梅雨のブラックバスはアフタースポーンや天候の影響で餌を積極的に追いかけるので、ルアーにも積極的に反応します。梅雨のバス釣りのおすすめルアーはバズベイト、ポッパー、ペンシルベイトといったトップウォーターで、オープンエリアを中心に広範囲をテンポよく探ることが釣果アップに繋がります。
梅雨のブラックバスの状態
梅雨のブラックバスは
他のシーズンに比べて釣りやすい状態です。梅雨のブラックバスは神経質な産卵期を終えており、体力を回復するためにたくさんの餌を捕食します。
産卵期のブラックバスのようにストラクチャーやカバーで慎重に身を潜めているのではなく、小魚といった餌を追いかけて広範囲で積極的に捕食しています。
梅雨のバス釣りが釣れる理由とは?
梅雨のバス釣りはブラックバスの状態だけでなく、さまざまな釣れる理由があります。梅雨のブラックバスが釣れる理由を理解してアプローチすることが釣果アップには大切です。
アフタースポーン
梅雨のブラックバスが釣れる理由は
産卵を終えたアフタースポーンに重なるからです。アフタースポーンのブラックバスはたくさんの餌を積極的に捕食するのでルアーへの反応がよくなります。
ブラックバスの春のシーズンでもアフタースポーンの時期が1番釣りがしやすいです。
水温が安定する
梅雨はブラックバスが好む
水温が安定しやすい時期です。梅雨シーズンとなる6月前後は雨の影響で水温が上がりにくく、ブラックバスが好む水温が1日中キープされやすいメリットがあります。
水温が安定するとブラックバスは積極的に餌を捕食するのでルアーへの反応がよいです。
ローライト
梅雨の曇り空はブラックバスが行動しやすいローライトなシチュエーションが多いです。ローライトは太陽光が少なく、ブラックバスの警戒心も薄くなるので、障害物が少ないオープンエリアまで積極的に餌を追いかけます。
低気圧
梅雨の
低気圧はブラックバスのレンジが高くなる理由の一つです。ブラックバスは気圧が低くなると浮き袋が膨張するので、付いているレンジが他の時期に比べて高くなる傾向があります。
低気圧はブラックバスが捕食するベイトフィッシュのレンジも高くなるため、表層直下でも釣果があがりやすいです。
梅雨のバス釣りルアーとは?
梅雨のバス釣りに
おすすめのルアーはトップウォーターです。梅雨のブラックバスは活性が高く、低気圧によって表層を意識することが多いので、トップウォーターを使った釣果情報が多くなります。
トップウォーターを使うときは、アピール力の高さを活かして強気のアプローチを心がけましょう。
ポッパー
ポッパーはバス釣りの
トップウォーターを代表するルアーで、初心者にも扱いやすいです。ポッパーの強みはポップ音と呼ばれる音でアピールできるため、梅雨の高活性なブラックバスを広範囲から引き寄せることができます。
梅雨時期に使うルアーを迷っている方はポッパーからはじめてみましょう。
メガバス ポップX
メーカー |
メガバス |
全長 |
64mm |
自重 |
1/4oz |
ポップXはメガバスの定番ポッパーで、ロッドワークにナチュラルに反応するため、ブラックバスに見切られにくいです。自重も軽いので、扱うタックルを選びにくいメリットもあります。
バズベイト
バズベイトは
表層をテンポよく探れるワイヤーベイトです。ポッパーに比べると扱いにくいですが、アピール力が高く探るスピードも早いので、梅雨の最盛期に活躍する梅雨専用ルアーといっても過言ではありません。
朝まずめといったブラックバスの活性が特に上がる時間帯に使いたいルアーです。
ノリーズ ボルケーノグリッパー
ボルケーノグリッパーはノリーズの人気バズベイトで、強い水押しと引き波でブラックバスに対してアプローチします。カバーやストラクチャーについているブラックバスをオープンエリアまで寄せてくる力があるので、梅雨時期の強気の釣りにぴったりです。
ペンシルベイト
ペンシルベイトは
ベイトフィッシュを意識したトップウォータールアーです。梅雨のブラックバスは表層に浮いたベイトフィッシュを好んで捕食するので、ペンシルベイトに反応が集中することもあります。
表層付近にベイトフィッシュが溜まっているシチュエーションで積極的に使ってください。
エバーグリーン シャワーブローズショーティー
メーカー |
エバーグリーン |
全長 |
105mm |
自重 |
16.3g |
シャワーブローズショーティーはエバーグリーンのペンシルベイトで、集魚能力に特化したアイテムです。自重がやや重めに設定されているため、おかっぱりでも遠投力を発揮し、広範囲をテンポよく探りたいシチュエーションにも活躍します。
おすすめのカラー
梅雨のおすすめカラーは目立つカラーです。梅雨はローライトで水質も濁りやすいので、ブラックバスが視認しやすい目立つカラーを用意しましょう。
梅雨におすすめのカラー:チャート、ホワイト、ブラック、ゴールド
地味なカラーに思われがちな、ホワイトやブラックもブラックバスからの視認性がよいので要チェックでし。
梅雨時期のバス釣り攻略
梅雨のブラックバスを攻略するにはトップウォータールアーを快適に扱えるタックルと梅雨のブラックバスに合わせたポイント選びが大切です。
タックル
梅雨のブラックバス用のタックルはトップウォーターを扱いやすい柔らかめのベイトタックルが定番です。
ロッド:6フィート台のMクラスベイトロッド
リール:バーサタイルベイトリール
