1. Home
  2. >
  3. スポーツ
  4. >
  5. サッカー
  6. >
  7. 日本サッカーの史上最高の...
日本サッカーの史上最高の天才はだれ?選手ごとの凄い点を考察してみる!

日本サッカーの史上最高の天才はだれ?選手ごとの凄い点を考察してみる!

日本サッカーの史上最高の天才と称される釜本邦茂や中村俊輔、小野伸二は国内クラブだけでなく、国際舞台で世界を相手に活躍する実績を残した選手達です。日本のサッカー史上に名を残し、最高の天才と呼ばれる選手はアスリートとアーティストの2つのタイプに分かれ、飛び抜けたすごい才能や得意プレーを持っています。

2023.03.30 サッカー

日本サッカー史上最高の天才は誰だ?

日本サッカー史上で天才と呼ばれた選手は独自の優れた才能を発揮して、世界を舞台に実績を残してきました。天才選手の持つ能力は高い身体能力で相手を圧倒するタイプと芸術と称される独創的なプレーが得意なタイプに分かれています。
日本代表史上最年少18歳でワールドカップに出場した小野伸二は、エンジェルパスと呼ばれるパスセンスとキーパーと1対1対では外さないゴールセンスを併せ持ち、日本史上最高の天才選手です。

天才と呼ばれた選手が優れている能力

天才と呼ばれる選手の型別能力
天才のタイプ タイプの特徴 該当タイプの選手例
アスリート型 身体能力に優れている
・スピード
・シュート力
・ジャンプ力
・当たり負けない体の強さ
※日本人選手
・中田英寿
・冨安健洋
・釜本邦茂
※外国人選手
・クリスティアーノロナウド
・エムバペ
・ペレ
アーティスト型 技術や独創性に優れている
・パスセンス
・シュートセンス
・テクニック
・状況判断力
・広い視野
※日本人選手
・中村俊輔
・三苫薫
・小野伸二
※外国人選手
・リオネル・メッシ
・ネイマール
・マラドーナ

天才と呼ばれたサッカー選手は突出した能力を持ち、アスリート型とアーティスト型に分けることができます。アスリート型はスピード、パワー、ジャンプ力に代表される高い身体能力が武器であり、アーティスト型はテクニック、パス・シュートセンス、状況判断に優れて独創的なパフォーマンスが得意です。
日本史上最高のフリーキックを放つ中村俊輔は、抜群のテクニックを持つ才能あふれるアーティスト型で知られています。

日本の天才サッカー選手が残した実績

選手名 代表試合数 代表得点数 主な出場国際大会 所属クラブの実績
中田英寿 77 11 ※W杯
1998,2002,2006
セリエA優勝
コッパイタリア優勝
中村俊輔 98 24 ※W杯
2006,2010
スコティッシュプレミアリーグ優勝
スコティッシュカップ優勝
スコティッシュリーグカップ優勝
小野伸二 56 6 ※W杯
2002,2006W
UEFAカップ優勝
天皇杯優勝
AFCチャンピオンズリーグ優勝
釜本邦茂 76 75 ※オリンピック1964,1968 日本リーグ優勝
天皇杯優勝

日本サッカー界が生み出した天才は、自身の突出した能力で日本代表の国際大会や所属するクラブで高い実績を残しています。1998年から7大会連続でワールドカップ出場している日本代表が世界と肩を並べ他の選手をけん引する天才選手の存在がありました。才能を認められた天才日本人選手は海外のイタリアやスペイン、ドイツの世界トップクラスのクラブで活躍の場を与えられ、所属したクラブを勝利に導いてきました。

日本サッカー史上最高の天才・逸材ランキング

日本サッカー史上最高の天才と呼ばれ、ランキング入りした選手は日本人離れした天性のサッカーセンスや身体能力を持っています。日本で天才と認められている逸材の共通点は3つです。
・日本代表で活躍した実績がある
・天性と呼べる特徴を持っている
・移籍金や年俸面で高い市場価値を持つ

並外れた能力で相手を圧倒してチームを勝利に導くことで、周囲から天才と認められ、移籍金や年俸の市場価値で高く評価されています。

第7位:三笘薫

三苫薫のプロフィール
出身地 神奈川県川崎市
生年月日 1997年5月20日
身長/体重 178cm/73kg
ポジション MF/FW
所属クラブ 2020-2021:川崎フロンターレ
2021-:ブライトン(イングランド)
選手のタイプ アーティスト型
天才と呼ばれる能力 卓越したテクニックで相手を抜き去るドリブル
代表での活躍実績 2021年 東京オリンピック出場(ベスト8)
2022年 カタールW杯出場(ベスト16)
市場価値(移籍金/年俸) 3億9000万円/1億7000万円(2021年)
  •        
  •        
  •        
  •       
    

