鹿児島県のバス釣りポイント8選！初めて行く人はどこがおすすめ？【釣り場情報】

鹿児島県のバス釣りは50㎝を超える大物や小型の数釣りが楽しめます。プレッシャーの高い人気のスポットでも時合が来れば立て続けにヒットすることもあるため初心者から上級者までさまざまな釣り人が訪れます。

鹿児島県のメインとなる釣り場はダム、湖、池で中でも竹山ダム、大隅湖、薩摩湖が有名で真冬でも比較的気温が高いため1年を通してバス釣りをすることができます。

鹿児島県でブラックバスの数釣りを楽しむなら6月～9月頃がハイシーズンとなります。山間部を除いて比較的温暖な気候のため1年を通してバス釣りを楽しむことができるのも釣り人にはうれしいポイントです。

鹿児島のバス釣り初心者は夏に日陰となるポイントに絞って狙っていけばよい釣果が得られるでしょう。サイズ重視の方は大型のブラックバスの釣果実績が高い3月～5月がおすすめです。

鹿児島県のバス釣り釣果情報は手の平サイズの小型から50㎝を超える大物まで数多く寄せられています。プレッシャーの高い人気スポットでも都市部と比較したらブラックバスも積極的に口を使ってルアーに反応を見せてくれます。

鹿児島県はダムや湖、野池や河川でブラックバスを釣ることができます。ダムが多く存在する県ですが、バス釣り初心者の人はポイントの絞りやすい藺牟田池や住吉池から攻めると釣果が出やすくおすすめです。

【ダム・湖】
・清浦ダム
・市来ダム
・竹山ダム
・大隅湖
・薩摩湖

【河川】
・川内川

【野池】
・藺牟田池
・住吉池

鹿児島県はダム・湖の数が多いのに対してレンタルボートがある釣り場は少なく、ゴムボートやフローターが重宝されます。おかっぱりからも狙うことができますがポイントが限られるため人気のある大隅湖や竹山ダムは平日を狙って行くとよいでしょう。

鹿児島県は河川でもバス釣りを楽しむことができ、生活圏にある身近な河川は平日の限られた時間でも釣りができる貴重な釣り場です。川内川ではかなり上流のほうまでシーバスが昇ってくるためブラックバスを狙っていてシーバスが釣れることも日常的にあります。

鹿児島県の野池は自然豊かで環境もよく、ダム湖に比べてポイントも絞りやすいためバス釣り初心者におすすめです。住吉池と藺牟田池は人気があるメジャーフィールドですが穴場的な小規模の野池でバス釣りがしたい方はマップアプリの航空図で目を凝らして探してみるとよいでしょう。

鹿児島県のブラックバスの釣り方はおかっぱりとレンタルボートがありますがレンタルボートは1部の釣り場に限られるため、おかっぱりがメインの釣り方になります。

ボート禁止の釣り場もあるため必ず確認をし、ボートを利用するときは必ずライフジャケットを着用しましょう。

鹿児島県では、おかっぱりがメインの釣りになるため軽装は控え、長ズボンに歩きやすい運動靴を履いていきましょう。釣れる場所がなくてこまってしまったときは草木をかき分けて入ると穴場ポイントに出会える可能性が高まります。減水中の遠浅のポイントでおかっぱりから飛距離が必要な場合は7フィートクラスのロッドがあると安心です。

鹿児島県では限られたポイントでレンタルボートを利用することができます。利用するときは必ずライフジャケットを着用して最善の注意を払いながらバス釣りを楽しみましょう。鹿児島でレンタルボートでバス釣りがしたい方は大隅湖がおすすめです。

清浦ダムはダム湖単体で見たら小規模ではあるものの内之尾川と桶脇川の合流地点であり、川まで合わせると丸1日バス釣りを楽しむことができます。小型のブラックバスの釣果情報が多いため景観を楽しみながらのほほんと休日を過ごしたい釣り人におすすめの釣り場です。

清浦ダムの攻略法は、内之尾川と桶脇川からのインレットを狙ってみましょう。インレットは酸素を多く含んだ新鮮な水が流れ込んでいる場合が多く、流れにのせてミノーやシャッドを使うと効果的です。反応がないときは内之尾川や桶脇川へと移動しながら釣りを展開してみましょう。

