ヒラマサには寄生虫がいるの?気をつけたい刺身の切り方とは?
ヒラマサという魚を知っていますか?ヒラマサはアジ科の中で最大の魚です。このヒラマサは刺身で食べるとあっさりとしていておいしい魚ですが、寄生虫がいることも多くあります。どのような寄生虫がいるか、ヒラマサを刺身にする際に気を付けることなどを紹介します。
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公式ライター Activel_director
ヒラマサにいる寄生虫ってどんな種類?
強烈な引きを楽しめることから釣りの対象として人気で、食用に漁獲されている魚です。食感が良くさっぱりとした旨味がある刺身は絶品ですが、寄生虫がいることもあり、注意が必要です。
ブリ糸状虫
間違えて食べてしまったら、と心配になるかもしれませんが、この寄生虫は食べても害はありません。気になる人は血合いの近くにいることが多いので、血合い付近を調べて取り除いておきましょう。
粘液胞子虫
見つけた際は取り除くほうが無難です。この寄生虫も血合い付近で見つかることが多いため、血合いの部分に注意して見つけたら取り除きましょう。
テンタクラリア
アニサキス
アニサキスは魚の内臓に多く寄生しているため内臓を必ず確認しましょう。稀に身に移動している場合もあるため、よく注意して魚をさばきましょう。
ヒラマサを刺身にするときの注意点
常温で放置しない
加えて、魚を常温に置くと腸炎ビブリオなどの食中毒菌が増殖します。この食中毒菌は気温が25度を超えると活発に増殖するため、暑い時にはエアコンをつけてさばくことをおすすめします。
流水で洗う
魚が触れた部分に細菌がつくことにも注意が必要です。まな板や包丁、布巾などにも細菌がつくため、手はもちろんのこと、これらも必ずきれいに洗いましょう。
ヒラマサの刺身の切り方とは?
鱗を取り除く
鱗を取り終わったら、流水します。流水しながら鱗を取る方法も有効です。
えら、ワタなどの内臓を取り除く
エラとワタを取り除き、背骨(中骨)の下の血管を包丁で切り、腹腔内と外側を流水でよく洗います。洗うときは、しっかりと血合いを落とします。血は鮮度を落とす原因となるためなるべくきれいに洗いましょう。
素早く洗うことも鮮度を落とさないコツになります。
頭を落とし骨を取る
腹骨を取った後は「皮引き」を行います。皮を引っ張りながら、軽く包丁を入れて皮を取っていきます。
刺身に切る
その名の通りそぎ落とすようにして切るやり方が、そぎ切りとなります。
ヒラマサは「寝かせる」ことで旨味が増大する
熟成魚を作るには新鮮な魚であることが必要なため、自分で釣り上げた魚を新鮮なうちに熟成させるのが一番の方法となります。熟成魚は大体3日くらいが食べ頃と言われています。この食べ方が気になる方はぜひ試してみてください。
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