ブルーギルを食べる方法とは?美味しい味付けや調理、おすすめ料理
ブルーギルは食べると実は美味しいことを知っていましたか?日本でブルーギルを食べることはあまりなじみがないかもしれませんが、中国などではスーパーなどで売られている、一般的な食材です。ブルーギルの味がどのようなものかや、おすすめの美味しい食べ方などを紹介します。
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公式ライター tanakatakayuki
ブルーギルは食べることができる?
実は食べると美味しい魚で、中国や北アメリカでは日常的に食べられている魚でもあります。繁殖力が強く日本の生態系を脅かす魚として知られているブルーギルですが、実は食用として日本に輸入されたことが始まりです。
ブルーギルはどのような味がするか。他の魚に例えるとどのような味なのかを紹介します。
中国ではメジャーな食材
一方、ブルーギルの原産地は北アメリカで、パンフィッシュとも呼ばれています。これはフライパンに収まりやすく料理しやすい魚として一般的に食べられています。
食用として日本に輸入された
1962年には滋賀水域に分与され、1964年には大阪に食用魚として休耕田での養殖がおこなわれました。その後釣り人によって1969年~1972年にかけて別の池や淀川などに放流され、現在は全国各地で見かけるようになりました。
ブルーギルはどのような味がする?
淡水魚特有の泥臭さはありますが、油を使って調理することで臭みを消すことが出来ます。滋賀県農政水産部水産課が発行している『遊漁の手帖』では、「大型のものは塩焼きにして食べる」と記載されています。
他の魚に例えると?
さらには、一夜干しのカレイのような味とも、淡泊なタラにも似ているとも言われており、そしてその食感はウナギのようにふわっとして柔らかく、上品な味として知られています。
ブルーギルの7つの食べ方
刺身をはじめとして、塩焼き、フライなど幅広い食べ方ができるため、食べたことのない方はぜひ挑戦してみてください。淡水魚はくせがあるため苦手という人は、油を使った調理法をすると美味しく食べられます。
刺身
寄生虫の心配があるため、内臓を取り除いたらよく洗いましょう。また、ブルーギルは皮に臭みがあるためきれいに剥ぎます。
ブルーギルの体表はぬるぬるしているため、塩を振ってぬめりを落とすと扱いやすくなります。刺身にするには小さ目の個体だと調理しずらいため、25cm以上のものを選ぶと調理がしやすくなります。
塩焼き
鱗と内臓を取った後、塩でぬめりを取った後に塩を振り、強火で表面を焼きます。焼き目がついたのを見計らって裏返し、裏面にも焼き色がついたら弱火で火を通しましょう。
唐揚げ
唐揚げでじっくり火を通すと小骨も柔らかくなり、そのまま食べても気にならなくなります。唐揚げ粉にカレー粉を混ぜて唐揚げを作ってみても、美味しく出来上がるのでおすすめです。
煮付け
煮付けにする場合は、薄い魚のため少し大きめのサイズを選ぶことがポイントです。姿煮でブルーギルを食べる場合、ヒレのとげが刺さると痛いので、切り落としておきましょう。
フライ
柔らかくて淡泊な身がフライとの相性もよいのですが、チリソースなどを加えてひと工夫すると、一層美味しく食べることが出来ます。
天ぷら
ブルーギルは意外にも和風との相性がよく、天つゆで食べると定番のキスと同等の味がするのでぜひ試してみてください。
ムニエル
身が柔らかい食感で、上品な味のするムニエルがブルーギルで作ることができます。好みでレモンやライムなどを絞って食べるとより一層美味しく食べることができます。
ブルーギルを料理するときの注意ポイント
臭いの元となっているのは表面のぬめりです。塩でもんでとる方法もありますが、熱湯をブルーギルの裏表にかけると表面についているぬめりが白く固まり、取りやすくなります。
また、川魚は寄生虫が多いために食中毒の危険があります。心配な方は熱して食べる方がよいでしょう。フライや天ぷらにしてしまえば、小骨も気にならないためおすすめです。
ブルーギルはリリース禁止・釣ってしまったら持ち帰る
近年ではブルーギルの味が評価され、食べるために釣りに行く人もいます。日本では食べることに関してはあまりなじみがないブルーギルですが、その美味しさに驚くことでしょう。
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