岡田武史の名言61選!元日本代表監督を務めた男の格言とは?
日本代表や横浜Fマリノスの監督として長年指揮をとった岡田武史は「僕は決断するとき明日死ぬとしたら今どうするだろうと自分を追い込みます」と名言を残しています。サッカーIQの高さや理論的な戦術でJリーグ最優秀監督賞や日本代表をW杯初出場に導いた岡田武史の名言は私たちの悩みを吹き飛ばしてくれます。
Writer
公式ライター Yolo0910
岡田武史とは?
岡田武史は現役時代、現在のJリーグのジェフユナイテッド市原である古河電工サッカークラブで10年間プレーしました。岡田は現役引退後、日本代表をはじめ横浜Fマリノスや中国の杭州緑城で指揮を執った日本が世界に誇る天才名監督の1人です。
選手時代は身体能力やドリブルスキルを活かす技巧派ではなく、頭脳派ディフェンダーとして活躍し、1986年にアジアカップ選手権優勝を果たしチームに大きく貢献しました。
岡田武史のプロフィール
氏名 | 岡田武史 |
生年月日 | 1956年8月25日 |
出身地 | 大阪府大阪市 |
身長/体重 | 175cm/70kg |
ポジション | DF |
所属クラブ | 1980年~1990年:古河電工 (現・ジェフユナイテッド市原・千葉) |
獲得タイトル | Jリーグ最優秀監督賞:2回(2003年、2004年) AFC最優秀監督賞:1回(2010年) FIFAワールドカップ出場(1998年、2010年) |
愛称 | 岡ちゃん |
岡田武史は大阪府大阪市に生まれ、高校は目立ったサッカー実績のない天王寺高校に進みます。主将となった3年時に試合でしか姿を見せない監督に代わりチームの練習メニューを自ら組んでおり、のちに名監督として活躍することになる自身のコーチング力を結果的に磨くことになります。
岡田武史は現役時もさることながら監督に就任後の活躍が目まぐるしく、2003年~2004年頃の横浜時代はJリーグ最優秀監督賞を2回受賞、1998年は日本代表を初のW杯出場に導き日本国内を感動の渦に巻き込みました。
岡田武史の座右の銘
人間万事塞翁が馬
岡田武史のかっこいい座右の銘は中国の古事に記された格言で、目の前の出来事は幸にも不幸にもなりうるため一喜一憂せず足元を掬われるなという意味が込められています。
色紙にサインする時は必ず添えるほど大切にしている言葉で「僕は決断するとき、明日死ぬとしたら今どうするだろうと自分を追い込みます」と座右の銘と自分の信念を照らし合わせており、岡田が人生の一瞬一瞬を真剣に生きていることがうかがえます。
岡田武史の名言61選
岡田武史のかっこいい名言は、自分が決めたことに対しては並々ならぬ努力と覚悟が必要で何があっても最後までやり通す強い信念を持つことの大切さが学べる語録を数多く残しています。
特に監督の名言の「腹をくくることだよ。覚悟すること。有名になろうとか、私利私欲を出すと、この仕事は日本では務まらない」は自分の功績は度外視で、選手の良さを最大限引き出し何が何でもチームの勝利のために真剣に向き合ってきた岡田だからこそ発言できる名言です。
サッカーに対する名言
サッカーなんて勝負事で相手も勝とうと必死でやっているのだから細かい原因なんて追究してもしょうがない。
日本人は美学を持っていて、そのこと自体は素晴らしいことなんだけど、時として美学が言い訳になる。それこそ「美しく負けるほうがいい」というね。
他人に批判されてもいい。自分が信じるサッカーをやればいいのだ。
スポーツも最初は真似から始まるって、ある程度のところまでは行く。でもそこから先は独自性がなければ通用しない。
俺たちのサッカーをしようと選手はよく口にするけど、それは『俺たちのサッカーを全うして負けるなら仕方ない、諦めよう。』という言い訳になる危険を含んでいる。
一番大事なのは危機感と理念を全員で共有すること。
試合に出ないと伸びないという言葉があるが、そうは言い切れない。練習で力を付けないと試合に出る事、試合で活躍する事などはできない。
苦しい時、誰かが誰かを助け、みんながみんなのために頑張る。言うのは簡単やけど、簡単にやれるもんやない。
自分が感じたことを信じて、勇気を持ってプレーしなさい。
自分の理想は選手達が自分達のいいところを出して生き生きと躍動するようなチーム。
努力の名言
今は、プレッシャーが来ても「自分を上に1つ上げるためのことかな」くらいに思っています。
自分にとってそこで精一杯生きてきたかどうか、そういう意味で後悔はしていない。
子ども時代からプレーモデルや哲学をきちんとしたメソッドで叩き込んで、正しいサッカーの型を作るべき。
どれだけ情報を集めても、それだけでは答えを導き出せない。最後は直感でしかないんです。
逃げ出さないで必死にやっていれば、必ず次の高い場所が待っている。
諦めないで頑張ってたら、人間には底力ってある。
もし僕に強みがあるとしたら諦めない、投げ出さないことだけ。
勝負の神様は細部に宿る。
監督も経営者も孤独な仕事。
監督の名言
監督が優秀だから優勝したと言われるより、監督は何もしていないけどチームが強くなってラッキーだねと言われる監督になりたい。
腹をくくることだよ。覚悟すること。有名になろうとか、私利私欲を出すと、この仕事は日本では務まらない。
