松木安太郎の名言35選!面白すぎる解説者の迷言とは?
松木安太郎は1984年から3年間日本代表DFで活躍した元サッカー選手で、2015年以降はサッカー解説で活躍しています。松木安太郎が6分のロスタイムをふざけたロスタイムと発言したり、実況中に黙ってみましょうと言ったりした名言は有名で、SNSで名言がトレンド入りすることもあります。
Writer
公式ライター emikobayashi215
学生時代に水泳とバドミントンを競技し、保護者として空手に携わる姉妹の母。愛犬ジャックラッセルテリア(2022.6生まれ)の散歩で1日約3時間歩くことが日課。2023年は犬の散歩で減量を試行錯誤中。
松木安太郎とは?
松木安太郎は、テレビ朝日系列のサッカー解説者で、解説者の仕事と思えないほどの天才的な面白い発言から居酒屋解説と称されています。松木安太郎の実況は、スポーツの感動を素直に伝えるスタイルで「おぉ!」「あぁ!」と擬音が多いことから迷語録と揶揄される一方、明るくポジティブな生き方が現役時代を知らない10代~40代からも人気です。
現役時代には1984年から3年間、日本代表でAマッチに12戦出場しました。
松木安太郎のプロフィール
名前 | 松木安太郎(まつきやすたろう) |
生年月日 | 1957年11月28日 |
出身地 | 東京都 |
身長/体重 | 168cm/68kg |
ポジション | DF |
利き足 | 右足 |
所属クラブ歴 | 1968-1972年:読売クラブユース 1973-1990年:読売クラブ 1984-1987年:日本代表 |
監督歴 | 1993-1994年:ヴェルディ川崎 1998年:セレッソ大阪 2001年:東京ヴェルディ1969 |
資格 | (財)日本サッカー協会公認S級コーチ ブラジルサッカー指導者協会認定ライセンスコース修了 |
松木安太郎は、東京都中央区日本橋出身の元サッカー選手で、1984年5月から1987年まで日本代表の右サイドバックのDFとして国際Aマッチに12試合出場しました。
1993年のJリーグ開幕時にはヴェルディ川崎の監督としてチームを率い、1993年、1994年と2年連続でリーグ戦の優勝とナビスコカップ優勝を得ています。1995年にヴェルディ川崎の監督を退任した後は、サッカーの解説者で人気を博しています。
松木安太郎の座右の銘
自分の実力を嘆くより、自分の努力を哀しめ
松木安太郎の座右の銘は、東京中央ネットから受けた2004年2月の取材で回答した言葉です。
松木安太郎は取材の中で、高校時代に自分よりサッカーの上手な人がプロの活躍の場がないことでサッカーを辞めていく姿を数多く目にし、自分の置かれている環境は幸せで、厳しい練習に耐え努力し続けるべきと感じたこと語っています。努力を続けたからこそ日本代表に選ばれ、1985年のW杯予選で最終予選進出に貢献できました。
松木安太郎の名言35選
松木安太郎の名言には、不利な状況を諦めない心で前向きに捉える独特で面白い格言が多く「1点くらいしょうがない!2点取れば勝てる」の発言は、失点後の落ち込み動揺する気持ちを前向きに、2点取れる気にさせます。
2022年W杯の解説では「ドイツに負けてコスタリカに勝ったと思えばいい」の名言が、前向きになれた!その通りだ!とSNSでトレンド入りするほど話題となりました。
前向きな気持ちになれる名言
(人生もサッカーも)こうなりたいという方向にはなかなかいかない。ここでやるしかないと思うからこそ力が出る。
(2022年W杯日本戦で格下のコスタリカに敗北したことを受けて)ドイツに負けてコスタリカに勝ったと思えばいいんですよ。
こっからでしょ!勝負は!!
得や損を計算していると計算が狂ったときに動けなくなる。最後はがむしゃらに動く心のエネルギーが必要。
忘れようね、次だよね!
いいよ~いいよ~ここまでいいよ~やっぱりね~1失点ぐらいしょうがないよぉ~!!2点取れば勝てるんだから!
もう応援するしかありませんね!!
さぁ行くよ、今日は!!
サッカーをしたくなる名言
多少システムがあっても、ボール持った人がガーッと行って、ドーンと決めたら監督は文句言いませんよ!ハッハッハ。
守ってるだけじゃつまんないでしょ!
(相手選手のよい動きを見て)ディフェンスとキーパーの間に入ってくるのやだな。
(ゴール前の選手が合わせられなかったセンタリングに)背が高い人用のボールなんだよねこれね。
ボールは疲れませんから!
(日本の対戦相手が試合中にヒートアップし)熱くなってもらった方がサッカーっていうのはね相手チームが楽だからね!
何でもヘディングでいっちゃだめだけどね。
内側入ってドンですからね!!
