釣りのボウズの意味とは?
釣りのボウズの意味とは魚が釣れなかったことです。一度の釣行で魚が一匹も釣れなかったときに釣り用語でボウズと使います。ただし、意味合いの定義は広く狙っていた魚が釣れなかった場合だけに使うことも多く、釣り人によって意味合いが異なります。
狙っている魚が釣れないだけでなく、大小関わらず一匹も釣れないときは丸坊主と呼ぶ用語もあり使い分けている釣り人もいるでしょう。
狙っている魚が釣れないだけでなく、大小関わらず一匹も釣れないときは丸坊主と呼ぶ用語もあり使い分けている釣り人もいるでしょう。
ボウズ(坊主)の由来とは?
釣り用語であるボウズ(坊主)と呼ばれる由来は3つの諸説があります。地域や年代によってボウズの由来については認識に違いがあるでしょう。
お坊さんの頭から連想した説
お坊さんの頭から連想した説とは、お坊さんの頭に1本も毛がない坊主頭から比喩された説です。坊主頭の毛がない状態=何も(1匹も)釣れなかった状態を指しています。シンプルで分かりやすい諸説であり、一般的に広く知られている説でしょう。
地域によってはボウスのことをデコる・おでこと呼ぶ釣り人もいますが、おでこに1本も毛がないことの比喩で使われています。
地域によってはボウスのことをデコる・おでこと呼ぶ釣り人もいますが、おでこに1本も毛がないことの比喩で使われています。
無駄な殺生をしないという説
無駄な殺生をしないという説は、殺生をしない心得=魚を無駄に殺生しない説のことです。魚を無駄にしない事=無駄がゼロの流れでボウズと名付けられたと言われています。日本ならではの道徳心で、侍の無駄な殺生はしない心得が根源であり、チョンマゲに坊主頭から連想でボウズに繋がったのでしょう。
「儲けがない」=「もう毛がない」説
儲けがない=もう毛がない説とは、儲けがないことをを比喩してもう毛がない(ボウズ)と連想で名付けられた説です。諸説では漁師が魚が獲れなく、売る魚が無く儲けがないことから連想し、釣果ゼロに対してボウズと釣り用語になったと言われています。
釣りでボウズにならない4つのこと
釣りでボウズを回避するには、釣果実績の高い釣り場・状況に合わせた釣り方・水深の変化・アプローチの変化の4つで避けることができます。特に初心者はボウズを体験してしまうと釣りの楽しさを味わうことができずリタイアしてしまうことが多々あり、まずはどんな魚でも1匹でも釣ることを目指していきましょう。
釣り場の選び方
釣り場の選び方は過去の実績が高い場所を選ぶことです。人気な釣り場所や知名度が高い場所は、間違いなく過去の実績が高い釣りポイントになります。初心者は釣り場所の特徴や地形は把握しておらず、簡単に釣果を上げることは難しいでしょう。
多くの情報を掴むことができる実績の高い場所を選べば、対策が打ちやすく釣果を高めるスポットになり最適です。
多くの情報を掴むことができる実績の高い場所を選べば、対策が打ちやすく釣果を高めるスポットになり最適です。
臨機応変な釣り方
臨機応変な釣り方は状況に合わせてルアー・仕掛けの変化をすることです。釣りは気温や季節の影響を受け、毎日状況や魚の環境も変化しています。有名ルアーや仕掛けだから釣れるわけではなく、天気・風・気温に合わせて都度変化させていくことが重要です。
釣り場にはルアーや仕掛けを多種多様に持参し、反応があるまでローテーションするようにしてください。
釣り場にはルアーや仕掛けを多種多様に持参し、反応があるまでローテーションするようにしてください。
水深の変化
水深の変化とはルアーや仕掛けで狙う水深を変化させることです。魚が居着く水深は状況によって変化していきます。反応がない場合は都度狙う水深を変えることで釣果が高まるでしょう。コツは上層から順番に水深を下げていくと魚と出会える確率が一層高まります。
また、低水温期は活性が低くなり下層に魚が留まる傾向があります。底をゆっくりと引けるルアーや仕掛けを使い、丁寧に底を狙うようにしてください。
また、低水温期は活性が低くなり下層に魚が留まる傾向があります。底をゆっくりと引けるルアーや仕掛けを使い、丁寧に底を狙うようにしてください。