5月に釣れる魚10選!今のシーズンに海や堤防で狙える魚を紹介
5月は海水温が暖かくなり、産卵のため浅瀬へ接岸する魚が増え、1年のなかで最もショアから大型の魚が釣れる時期です。5月に釣れる魚の捕食パターンにあわせて、ベストな釣り方を選択すると釣果に差が出ます。5月の釣りで釣れる魚は、イカやタイ類、青物や底ものの魚がいます。
2021.12.16
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釣り
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5月に釣れる魚とは?
via pxhere.com
5月に釣れる魚は、イカ類や青物、底もののヒラメやマゴチからタイ科の魚と、釣れる魚が豊富です。さらに春に釣れる魚は大型物が多く、引きが強いため、魚がかかったときにスリリングなやり取りができます。
対象魚にあわせて、ルアーやジグ、エサを使った釣り方を選択することが釣果をあげるコツです。
対象魚にあわせて、ルアーやジグ、エサを使った釣り方を選択することが釣果をあげるコツです。
アオリイカ
期待度 | ★★★★★ |
釣り方 | エギング、泳がせ釣り |
釣れるシーズン | 4月~11月 |
アオリイカは、4月のはじめから釣れはじめ、5月には最大で3キロアップのイカが堤防からあがることもあります。
親イカと呼ばれる春のアオリイカは、産卵前に体力をつけようと積極的にエサを追いかけます。アマモやホンダワラが生えている場所は、アオリイカが卵を産みつける好ポイントです。
親イカと呼ばれる春のアオリイカは、産卵前に体力をつけようと積極的にエサを追いかけます。アマモやホンダワラが生えている場所は、アオリイカが卵を産みつける好ポイントです。
コウイカ
期待度 | ★★★★★ |
釣り方 | エギング |
釣れるシーズン | 4月~12月 |
コウイカは、アオリイカとほぼ同じシーズンに釣れるイカで、暖かい5月に産卵のため堤防まで接岸します。コウイカは基本的に砂地を好むイカで、釣りをする場合は、底が砂地である場所を選ぶことが大切です。
5月に釣れるコウイカは、1キロを超えるものも混ざるため、エギングするときはタモを準備する必要があります。
5月に釣れるコウイカは、1キロを超えるものも混ざるため、エギングするときはタモを準備する必要があります。
チヌ
期待度 | ★★★★★ |
釣り方 | フカセ釣り |
釣れるシーズン | 4月~11月 |
5月は、チヌが深場から浅葉へ産卵前に体力をつけようとエサを積極的に食べる時期です。
釣れるサイズも大きく、50cm以上の年無しと呼ばれるチヌを釣り上げることも夢ではありません。釣り方は堤防のフカセ釣りがよく、時合とパターンをつかめると、短時間で数匹のチヌを釣りあげることもできます。
釣れるサイズも大きく、50cm以上の年無しと呼ばれるチヌを釣り上げることも夢ではありません。釣り方は堤防のフカセ釣りがよく、時合とパターンをつかめると、短時間で数匹のチヌを釣りあげることもできます。
ブリ・カンパチ
期待度 | ★★★★★ |
釣り方 | ジギング |
釣れるシーズン | 5月~7月、10月~11月 |
ブリやカンパチは、暖かい春に浅瀬へベイトを追って回遊してきます。釣果を伸ばすには、突然迎える短い時合を押さえることが大切で、釣れないからと油断していると、時合を逃すことがあります。
春に釣れるブリやカンパチは、身体が大きいことから、タックルは大物用にしておき、タモは入り口が70cm以上ある大きなものを準備しましょう。
春に釣れるブリやカンパチは、身体が大きいことから、タックルは大物用にしておき、タモは入り口が70cm以上ある大きなものを準備しましょう。
アジ
期待度 | ★★★★★ |
釣り方 | サビキ釣り、アジング |
釣れるシーズン | 5月~12月 |
アジは、冬場を沖の深い場所で過ごし、4月末から堤防近くまで回遊する魚で、サビキ釣りで釣ることができます。5月のアジは、産卵直前の時期で、身体が20cm前後と比較的大きいです。
秋に釣れるアジゴより少々食いが渋く、確実に釣果をあげるには、朝マヅメと夕マヅメのどちらかを押さえる釣行計画を立てる必要があります。
秋に釣れるアジゴより少々食いが渋く、確実に釣果をあげるには、朝マヅメと夕マヅメのどちらかを押さえる釣行計画を立てる必要があります。
シーバス
期待度 | ★★★★☆ |
釣り方 | ルアー釣り |
釣れるシーズン | 4月~12月 |
シーバスは通年釣れる魚で、とくに春はシーバスの捕食対象である虫や小魚が多く、釣りやすい時期です。5月に釣れるサイズは、80cmを超えるランカーシーバスの場合もあり、パワーのないロッドでは力負けすることもあります。シーバスロッドやジギングロッドを使えば、力負けする心配はありません。
