サッカーの蹴り方特集!シュートなどのボールのキック【上達ガイド】
サッカーの試合を見ていてサイドチェンジする時の蹴り方や、クロスボールにカーブがかる蹴り方、シュートの際の強い打ち方などを見たことがあると思いますが、それぞれ蹴り方があります。今回はサッカーの蹴り方特集!と題して初心者でもわかるようにご紹介していきたいと思います。
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公式ライター old_user_id: 211
サッカーの蹴り方特集!蹴り方の種類
サッカーの蹴り方特集! インステップキックとは?
サッカーをやり始めたばかりの初心者は、つま先で蹴ることが多いので、インステップキックの蹴り方から練習することがおすすめです。
サッカーのキックの種類の中で最も強いキック、飛ばせるキックなので、インステップキックはシュートや、クリアの場面で多く使われる基本的キック方法です。シュートの打ち方としてインステップキックを教える指導者も多いはずです。サッカーボールを蹴る際に足が当たる面積が狭いので強いロングキックは可能ですが、コントロールはインサイドキックに比べて難しいという欠点があります。
インステップキックの特徴
② ロングキックが可能
③ 強いシュートの打ち方、クリアの場面で必要
④ サッカー初心者には始めに覚えたい基本的キック
インステップキックの蹴り方
インステップキックの際の助走はサッカーボールに対して斜め後ろからはじめます。
そして軸足は蹴りたい方向に向けてボール横か少し手前に強く踏み込みます。
この軸足の位置は自分なりに蹴ってみて、自分にあった一番良い位置を探してみましょう。
インパクトの際はサッカーボールの芯(中央)に足指の付け根から甲部分を当てますが、このインパクトの瞬間は膝から下をムチのようにしならせる方法で強くボールにインパクトします。
インパクト後の上半身は身体に巻きつくように、蹴り足は振り抜いて前方に着地します。
シュートの打ち方としてフォームを固めることが重要です。
インステップキックのコツ
②足首を固定する
③足指の付け根から甲部分でインパクトする
④正しいフォームを身につける
サッカーにおけるインステップキックの蹴り方のコツは、キチンとボールの中心に足指の付け根から甲部分をインパクトすることです。そしてインパクトの瞬間は足首を固定することで強いキックになります。このコツが基本中の基本になるので、しっかりとインパクトできるように練習しましょう。そして最終的には正しいフォームとして身につけることが重要なコツです。
上手くミートできるようになると強くて速いロングキックも打てるようになります。
インステップキックの練習方法
小学生リフティング練習方法とコツ【#01】インステップ編
親子で楽しむ!サッカー教室 シュートを決めよう! ~インステップ・キック~
足首を固定し、ボールの中心に足指の付け根から甲部分をしっかりミートするコツをここで掴みます。リフティングが続かないということはボールの中心を足指の付け根から甲部分がミートできていない、コツを掴み切れていないことを表します。ボールが回転せず、真っすぐ真上に上がるようになってきたら実際にゴールやネットに向かってインステップキックでシュートを打ってみましょう。
どうもしっくりこないと言うことであれば、再びリフティングで確認するという繰り返しが最も有効な練習方法です。
サッカーの蹴り方特集! インサイドキックとは?
