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ベイトフィネスとは?ベイトフィネスが初心者におすすめ理由と使い方を解説

ベイトフィネスとは?ベイトフィネスが初心者におすすめ理由と使い方を解説

ベイトフィネスとはスピニングタックルとベイトタックルの間を埋める釣りです。初心者におすすめな理由はベイトフィネスとは幅広いルアーが使用でき、トラブルレスな釣りであるためです。ベイトフィネスの使い方には、初心者でもすぐ慣れることができるのでルアーフィッシングを覚えていくには最適な釣りともいえます。

2021.12.16 釣り

ベイトフィネスとは?

ベイトフィネスとはおもにバス釣りで、軽量ルアーを繊細に扱うスピニングタックル重量級のルアーを太めのラインで扱うベイトタックルの中間的存在です。繊細なルアーを太くて強い糸で扱うことができ、スピニングとベイトの間のかゆいところに手が届く釣りです。

フィネスの意味

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バス釣りではフィネスとは繊細との意味で、以前まではノーシンカーリグやネコリグ、スモラバ、ミドストのような軽いルアーを繊細に扱うことを全般的にフィネスと呼んでいました。

しかし、フィネスは繊細と定義されるので、ビッグベイトを用いた繊細なアプローチのこともフィネスアプローチとフィネスの分野に含まれるようになりました。

ベイトフィネスの必要性

ベイトフィネスがバスフィッシングで必要な理由は、フィールドがハイプレッシャー化し、カバーにフィネスなアプローチをする必要性が増えたからです。

もし、ベイトタックルで軽量なルアーで繊細なアプローチをするとバックラッシュの原因となったり、タックルのパワーが強いために操作感が失われ、スピニングで太いラインを使うとラインの巻き癖がひどくトラブルが多発したり、ルアー操作が困難になります。

ベイトフィネスが初心者におすすめな理由

ベイトフィネスの釣りを初心者におすすめする理由は、トラブルレスで幅広いルアーに対応できるからです。
ベイトフィネスのタックルは軽量なルアーを扱うための専用設計で、ロッドも曲げやすく、リールもスプールの回転が軽いのでバックラッシュトラブルがほとんど起きません。投げるための動作もシンプルで、使用できるルアーもプラグ系からワーム系と幅広くいので、初心者が釣りを覚えるには最適です。

ベイトフィネスの釣り方

ベイトフィネスとはスピニングタックルとベイトタックルの中間的な釣りです。

スピニングで扱う繊細なルアーをベイトタックルで扱う釣りであるため、タックルは特殊で専門的になります。攻めるべきポイントやキャスティングの仕方、ファイトの仕方も少しだけスピニングタックルやベイトタックルを使用するときとは変わってきます。

ベイトフィネスの仕掛け

ロッドは6.3〜6.8フィートの長さでLもしくはMLアクションの専用ロッドを使用し、リールもベイトフィネス専用リールを使用します。

ラインはフロロカーボンの10ポンドを基準に、使用するルアーやカバーの濃さに合わせて8ポンド〜12ポンドを選ぶのが基本です。ラインが細すぎるととラインブレイクにつながり、太すぎると操作性が失われるため注意が必要です。

ルアーの重さ

ベイトフィネスに最適なルアーは5g~10gです。基本的に5gを超えるルアーがバックラッシュなくキャスティングができ、10gを超えないルアーがロッドが負けずに操作することができるルアーウエイトになります。

スピナーベイトやクランクベイトのような巻き抵抗が大きいルアーは10gを使用するとロッドが曲がりすぎてしまうので、7gまでが使いやすいウエイトとなります。

ルアーの種類

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ベイトフィネスで扱うルアーは、カバーに対応したソフトルアーからオープンウォーターで使用する巻き物系までさまざまです。