ライン:12〜14ポンドのフロロカーボンライン
梅雨専用のタックルが用意できない方はMHクラスのベイトタックルを流用することもできます。
ポイントの狙い方
梅雨のブラックバスは
オープンエリアを積極的に狙っていきましょう。梅雨時期はストラクチャーやカバーといった1級ポイント以外でもブラックバスが積極的に餌を捕食するため、一つのポイントにこだわりすぎると釣果が伸びないことがあります。
オープンエリアを素早くチェックし、反応がないときはストラクチャーやカバーに切り替える狙い方を軸に考えましょう。
梅雨時期の天候によるバス釣りの狙い方
梅雨時期のバス釣りは天候によって狙い方が変わるのも特徴です。天候に合わせた狙い方を覚えておくと、梅雨時期のバス釣りの釣果をアップをさらに伸ばすことができます。
曇りのときのバス釣り
梅雨時期で頻繁に発生する曇りのバス釣りは、トップウォーターが効果を発揮します。ローライトでブラックバスの警戒心が低いので、オープンエリアにブラックバスが出てきてないときも岸際やカバー周りをトップウォーターで強気に探ってみましょう。
大雨のときのバス釣り
大雨のバス釣りは
アピール力の強いルアー選びが大切です。大雨はブラックバスの意識を上向かせるので、バズベイトといったアピール力の高いルアーで強気にアプローチしましょう。
雨が極端に冷たいシチュエーションではブラックバスの活性が低くなるので、ストラクチャーやカバー周りを狙ってください。
強風のときのバス釣り
強風のバス釣りは
ルアーのウエイトをあげることが大切です。梅雨時期の強風はルアーの操作性を下げてしまうので、ルアーを選ぶときは1サイズ重めのウエイトを選びましょう。
強風で水が波立っているシチュエーションではバズベイトがおすすめで、ペンシルベイトやポッパーに比べて扱いやすいです。
梅雨明けのバス釣り攻略
梅雨明けのバス釣りを攻略するには
夏を意識したポイント選びが大切です。梅雨明けになる7月以降は水温が上昇し、ブラックバスが付くポイントが限られてきます。
夏を意識したポイント選びができれば梅雨明けのバス釣りも安心です。
シェード
シェードは木や橋脚が作り出す影で、
警戒心が高くなった梅雨明けのブラックバスが付きやすいポイントです。
晴天で日中の気温が上がっている時間帯はたくさんのブラックバスが溜まるので、意識して狙っていくと数釣りを楽しむことができます。
流れ込み
流れ込みは水の流れが強いエリアで、
水温が安定するため梅雨明けのブラックバスが好んで付くポイントです。
流れ込みの周辺にはブラックバスの餌になる小魚も多いので、シャッド系ワームやミノーといった小魚を意識したルアーでアプローチしましょう。
ディープ
ディープは水深が深いエリアで、梅雨明けでも水温が上がりにくいためブラックバスが溜まりやすいです。シェードや流れ込みの少ない湖では、ディープエリアにブラックバスが溜まりやすく梅雨明けの1級ポイントになります。
梅雨のバス釣りに必要なアイテム
梅雨のバス釣りでは雨対策のアイテムが必要です。梅雨のバス釣りに挑戦する方はタックルやルアー以外に必要なアイテムをチェックしておきましょう。
レインウェア
レインウェアは梅雨のバス釣りの必須アイテムです。梅雨時期は気温が高くなるので、防水効果だけでなく、蒸れにくいレインウェアを用意すると快適にバス釣りが楽しめます。
コロンビア PFG ストームジャケット
表地 |
ナイロン |
裏地 |
ポリエステル |
サイズ展開 |
S.M.L |
コロンビアのシェルジャケットは、防水性能だけでなく蒸れを最小限に抑えた快適な着心地が魅力です。タウンユースにも使える高いデザイン性はたくさんのシチュエーションで活躍します。
長靴・サンダル
梅雨のバス釣り用の靴には
長靴やサンダルがおすすめです。長靴は防水性能が高く藪漕ぎが必要な釣り場では足を守る役目もあります。サンダルは長靴に比べて蒸れにくく快適に釣りが楽しめるので、足場がよい釣り場で人気です。
雨で濡れた足場は滑りやすいので、ソールはできるだけグリップ力の高いアイテムを用意しましょう。
キーン ニューポート
ソール素材 |
ゴム |
アッパー素材 |
ポリエステル |
サイズ展開 |
25〜29cm |
キーンのサンダルはグリップ力のあるソールを採用しており、濡れた釣り場でも滑りにくいアイテムです。爪先が守られているので、バス釣りといったアウトドアシーンでも積極的に使えます。
レインカフス
レインカフスはレインウェアへの雨水の浸水を防ぐ効果が期待できます。梅雨時期の大雨のなかでバス釣りをする方はレインカフスを用意しておくと、不快感を感じずに釣りが楽しめます。
リトルプレゼンツ ストレッチレインカフス
リトルプレゼンツのレインカフスは柔らかいクロロプレン素材を使用しており、キャストやロッドワークといったアクションを妨げません。カラーはシンプルなブラックなので、ウェアにも合わせやすいです。
梅雨のバス釣りに合わせたルアーでブラックバスを攻略しよう!
梅雨のブラックバスはアフタースポーンや天候の影響で積極的に餌を追いかけるため、ルアーへの反応がよくなります。梅雨のブラックバスにおすすめのルアーは表層にアプローチできる、ポッパー、バズベイト、ペンシルベイトで、オープンエリアに対して強気のアプローチを心がけましょう。
梅雨のバス釣りは大雨のなかでも釣果があがるので、レインウェアやサンダルを用意して積極的に足を運んでください。