三笘薫は異次元の日本史上最高のドリブル能力を武器に2022年ワールドカップで「三苫の1ミリ」と呼ばれるゴールを演出して世界に驚きを与えました。三笘薫のドリブルは爆発的なスピードやフィジカルの強さはありませんが、抜群のボールタッチで相手を翻弄するフェイントは天性のテクニックを感じさせます。
特に相手陣内をドリブルで突破してチームに決定機を作る能力は世界の中でも間違いなくトップクラスの実力の持ち主です。

第6位:鎌田大地

鎌田大地のプロフィール
出身地 愛知県伊予市
生年月日 1996年8月5日
身長/体重 184cm/76kg
ポジション MF
所属クラブ 2015-2017:サガン鳥栖
2017−:フランクフルト(ドイツ)
選手のタイプ アーティスト型
天才と呼ばれる能力 中盤の底から試合を組み立てる的確な状況判断力
代表での活躍実績 2022年:カタールW杯出場(ベスト16)
所属クラブでの活躍実績 2022年:UEFAヨーロッパリーグ優勝(フランクフルト)
市場価値(移籍金/年俸) 移籍金2億2000万円(2017年)/8億5800万円(2023年)

鎌田大地はドイツの名門、フランクフルトの中心選手で2022年にチームに42年振りとなるヨーロッパリーグ優勝をもたらしました。鎌田大地の凄いところは、ピッチ上の選手やボールの位置を的確に掴み、次のプレーを判断して戦局を変えことであり、空間の支配者と称されています
味方パスを必ず相手ゴールを向いた姿勢で受けるテクニックと、状況判断力は日本サッカー史上誰も真似できない鎌田大地が持つ天性の能力です。

第5位:中田英寿

中田英寿のプロフィール
出身地 山梨県甲府市
生年月日 1977年1月22日
身長/体重 175cm/72kg
ポジション MF
所属クラブ 1995 - 1998:ベルマーレ平塚
1998 - 2000:ペルージャ(イタリア)
2000 - 2001:ASローマ(イタリア)
2001 - 2004:パルマ
2004 - 2006:フィオレンティーナ
選手のタイプ アスリート型
天才と呼ばれる能力 強いフィジカルとメンタルで状況を打開する能力
味方選手を活かすスルーパス
代表での活躍実績 1996年:アトランタオリンピック
1998年:フランスW杯出場
2000年:シドニーオリンピック
2002年:日韓W杯出場
2006年:ドイツW杯出場
2004年:FIFA100選出
アジア年間最優秀選手賞:2回
所属したクラブでの活躍実績 2001年:セリエA優勝(ASローマ)
2002年:コッパイタリア優勝(パルマ)
市場価値(移籍金/年俸) 34億円(2001年)/4億円(2001年)

中田英寿は日本史上初出場となる1998年フランスワールドカップから3大会連続で日本代表の中心に君臨した選手です。中田英寿が持つフィジカルとメンタル面の強さは大きな舞台で力を発揮し、ディフェンダーの背後に走りこむ味方選手に出す最高のキラーパスで数々のゴールを演出してきました。
2001年にイタリア・ローマのリーグ優勝に貢献した中田英寿は、日本人選手の市場価値を大きく上げた功績を持つ孤高の天才です。

第4位:冨安健洋

富安健洋のプロフィール
出身地 福岡県福岡市
生年月日 1988年11月5日
身長/体重 188cm/84kg
ポジション DF
所属クラブ 2015-2017:アビスパ福岡
2018-2019:シント=トロイデンVV(ベルギー)
2019-2021:ボローニャFC(イタリア)
2021-:アーセナル(イングランド)
選手のタイプ アスリート型
天才と呼ばれる能力 1対1の強さ/後方から正確なフィードパス
代表での活躍実績 2016年:AFC U-19選手権(優勝)
2017年:FIFA U-20ワールドカップ(優勝)
2021年:東京オリンピック出場(ベスト8)
2022年:カタールW杯出場(ベスト16)
市場価値(移籍金/年俸) 26億円(2021年)/4億7000万円(2021年)

冨安健洋は日本史上最高の万能型のディフェンダーで、世界のビッグクラブの1つであるイングランド・アーセナルでプレーしています。冨安健洋は抜群の対人守備能力と前線に的確なパスを送るビルドアップが可能な日本人に珍しい世界で通用するフィジカルタイプの天才です。 努力を惜しまない姿勢で自らを磨き、2022年に世界で最も価値あるサイドバックの8位に名前を連ねるワールドクラスの最高の逸材に成長を遂げています。

