はじめて石狩で釣りする人が知りたい！釣り場&スポット情報まとめ

北海道の中心部である札幌市にもっとも隣接した漁港、石狩湾新港。樽川埠頭は石狩湾新港の中ではサビキ釣りなどのファミリーフィッシングにおすすめのスポットです。

足場も比較的良いため、初心者が手軽に釣りに挑戦するのにもぴったりですが、シーズンによっては多くの釣り人で混雑するため注意が必要です。車10分ほどの距離にコンビニや釣具店などもあるため手ぶらで訪れても釣りを楽しむことができます。

樽川埠頭ではサビキ釣りで狙える魚種が豊富です。北海道のサビキ釣りの定番魚種であるチカはもちろん、サバやイワシなどの美味しい魚も釣ることができます。

投げ釣りではカレイを中心にハゼなどの釣果実績もあり。群れが回遊するシーズンはマメイカやヤリイカなどのイカ類も狙うことができます。ロックフィッシュやヒラメなどのルアーフィッシングの対象魚にはやや弱いスポットであるため注意が必要です。

サビキ釣りのターゲットではチカが冬シーズンを中心に通年。サバやイワシは７月〜9月までの夏シーズンに釣果実績があります。投げ釣りの人気魚種であるカレイは3月〜6月の春シーズンに最盛期を迎えますが、特に4月・5月がおすすめです。

この時期はハゼも夏にかけて好釣果を期待できます。エギングなどで狙うことができるヤリイカ、マメイカはシーズンによって若干差があるものの、4月〜6月までに回遊することが多いです。

サビキ釣りはもちろん、ロックフィッシュや投げ釣りの釣果実績もある東埠頭。周辺には立ち入り禁止エリアになった西埠頭もあるため、訪れる際は注意が必要です。

樽川埠頭に比べると車で釣り場までエントリーしにくいデメリットがあるものの、こちらもファミリーフィッシングが人気の敷居が低いスポットの一つです。樽川埠頭に多くの釣り人が訪れる日は東埠頭に足を運んでみるのも面白いです。

東埠頭はサビキからルアーフィッシングまでさまざまな魚種を狙うことができます。サビキではチカを中心にイワシの数釣りを楽しむことができます。テトラポットなどの障害物もあるためルアーフィッシングの人気魚種であるアイナメやクロソイなどの釣果実績もあります。春はカレイ、ホッケ、ハゼなどを投げ釣りで狙うこともできるため、サビキと投げ釣りを同時に楽しむ釣り人も非常に多いです。

石狩湾新港は春シーズンがもっともさまざまな魚種を狙うことができます。カレイやハゼなどは水温が上がりはじめる4月前後から、GW前後にはホッケが好調になるシーズンも多いです。

この時期は夜釣りで大型のクロソイも狙えるためおすすめです。アイナメは6月・7月。10月・11月に狙うことができますが、クロソイに比べるとサイズは期待できません。夏はサビキでイワシ、投げ釣りではハゼも狙うことができます。

石狩湾新港から車で北に30分ほど行った場所にある厚田漁港。札幌市から距離があるため、釣り人の数は少なくドライブを兼ねて釣りを楽しみたい方にはぴったりのスポットです。釣れる魚種の数は多くはありませんが、石狩湾新港には入ってこない魚が回遊することもあるため時期によっては思わぬ釣果が期待できることもあります。厚田の市街地からそれほど距離がないため、コンビニなどは手軽に利用することができます。

厚田漁港はサビキで狙える魚がチカのみとやや少なめであるため、サビキ釣りを楽しみたい方にはおすすめできません。投げ釣りではカレイを中心にアイナメやカジカなどのロックフィッシュの釣果実績も多数。

ワームなどを使ったルアーフィッシングでも狙うことができます。春にはアメマス。秋にはサケなどのマス類も狙えるため、漁港の規模こそ小さいもののいろいろな釣りが楽しめる点も魅力です。

投げ釣りの人気ターゲットであるカレイは3月〜6月までの春シーズンに釣果実績があります。この時期はアイナメやクロソイなどのロックフィッシュも投げ釣りやルアーで狙えるためおすすめです。

春は大型のアメマスが回遊することも珍しくないため、ルアーフィッシングを楽しみたい方はこちらもおすすめ。サビキ釣りで狙えるチカは通年で釣果実績がありますが、大型を狙いたい方は11月以降の冬シーズンに訪れましょう。サケは9月〜10月までの秋に狙うことができ、この時期には厚田漁港にも多くの釣り人が訪れます。

狙える魚種が少ないものの、一人でのんびり釣りを楽しみたい方におすすめの幌漁港。防波堤の外海にテトラポットが設置されているため、ロックフィッシュなどを手軽に狙いたい方にもぴったりです。

