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ジーコの名言55選!日本代表の監督も務めた白いペレ偉大なサッカー選手

ジーコの名言55選!日本代表の監督も務めた白いペレ偉大なサッカー選手

1981年にブラジルフラメンゴFCを世界一に導き、2002年から4年間日本代表監督も務めたジーコは、自分のためでなくチームのためにプレーすべきと名言を残しています。ジーコの名言には、努力を惜しまない姿勢の大切さを説く言葉が多く、コツコツ地道にやり遂げる日本人の心に響きます。

2024.03.30 サッカー

ジーコとは?

ジーコは、1970年代から1980年代に活躍したブラジルのサッカー選手で、ブラジル代表としてW杯に3大会出場し、1982年のスペイン大会ではMFながら5試合で4得点を挙げています。

ジーコ最大の武器はかっこいい技巧的なボールコントロールと攻撃力で、歴代もっとも偉大なサッカー選手と言われるペレに"今までの間、私に最も近づいたのはジーコだった"と言わしめ、白いペレの異名も持ちます。

ジーコのプロフィール

ジーコのプロフィール
本名 Arthur Antunes Coimbra
アルトゥール・アントゥネス・コインブラ
ニックネーム ジーコ
白いペレ
クインティーノのチキン
国籍 ブラジル
生年月日 1953/3/3
身長/体重 172cm/72kg
ポジション/利き足 MF/右足
家族 実兄エドゥ:元鹿島アントラーズ監督
長男ジュニオール:元サガン鳥栖

ジーコは、ポルトガルからの移民家庭で5男1女の末子として育ち、幼少期からアルトゥールジーコの愛称で呼ばれていました。ジーコとはやせっぽちを意味するポルトガル語で、プロ選手となったのちのユニフォームネームもジーコの愛称を使用しています。

1975年には実兄エドゥの妻の妹サンドラと恋愛結婚し、息子3人に恵まれました。長男ジュニオールは2003年にJリーグのサガン鳥栖でプレーしました。

ジーコのサッカー経歴

ジーコのサッカー経歴
経歴 年:国/クラブ(出場試合数/得点)
選手歴 1967-1971年:ブラジル/CRフラメンゴ
        (116試合/81得点)
1971-1983年:ブラジル/フラメンゴ
        (635試合/476得点)
1976–1986年:ブラジル代表
        (71試合/48得点)
1983–1985年:イタリア/ウディネーゼ
        (53試合/30得点)
1985–1989年:ブラジル/フラメンゴ
        (97試合/33得点)
1991–1994年:日本/住友金属、鹿島アントラーズ
        (64試合/48得点)
1994年:現役引退
監督歴 1999年:日本/鹿島アントラーズ(代行)
2000–2002年:ブラジル/CFZ
2002–2006年:日本/日本代表
2006–2008年:トルコ/フェネルバフチェ
2008年:ウズベキスタン/ブニョドコル
2009年:ロシア/CSKAモスクワ
2009–2010年:ギリシャ/オリンピアコス
2011–2012年:イラク/イラク代表
2013-2014年:カタール/アル・ガラファ
2014-2016年:インド/ゴア
2018-2021年:日本/鹿島アントラーズ
      ※テクニカルディレクター

ジーコは、14歳で地元リオデジャネイロのフラメンゴユースへ入団し、4年間で116試合81得点を記録します。プロ選手には18歳でなり、地元フラメンゴFCにチームのエースとして10年以上在籍し、1981年にはトヨタカップとコパリベルタドーレスで優勝、クラブを世界一と南米一へ導きました。

1989年に現役を引退しますが、日本サッカーの発展のために2年後の1991年に来日し現役復帰を果たしています。

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ジーコの座右の銘

献身・誠実・尊重

ジーコの座右の銘は明言されていませんが、Jリーグの鹿島アントラーズでは、ジーコに教えられた”献身・誠実・尊重”をジーコスピリットと呼び教訓にしています。

ジーコは、1990年代に鹿島アントラーズでグランドの芝の長さから選手の生活態度、練習方法や試合の采配までクラブのすべてを指導し、サッカーの基礎を叩きこみました。ジーコスピリットは、元2部リーグの鹿島をJ1常勝チームへ押し上げた原動力と言えます。