【ベイトフィネスで使用可能なルアー】
・スモラバ
・ライトテキサス
・シャッド
・ミノー
・小型クランクベイト
・スピナーベイト
・トップウォータープラグ


ベイトフィネスタックル1つで幅広いルアーを使用することができます。

攻めるポイント

ベイトフィネスで攻めるポイントは比較的薄めなカバーストラクチャーが絡むオープンウォーターです。
スピニングタックルでは攻めあぐね、通常のベイトタックルでは強すぎるようなライトカバーをフィネスなアプローチで攻めたり、オープンウォーターでハードルアーをボトムに沈んでいる障害物に当てながら巻いてくる釣りで重宝します。
ベイトフィネスは幅広いシチュエーションにマッチし、エリア・ポイント問わず武器となる釣りです。

キャスティング(投げ方)

ベイトフィネスのキャストはシンプルで簡単です。

【キャストの手順】
①リールのクラッチレバー押してスプールを親指で押さえる
②スプールを抑えたまま竿を振りかぶる
③ロッドを振り出すとき大体11時から10時の角度でタイミングよくスプールから指を離す
④ルアーが水面に着水する直前でスプールを親指で抑えてサミングする

ライナー性のキャストではなくふんわりとした弾道でキャストする方がトラブルは少なくなります。

ファイトの仕方

ベイトフィネスでの魚とのファイトは繊細なやり取りは必要ありません。大物が掛かってもロッドが曲がって仕事をし、ラインも比較的安心な太さを巻いているため、ドラグを巧みに操るようなシビアさは不要です。​

フッキングには、注意が必要で強く瞬間的に合わせるととタックルの破損やラインブレイクに繋がってしまいます。フッキングは余計な糸ふけをすべて巻き取り、魚の重さを感じながらロッドを曲げるようにおこないます。

ベイトフィネスのメリット

バスフィッシングでベイトフィネスを使うメリットは多くあります。
スピニングタックルとベイトタックルの強みを両方持っているので、フィールドではとても重宝します。

手返し

ベイトフィネスの代表的なメリットであげられるのが手返しの良さです。
スピニングリールの操作と比べてもシンプルで、必要とする動作が少なくクラッチレバーを押すだけでキャストができ、ルアー回収後にすぐにキャスト動作にうつることができます。さらにベイトフィネスは初心者でもピンポイントにキャストすることが容易で、何度も投げなおすことが少ないです。

強さ

ベイトフィネスとはフィネスでありながら強い釣りです。
スピニングタックルと比べて太いラインが巻けて、ロッドやリールのパワーもスピニングタックルに勝り、多少強引なやり取りをしても問題なく、魚とのファイトがとても楽です。
バス釣りに入門したての初心者ではまだ魚との繊細なやり取りは難しいので、ベイトフィネスの強さは大きな味方になります。

繊細さ

ベイトフィネスの釣りでは、通常のベイトタックルでは扱いきれない小さくて軽いフィネスルアーを繊細に扱うことができます。
初心者でもフィネスルアーをバックラッシュすることなくキャストでき、繊細なティップでのシェイクアクションを簡単にできます。通常のベイトタックルで攻めるようなポイントを精度高くフィネスなアプローチをすることができる点は最強の強みです。

守備範囲

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ベイトフィネスはルアーの適応能力もポイントの適応能力も高く、守備範囲の広さが魅力のひとつです。

ベイトフィネスのルアーウエイトの適応範囲は5g〜10gほどで、スピニングで扱うようなフィネスルアーからベイトタックルで扱うようなルアーまで多くのルアーを扱うことができます。ベイトフィネスタックルが1セットあるだけで、釣りが成立してしまいます。

ベイトフィネスのデメリット

ベイトフィネスのデメリットは、糸巻き量が少なく飛距離がスピニングに比べて出ない、パワー不足でヘビーカバーに対応できないことです。
ベイトフィネスとは初心者のバス釣り入門におすすめできるほど簡単で釣れるメリットが目立つ釣りですが、何事もメリットがあるならばデメリットもあります。ベイトフィネスのメリットとデメリットを理解しておくことで、ベイトフィネスに対する理解が深まり、さらに強い武器となります。

糸巻き量

ベイトフィネスリールはラインを多く巻くことができません。ベイトフィネスとはもともと近距離のカバーでの使用を想定した釣りで、タックルも近距離戦を意識して開発していることから、糸巻き量が必要ないことが理由のひとつです。巻く糸が多くなるとスプールのレスポンスが落ちて、バックラッシュが多くなるデメリットもあります。