隣接する幌川では秋にサケが遡上するため、秋シーズンは多くの釣り人が訪れます。周辺にコンビニなどがないため、訪れる際は必ず食事や釣具を用意しましょう。

幌漁港は防波堤にテトラポットがあるためクロソイやカジカなどを狙うことができます。テトラポットは足場が悪く、夜釣りでは転落事故の危険があるので注意しましょう。

サビキ釣りでは定番のチカが通年で狙うことができますが、他の人気漁港に比べるとやや魚影は薄い傾向があります。投げ釣りではカレイの実績が高く、外海側にかけては大型の釣果も珍しくありません。秋にはサケの釣果もあがるためもっとも多くの釣り人が訪れます。

幌漁港でロックフィッシュを狙う際は春と秋シーズンがおすすめ。特に4月・5月は産卵のために大型のクロソイが岸寄りするため、数、サイズ共に好釣果を期待できます。

10月以降はカジカの釣果実績も高くルアーフィッシングはもちろん、投げ釣りで釣れることも多いです。カレイは石狩近辺では定番の3月〜6月のシーズン。サケは9月・10月がもっとも人気であるため他の魚種を狙いたい方はバッティングに注意しましょう。

浜益漁港は石狩近郊の漁港では石狩湾新港に次ぐ規模を誇る大型の漁港です。狙える魚種も非常に豊富でさまざまな釣りが楽しめることから札幌近郊からも多くの釣り人が訪れます。

周辺にはトイレが設置されており、春には週末に朝市が開催されているなど、釣りはもちろん海辺で手軽にアウトドアを楽しみたい方にもおすすめです。

浜益漁港はチカ釣りの名ポイントとして知られており、シーズンに関わらず好釣果が期待できます。防波堤には外側にテトラポットがあるため、アイナメ、クロソイ、カジカなどのロックフィッシュも狙うことができます。

投げ釣りでは定番のカレイはもちろん、春シーズンにはホッケの群れが回遊することもあり、ホッケの数釣りも楽しめます。サケの釣果実績が多くないことから秋シーズンでも比較的ゆっくりを釣りを楽しめる貴重な釣り場です。

浜益漁港で人気のチカは1年を通して釣果実績がありますが、11月〜3月までの冬シーズンがもっとも釣果が安定すると言われています。カレイは産卵が絡む3月〜6月。

この時期はアイナメやソイなどのロックフィッシュも好釣果が期待できます。ホッケは4月・5月の短い期間でしか狙えない魚ですが、群れが入ってきた日には二桁釣果が簡単に釣れることもあります。秋はカジカがハイシーズンを迎えるため、投げ釣りの人気ターゲットになります。

山に囲まれた穴場的な釣り場である、濃昼漁港。風除けができるポイントとしても知られており、他の漁港が風の影響で釣りにならない時にもおすすめです。漁港の規模自体は小さいものの狙える魚種は非常に豊富です。漁港の周辺には磯場やサーフなどもあるため、ロックフィッシュの釣果実績が高く、ルアーやブラーを使った釣りにもおすすめです。

濃昼漁港でもっとも定番のターゲットといえばロックフィッシュは外せません。定番のアイナメはもちろん、クロソイ、カジカなどシーズンに合わせてさまざまなターゲットを狙うことができます。

数は少ないものの石狩近郊の漁港の中ではサイズが狙える点も魅力です。他にもサビキでチカやイワシ。投げ釣りではカレイやホッケの釣果実績があります。海底が砂地であることから、根掛かりがしにくく投げ釣りの初心者の方にもおすすめの釣り場です。

ロックフィッシュはアイナメが5月〜7月。クロソイは真夏を除く通年で釣果実績があります。カジカは大型を狙いたい方は10月〜12月の秋シーズンがおすすめです。

サビキ釣りではチカが通年、イワシは8月・９月の夏がもっとも数釣りが楽しめる時期です。投げ釣りで人気のカレイは4月〜7月。ホッケは4月・5月の短い期間で狙うことができます。5月前後は投げ釣りでカレイ、ホッケ、アイナメ、クロソイなどを同時に釣れるため気温はやや寒いもののシーズン開幕前後を狙いましょう。

石狩湾新港を中心に北側に広がる石狩湾は札幌市内から車で1時間ほどで訪れることができるため、ファミリーフィッシングなどに適した釣り場が非常に多いです。狙える魚もサビキ、投げ、ルアーなどさまざまな釣り方を楽しめるため、それぞれのシーズンに合わせて自分好みの釣りを楽しみましょう。