サッカーのコイントスのやり方とは?キックオフとPK時のルール
サッカーのコイントスのやり方は、明確なルールが決まっているわけではなく、審判でコイントスの仕方が異なります。サッカーのキックオフ時のコイントスは、攻めるゴールと試合開始時のキックオフをするチームを決めるために行われ、PK時のコイントスは、使用するゴールおよび先攻と後攻を決めるために実施されます。
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公式ライター PTライター
理学療法士として働きながら、ライター活動をしております!過去に61kgから50kgへダイエットに成功し現在も週3回ジムで筋トレやスタジオレッスン、また自宅で有酸素運動などを行っております。トレーニングだけでなく食事や体の不調や予防なども勉強しており、その知識をお伝えできればと思っております。
サッカーの試合時のコイントスとは?
サッカーの試合時のコイントスとは、試合で攻めるゴールと試合開始時のキックオフをするチームを決定するためで、2019年にコイントスのルールが改正され、コイントスで勝ったチームが前半に攻めるゴールかキックオフをするかを選択できることになりました。
コイントスのルール改正前は、コイントスに勝ったチームが攻めるゴールを決め、負けたチームがキックオフをするルールでした。
試合時にコイントスがされる時とは?
- 試合開始前
- 延長戦開始前
- PK戦の前
試合時にコイントスがされるときは、試合開始前、延長戦開始前、PK戦を実施する前で、試合中に最大で3回コイントスが実施されます。どの場面でも攻めるゴールと最初にボールを蹴るチームを決めるためにおこなわれます。
使用されるコイン
サッカーのコイントスで使用されるコインは、ボールと違って明確な規定はなく裏表が判別できるコインであるなるばよく、審判で使用する硬貨の種類が異なります。スポーツメーカーが作るコインを使用する審判や、外国のコインを使用している審判もいます。
コインの弾き方
審判が実施するコインの弾き方に決まりはありませんが、基本的に人差し指にコインを乗せて親指で弾き、手のひらでコインをキャッチし表か裏か確認する方法が一般的です。審判の中には、指で弾いたコインを地面に落として表か裏を確認する人や、手のひらでキャッチして反対の手の甲にひっくり返す人もいます。
コインストのタイミング①キックオフ時
キックオフ時のコイントスは、試合開始前に選手が入場し握手やセレモニーを終えた後、チームの主将が代表でコイントスに参加し、前半に攻めるゴールかキックオフを選ぶことになります。
- 主審はコインの裏表を確認し、どちらのチームがどちらの面(色)になるのか決める
- 主審はコインを上に弾く
- 主審はコインを手で受け取るか地面に落として、どちらの面(色)が上か確認する
- コインの面(色)が上のチームが勝ちとなり、勝ったチームの主将は攻めるゴールかキックオフを選択し、負けたチームは選ばれなかったほうとなる
サッカーのキックオフ時のコイントスは、試合開始前と延長戦開始前の2つの場面で行われ、どちらも同じ流れで、コイントスに勝ったチームが攻めるゴールかキックオフを選択することができます。
コインストのタイミング②ペナルティキック(PK)
ペナルティキック(以下PK)時のコイントスは、試合が延長戦でも引き分けで決着がつかず、勝敗をPKで決めるときに、どちらのゴールでPKを実施するかおよび先攻と後攻の攻める順番を決めるためにコイントスをおこないます。
- 主審がコイン裏表を確認し、どちらの面(色)が出たらどちらのゴールを使用するか決める
- 主審はコインを弾く
- 主審はコインを手で受け取るか地面に落として、どちらの面(色)が上か確認する
- コインの面(色)が上のチームのゴールを使用する
- 主審は再度コインの裏表を確認し、どちらのチームがどちらの面(色)になるのか決める
- 主審はコインを弾く
- 主審はコインを手で受け取るか地面に落として、どちらの面(色)が上か確認する
- コインの面(色)が上のチームが勝ちとなり、先攻か後攻を選択する
PK時のコイントスは、2016年にルール改定され、使用するゴールはコイントスで決まるルールとなりましたが、改正前は使用するゴールの判断はコイントスではなく主審が決めていました。
サッカーの試合時のコイントス動画
サッカーの試合時のコイントスは、主審がコインの面がどちらのチームになるかを説明してから、主審がコインを弾き、出た面を確認し勝ったチームが攻めるゴールかキックオフを選択する流れとなります。主審で条件が異なり、コインの面がどちらのチームになるのかをホーム側の選手に選ばせたり、コイントスの弾き方、コインの受け取り方に違いがあります。
サッカーのコイントスを注意深く観察してみよう!
サッカーのコイントスは試合前のわずか数秒であまり注目されることはありませんが、ときどき面白い場面をみることができます。2019年J1リーグのFC東京とセレッソ大阪の試合で、主審がコインの面がどちらのチームになるか説明し忘れてやり直しになったことや、国内外で審判として活躍している荒木友輔さんは、コイントスのときにコインを弾いた後、自分の胸ポケットにコインが入ってどこにいってしまったか分からなくなった経験があることを語っていて、コイントスを注意深く観察すると、普段と違った場面が見られることがあります。
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