ジーコの名言55選

ジーコの名言には諦めないことの大切さやチームワークの重要さを説くかっこいい言葉が多く、幼少期から誰よりも練習し、1976年から3回連続でW杯に出場できたジーコの言葉だからこそ、多くの人の心に深く残ります。

特に"ピッチの中の選手に運なんて関係ない"の格言はあらゆる仕事で共感できる考え方で、"才能とはチームとチームの勝利のために貢献するプレーができること"は、正に鹿島のジーコスピリットを表す言葉です。

サッカーの練習や試合で役に立つ名言

サッカーの試合でよいパフォーマンスをするにはよい食事をしよう、よい休息をとろう。今、夜遊びに出かけていいのか?それは試合前にすることじゃない。試合が終わったら仲間で少しお酒でも飲みながらサッカー談義でもしよう。今は、試合に向けてきちんとマッサージを受けベッドで休むときだ。

サッカーは団体スポーツ。1人ではできない。私がキャリアの始めから今まで変わらないことは自分のためでなく、チームのためにプレーすることだ。

ゴールの空いているところにパスを通しなさい。それがシュートというものだ。

ショートパスのミスは絶対だめだ。ミドルパスやロングパスなどチャンレジしたパスミスは全く問題ない。よいチャレンジだ!

PK戦は運じゃない。120分間戦ったボロボロの足で狙った場所に正確にキックしなければならないのだ。そのためには、練習でインサイドキック1つですら真剣に取り組む必要がある。

才能とは、チームとチームの勝利のために貢献するプレーができることだ。

試合は、最後の瞬間まで全てが決まっていない。

ゴールに向かってシュート練習をすることは、歯磨きと同じくらい当たり前なこと。

私はサッカーが好きで、大好きなサッカーを続けていくために、人より努力と犠牲を惜しまなかっただけだ。

無駄なファウルはするな。カードは自分でもらうものではない。相手に出させるように仕向けるんだ。

組織にとって個人の能力は重要である。しかし、それ以上に勝敗を分ける大きな原因となるのは、チームワークだ。

試合終了まで諦めずにシュートを打ったから点が入ったんだ。きちんと準備をし、最後まで集中していれば勝てるんだ。

1つのプレーが世界を変えることもある。

90分のうちには必ず悪い流れがあり、そこをしのげば、いい流れがくる。

ピッチの中の選手に運なんて関係ない。運を持っている選手がいるならば、宝くじを買ってくれ。

サッカーとは、90分を使って勝敗を決するゲーム。途中でどちらがリードしているかを争うものではない。90分という時間を頭に入れて戦え。

ここで緩めてはだめ。勝てば勝つほど集中していく。

プロサッカー選手としての名言

練習の後で疲れているのはよくわかる。でも、雨などで身体が冷える恐れがない限り、今日から20分程度でいいので必ずファンと接するように。俺たちがサッカーで食べて生活していけるのはファンのおかげだからだ。

(強敵に大敗した後のロッカールームで)おまえらも相手と同じプロ選手だろ!勝つ気がないのか!負けるかもしれないと思って試合に臨むべきでない。

プロ選手の肉体造りにスナック菓子は必要ない。

助っ人で来た外国人選手は日本人選手とポジション争いをしているようではダメだ。クラブにとって特別に重要な存在であるべきだ。

監督やコーチは頑張れ、しっかりやれ、なんて言わなくていい。言わないと練習しないような選手はプロではない。

選手はどんな瞬間も1つの試合のことを考えるべきである。

サッカー選手を志す者、あるいはサッカーに携わる者にとって、ワールドカップに出場できることは誇りである。

プロである以上、当然優勝が目標だった。

リーダーとしての名言

チームが好成績を上げ、主力選手が次々に海外移籍を決める。そしてさらに海外からチームが注目される。これは自然の流れだ。

(試合でミスし落ち込む選手に)気にすることはない。私はワールドカップでPKを外したことがある。

負けを恐れることは勝つための強い思いを失わせる。負けることに恐れず、鹿島はビッグクラブで居続けてほしい。今タイトルが20個しかないなら、もっと取らないといけない。25年後も常に最大のタイトルホルダーで居続けてほしい。

人間が生きるために食事を摂る。クラブにとって食事はタイトルだ。鹿島は、常にその意識のもとで取り組まないといけない。生き続けなければいけない。

サッカースクールの2つの入学条件(学校にきちんと通うこと、及第点の成績をキープしないと練習に参加できないこと)は確かに厳しいかもしれない。でも多くの子供たちの中でプロ契約ができる子はわずか一握りというのが現実。そんな大切な時期にサッカーだけやっていてプロになれなかった場合、その子の人生はどうなるのだ。

