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小潮とは?小潮は釣れないと言われる理由と釣果をあげる釣り方を解説

小潮とは?小潮は釣れないと言われる理由と釣果をあげる釣り方を解説

小潮とは、潮の干満差が最も小さくなる潮回りのことです。小潮の日は魚の動きが少ないため釣りにくいといわれますが、釣り方のポイントをおさえることで釣果を上げられます。小潮の日に釣りにチャレンジするときは、ぜひ小潮での釣り方を参考にしてください。

2021.12.16 釣り

小潮とは?

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小潮とは、潮の満ち引きの差が最も小さくなる潮回りのことです。小潮は、上弦の月が昇る旧暦の8日ごろと、下弦の月が昇る旧暦の22日ごろの前後数日間にかけて起こります。

半月の時期は月と太陽の引力の向きが直角になることで互いの力を打ち消すため、満潮と干潮の潮位差が最も小さくなります。

小潮の読み方

小潮の読み方は、こしおです。漁師や釣り人たちが、潮の満ち引きが小さい状態をあらわす言葉として使っています。

潮位の変化潮の流れは魚の動きに大きな影響を与えるため、古来より海で日々の糧を得てきた漁師たちは、潮の状態を示すさまざまな言葉を使ってきました。小潮を含めた潮の満ち引きをあらわす言葉は、次の5つです。

【潮回りをあらわす言葉】
・小潮
・大潮
・中潮
・長潮
・若潮

小潮と大潮との違い

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小潮と大潮の違いは、潮の満ち引きの大きさです。小潮のときは、満潮と干潮で海面の高さにあまり変化はありませんが、大潮では満潮で海面が大きく上昇し、干潮になると水が引いて海面が著しく下降します。

小潮と大潮では潮の流れが異なるため、フィッシングに与える影響が大きいです。一般的に、大潮では魚が釣りやすく、小潮では魚が釣りにくいといわれています。

長潮・若潮とは?

長潮とは小潮末期の潮回りのことで、読み方はながしおです。旧暦の上弦、下弦を1~2日過ぎると干満の差がさらに小さくなり、潮位の変化が長い時間をかけて緩やかに続きます。

若潮とは、長潮が終わって徐々に潮の動きが大きくなっていく潮回りのことで、読み方はわかしおです。潮が若返っていくように見えるため若潮と呼ばれています。長潮と若潮の時期は潮の動きが小さく、小潮と同様に魚が釣りにくいと考える釣り人が多いです。

潮汐カレンダーの読み方

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潮汐カレンダーの読み方は、ちょうせきカレンダーです。小潮や大潮などの日ごとの潮回りや、干潮・満潮の予定時刻と潮位が記載されています。潮回りの種類や潮位は釣果に大きく影響するため、釣りの計画を立てる前に当日の海の状態を確認しておきましょう。

潮汐カレンダーは海上保安庁や釣り情報サイトに掲載されているほか、さまざまなスマホアプリが公開されているため、積極的に活用すると便利です。

小潮が釣れない理由とは?

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小潮で魚が釣れない理由には、次の2つが挙げられます。

【小潮が釣れない理由】
・潮位の変化が小さい
・プランクトンが少ない


小潮と大潮では海の状態が異なるため、水面下の魚の動きにも大きな違いがあります。大潮のときと同じように魚を狙ってもなかなか釣れないことが、小潮が釣れないといわれる理由です。

潮位の変化が小さい

小潮は潮位の変化が小さく、魚の動きが少ないため釣りエサへの食いつきが悪くなります。特に、泳ぐ力が弱い小さな魚は潮の流れを利用して移動するため、潮の流れが弱いと活発に動かなくなるからです。魚がエサを食べなくなるわけではありませんが、活動量が減った分だけ釣りエサにかかる機会が減るため、釣果を上げるのが難しくなります。
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プランクトンが少ない

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プランクトンが少ないことも、小潮で魚が釣れない理由の1つです。プランクトンは自力で泳ぐ力をほとんどもっておらず、海流に運ばれて移動します。

しかし、小潮では潮の流れが弱くなるため、プランクトンが水際へ大量に運ばれてくることがありません。エサとなるプランクトンが少ないため魚が集まらず、釣り糸を垂らしても魚がヒットしにくい状況が起こります。

小潮で釣果を上げる方法

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小潮で釣果を上げる方法は、次の4つです。

【小潮で釣果を上げる方法】
・泳力が弱い魚を狙う
・潮汐表を活用する
・時合の長さを利用する
・激流ポイントで釣る


小潮の日は魚が釣れないといわれますが、釣果を上げる方法がないわけではありません。海の状態にあわせてターゲットとなる魚を選び、潮汐表を活用することで釣果が上げられます。

泳力が弱い魚を狙う

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小潮の時期は、泳力が弱い魚が狙い目です。一般的に、潮の動きが大きければ魚の動きが活発になるといわれますが、急流を嫌って海底から動かない魚もいます。メバルやカサゴ、カレイなどの根魚は小潮の日でも同じ場所を動かずじっとしているため、ターゲットにしやすいです。潮の流れが穏やかな状況を利用して、エギングでアオリイカなども釣りやすくなります。

潮汐表を活用する

潮汐カレンダーを確認して、潮が動く時間帯を確認することも重要です。小潮の日にも、潮位が変動する上げ潮下げ潮の時間帯があります。昔から釣り人の間では、上げ3分下げ7分に釣りどきが訪れるといわれています。

