPEライン並みに感度も良いため、特に中層を狙うルアーフィッシングにぴったりだからです。しかしながらデメリットもあります。PEライン等と同じく結束強度が弱い、バックラッシュなどのライントラブルが多いという特徴があります。そのためアジング入門用ではなく、初心者よりも中級者以上の方に好まれて使用される釣り糸です。
もちろん上記以外でもフロロカーボンとナイロンの良さを合わせたカーボンナイロンや、耐磨耗性を向上させたPEラインなど、新しい素材でできた釣り糸も販売されています。

アジングの仕掛け②ショックリーダーの選び方

Amazon | 34 ジョイントライン 50m 0.8号 | 34 | ライン (61850)

ショックリーダーとは

釣り道具のショックリーダーとは、ルアー釣りの場合メインのラインをなるべく細くし、水の抵抗や感度を上げた仕掛け作りを心がけます。しかしながらそうすると、根ズレなどの擦れによるライン切れや、キャスティング時、フッキング時の急激なショックに耐えられずラインブレイクを起こす可能性があります。それを和らげるためにメインラインの先に結びつけるライン、それがショックリーダーです。ショックリーダーに使われる素材はフロロカーボンかナイロンになります。そのためショックリーダーを使うのはPE、エステルラインの場合で、メインラインがフロロカーボン、ナイロンの場合は使用しません

ショックリーダー選びのポイントは強度(太さ)

Fishing Rod Comic · Free image on Pixabay (63086)

メインのラインがPE、エステルを選んだ場合は必ずショックリーダーが必要です。ショックリーダーの選び方のポイントは強度(太さ)です。メインラインをなるべく細くしたいアジングのショックリーダーは、メインラインと同じ強度(ポンド)で選ぶのが基本です。もちろんターゲットやシチュエーションによって強度を調整することもあります。アジングの場合は、同じポンドかそれ以上で選びましょう。ショックリーダーはフロロカーボンとナイロンの2種類があります。

覚えておきたいポンドと号数

号数 0.8 1 1.5 2 2.5
ポンド 3lb 4lb 6lb 8lb 10lb
強度 1.4kg 1.8kg 2.7kg 3.6kg 4.5kg
標準直径 0.15mm 0.17mm 0.21mm 0.24mm 0.26mm
ナイロンとフロロカーボンラインの号数&ポンドの関係です。およそ号数 × 4 = ポンドで覚えておくとよいでしょう。
号数 0.8 1 1.5 2 2.5
ポンド 8lb 10lb 15lb 20lb 25lb
強度 3.6kg 4.5kg 6.8kg 9.1kg 11.3kg
標準直径 0.24mm 0.26mm 0.31mm 0.33mm 0.41mm
PEラインの号数&ポンドの関係です。およそ号数 × 10 = ポンドで覚えておくとよいでしょう。実際はこの表以上の強度がある場合が多いです。例えばメインラインをPE1号を選んだ場合、ショックリーダーはフロロ・ナイロンで2.5号以上を選ぶといった具合です。初心者の場合はPEライン、ショックリーダーともにポンド表記(lb)で探すと良いかもしれません。

アジングの仕掛け③ジグヘッドの選び方

形状で選ぶ(丸型と矢じり型)

アジング入門で最も基本的な釣り道具であるジグヘッドの選び方ですが、ジグヘッドには2種類あることを頭に入れておきましょう。アジングに使われるジグヘッドには丸型と矢じり型の2種類があります。それぞれの大きな違いは、アプローチの違いです。
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丸型のジグヘッドは、安定したフォーリングとスイム、そして一定の水深を狙うときに最適な形です。
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矢じり型のジグヘッドの得意とする釣り方は、ダートアクションです。活性が低い時や、より大型のアジを狙いたいときに使います。

サイズの選び方

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ジグヘッドの重さは、竿の最適重量にもよりますが、丸型の場合は1〜2g程度です。一方矢じり型のジグヘッドの場合は、丸型よりもやや重いジグヘッドを選ぶのが一般的です。アジング初心者や入門者は1.5〜3g程度のものを選べば間違いありません。

アジングの仕掛け④ワームの選び方

ワームの形状

アジングに使われるソフトルアー(ワーム)と呼ばれる釣り道具ですが、様々な形状があり、初心者や入門者は選び方に悩んでしまいます。ここではアジング入門の最も一般的なワーム形状の特徴と、選び方をご紹介します。

ピンテールワームとは

ピンテールワーム

ピンテールワーム

ピンテールワームとは、主に中層レンジを狙う際に使われるワームです。形状は、細いテールが伸びており、小魚をイメージしたワームです。しっぽの部分が、スイムのたびに揺れ動くことによりターゲットであるアジにアピールします。ピンテールワームは、アジングの基本的な仕掛けやダウンショットリグ、フロートリグやキャロライナリグなど様々な仕掛けに使える汎用性の高いワームです。

