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夏に釣れる魚とは?6月・7月・8月に狙える魚種を紹介

夏に釣れる魚とは?6月・7月・8月に狙える魚種を紹介

夏に釣れる魚は水温が温かくなると活性が高くなり積極的に餌を捕食しにきます。しかし時期によって釣れる魚が異なりその対策も変わってきます。そのためどの時期にどんな魚が釣れるのかを知ることが攻略の鍵を握ります。ここでは6月・7月・8月に狙える夏に釣れる魚を徹底解説していきます。

2021.12.16 釣り

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公式ライター
takutakkan


夏に狙える人気の魚の特徴とは?

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四季によって気温や気候などが大きく変化する日本では、時期によって釣れる魚も変わってきます。6~8月付近の夏は水温が上がることで、活性が非常に良くなる魚が狙い目です。

また、活性が上がることで、防波堤付近の沿岸部にも、アジやキス、大きいものだとスズキなど、多くの魚が回遊してくることもあるので、堤防釣りで釣果が上げやすいのも特徴。

6月に特に釣れる海の魚とは?

水温が上がってきだした6月頃の初夏。梅雨の時期でもあるため、種類によって反応の良し悪しが大きく分かれ、釣れる・釣れない魚が変わる時期です。その中でも、マダイなどの産卵後に、栄養を付けるために荒食いする魚達を狙うのがポイント。

マダイ・アジ・ヒラメ

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初夏である6月に釣れる魚の中でも、狙い目なのがマダイ。荒食いが終わり始めた時期ですが、この時期のマダイはまだ狙い目です。7月に差し掛かると深場に行って釣れないことも多いので、マダイを狙うならこの時期。

また、水温が上がり出して、水中のプランクトンが増えるので、それを食べるアジも6月に釣れる魚と言えます。こちらはサビキやルアー釣りが人気です。さらに、アジのシーズンということは、アジを好物とするヒラメのシーズンでもあります。釣ったアジでそのまま泳がせ釣りをするのもおすすめ。

ヒラメを狙う場合はサビキで釣ったアジを使った泳がせ釣りで狙うのがおすすめ
6月以降のマダイは10~11月あたりからまた釣れるようになってきます。

7月に特に釣れる海の魚とは?

梅雨が終わって海水温がグングン上昇してくる7月は、釣り物が豊かになるシーズンです。栄養素が豊富になり、夏に活性化する青魚を中心に小魚の回遊が増えるので、さまざまな魚を狙うことができます。

また、日中釣りがメインとなる時期ですが、涼みながら魚を狙える夜釣りもおすすめです。

ヒラマサ・ヒラメ・マゴチ

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この時期で最もポピュラーな釣れる魚と言えるのがヒラマサ。美味で引きもいいので人気があり、夏に釣れる魚の代表格とも言うべき魚です。ヒラメは6月以上に釣りやすくなり、釣り方も砂浜や船からのルアー釣りや泳がせ釣りなど、さまざまな釣り方で楽しめます。

そして、ヒラメと同様、海底に生息するフライトフィッシュの代表格とも言うべきマゴチもこの時期に釣れる魚です。こちらもルアー釣りなどで狙うことができ、非常に美味な高級魚として人気があります。

8月に特に釣れる海の魚とは?

猛暑が続く8月は、人間だけでなく魚もバテて鈍くなり、活性が下がっている種類が多いですが、寒さを嫌う回遊魚を中心に本格的な接岸が始まります。小魚が回遊することで、これらを狙う大型の魚も狙えるシーズンです。

プランクトンの大量発生による赤潮など、釣果に影響を与えるものもありますが、夜釣りで釣れる魚も多く人気の時期です。

サワラ・キジハタ・カンパチ

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秋口が狙い目であるサワラは、この時期から釣れる魚です。ルアー釣りが人気ですが、船からのジギングでも狙うことができます。大型で強い引きが楽しめるカンパチもこの時期に釣れる魚です。生体は魚食性が強く、ルアー釣りや泳がせ釣りで狙うことが可能。

8月の夜釣りではキジハタがよく釣れる魚として知られています。水深の浅い沿岸の岩礁域などで釣れる、夜行性の美味な高級魚です。また、魚ではありませんが、8月はタコ釣りも人気があります。

キジハタは夜釣りで狙う

夏全般に釣ることができる海の魚とは?

海釣りにおいて、夏のシーズン通して一定の釣果を上げることができる魚も多くいます。夏の間の長い期間に渡って簡単に釣れる魚も多いので、そういった魚たちは釣り初心者の方にもおすすめです。

キス

Yuya Shigeto on Instagram: “またキス天が食べたくなったのでキス釣りに?最長22cmこれは刺身やな?  #釣り #釣果 #北九州 #エサ釣り #ちょい投げ #投げ釣り #キス釣り #海の女王 #シロギス #ダイワ #カルディア #fishing #DAIWA  #CALDIA” (102349)

夏の釣りと言えばキス釣りと言えるほど、小型でシーズン中は非常によく釣れる魚なので、初心者にもおすすめの夏に釣れる魚です。天ぷらなど、とても美味な白身魚としても有名。

基本的に沖を泳いでいる魚ですが、夏場だけは違い、水温に合わせて浅瀬へ群れでくる習性があります。そのため、堤防や波止場、砂浜からの天秤にゴカイを付けた投げ釣りで、簡単に釣ることができます。

キスを狙う時間帯は、より活性化する朝と夕方付近がおすすめ

クロダイ

まいまい on Instagram: “* . . . 日がいい感じに差してて ☀ 神々しい1枚 ? ✨ iPhoneなかなか凄い ? ホントかっこいいなぁ … ? . . . #岡山 #倉敷 #瀬戸内海 #釣り #海 #フカセ釣り #黒鯛 #クロダイ #チヌ #かっこいい #釣りガール #fishing…” (102351)