藺牟田池には浮島と呼ばれる泥炭が300近くあり、国の天然記念物に指定されています。かけがえのない自然の勉強の場アクアイムは希少生物を展示し、入場者は無料で竿をレンタルすることができます。キャンプ場もあり家族連れに人気のある藺牟田池ですが、釣れたブラックバスやブルーギルを1匹100円～200円で買い取る珍しい取り組みをしていることも人気の理由です。

藺牟田池は山に囲まれているため、おかっぱりから釣れるポイントが限られてしまいますがシャッドやミノーといったリアルな小魚に近い形のルアーで実績が多く上がっています。巻物系ハードプラグを反応に合わせてカラーやレンジを変えていく釣り方がおすすめです。さくら湖商店さんでは400円と良心的な価格で手漕ぎボートを借りることができるため利用する方は事前に連絡を入れておくとよいでしょう。

野池程度の小さな規模の市来ダムは、悪天候の後は流木が散乱して道が塞がれてしまうこともありアクセスは悪いですがブラックバスの人的プレッシャーは低くダムのコンディション次第で高釣果が期待できます。現地に足を運ぶ以外ダムのコンディションを把握することは困難ですがチャレンジ精神の強い方はぜひ挑戦してみましょう。

市来ダムは八房川のインレットを狙うのが基本となりますが流木が流されて溜まっている場合があるため最初は根掛かりの少ないスピナーベイトで探ってみましょう。雨が降って水が濁っている場合はチャート系カラーでブレードはゴールドが効果的です。

江戸時代に殿様が釣りに来たことでも知られる川内川は生活圏からアクセスもよく鹿児島県民から人気のスポットです。ブラックバスの他にシーバスや鮎が釣れる場所で有名でシーバスは河口から15㎞ほど上流まで昇ってくるため外道でよく釣れます。川内川のバス釣りは基本は巻き物で7フィートクラスのロッドがあると遠投することができるため便利です。

広いフィールドのためバス釣り初心者の方は天大橋下周辺へ、中上級者の方もある程度ポイントを絞ってから釣りに行きましょう。流れのあるポイントではミノーやシャッドといった巻き物を使い、流れの緩やかなポイントでは小魚をイメージしたソフトルアーのダウンショットリグも有効です。大型のシーバスが釣れる可能性もあるためランディングネットやエイリアンペンチがあると便利です。

薩摩湖は薩摩半島の日置市に位置するバス釣りの人気スポットです。おかっぱりができる場所は大きく分けて3つあり、メインは桟橋エリアで南北も1つずつポイントがあります。桟橋エリア以外はカバーを攻めることができるミディアムヘビークラスのタックルとラバージグやテキサスリグを用意していくとよいでしょう。

薩摩湖の攻略法は、バス釣り初心者の方は足場も良くて釣りがしやすい桟橋エリアをおすすめします。桟橋はコの字型に設置されていて、中には小魚やエビが集まっているためエサを捕食しに来るブラックバスをダウンショットリグやネコリグで狙ってみましょう。中上級者の方はカバーエリアをラバージグで丹念に狙うと大型が期待できます。

住吉池は約8200年前マグマ水蒸気爆発によりできた歴史のある池で山から流れ込む水と底からの湧き水もある環境のよいポイントです。大型のブラックバスが釣れることで人気が高く、中には60㎝オーバー通称ロクマルの実績もある超1級ポイントです。キャンプ場もあるため遠方からの釣り人は、ゆっくりと1泊して釣りを楽しむ人もいます。

住吉池の攻略法は、時合いに当たれば大型のブラックバスが連発することもあるため朝マズメのトップウォーターから攻めていきましょう。後は100㎜以上のミノーやビッグベイトで反応を見て、反応が薄い場合は大型のソフトルアーを使うとよいでしょう。アベレージサイズが大きいのでタックルも通常以上のヘビークラスがあると安心です。

竹山ダムは1周3キロほどの比較的小さなダムですが鹿児島では釣り人に人気のあるメジャースポットです。ボートやフローターでの釣りは禁止のため、おかっぱりでのみバス釣りをすることができます。ダムの東側は足場も良くおかっぱりができるポイントが多いためおすすめですがプレッシャーは高めです。人の入っていない穴場ポイントは西側にありますが、足場のよくないポイントは注意しましょう。

