5月に釣れる魚10選!今のシーズンに海や堤防で狙える魚を紹介
5月は海水温が暖かくなり、産卵のため浅瀬へ接岸する魚が増え、1年のなかで最もショアから大型の魚が釣れる時期です。5月に釣れる魚の捕食パターンにあわせて、ベストな釣り方を選択すると釣果に差が出ます。5月の釣りで釣れる魚は、イカやタイ類、青物や底ものの魚がいます。
Writer
公式ライター Activel_director
5月に釣れる魚とは?
対象魚にあわせて、ルアーやジグ、エサを使った釣り方を選択することが釣果をあげるコツです。
アオリイカ
期待度 | ★★★★★ |
釣り方 | エギング、泳がせ釣り |
釣れるシーズン | 4月~11月 |
親イカと呼ばれる春のアオリイカは、産卵前に体力をつけようと積極的にエサを追いかけます。アマモやホンダワラが生えている場所は、アオリイカが卵を産みつける好ポイントです。
コウイカ
期待度 | ★★★★★ |
釣り方 | エギング |
釣れるシーズン | 4月~12月 |
5月に釣れるコウイカは、1キロを超えるものも混ざるため、エギングするときはタモを準備する必要があります。
チヌ
期待度 | ★★★★★ |
釣り方 | フカセ釣り |
釣れるシーズン | 4月~11月 |
釣れるサイズも大きく、50cm以上の年無しと呼ばれるチヌを釣り上げることも夢ではありません。釣り方は堤防のフカセ釣りがよく、時合とパターンをつかめると、短時間で数匹のチヌを釣りあげることもできます。
ブリ・カンパチ
期待度 | ★★★★★ |
釣り方 | ジギング |
釣れるシーズン | 5月~7月、10月~11月 |
春に釣れるブリやカンパチは、身体が大きいことから、タックルは大物用にしておき、タモは入り口が70cm以上ある大きなものを準備しましょう。
アジ
期待度 | ★★★★★ |
釣り方 | サビキ釣り、アジング |
釣れるシーズン | 5月~12月 |
秋に釣れるアジゴより少々食いが渋く、確実に釣果をあげるには、朝マヅメと夕マヅメのどちらかを押さえる釣行計画を立てる必要があります。
シーバス
期待度 | ★★★★☆ |
釣り方 | ルアー釣り |
釣れるシーズン | 4月~12月 |
ヒラメ
期待度 | ★★★★☆ |
釣り方 | ジギング、ルアー釣り |
釣れるシーズン | 4月~6月、9月~11月 |
ヒラメ釣りのベストシーズンは秋と言われますが、5月でも秋の釣果に負けず劣らずの釣果が出せます。ヒラメを釣る場所は、底が砂地の場所がよく、砂浜や砂浜に隣接した堤防が好ポイントです。
マゴチ
期待度 | ★★★★☆ |
釣り方 | ジギング、ルアー釣り |
釣れるシーズン | 4月~6月、9月~11月 |
マゴチを釣るには、ルアーを海の底周辺で、小魚の動きに似せて動かす釣り方が効果的です。基本的に砂地を好んで生息する魚ですが、エサを捕食しに河口に入る場合もあります。
イサキ
期待度 | ★★★☆☆ |
釣り方 | ジギング、フカセ釣り |
釣れるシーズン | 5月~10月 |
イサキは群れで回遊する特性があり、1度アタリがあると連続して釣れることが多いです。
アナゴ
期待度 | ★★★☆☆ |
釣り方 | ちょい投げ |
釣れるシーズン | 5月~10月 |
針がかりしたとき、糸を切ろうと仕掛けに巻き付くため、釣りあげてからはタオルできつく首元をおさえ、なるべく早く針を外す必要があります。
5月におすすめの釣り方
・ルアー釣り
・サビキ釣り
・ちょい投げ釣り
・フカセ釣り
釣り方が変わると、釣れやすい魚、時間の過ごし方、エサの有無が変わるため、自分にあった釣り方を選択する必要があります。暖かい5月は、暑くも寒くもない季節であり、釣れる魚が豊富な時期であることから、1日釣りを楽しめる時期です。
ルアー釣り
冬に沖の深場で過ごした魚は、暖かくなるゴールデンウィークごろ浅瀬へ接岸し、積極的にエサを追いはじめ、警戒することなくルアーに食いつきます。とくにブリ、シーバスは群れが回遊する時間が短く、手返しの早いルアーの方がエサ釣りより効率的に釣果を伸ばせます。
サビキ釣り
アジがサビキに食いつくと、食いついたアジにヒラメが食いつくことがあり、思わぬ魚に巡り会います。サビキ釣りは難しい操作が必要なく、確実な釣果をあげられることから、ファミリーの釣行客に人気です。
ちょい投げ釣り
ちょい投げ釣りは、ルアー釣りに比べのんびりできる釣りで、アタリを待つ間にゆっくり海を眺めるもよし、ルアー釣りをするもよしで、自分の好きな時間の過ごせます。
フカセ釣り
5月はチヌやクロが沖の深場から堤防に接岸し、産卵に向けてエサを積極的に食べて体力をつける時期で、1年のなかで最も大きなサイズが狙える時期です。魚を集めるコマセは多く準備しておくことで、時合を逃す確立を減らせます。
5月の釣り情報
春は抱卵した魚が多く、必要以上の魚が釣れた場合、資源保護のため逃がすことも大切です。
5月の釣りシーズン
・産卵で接岸する個体が多く、大きなサイズが出やすい時期
・他の釣り客が多くプレッシャーが高い
・釣りものが多く、時間、場所、魚を的確に選ぶと爆釣する可能性が高い
寒い冬から、暖かい春になる5月は、沖の深場から堤防や漁港に近づく季節です。サイズの大きな親の個体が多く、強い魚の引きを存分に味わうことができます。
5月の釣行計画の立て方
・満潮と干潮の前後1時間に釣行
・朝と夕マヅメ
・ゴールデンウィークはプレッシャーが低い釣り座の選択
5月のゴールデンウィークを境に、釣り人が漁港に多くなり、魚もプレッシャーを感じ釣れにくくなることから、釣り人の動向に注意が必要です。釣り人が少ない時間帯、もしくは釣り人が少ない場所を選びましょう。
5月の釣りの注意事項
5月の釣りの注意事項 | 対策 |
ゴールデンウィークは釣り客が増える | 朝マヅメの1時間前には釣りを始める |
大きな魚が多く警戒心が高い | 夜~朝の人が少なく、魚の警戒が薄れる時間に釣行する |
抱卵した魚体 | 可能な限り雌は逃がす |
春は根魚やイカをはじめ、抱卵した魚が多いため、釣果が十分あるときや食べる目的でない個体は、なるべく逃がし、資源を保護しましょう。
商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。