ヒラメ
期待度 | ★★★★☆ |
釣り方 | ジギング、ルアー釣り |
釣れるシーズン | 4月~6月、9月~11月 |
ヒラメは暖かい春になると、気温の上昇とともに深場から浅瀬へと接岸する魚で、5月ごろは50cm以上の大きな型があげられます。
ヒラメ釣りのベストシーズンは秋と言われますが、5月でも秋の釣果に負けず劣らずの釣果が出せます。ヒラメを釣る場所は、底が砂地の場所がよく、砂浜や砂浜に隣接した堤防が好ポイントです。
ヒラメ釣りのベストシーズンは秋と言われますが、5月でも秋の釣果に負けず劣らずの釣果が出せます。ヒラメを釣る場所は、底が砂地の場所がよく、砂浜や砂浜に隣接した堤防が好ポイントです。
マゴチ
期待度 | ★★★★☆ |
釣り方 | ジギング、ルアー釣り |
釣れるシーズン | 4月~6月、9月~11月 |
マゴチは、ヒラメの釣れ始めから少し遅れて釣れる魚で、5月はマゴチシーズンの初めにあたります。
マゴチを釣るには、ルアーを海の底周辺で、小魚の動きに似せて動かす釣り方が効果的です。基本的に砂地を好んで生息する魚ですが、エサを捕食しに河口に入る場合もあります。
マゴチを釣るには、ルアーを海の底周辺で、小魚の動きに似せて動かす釣り方が効果的です。基本的に砂地を好んで生息する魚ですが、エサを捕食しに河口に入る場合もあります。
イサキ
期待度 | ★★★☆☆ |
釣り方 | ジギング、フカセ釣り |
釣れるシーズン | 5月~10月 |
イサキは5月になると、産卵のため浅瀬へ接岸し始めますが、岩礁帯を好む魚であり、堤防や漁港では釣りにくい魚です。イサキを陸から狙うには、水深のある地磯まで行くことが一般的で、釣り方はジギングかフカセ釣りになります。
イサキは群れで回遊する特性があり、1度アタリがあると連続して釣れることが多いです。
イサキは群れで回遊する特性があり、1度アタリがあると連続して釣れることが多いです。
アナゴ
期待度 | ★★★☆☆ |
釣り方 | ちょい投げ |
釣れるシーズン | 5月~10月 |
アナゴは5月になると釣れ始める魚で、とくに夜の時間帯に釣れる魚です。エサはアオイソメかゴカイ、仕掛けはちょい投げ仕掛けがよく、仕掛け投入後はひたすらアタリを待ちます。
針がかりしたとき、糸を切ろうと仕掛けに巻き付くため、釣りあげてからはタオルできつく首元をおさえ、なるべく早く針を外す必要があります。
針がかりしたとき、糸を切ろうと仕掛けに巻き付くため、釣りあげてからはタオルできつく首元をおさえ、なるべく早く針を外す必要があります。
5月におすすめの釣り方
via pxhere.com
5月におすすめする釣り方は、4種類あります。
・ルアー釣り
・サビキ釣り
・ちょい投げ釣り
・フカセ釣り
釣り方が変わると、釣れやすい魚、時間の過ごし方、エサの有無が変わるため、自分にあった釣り方を選択する必要があります。暖かい5月は、暑くも寒くもない季節であり、釣れる魚が豊富な時期であることから、1日釣りを楽しめる時期です。
・ルアー釣り
・サビキ釣り
・ちょい投げ釣り
・フカセ釣り
釣り方が変わると、釣れやすい魚、時間の過ごし方、エサの有無が変わるため、自分にあった釣り方を選択する必要があります。暖かい5月は、暑くも寒くもない季節であり、釣れる魚が豊富な時期であることから、1日釣りを楽しめる時期です。
ルアー釣り
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ルアー釣りは、水温が上がり魚の活性があがる5月には、エサ釣りより釣果をもたらすことがある釣り方です。
冬に沖の深場で過ごした魚は、暖かくなるゴールデンウィークごろ浅瀬へ接岸し、積極的にエサを追いはじめ、警戒することなくルアーに食いつきます。とくにブリ、シーバスは群れが回遊する時間が短く、手返しの早いルアーの方がエサ釣りより効率的に釣果を伸ばせます。
冬に沖の深場で過ごした魚は、暖かくなるゴールデンウィークごろ浅瀬へ接岸し、積極的にエサを追いはじめ、警戒することなくルアーに食いつきます。とくにブリ、シーバスは群れが回遊する時間が短く、手返しの早いルアーの方がエサ釣りより効率的に釣果を伸ばせます。
サビキ釣り
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サビキ釣りは、アジの群れが接岸する5月に有効な釣り方で、1日で30匹以上の釣果を出すことも可能です。
アジがサビキに食いつくと、食いついたアジにヒラメが食いつくことがあり、思わぬ魚に巡り会います。サビキ釣りは難しい操作が必要なく、確実な釣果をあげられることから、ファミリーの釣行客に人気です。
