サッカーのオンサイドとは?試合中の気になるルールを分かりやすく解説
オンサイドとは選手たちがファールにならず、フィールド上で通常プレーができるスペースのことで、試合中は反対の意味をもつオフサイドか判定するときに、オンサイドが用いられます。オンサイドである条件は、相手陣内で味方選手がパス出しだ瞬間に、パスを受けた味方選手の前に相手選手が2人以上いること、パスをしない条件下ではオンサイドとなります。
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理学療法士として働きながら、ライター活動をしております!過去に61kgから50kgへダイエットに成功し現在も週3回ジムで筋トレやスタジオレッスン、また自宅で有酸素運動などを行っております。トレーニングだけでなく食事や体の不調や予防なども勉強しており、その知識をお伝えできればと思っております。
オンサイドとは?
サッカーのオンサイドとは、フィールド上でフィールドプレーヤーやゴールキーパーがプレーしてもファールにならなず、通常通りプレーが実施できるスペースのことをいいます。
基本的に試合は常にオンサイドで行われているため、オンサイドが使われるときは、オフサイドか否かを判定するときや、議論するときに用いられます。
オンサイドとなる条件
オンサイドの条件は、味方がパスをする瞬間に、パスを受ける味方選手が3つの条件のいずれに当てはまれば、オンサイドが認められプレーを続行できます。
・ハーフウェーラインより自陣側(味方)のフィールド内にいる
・ボールよりも自陣側にいる
・相手選手の後方から2番目の位置よりも自陣側にいる
またフィールド上でパスをしていない条件ではオンサイドであり、オフサイドポジションにいることは反則にはなりません。
オンサイドと合わせて知っておくべきルール
オンサイドと合わせて知っておくべきルールは、オンサイドか否かを判定するときに使用されるオフサイドや、オンサイドの条件を破ってしまったときに相手に与えてしまうフリーキックです。
オフサイドはオンサイドの条件を違反してしまったときに生じるファールで、ゴール場面で生じやすくなります。フリーキックはオフサイドなどファールや反則をしてしまったとき、相手にボールを与えるもので、フリーキックには2つの種類が存在します。
オフサイド
サッカーのオフサイドとは、分かりやすく表現すると攻撃側チームが、守備側チームのフィールド内で待ち伏せを禁止するルールで、オフサイドには3つの条件があり、1つでも当てはまると反則となります。
・攻撃側の選手が守備側チームのフィールドにいる
・パスを受ける攻撃側の選手が、ボールよりも守備側チームのゴールラインに近い場所にいる
・パスを受ける攻撃側の選手が、守備側の後ろから2人目の選手よりゴールラインに近い場所にいる
ただし選手がオフサイドポジションにいることは問題なく、サイドからクロスを上げたときもゴール前に選手が密集しているためオフサイドになりづらいとされています。
フリーキック
フリーキックとは、ファウルや反則をしたときに相手側にボールが止まった状態かつ相手に邪魔されることなく蹴れるプレーであり、オンサイドの条件を満たせなかったときはファウルとみなされ、相手にフリーキックを与えることになります。
フリーキックには2つの種類あり、オンサイドの条件を満たせなかったとき(オフサイド)は、間接フリーキックが与えられます。間接フリーキックは、誰かにボールが触れないと得点にならないルールで、もう一方の直接フリーキックはキッカーが直接ゴールを狙い得点を決めることができるルールです。
反則内容 | ・意図的にボールを腕や手で触れたとき ・相手選手を蹴る、押す、飛びかかる、 タックル、抑える、唾を吐くなどファール(危害)を与えたとき |
フリーキック条件 | ・キッカーが蹴ったボールが直接ゴールに入ったら得点になる =直接ゴールを狙えるキック |
反則内容 | ・キーパーが6秒以上ボールを持ち続けたとき ・味方からのスローインをキーパーが手で触れたとき ・味方から足でパスされたボールにキーパーが手で触れたとき ・キーパーが手でパスをしたボールを他の選手が触れずに 再びキーパーが手で触れたとき ・オフサイド ・オブストラクション etc |
フリーキックの条件 | ・キッカー以外のプレーヤーに触れたり当たったりして ゴールに入らなければ、得点は認められない =味方にパスしてゴールを狙うキック |
オンサイドを理解しサッカー観戦をもっと楽しもう!
試合中のスローインやゴールキック、コーナーキックは、オフサイドにならずオンサイドで試合が継続されます。また2022年7月にオフサイドルールが改変し、攻撃側の選手の体の一部がオフサイドライン上にあればオンサイドという攻撃側に有利なルールとなりました。
国際サッカー連盟(FIFA)によると、オフサイドルールの改変後は、得点数が50%増加する可能性があるとし、今後攻撃的で得点の入る試合が多くなると予想しています。
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