干潮時の潮位を0とすると、満潮まで3分ほど潮位を上げた頃合いが上げ3分、満潮から7分ほど潮位を下げた頃合いが下げ7分です。潮の流れが出て魚が動き始めるため、釣りエサに魚がかかりやすくなります。

時合いの長さを利用する

小潮の日は時合いの長さを利用して、じっくり魚を狙うことができます。小潮では潮位がゆっくり変化するため、釣りどきといわれる上げ3分下げ7分の時間帯が大潮と比べて長く続きます。小潮の釣りはデメリットばかり目立ちますが、潮が動いている間は魚がエサを食べる時合いも長くなる、というメリットを利用しましょう。

激流ポイントで釣る

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小潮の日は海面が穏やかになるため、大潮では流れが強すぎる激流ポイントで魚を釣ることができます。潮の流れが大きくなれば魚の動きが活発になるとはいえ、海流が強すぎると仕掛けが押し流されて釣りにならないという状況になりがちです。小潮の時期は激流ポイントでもゆっくりと潮が流れているため、大潮と比べると魚が釣りやすくなります。

小潮での釣り方

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小潮での釣り方のポイントは、次の7つです。

【小潮での釣り方と狙いやすい魚】
・アジング・サビキ
・エギング
・シーバス
・キス
・青物
・太刀魚(タチウオ)
・潮干狩り


大潮とは異なり魚の動きが少なく、海の底や岩礁でじっとしている魚がターゲットになります。魚の種類によってさまざまな釣り方があるため、目当ての魚に適した釣り方を確認しましょう。

アジング・サビキ

【アジング初心者必見】シマノ初心者釣り教室 アジング編 ~実釣編~【アジング初心者】

アジングとは、ルアーでアジを釣る方法のことです。ワームというイソメに似た形状のソフトルアーを使用するため、生きたエサを準備する必要がありません。

サビキは、アミエビなどの撒き餌(まきえ)を入れる小さなカゴがついた仕掛け針を使う釣り方です。アジは潮の流れが少ない日でも釣りやすい魚であるため、小潮でも十分に魚釣りが楽しめます。

エギング

#009 シマノ初心者釣り教室 ~エギング編~

エギングは、ルアーを使ってアオリイカなどを狙う釣り方です。昔からイカ釣りに使われてきた漁具の餌木(エギ)をルアーフィッシングに応用した釣り方で、エギを海中に沈めていきイカが抱きついたところを釣り上げます。小潮の日に小魚が集まるポイントにはイカが寄ってくるため、安定して釣果を上げられます。潮の流れが穏やかでエギをコントロールしやすいのも小潮のメリットです。

シーバス

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シーバスは消波ブロックなどの構造物に居つく個体が狙い目です。シーバスは警戒心が強く、釣り人が投げ込むルアーの音でプレッシャーを受けるとなかなか釣れなくなるといわれています。

小潮の日はポイントにやってくる釣り人が少ないため、消波ブロックの根元に隠れているシーバスが出やすくなります。警戒心を刺激して逃げられないように、ルアーは消音タイプを使用し、ポイントに静かに投げ込むようにしましょう。

キス

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キスは砂底でじっとしているところを狙いましょう。小潮のように潮の流れがないときは群れで浅場に集まっていることがあるため、針を入れると連続でヒットする場合もあります。

特に水温が高くなる夏になると、キスの群れが産卵のために浅場に集まってきて投げ釣りがしやすくなります。砂浜や漁港の防波堤から近くに仕掛けを投げ入れるだけで簡単に釣れることもあるため、釣り初心者にもおすすめです。

青物

青物を釣るときは、漁港の防波堤の内側などの小魚が集まっている場所が狙い目です。砂底でじっとしている小魚を捕食するためにメジロなどが入ってくることもあり、大物が釣れることもあります。特に、サビキ釣りで撒き餌を仕掛けている釣り人の近くは小魚が集まりやすいため、小魚を狙った大型の青物が釣りやすいといわれています。

太刀魚(タチウオ)

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太刀魚は大潮より小潮で釣りやすい魚といわれており、ルアーでも浮きでも釣ることができます。太刀魚は他の魚と比べて泳ぎがうまくないため、潮の流れが穏やかな小潮の時期は小魚を捕食するために海岸沿いの浅場や漁港内にあらわれます。

1年を通して釣れる魚ですが、1月から5月までは沖の深いところにいるため、岸から釣れるシーズンは6月から12月までです。

潮干狩り

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小潮の日は潮干狩りができないといわれますが、遠浅の海岸ならば小潮でも潮干狩りができます。潮が最も引く大潮の時期が潮干狩りに向いていますが、どうしても潮回りと休みの予定が合わない場合は小潮の日に営業している潮干狩り場がないか、事前に確認しましょう。

小潮の釣り方をおぼえて釣果をあげよう!

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小潮は魚が釣れないイメージがありますが、小潮の特徴を知りターゲットとなる魚を変えることで十分な釣果を上げることができます。小潮でも潮が動き出すタイミングは必ず訪れるため、潮汐表を確認して上げ潮と下げ潮が起きる時間帯を狙いましょう。

小潮の時期は、時合いの長さを生かしてじっくりと釣りを楽しむことができます。小潮での釣り方をおぼえて釣果をあげましょう。

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