第3位:中村俊輔

中村俊輔のプロフィール
出身地 神奈川県横浜市
生年月日 1978年6月24日
身長/体重 178cm/71kg
ポジション MF
所属クラブ 1997-2002:横浜マリノス
2002-2005:レッジーナ(イタリア)
2005-2009:セルティック(スコットランド)
2009-2010:エスパニョール(スペイン)
2010-2016:横浜F・マリノス
2017-2019:ジュビロ磐田
2019-2022:横浜FC
選手のタイプ アーティスト型
天才と呼ばれる能力 正確無比なフリーキック
代表での活躍実績 2000年:シドニーオリンピック出場(ベスト8)
2000年:AFCアジアカップ(優勝)
2004年:AFCアジアカップ(優勝)
2006年:ドイツW杯出場(グループリーグ敗退)
2010年:南アフリカW杯出場(ベスト16)
所属クラブでの活躍実績 Jリーグ最優秀選手賞:2回
Jリーグベストイレブン:2回
スコットランド年間最優秀賞:1回
スコットランドリーグベストイレブン:1回
スコットランドリーグ優勝:3回(セルティックFC)
スコットランドカップ優勝:2回(セルティックFC)
市場価値(契約金/年俸) 4億9000万円(2005年)/1億5000万円(2005年)

中村俊輔は類まれなサッカーセンスと正確無比なフリーキックで、日本代表の10番を背負ってきた史上最高の天才レフティーです。中村俊輔の放つ芸術的なフリーキックはまるでボールに意思があるかのような軌道を描いてゴールに吸い込まれ、観客を魅了してきました。
2007年にスコットランドのセルティックに在籍していた中村は国内カップとリーグの2冠を達成し、今でも地元のファンから伝説の日本人選手と親しまれています。

第2位:釜本邦茂

釜本邦茂のプロフィール
出身地 京都府京都市
生年月日 1944年4月15日
身長/体重 179cm/79kg
ポジション FW
所属クラブ 1967-1984:ヤンマーディーゼル
選手のタイプ アーティスト型
天才と呼ばれる能力 正確でスピードのあるシュート
代表での活躍実績 1964年:東京オリンピック出場(ベスト8)
1968年:メキシコオリンピック(銅メダル)・得点王
所属クラブでの活躍実績 日本リーグ優勝:3回(ヤマハ)
天皇杯優勝:2回(ヤマハ)
日本サッカーリーグ得点王:7回
日本サッカーリーグアシスト王:3回
日本年間最優秀賞:7回
市場価値 現役時代はプロリーグ発足前のためデータなし

釜本邦茂は1960年から80年代に活躍した日本史上最高の天才ストライカーと呼ばれる選手です。典型的なフィジカルタイプの天才である釜本邦茂は、柔軟な筋肉と俊敏性とゴールを奪う天性の嗅覚を持ち、Jリーグの前身である日本サッカーリーグの通算得点、アシストでいずれも史上1位の記録を残しています。
1968年のメキシコオリンピックではアジア人史上初の得点王を獲得し、日本を銅メダルに導く活躍をしています。

第1位:小野伸二

小野伸二のプロフィール
出身地 静岡県沼津市
生年月日 1979年9月27日
身長/体重 175cm/74kg
ポジション MF
所属クラブ 1998-2001:浦和レッズ
2001-2005:フェイエノールト(オランダ)
2006-2007:浦和レッズ
2008-2009:VfLボーフム(ドイツ)
2010-2012:清水エスパルス
2012-2014:ウェスタン・シドニー
2014-2019:北海道コンサドーレ札幌
2019-2020:FC琉球
2021-  :北海道コンサドーレ札幌
選手のタイプ アーティスト型
天才と呼ばれる能力 抜群のテクニックから生まれるキープ力と正確なパス
代表での活躍実績 1994年:U-16アジアユース選手権(優勝)
1998年:フランスW杯(グループリーグ敗退)
2000年:アジアカップ(優勝)
2002年:日韓W杯(ベスト16)
2004年:アテネオリンピック(グループリーグ敗退)
2006年:ドイツW杯(グループリーグ敗退)
1998年:アジア年間最優秀ユース選手賞
2002年:アジア年間最優秀選手賞
所属クラブでの活躍実績 2002年:UEFAカップ優勝(フェイエノールト)
市場価値(移籍金/年俸) 6億6000万円(2001年)/2億円(2004年)

小野伸二は日本サッカー界で誰もが認める天才フットボーラーであり、当時の日本最年少記録である18歳272日で日本代表に名前を連ねた選手です。日本史上最高の天才と称される正確で繊細なボールコントロール能力は相手選手も魅了するほど美しく、ボールと会話できる選手と言われています
小野伸二は世界からも高い評価を受けていて、オランダ代表・ファン・ペルシーは「小野は天才」と話しています。

日本の天才若手サッカー選手とは?