クロダイは性転換する魚として知られ、年中通して釣れる魚で非常に人気が高いです。夏場では、堤防の落とし込み釣りが最も釣果を上げることができます。警戒心が強いですが、二枚貝類や甲殻類、海藻や小魚など、幅広い食性を持っています。

夏のクロダイは、春の産卵を終えて体力をつけるため、非常に食欲旺盛で釣りやすい時期です。タイ科の魚では珍しく、陸の磯や堤防から狙うことができるお手軽さも人気の一つです。

クロダイにはチヌという別名もよく用いられています。

イシガキダイ

Ayumi  Uezono on Instagram: “この存在感! インパクト!  石鯛にも劣らない、 ずっしりとした 重量感がありました✨  最後1個のウニ。 食べてくれた君。  みんなは、なんだガキかと 笑うけれど、 本当に本当に最後まで 暑い中磯の上でひとり頑張って 2時間半延長して、 粘って釣れた、ご褒美のお魚。…” (102352)

南方系の高級魚であるイシガキダイも夏に釣れる魚として人気があります。水温が高いと活性が上がり、カニや貝餌で釣ることができます。また、ウニや貝などを噛み砕いて捕食するほどの硬い歯を持っているので、仕掛けなどには注意が必要です。

釣り方は、磯場や防波堤からライトタックルで狙うことができます。また、地域の食性などにより個体差はありますが、大型のものはシデカラ毒という、海藻に付着する植物プランクトンを食べることで魚の体に蓄積される毒を優していることがあるため要注意です。

ライトタックルとは?
ライトタックルとは、従来の釣り道具よりも軽く細いものを使う釣り方です。軽いですが、大物を狙う時にも使用されます。

ハマチ

PRO:TRUST&Zappy on Instagram: “#ハマチ#はまち#明石#釣り#魚釣り#釣果#釣具#釣り具#釣りスタグラム#釣り好きな人と繋がりたい” (102353)

強い引きを楽しめるハマチ・イナダも夏に釣れる魚として人気があります。大きさによって呼び名が変わる出世魚としても有名で、ブリまで大きくはならない夏場でも、強い引きを楽しむことができます。食べる際も、ブリとはまた違った味わいで、あっさりとして美味です。

アジを使った泳がせ釣りがポピュラーですが、メタルジグと言う金属の固まりのようなルアーを用いた、ジギングでも狙うことができます。ジギングは海底に落とした金属の塊をアクションをつけながらリズミカルに巻き上げる釣り方で、そのスポーツ要素の高さが人気です。

出世魚とは?
出世魚とは、ハマチからブリや、セイゴからスズキなど、成長する過程で名前が変わっていく魚のことを言います。

サバ

伊豆高原ジュピター公式 on Instagram: “富戸定置網より。太ったサバ❗️#伊豆高原#伊豆高原イタリアン#伊豆高原ジュピター#伊豆高原ランチ#伊豆高原パスタ#パスタランチ#富戸#城ヶ崎海岸#さかな#魚#サバ#サバのパスタ#キンメダイのパスタ#伊豆牛” (102355)

アジと同様にサビキ釣りで釣れる魚がサバです。アジ狙いに紛れてよく釣られることも多く、水温が高くなると活性化します。アジと同じく小型で比較的簡単に釣ることができるので、初心者にもおすすめです。

料理する際は煮つけなどが人気ですが、鮮度が落ちやすく、サバに限ったことではありませんが、夏場はアニサキスという寄生虫に要注意です。超低温冷凍と過熱でしっかり駆除する必要があるため、生で食べる場合は季節などに注意する必要があります。

大きなサバを狙う場合は、沖目にキャストすることができるカゴ釣りやウキサビキ釣りがおすすめ

夏に釣れる川魚とは?

海釣りだけでなく、勿論川釣りも季節によって釣れる魚が大きく変動します。川に生息する夏に釣れる魚は海の魚と同様、繁殖期や産卵後の体力付け、水温が上がることによる活性化を狙います。

川でお手軽に釣れる初心者にもおすすめな魚種も多いです。しかし中には、生息数の減少によって、各地で禁漁期という漁業が禁止される期間が設定されている種類もあるため、注意が必要です。

アマゴ・アユ・イワナ・オイカワ

鴻心館 山﨑明夫 on Instagram: “海部川に昨日、今日とエサ釣り。55匹釣れました。状況が良ければ2倍以上はつれます。悪い場合は1日粘っても10匹いくか、いかないか。今回は、昨日が良かったんですが、今日は雨で水温が下がり13匹でした。#アユ釣り #海部川河口  #エサ釣りアユ” (102358)

川魚の中でもハードルが低く初心者にもおすすめなのがオイカワです。 5~8月が繁殖期で、美しい虹色の体表が釣り人達から人気。ウキ釣りやピストン釣りで簡単に狙うことができます。

しかし、川魚の中には、禁漁期が設定されている魚も多く、その代表的なものがアユです。解禁は6~9月の夏に釣れる魚で非常に人気があります。毛バリを使うドブ釣りや、エサ釣り、コロガシ釣りなどで釣ることができます。

また、3~9月に解禁されるアマゴやイワナも人気のある夏に釣れる魚です。虫やミミズなどを使ったエサ釣りのほか、ルアー釣り、フライフィッシング、テンカラ釣りなどで狙うことができます。

川釣りをする場合は禁漁期を必ず確認
ピストン釣りとは?
ピストン釣りとは、下流に向かって立ち、エサを付けたサオ先を水中に突っ込みます。その後2拍子のリズムを刻むように前後にサオを引いては押し出す操作を繰り返すことです。

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