居酒屋で聞きたいサッカー解説の名言
でも今、キーパーいなかったら入ってましたよ!
6分?ふざけたロスタイムですね~。
レッドカード三枚くらい必要だ、これ。
向こうもやる気まんまんというかね 立ち上がり。
ゴールちょっとずらしたいよね。ね、ほんのちょっとでいいんだもんね。
(格上のオランダ戦で日本代表が苦戦し)オランダがなんかこう休憩タイムに入っている間に一点欲しいですよねぇ。
出たでしょう出たでしょう、出てないか(笑)
今のFIFAランクはあんま気にしない方がいいんすけどね~えへへへ。
入ってけ!入ってけ!入ってけ!
本人も理解不能ができていない解説中の面白い迷言
(TV解説中、ピッチ上の選手の動向を尋ねたアナウンサーに)黙ってみましょう。
いいシュートだね!糸引いてるよね。
(格上のチームから3点を取り)カツ丼食ったからね~。
急がば回れ、だね、あはっ。
今12人になりましたね日本チーム。
(日本代表GK西川選手が好セーブを連発し)今日の西川はグローブにノリがついていますね。
もう、ついでだからもう1点もらっちゃえばいいんだよな。
得点というのは相手を崩すよね。当たり前か!
(日本代表原口元気選手に対し)元気って名前だから大丈夫でしょ 。
(日本代表内田選手が攻撃を仕掛けるタイミングで)よし、いけぇ内田!!この野郎!!!
松木安太郎の名言が読める書籍や動画
松木安太郎の名言が読める書籍や動画では、テレビ解説ではなかなか見られない真面目でわかりやすいサッカーの心構えや名言、サッカー解説のあり方を知ることができます。
松木安太郎は、日本サッカー協会公認S級コーチの資格を持ち、Jリーグ発足当時の監督も務めた実力あるサッカー指導者で、著書ではテレビの解説で伝えきれないサッカーに対する考え方を、初心者や子どもにわかりやすい言葉で丁寧に伝えています。
①書籍:サッカー日本代表のここがスゴい!
世界文化社
サッカー日本代表のここがスゴい!
発売日 : 2002/4/1
単行本 : 239ページ
※おすすめポイント
日本代表候補選手たちのプレーから本当のサッカーの見方がわかります。
2002年日韓W杯直前に出版された松木安太郎の著書で、日韓W杯に出場予定であった代表選手たちのプレーからサッカーの見方や観戦の醍醐味を解説しています。
松木安太郎の居酒屋的名言が経験と指導者的思考に基づいていることを感じさせる1冊で、相手フリーキック時のカベのつくり方や曲がるフリーキックの疑問が初心者にわかりやすい言葉で論理的に説明されているため、サッカー経験のないサッカー観戦ファンにおすすめです。
②書籍:検証!日本代表―サッカーW杯予選での闘い。そしてドイツで勝ち残る道
成美堂出版
検証!日本代表―サッカーW杯予選での闘い。そしてドイツで勝ち残る道
発売日:2006/4/1
単行本 : 189ページ
※おすすめポイント
2006年W杯日本代表の戦い方を松木安太郎目線で解説しています。
2006年6,7月に開催されたドイツW杯直前に出版された松木安太郎の著書で、日本代表はどのように戦うべきか、ジーコ監督はどのような戦略を立てているかを緻密な取材と監督的目線で解説しています。
松木安太郎のドイツW杯解説では、予選大会からテンションが上がり過ぎ「モス!」と意味不明な言葉を発したことが有名ですが、著書からは松木安太郎が解説者として日本代表の事前取材を重ね解説に挑んでいることがわかります。
③松木安太郎の対談:テーマ「チームを導く力」
元日本代表の大久保嘉人選手と対談した動画で、松木安太郎の監督像や現在の解説スタイルの考え方が語られています。
松木安太郎は「いけー!」「おぉ!」の感情的な解説や名言で有名ですが、「試合が瞬時に流れるサッカーではよい悪いを端的に瞬時に伝える必要があり、時間があるタイミングで丁寧な説明をすべきとの考えから端的に伝えている」旨の発言からは、感情任せに思われる名言が考えられた言葉であることがわかります。
松木安太郎の言葉は、なぜ人を面白くさせるのか?
松木安太郎の実況の名言には「入ってけ!」「いいよ~いいよ~」とわかりやすく端的な言葉が多く、実況に突っ込んだり頷いたりしながら家族で楽しむことができます。一方、現役時代の1970年代に松木安太郎はプロが活躍できず辞める選手の多いなかで努力し続け、27歳で日本代表に選出されました。サッカーの実力も実績もある元選手の松木安太郎がわかりやすい発言をするからこそ、名言が面白いと受け入れられています。
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