竹山ダムの攻略法はワンドを狙うことです。ワンド内はエサとなるベイトが集まりやすく新鮮な水が入り込むインレットもあるためポイントが絞れないときは最初にワンドを攻めてみましょう。バス釣り初心者は上層、中層を巻き物系ハードプラグで広範囲を攻めて反応がない場合はボトムをネコリグやダウンショットリグで狙うとよいでしょう。キャストに自信のある方は岸際のハングオーバーへ虫系ルアーを投げても効果的です。

大隅湖は竹山ダムや薩摩湖と並ぶ鹿児島のバス釣りメジャーポイントで大型のブラックバスの実績も高く人気があります。直近の数年は台風の被害で流木が散らかっていたり大減水して非常にタフな状況が続いていたのですが今年に入ってからは回復して釣果も戻っています。休日はレンタルボートもあるため利用される方は大隅湖観光管理組合のほうへ確認してみましょう。

大隅湖の攻略法は北側のインレットエリアをスピナーベイトやミノーといった巻き物で狙ってみましょう。インレットから新鮮な水と酸素が流れ込みブラックバス以外もエサとなる小魚が集まるため釣果アップが期待できます。減水している場合はできるだけ湖中央へロングキャストをして根掛かりしにくいスピナーベイトやオフセットフックを用いたソフトルアーで底を探りながら狙ってみるとよいです。

鹿児島県のバス釣りのおすすめの仕掛けはライトクラスのスピニングタックルとミディアムヘビー～ヘビークラスのベイトタックルの2つを用意しましょう。おかっぱりが中心となるポイントが多いためタックルは少なめにしておくと移動が楽になります。

タックルはカバーを狙う場合やハードプラグを投げる場合はベイトタックルを、ライトリグを使うときはスピニングタックルを使用します。バス釣り初心者の方はライントラブルも少なく難易度の低いスピニングタックルがおすすめです。

・ベイトタックル
6フィート台後半のMHクラスのロッド、ベイトリールに16lbライン

・スピニングタックル
6フィート台後半のMLクラスのロッド、ベスピニングールに6lbライン

鹿児島のバス釣りルアーは広範囲を広く探れる巻き物系ハードルアーとヘビーカバーも狙えるラバージグ、タフコンディションに重宝するライトリグを用意しましょう。

・ハードルアー
ビッグベイト、ミノー、クランクベイト、スピナーベイト

・ワーム
ストレートワームや虫系のノーシンカー、シャッド系ソフトルアーのダウンショット

虫系ワームは木が水辺に垂れ下がったハングオーバーで活躍します。

鹿児島県のバス釣りはきれいな川の新鮮な水が流れ込むインレットを中心にルアーをアプローチします。流木やアシが生い茂っているポイントはオフセットにしたテキサスリグやラバージグを投入し小刻みにシェイクさせましょう。反応が渋いタフコンディションではネコリグ、ダウンショットリグ、ノーシンカーといったライトリグが活躍します。

鹿児島県のバス釣りの釣果アップの秘訣は1度実績のあるルアーやカラーを過信し過ぎず反応がない場合はこまめにカラーチェンジやルアーチェンジをすることです。インレットのある好ポイントではカラーを変えるだけで爆釣になることもあるため少し粘った釣りをしてみましょう。

鹿児島県バス釣り初心者の方は大隅湖、竹山ダム、薩摩湖が環境や実績もよくおすすめです。ベイトタックルは慣れるまで少し難しいためスピニングタックルで軽めのミノーやワームを使ったライトリグを使用してインレットエリアを攻めてみましょう。キャストに自信がついてきたらカバーや障害物を狙った釣りもすると釣果アップに繋がります。

鹿児島県は自然の美しい環境にある釣り場が多く、比較的アベレージサイズも大きいためブラックバスを釣りあげたときの喜びもひとしおです。

魚の反応がなくて困ったときは迷わずダウンショットリグかネコリグで岸際から徐々に沖へと攻めてみましょう。