スイムベイトの使い方とおすすめなロッドとは?初心者へ丁寧に解説します
スイムベイトはバスやシーバスは釣れるソフトルアーです。食わせ力が高く、根掛かりが少ないなどのメリットがあることから近年は定番アイテムとしても人気を集めています。スイムベイトのフォールドとシーズンに合わせた使い方と最適なおすすめロッドを徹底解説していきます。
2023.01.03
|
釣り
Writer
公式ライター Activel_director
スイムベイトとは?
スイムベイトはワームなどに使われるソフトベイトで作られた小魚をイミテートしたルアーです。ブラックバスやシーバスなどの小魚を積極的に追いかける魚種に効果的なルアーとされており、各メーカーから様々なモデルが販売されている人気アイテムです。
ハードルアーに比べると価格も手頃であるため、初心者にもおすすめのルアーです。
スイムベイトのメリット
スイムベイトがバス釣りで積極的に使われている背景には食わせ力が高いなどの様々なメリットがあります。ここではスイムベイトの人気の秘密をメリットを見ながらチェックしていきます。
圧倒的な食わせ力
スイムベイトはワームと同じソフトベイトであるため、ハードルアーなどに比べて食わせ力が高い特徴があります。特にそのナチュラルなアクションは様々なルアーの中でも最も小魚に近いと言っても過言ではありません。アピール力が弱いデメリットもあるものの、プレッシャーの高いフィールドではスイムベイトが活躍します。
近年はサイズ感が大きくアピール力の高いビッグベイトタイプのスイムベイトも増加
自由にカスタマイズできる
ソフトマテリアルはフックやシンカーなどを自由にカスタマイズできるため、フィールドに合わせた繊細な使い分けが可能です。リグもジグヘッドからノーシンカーまで幅広く選べるため、ルアーフィッシングの魅力であるゲーム性の高さも存分に味わうことができます。
カスタマイズするときは水深やストラクチャーの有無が大切
根掛かりを最小限に抑える
スイムベイトはオフセットフックを使ったセッティングをすることで、根掛かりを最小限に抑える効果があります。ハードルアーやワイヤーベイトなどのフックが剥き出しになったルアーに比べるとストラクチャーのあるフィールドやカバーにタイトに攻めたいシチュエーションにも効果的です。
根掛かりを最小限に抑えるにはノーシンカーリグやテキサスリグがおすすめ
スイムベイトにおすすめのロッドとは?
スイムベイトはソフトベイトで作られたワーム素材のルアーですが、サイズ感が大きく自重が重いアイテムも非常に多いです。そのためロッドを選ぶときはベイトロッドを必ず選ぶようにしましょう。
おすすめのタックルは?
ロッドに合わせるタックルにはバーサタイルモデルのベイトリールとフロロカーボンラインがおすすめです。ラインの太さはルアーの自重に合わせて調整しましょう。
ロッドに合わせるタックルにはバーサタイルモデルのベイトリールとフロロカーボンラインがおすすめです。ラインの太さはルアーの自重に合わせて調整しましょう。
6.8〜7フィートの長さ
ロッドの長さは、好みに合わせて6.8〜7フィートクラスの長さを選びましょう。取り回しのしやすさはもちろん、ルアーの飛距離にも影響を与えるため、使うフィールドに合わせた長さを選びが大事です。
各メーカーから販売されているソフトベイト専用ロッドは6.10フィートが最も人気
MH以上の硬さがおすすめ
スイムベイトは自重がやや重めのアイテムが多いため、硬さはMH以上がおすすめです。ロッドは硬ければ硬いほど遠投性能がアップしますが、操作性が落ちてしまうデメリットもあるため、必要以上に硬いロッドを用意することは厳禁です。
1オンス以上の大型のスイムベイトを使う際はH以上のビッグベイト用のロッドがおすすめです。
スイムベイトにおすすめなロッド
シマノ エクスプライド 1610MH-SB/2
via www.amazon.co.jp
全長 | 2.08m |
仕舞寸法 | 106.5m |
自重 | 122g |
適合ルアー | 10〜35g |
シマノから販売されているバス釣り用ロッドのエントリーモデル。2万円以下の価格帯ながら上位モデルにも負けないクオリティが魅力の人気シリーズです。ソフトベイト専用設計のモデルが2019年にリリースされたため、ソフトベイト用のロッドを新しく導入したい方にぴったりです。
ダイワ ブラックレーベル LG 6101MHFB
via www.amazon.co.jp
全長 | 2.08m |
仕舞寸法 | 1.8m |
自重 | 117g |
適合ルアー | 7〜42g |
ダイワから販売されているバス釣り用ロッドのスタンダードモデル。スイムベイトなどの巻物専用設計であるため、キャスト精度が高くバイトを弾きにくい特徴があります。最大で42グラムまでのルアーに対応しているため、重めのソフトベイトが扱える点も魅力です。
スイムベイトのおすすめの使い方
スイムベイトはそれぞれのシチュエーションに合わせて様々な使い方ができます。はじめてスイムベイトを使う方は自分好みのセッティングを考えながら、フィールドやシーズンに合わせて使い方をチェックしてみましょう。
スイムベイトの使い方
スイムベイトを使うときは素早い動きは厳禁です。小魚が艶かしく動く様子を意識しながら巻いてくることが基本になります。
スイムベイトを使うときは素早い動きは厳禁です。小魚が艶かしく動く様子を意識しながら巻いてくることが基本になります。
ノーシンカーリグ
ベイトフィッシュが表層を泳いでいるなど、バスが表層を意識しているシチュエーションにおすすめのノーシンカーリグ。水面直下はもちろん水深が浅いシャローエリアを探る際にも活躍します。レンジをやや下げたい状況にはウェイテッドフックなどを使って微調整することもできます。
【レンジ】表層
【シーズン】春から夏
【フィールド】シャローエリア
【シーズン】春から夏
【フィールド】シャローエリア
スコーンリグ
表層から中層までをやや早めのアクションでアプローチする際に有効なスコーンリグ。根掛かりがしにくく、ソフトベイトの中ではアピール力が非常に高い使い方であるため、食い気が立っているバスに対して有効です。ハードルアーに比べるとスレにくいメリットもあります。
【レンジ】表層から中層
【シーズン】秋
【フィールド】カバーやストラクチャー
【シーズン】秋
【フィールド】カバーやストラクチャー
テキサスリグ
水深のあるディープエリアを攻略する際はシンカーウエイトを調整できるテキサスリグがおすすめ。一般的にはボトム周辺を探る際は7グラム以上のシンカーウエイトが使われることが多いです。ワームの自重と合わせると非常にウエイトが重くなるため、扱うロッドは注意が必要です。
【レンジ】ボトム
【シーズン】冬シーズン
【フィールド】ディープエリア
【シーズン】冬シーズン
【フィールド】ディープエリア
スイムベイトでバス釣りを楽しもう!
スイムベイトはバス釣りの中では定番のルアーの一つです。ハードルアーに比べると価格も安く根掛かりがしにくいメリットもあることから、初心者にもおすすめです。
スイムベイトを扱うときはMHクラス以上の専用ロッドがおすすめですが、適合ルアーウエイトが30グラム以上あれば汎用性の高いベイトロッドでも扱うことができます。使い方も非常に豊富であるため自分に合わせたセッティングでスイムベイトの釣りを楽しんでみましょう。
商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。