未来の日本サッカー界を担う天才若手サッカー選手は、高校サッカーや大学を経験せずに世界最高レベルの環境に身を置くケースが増えています。東京2020で日本のベスト4進出に貢献し、2022年ワールドカップに出場した久保建英はわずか10歳でバルセロナの下部組織に入団しました。
イギリスメディアに世界で最も楽しみな10代に選ばれた中井卓大は11歳でレアル・マドリードの下部組織に入団して実力を磨いています。

久保建英

  • <        
  •        
  •        
  •       
    
久保建英のプロフィール
出身地 神奈川県川崎市
生年月日 2001年6月4日
身長/体重 173cm/67kg
ポジション MF
所属クラブ 2016-2018:FC東京
2019-2022:レアル・マドリード(スペイン)
2022- :レアル・ソシエダ(スペイン)
選手のタイプ アーティスト型
天才と呼ばれる能力 高いキック精度と抜群の判断力
日本代表での実績 ・2015年:U-15日本代表
バル・ド・マルヌU-16国際親善トーナメント出場
・2016年:U-16日本代表
AFC U-16選手権2016出場
・2017年:U-17日本代表
2017 FIFA U-17ワールドカップ(ベスト16)
2021年:東京オリンピック(ベスト8)
2022年:カタールW杯出場(ベスト16)

久保建英は史上初めて中学生でU-19日本代表に選ばれた逸材であり、日本のサッカー界をけん引する期待の若手です。久保建英は10歳でスペイン・バルセロナの下部組織に在籍し、世界最高レベルのボールキープ力と強いメンタルを培い、2022年のワールドカップに日本代表の最年少で選出されています。
名門バルセロナで将来を有望視され、小柄でボールコントールに優れていたことから日本のメッシと称されています。

中井卓大

中井卓大のプロフィール
出身地 滋賀県大津市
生年月日 2003年10月24日
身長/体重 182cm/70kg
ポジション MF
所属クラブ 2022-:レアル・マドリード・カスティージャ
(スペイン)
選手のタイプ アーティスト型
天才と呼ばれる能力 正確なボールコントロールとゲームメイク
代表での活躍実績 2018年:U-15日本代表フランス遠征
2022年:U-19日本代表スペイン遠征
2022年:コパ・デル・レイ・フベニール優勝
(スペインU-19カップ戦)
所属クラブでの活躍実績 2022年:コパ・デル・レイ・フベニール優勝
(スペインU-19カップ戦)

中井卓大(なかいたくひろ)は日本人史上初めて世界最高のビッグクラブであるレアル・マドリードの育成組織であるカンテラに合格した逸材です。中井卓大の最大の武器は高いサッカーIQをうかがわせる天才的な発想と判断力で試合を支配できる点にあります。
2020年にトップチームの練習メンバーに含まれると、首脳陣からは多才でどのポジションでもプレーできることが評価され、期待の若手選手と注目されています。

安部裕葵

安部裕葵のプロフィール
出身地 東京都北区
生年月日 1999年1月28日
身長/体重 171cm/65kg
ポジション FW/MF
所属クラブ 2017-2019:鹿島アントラーズ
2019-:バルセロナB(スペイン)
選手のタイプ アスリート型
天才と呼ばれる能力 切れ味鋭いドリブル/スペースを使ったチャンスメイク
代表での活躍実績 2017年:トゥーロン国際大会出場(グループリーグ敗退)
2019年:コパ・アメリカ出場(グループリーグ敗退)
所属クラブでの活躍実績 2018年:AFCチャンピオンズリーグ優勝
(鹿島アントラーズ)

安部裕葵(あべひろき)は世界最高のクラブであるバルセロナの下部組織に所属する将来性豊かな期待の若手選手です。一人で局面を変える切れ味鋭いドリブルと、独創的なアイデアでチャンスメークする天性の能力を持っていて、J1鹿島アントラーズ在籍時から非凡な才能を発揮してきました。
海外メディアからは「“和製ロナウド”と呼ばれる安部は、日出ずる国で最高に輝く若い才能の一人と考えられている」と高い評価を受けています。

日本サッカーが誇る天才の史上最高のプレーと活躍に期待

日本サッカーの歴史は、観る者を魅了して世界最高の壁に挑戦する才能あふれる天才たちに彩られてきました。2022年のカタールワールドカップでは三苫薫や冨安健洋、久保建英といった若い才能が躍動し、史上初めて世界最高峰の優勝経験国である最強スペインとドイツを破り、新しい時代を開きました
未来の日本サッカー界を担う有望選手が、史上初のワールドカップベスト8の道を開いてくれることに期待しましょう。

商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。

Follow Us
公式SNS
Search
サイト内検索