カーリーテールワームとは

カーリーテール

カーリーテール

カーリーテールとは、しっぽ部分が大きく、派手なアクションでターゲットであるアジを誘うワームです。ボディーが大きめに作られている為、よりサイズの大きいサイズのアジを狙いたいときによく使われます。カーリーテールは、アジングの基本的な仕掛けから、テキサスショットリグ、フロートリグやキャロライナリグ等によく使われます。

シャッドテールワームとは

シャッドテール

シャッドテール

シャッドテールワームとは、しっぽの部分が丸い形状をしているのが特徴です。スイム時にこの大きなしっぽが小刻みに震え、ターゲットであるアジを誘うワームです。ピンテールとよく似た形状のこのワームは、様々な仕掛けに合わせて使うことができます。ただ巻きでも充分にアジにアピールでき、特に得意とするのが潮の流れが早い場所です。上層から中層レンジでよく使われます。

パドルテールワームとは

パドルテール

パドルテール

パドルテールワームとは、しっぽの形状が大きく、船を漕ぐパドルに似ていることから名付けられたワームです。パドルテールワームは、海老や蟹をイメージして作られており、そのため海底近くのターゲットを狙う際によく使います。パドルテールワームによく使われる仕掛けは、ダウンショットリグやテキサスショットリグなど、根掛かりが多い場所、低層レンジで使われます。

色の選び方

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アジングで使用するワームの色の選び方ですが、これは個人的には、好みに左右され、どの色が1番釣れると言う答えがないのが正直なところです。しかしながら、アジング初心者の方には、何か基準となる色の選び方がないと困ってしまいます。アジング初心者、入門者の為の色選びの基本となる部分をご紹介します。
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アジング初心者の方が、ワームを購入する場合は、まずは全く異なった色のワームを購入することをおすすめします。ピンク系は、水中の中で目立つ色です。最もポピュラーな色なので最初購入するカラーに加えることをおすすめします。

蓄光するグロー系のワームは、夜釣りの際には必要となるカラーのワームです。グロー系のワームを使用する場合は、ある程度蓄光させて水中の中でしっかりとアピールできるようにした状態で釣りましょう。クリア系のワームは、デイゲームでのアジングにぴったりです。クリア系のワームでもラメが入ってキラキラしているものもあります。ラメが入っているワームは、夜釣りの際におすすめです。特に港など常夜灯の周りでは、ラメの入ったクリア型のワームが、常夜灯の光に反射するため、アジなどのターゲットに強烈にアピールします。

アジングの仕掛け⑤ハードルアーの選び方

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堤防や港以外でアジングを楽しみたい場合は、ソフトルアーよりもハードルアーがおすすめです。簡単に遠投でき、アジ以外にも色々な魚が釣れる五目釣りの要素も楽しめます。とくに朝夕のマヅメ時間ではルアーに光が反射し、良く釣れると評判です。

メタルジグとハードルアー

メタルジグ

メタルジグ

アジングで使うルアーと言えばワームがメインですが、風の強いときや、より沖に遠投したい場合には、メタルジグを使う場合もあります。メタルジグの選び方の基本は、重さになります。ロッドの適正重量にもよりますが、2〜12gまでのものを選ぶのが一般的です。

またアジングでメタルジグを使う場合は、アジングロッドをあえて使わずに、シーバスロッドなどより硬いロッドに変更し、メタルジグを使う場合もあります。釣り方はただ巻きやワンピッチジャークなど様々なアクションがあります。
バイブレーションタイプ

バイブレーションタイプ

より大きなアジ、いわゆる尺アジと呼ばれる大きなアジを釣りたい場合は、ハードルアーを使う場合があります。これらはシーバスルアーと選び方は同じく、ミノーやバイブレーションと呼ばれるルアーの種類を選び、ターゲットである大きなアジにアピールします。表層や中層を狙う場合はミノータイプを、中層から低層を狙う場合はバイブレーションを選ぶのが一般的です。釣り方は同じくただ巻きや、ワンピッチジャークが効果的です。

アジングの仕掛け⑥フックの選び方

フック形状で選ぶ

ストレートタイプ

ストレートタイプ

釣り道具の中でも大切な釣り針(フック)は、大きく分けて2種類あります。アジングで最も一般的なストレートタイプのフックは、様々な仕掛けに使える万能フックです。アジング初心者の方なら、まず最初に揃えておきたいフックがストレートタイプのフックです。基本的な仕掛けから、ダウンショットリグ、キャロライナリグ、フロートリグ、スプリットショットリグなどはこのストレートフックが便利です。
テキサスフックタイプ