組織にとって言われたことしか実行しない部下は、役に立たないどころが組織の命取りになる。こういうタイプの人間が増えれば増えるほど、その組織は発展する力を失う。

リーダーの役割は、1人ひとりの優れているところを引き出すことに尽きる。

冒険には失敗がつきものだ。しかし失敗を恐れるあまり冒険できないならば、その組織は衰退の一途を辿るだろう。

監督として私はW杯の優勝を成し遂げていないが悔やんではいない。神様がワールドカップの優勝を望んでいなかったのだから、それを受け入れる。

選手達が対戦国の名前や伝統にとらわれることなく、相手を恐れなくなったことが、自分が日本代表を率いていたこの4年間で成し遂げた最大の進歩だと言いたい。

いかなる職業であってもそれを長く続けていこうとすると、どうしても批判というものは出てくる。わずかでも過ちを犯せばすぐに批判だ。

チャレンジする気持ちは、部下を育てていかなければならないリーダーに特になくてはならない素質だ。

特にリーダーはレベルの高い本物に接すること、これはサッカーに限らずあらゆることに言えることだ。

夜中に選手の部屋を見回るような管理はしない。みんな大人だ。なのに、ルールを破るのは、わたしへの裏切りだ。

間違った指示にもおとなしく従うお人形さん集団では、組織はぜったいに強くならない。

いいタレントがそろわなければ、どんな戦術も使い物にならない。

前向きになれる生き方の名言

とにかく基礎をしっかり積むこと。地味だろうと時間がかかろうと目の前の今やるべきことをズルせず近道せずにやり続けることが大切だ。

1日を終えて家に帰ったら鏡で自分に問いかけてほしい。今日も最大限のことをやったかと。あのときああしていればと思ったときには、1年は終わっている。後悔を残して1日を終えると1年経っても全く先に進まない。

人は幸運のときに偉大に見える。しかし向上するのは不運のときである。

1度や2度の挫折に負けない強靭な精神力を持ち、前向きに努力しつづければ必ず道は開けると信じている。

神は自分の夢に向かって努力する人間を決して見捨てない。

何かを始めようとするときに1番大切なことは、チャレンジする気持ちだ。

常に信じていなければならない。

おれは髪の毛1本でも可能性がある限り、あきらめない。

何かを得るということは、何かを捨てるということ。

私はサッカーで名声を得ることができました。でも今なお、スパイクをサッカーの心と思い、感謝の気持ちで磨くことに変わりはありません。そして、初めてスパイクを貰ったときの、あの感動を忘れることはできません。

腹の立つ相手への迷語録

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(所属選手らの汚れたシューズが散らかっているロッカールームを見て)こんな汚い所では寛げない。次もこんな状態だったら全部捨てる

(代表選手の相次ぐ怪我を受けて)世界の強豪国の中で、こんなに骨折する選手の多いチームはあったか?

ロマーリオは自分のことを偉いと思っている。自分を神だと勘違いしている奴からなにを期待しろっていうんだ。

私やプラティニを外すのはいい。ただ、マラドーナやクライフを入れないのは冗談でしかない。

ジーコの名言が読める書籍や動画

①書籍:ジーコの考えるサッカーLEVEL3―ゲームに生かせる実践Q&A

ジーコの考えるサッカーLEVEL3―ゲームに生かせる実践Q&A

サッカー少年などのさまざまなサッカーに対しての質問をジーコが丁寧に1問1答形式で答えてくれています。ジーコのサッカーへの考えが深くわかる本。

②動画:日本のサッカー選手に対するジーコの考え

ジーコの言葉がなぜ心に響くのか?

ジーコはフリーキックを得意とする天才肌のかっこいいサッカー選手でしたが、自身の才能におごることなくチームワークや基礎練習を大切にし、1976年から3大会連続でW杯に出場し1981年にクラブ世界一の成果を得たからこそ、名言が多くの人々の心に刺さります。

特に"勝敗を分ける大きな原因となるのはチームワーク"の名言は、協調性を重んじる日本人の国民性によく合い、1991年の来日から20年以上親しまれています。

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