監督は勝つことにもっと執着して、勝つことに対してあらゆる手段を講じないといけない。
選手が自分の責任でリスクを背負って判断していけるようなチームを作るのが大切。
僕はとにかく負けず嫌いだから、勝つためにあらゆる場面を想定する。
皆の「勝ちたい」という気持ちをいかに出させてやるかが一番大事だと思いますが、バラバラに出させるのではなく、1つの方向に束ねて出させてやる必要があり、これがマネジメント。
指導者としての自分の限界を破りたい。
指示してやらせるのではなく、自然と自分でやるようにもっていくことが大事。
試合には起用しなくても、選手として認めてあげること、お前のことを気にかけているよと伝える姿勢は大切です。
外した選手の親からクレームが来たり、奥さんにスタンドで睨まれたりもします。
勝たなければしばらく日本には住めなくなると思う。
(97年のW杯フランス大会での監督の際)明日は今の自分の力を全てかけてやる、ある意味命がけでやる。それでダメだったら、もうしょうがない。僕の力がないということだから諦めよう。そう思った瞬間に、怖いものがなくなりました。
練習で100%の力を出さない選手は使わない。
現実の結果に対して責任を負う。それが、監督の仕事。
目標に対する名言
夢や目標に向かって何かをやろうとしたら、「そんなことは無理に決まっている」「そんなことやってどうすんだよ」と耳元で囁く人が必ずいます。
目標が達成できなくても、チャレンジすると必ず得るものがある。
何か新しいことを決める際には、「それは何のため」と互いに聞き合うこと。
高い志を持って、リスクを犯しながらも必死に働くリーダーの後ろ姿を見て、人はついてくる。
やっぱり強いリーダーっていうと、そういう指揮の面では「腹を括る」というのが大切ではないかと思います。
重圧やプレッシャーは重力みたいなもので、重力がないと筋肉もダメになっちゃうし骨もダメになる。
走れるようになっても走らなきゃ意味がないんですよ。
世界の誰かがやっていることをそのまま真似しても、それ以上にはなれません。
何もないところから決断は生まれない。蓄積してきたものが無心によってつながっていく。
生き方を考えさせる名言
起こることは必ず必要なことばかり。
人から理論を学ぶことも大切だが、それ以上に現場で私は感じたい。
誰がどう言おうが今の俺にできること以外できねえんだから、俺のやり方でやるしかねえんだ。
厳しい練習だけならアマチュアでもできますが、疲労を翌日に残さないよう、私生活も管理するのがプロ。
僕は決断するとき、明日死ぬとしたら今どうするだろうと自分を追い込みます。
リーダーは正解のない問いに直面し続けている。一人で悩み、考え抜くけれど、最後は自分を信じて決断するしかない。
考えてもしょうがないことを考えてもしょうがない。
今できることに集中しろ。
究極のエンジョイっていうのは何かって言ったら、自分の責任でリスクを冒すってこと。
夢を実現させるための名言
出る杭は打たれるけれど、突き抜けたら打たれなくなる。
本気でチャレンジすることは、生半可なことではありません。犠牲が必要です。
どんな分野でもいい、何か1つ、踏み出すことが大切。
ワクワクして言っているから人にも伝わるし、本人がワクワクしないで夢を語ったところで絶対に伝わらない。
自由なところから自由な発想って出てこないんですよ。縛りがあるから、それを破って驚くような発想が出てくる。
夢を語ることと、自分がリスクとることが大切。
人間は土壇場になったら強くなる。本当に人間って強いもんですよ。
運は誰にでもどこにでも流れている。それを掴めるか掴み損ねるか。
心から言った言葉は言葉以上のものを伝える。
物事の判断基準は「損か得か」「好きか嫌いか」「正しいか間違いか」など色々ありますが、僕は様々な決断を下すときに必ず「この生き様は美しいか?」
岡田武史の名言が読める書籍や動画
①書籍:勝負哲学
サンマーク出版
勝負哲学
※おすすめポイント
岡田武史と天才棋士の羽生善治による対談の中で語った勝負に勝つための集中力やメンタルの鍛え方などさまざまなノウハウが学べます。
②書籍:人生で本当に大切なこと 壁にぶつかっている君たちへ
幻冬舎新書
人生で本当に大切なこと 壁にぶつかっている君たちへ
※おすすめポイント
日本を代表するスポーツ界のレジェンドである岡田武史と王貞治の対談をまとめた1冊。プレッシャーと戦い、結果を残し続けてきた名将の信念や考え方が学べます。
➂岡田武史の2010年W杯帰国後の記者会見
岡田武史の言葉がなぜ心に響くのか?
岡田武史のかっこいい言葉はチームが負ければ矢面に立ち批判を受け続け、チームが勝利すると努力してきた選手やスタッフを褒め称えて指揮し続けてきた姿があったからこそ私たちの心に響きます。
また1998年の勝てば日本代表がW杯初出場が決まるイラン戦前に「勝たなければしばらく日本には住めなくなると思う」と妻に連絡を入れており、並みの人間ではない到底持つことができない信念と覚悟がうかがえる名言です。周りの声に惑わされず、自分の進む道を信じ努力を続けた岡田武史のかっこいい名言は、仕事や恋愛などさまざまなシーンで活かせます。
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