しかし、少ないとはいえ10ポンドラインを40メートルはスプールに巻けて実用的には充分です。

飛距離

ベイトフィネスタックルはルアーの飛距離面ではスピニングタックルや通常のベイトタックルに比べて劣ることが多いです。
そもそもベイトフィネスの釣りは飛距離を必要としない釣りが前提であり、遠投用のセッティングではないことが大きな理由です。しかし、まったくルアーの飛距離が出ないわけではなく、実用的な飛距離は充分に確保できます。

ヘビーカバー

ベイトフィネスはヘビーカバーの釣りには不向きです。

スピニングタックルに比べ強いですが、ベイトフィネスとはライトカバーまでを想定とした釣り方であり、ヘビーカバーではパワー不足です。ヘビーカバーを攻めるならばHアクションクラスのロッドと16ポンド以上のラインを使った通常のベイトタックルが必要で、無理にベイトフィネスタックルで攻めるとタックルの破損に繋がります。

ベイトフィネスのおすすめタックル

ベイトフィネスタックルは各メーカーからさまざまな商品がリリースされています。初心者でも扱いやすい汎用性に優れたベイトフィネスタックルを自分の予算に合わせて無理なく揃えていくのがおすすめです。

ダイワ:ブレイゾン(671MLB)

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長さ 6.7フィート
自重 102g
適合ルアーウエイト 3.5g~14g
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ブレイゾン671MLBは汎用性に優れ、バットパワーが強く、初心者におすすめなロッドです。ベイトフィネス専用モデルながらコストパフォーマンスに優れ、ルアーの適用範囲が広くライトリグから巻き物系ルアーまで対応できることから多くの釣りを覚えることができます。

バットパワーがあることでラインを太くすることでヘビーカバーも対応できることもブレイゾン671MLBの強みです。

シマノ:ゾディアス(168L‐BFS)

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長さ 6.8フィート
自重 100g
適合ルアーウェイト 4g~12g
ゾディアス168L-BFSは汎用性が高く、軽量なため扱いやすく初心者におすすめなロッドです。ベイトフィネス専用モデルながらコストパフォーマンスが高く、カーボンモノコックを採用することで1万円前半の価格帯ではとび抜けた感度を誇り、ロッドの軽さも相まって初心者でも抜群の操作感を体感することができます。

ダイワ:アルファスエア(TW 8.6L)

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自重 160g
ラインキャパシティ 8ポンド-45m
巻き取り量/ハンドル1回転 75cm
アルファスエアTW 8.6Lは軽量かつ耐久性も高いベイトフィネス専用機で、スプールの回転もスムーズでトラブルレスで初心者の入門におすすめなベイトフィネスリールです。ラインのキャパシティは8ポンド45mと実用的に充分で、巻き取り量もハンドル75cmとさまざまな釣りに対応しやすいです。

シマノ:アルデバラン(BFS XG)

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自重 130g
ラインキャパシティ 8ポンド‐45m
巻き取り量/ハンドル1回転 80cm
アルデバランBFS XGはトラブルレスで初心者のベイトフィネス入門に最適です。軽量ルアーでもバックラッシュすることなくキャストでき、ライトリグを快適に扱うことができます。

ラインキャパシティは8ポンドで45m巻くことができ、ハードルアーの釣りに対応することもできます。ワーミングでラインスラックを素早く巻き取ってのフッキングもエクストラハイギアモデルで初心者をサポートするリールです。

ベイトフィネスは初心者におすすめ!

ベイトフィネスの釣りが初心者のバスフィッシングの入門におすすめな理由は、トラブルレスで魚が良く釣れ、さまざまなルアーを使用できることで多くのジャンルの釣りを覚えることができるからです。安心できる太さのラインを使用できることでラインブレイクの心配が少ないことも理由にあげられます。

ベイトフィネスはスキルアップを早めてくれる釣りで、初心者のバスフィッシング入門に最適です。

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