テキサスフックタイプ

根がかりしづらいテキサスリグを作る場合に必要な、テキサスフック。アジング初心者の方は、ストレートタイプのフックを用意した後、購入を検討しても良いでしょう。海藻が多い場所や、ごろた石が多い場所でアジングを楽しむなら、根がかりしにくい仕掛けのテキサスリグが便利です。
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サイズで選ぶ

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アジングのフックは、#2など#の後ろにある数字が変化することで大きさが変わります。数字が大きくなるほどフックは小さくなっていきます。通常アジングでは#6〜8あたりを使う方が多いです。より大物を狙う場合でも#3〜4、小さな豆アジを狙う場合でも#10までのフックです。アジング初心者、入門者の方はまず、#6と#8の2種類を選んでおけばまず間違いはありません。

アジングの仕掛け⑦シンカーの選び方

テキサスショット用シンカーの選び方

バレットシンカー

バレットシンカー

1番最初に購入するべきシンカー(オモリ)は、バレットタイプのシンカーです。基本的な仕掛けやテキサスショットに使うので、最も頻繁に使うシンカーになります。飛距離も出やすく、岩や海藻にも引っかかりにくい特徴があります。重さは1g〜5gまでの間で選びましょう。

ダウンショット用シンカーの選び方

胴長タイプ

胴長タイプ

ダウンショット用のシンカーは胴長タイプと、球形タイプの2種類に分かれます。胴長タイプは最も根がかりしずらいシンカーです。水の抵抗も受けにくいので、フォールスピードも速く狙ったレンジに素早くルアーを届けることができます。
球形タイプ

球形タイプ

一方球形タイプのシンカーは、もっとも底が取りやすいシンカーです。その反面根がかりしやすく、フォールスピードが遅い特徴があります。ゆっくりとアジにアピールしたい時に有効です。胴長、球形の重さはどちらも3.5g・5g・7gの3種類用意しておけば間違いありません。

スプリットショット用シンカーの選び方

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仕掛けの重量を増やすことで遠投力をアップさせるのがスプリットショットリグ。スリップショット用のシンカーはガン玉より専用の中通しタイプのオモリがおすすめです。重量は竿の適正重量にもよりますがPEライン0.3~0.5号、ジグヘッド1~2gの場合、3~5g程度にして仕掛けを作ります。アジング入門者や初心者の方が最初に購入しておくスプリットショットリグ用のシンカーは3gがおすすめです。

キャロライナショット用シンカー(キャロ)の選び方

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スプリットショットよりも、さらに遠投したい時の仕掛けがキャロライナリグです。キャロシンカーの選び方のポイントはスプリットと同じく、3~5g程度の重さのシンカーを選ぶことです。また最近ではキャロシンカーはスプリットと後述するフロートリグの中間にあたる位置づけになっており、ある程度浮力を有している場合があります。また併せて購入しておきたいのがスイベルです。仕掛けの連結やキャロシンカー固定の為必ずスイベルを購入しておきましょう。

アジングの仕掛け⑧飛ばしウキの選び方

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アジング仕掛けの釣り道具、飛ばしウキはフロートとも呼ばれています。仕掛けはキャロライナリグのシンカーの変わりにフロートを取り付けるといった構造です。その為遠投したい場合や強風の際に使う仕掛けなのですが、選び方のポイントはやはり重さです。以外に思われるかも知れませんが、飛ばしウキの重量はシンカーよりも重い場合があります。そのため軽いと思って仕掛けに取り入れると竿の適正重量を超えていた為、竿が破損した!ということもありますので重さには注意しましょう。

中通しタイプと後付タイプ

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フロートには中通しタイプと、後から仕掛けに取り付けることが出来る後付タイプがあります。後付タイプの方が色々と便利そうと思われるかも知れませんが、デメリットもあります。後付タイプのフロートのデメリットは、構造上ラインがフロートの重心よりややずれるため、中通しタイプより飛距離が出ない点、後付なので紛失しやすい点があります。アジング初心者、入門者の方はまず中通しタイプのフロートを揃えることをおすすめします。

まとめ

ClearBlue on Instagram: “第9回ClearBlueフォトコンテストニックネーム:アジLv.1さんコメントまたまたサイコロヘッドとエビフライ❗️このワームなかなか頑丈でいい感じです😊#アジング #メバリング #ClearBlue #クリアブルー #フォトコン” (61836)

アジング入門者、初心者の仕掛けは基本的な仕掛けで紹介した所謂、ジグ単と呼ばれる仕掛けです。この仕掛け作りをマスターし、シチュエーションに併せて様々な仕掛けをゆっくりと覚えていくと良いでしょう。またアジングの仕掛けは様々に工夫が可能です。その場に併せて臨機応変にアジングの仕掛けが作れるようになったら、脱初心者と言えるでしょう。

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