アジがサビキに食いつくと、食いついたアジにヒラメが食いつくことがあり、思わぬ魚に巡り会います。サビキ釣りは難しい操作が必要なく、確実な釣果をあげられることから、ファミリーの釣行客に人気です。
ちょい投げ釣り
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ちょい投げ釣りは、アオイソメやゴカイをつけた仕掛けを海に投入し、後はアタリを待つだけの釣りです。5月のちょい投げでは、日中に小型のチヌやタイ、底ものの魚、夜間にアナゴやシーバスが釣れます。
ちょい投げ釣りは、ルアー釣りに比べのんびりできる釣りで、アタリを待つ間にゆっくり海を眺めるもよし、ルアー釣りをするもよしで、自分の好きな時間の過ごせます。
ちょい投げ釣りは、ルアー釣りに比べのんびりできる釣りで、アタリを待つ間にゆっくり海を眺めるもよし、ルアー釣りをするもよしで、自分の好きな時間の過ごせます。
フカセ釣り
フカセ釣りは、チヌやクロをメインターゲットとする釣りですが、アジ、タイ、イサキと釣れる魚の種類が豊富な釣り方です。
5月はチヌやクロが沖の深場から堤防に接岸し、産卵に向けてエサを積極的に食べて体力をつける時期で、1年のなかで最も大きなサイズが狙える時期です。魚を集めるコマセは多く準備しておくことで、時合を逃す確立を減らせます。
5月はチヌやクロが沖の深場から堤防に接岸し、産卵に向けてエサを積極的に食べて体力をつける時期で、1年のなかで最も大きなサイズが狙える時期です。魚を集めるコマセは多く準備しておくことで、時合を逃す確立を減らせます。
5月の釣り情報
5月は連休を中心に、釣り客が多くなる時期で、人の多さからくるプレッシャー対策をしなければなりません。釣りに出かける時間や場所を考慮し、できるだけプレッシャーの低い場所で釣りをすることが、釣果を出すコツです。
春は抱卵した魚が多く、必要以上の魚が釣れた場合、資源保護のため逃がすことも大切です。
春は抱卵した魚が多く、必要以上の魚が釣れた場合、資源保護のため逃がすことも大切です。
5月の釣りシーズン
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5月の釣りシーズンは、3つの特徴があります。
・産卵で接岸する個体が多く、大きなサイズが出やすい時期
・他の釣り客が多くプレッシャーが高い
・釣りものが多く、時間、場所、魚を的確に選ぶと爆釣する可能性が高い
寒い冬から、暖かい春になる5月は、沖の深場から堤防や漁港に近づく季節です。サイズの大きな親の個体が多く、強い魚の引きを存分に味わうことができます。
・産卵で接岸する個体が多く、大きなサイズが出やすい時期
・他の釣り客が多くプレッシャーが高い
・釣りものが多く、時間、場所、魚を的確に選ぶと爆釣する可能性が高い
寒い冬から、暖かい春になる5月は、沖の深場から堤防や漁港に近づく季節です。サイズの大きな親の個体が多く、強い魚の引きを存分に味わうことができます。
5月の釣行計画の立て方
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5月の釣行計画は、潮、時間帯、釣り客の数を基準に判断します。
・満潮と干潮の前後1時間に釣行
・朝と夕マヅメ
・ゴールデンウィークはプレッシャーが低い釣り座の選択
5月のゴールデンウィークを境に、釣り人が漁港に多くなり、魚もプレッシャーを感じ釣れにくくなることから、釣り人の動向に注意が必要です。釣り人が少ない時間帯、もしくは釣り人が少ない場所を選びましょう。
・満潮と干潮の前後1時間に釣行
・朝と夕マヅメ
・ゴールデンウィークはプレッシャーが低い釣り座の選択
5月のゴールデンウィークを境に、釣り人が漁港に多くなり、魚もプレッシャーを感じ釣れにくくなることから、釣り人の動向に注意が必要です。釣り人が少ない時間帯、もしくは釣り人が少ない場所を選びましょう。
5月の釣りの注意事項
5月の釣りの注意事項 | 対策 |
ゴールデンウィークは釣り客が増える | 朝マヅメの1時間前には釣りを始める |
大きな魚が多く警戒心が高い | 夜~朝の人が少なく、魚の警戒が薄れる時間に釣行する |
抱卵した魚体 | 可能な限り雌は逃がす |
5月のゴールデンウィーク周辺は、海釣りに訪れる人が多く、日中のプレッシャーが高くなりがちです。一方夜から朝は、人は少なく、魚も警戒心が薄れることから、狙った魚が釣りやすくなります。
春は根魚やイカをはじめ、抱卵した魚が多いため、釣果が十分あるときや食べる目的でない個体は、なるべく逃がし、資源を保護しましょう。
春は根魚やイカをはじめ、抱卵した魚が多いため、釣果が十分あるときや食べる目的でない個体は、なるべく逃がし、資源を保護しましょう。
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