インサイドキックはサッカーの試合においてパスの場面で最も多く使う基本的なキックというわけです。
強いボールは蹴ることができないので、ロングキックには向きません。
インサイドキックの特徴
② サッカーの試合におけるパスの場面で多用される基本的キック
③ 威力がない
インサイドキックの蹴り方
初心者には、軸足と蹴り足が90度の直角になり、パターのようにサッカーボールを押し出すイメージの基本的なフォームを身につける蹴り方がベストです。
インサイドキックのコツ
②強いパスを意識
③足首を固定する
インサイドキックの蹴り方のコツは、「正確性」と「強いパス」です。
足の内側という広い面積でサッカーボールにインパクトするため、パスの場面で多く使われるインサイドキック、当然パスなので正確性がポイントになります。キチンと狙った味方の足元へパスが供給できるように練習が必要です。そして足首を固定しないと弱いキックとなり、相手にインターセプトされる危険性が増してしまいます。そこでインパクトの瞬間は足首を固定し、強いパスで相手にインターセプトされる危険を抑制することが大事なコツとなります。
インサイドキックの練習方法
インサイドキック編【なぜ?がわかればサッカーが上手くなる!】 出来ないが出来るに変わる魔法のトレーニング soccer football traning
練習方法ですが、2人いる場合はインサイドキックでパス交換します。お互いの足元を狙って左右にぶれることなく正確にパス交換してみましょう。
また、コーンがある場合は2本並べ、コーンを狙ってインサイドキックで倒す練習をします。数人いる場合は誰がどれだけ倒せたかを競う練習方法も初心者には有効です。
サッカーの試合で正確なパスが出せるようにこのような練習が必要です。
サッカーの蹴り方特集! アウトサイドキックとは?
ドリブルしながら、流れの中で使われることから相手からも読まれづらい有効なパスですが、サッカー初心者には少し難しい蹴り方です。
アウトサイドキックの特徴
② 相手の意表をつくキック
③ 長いアウトサイド、短いアウトサイドもある
アウトサイドキックの蹴り方
アウトサイドキックで長いパスを出す場合は、外側へサッカーボールを押し出すような感覚で振り抜きます。アウドサイドキックで短いパスを出す場合は足首で外側へスナップするような感覚で弾きます。
アウトサイドキックのコツ
②モーションは小さく
③足首を固定する
アウトサイドキックの蹴り方のコツは、ドリブルで相手をかわす際に使用するアウトサイドの延長のようなものなので、基本的にその素早さがポイントになります。素早さを出すためにはモーションは必然的に小さくします。素早さが出ることで相手を騙すことができ、決定的な局面を生む最高のパスとなることもあります。
アウトサイドキックの練習方法
【サッカー基礎】21 けりかた アウトサイドキック 解説あり
マーカーを置いてドリブルでかわした後にアウトサイドキックでパスを出したり、1対1のボールキープを10秒行った後にアウトサイドキックでパスをする練習などは有効的な練習といえます。サッカー初心者の場合はまずアウトサイドでサッカーボールを外に弾く練習から行うことをおすすめします。
サッカーの蹴り方特集! インフロントキックとは?
サッカーにおける数あるキックの種類の中で最もロングキックに適したキックです。
インフロントキックの特徴
② 浮き球でロングキック
③ サイドチェンジのロングキック、ディフェンスからのロングフィードで多用される
インフロントキックの蹴り方
軸足はインステップキックと同じようにボールの横もしくは少し手前に置き、インパクト時には足首を固定し、しっかり足のフォロースルーをし、上体は少し後ろに反る感じです。
インフロントキックのコツ
②サッカーボールの軌道をイメージする
③足首を固定する
インフロントキックの蹴り方のコツは、力まずに、蹴るボールの軌道をイメージしながらトライすることです。インステップキックのようなパワーは必要ではなく、サッカー初心者でも蹴るボールの軌道をイメージし、コツさえ掴めばすぐに浮き球が蹴れるようになります。
インフロントキックの練習方法
インフロントキック!【なぜ?がわかればサッカーが上手くなる!】出来ないが出来るに変わる魔法のトレーニング soccer football traning
サッカーの蹴り方特集! アウトフロントキックとは?
【※恐すぎ注意】ロベルト・カルロス 悪魔の左足 Roberto Carlos
アウトフロントキックの特徴
② 相手の意表をつくキック(ロングキック)
③ 初心者には難しいキック
アウトフロントキックの蹴り方
場面によってロングキック、ショートキックを使い分けます。
アウトフロントキックのコツ
②遠心力を利用する
③足首を固定する
アウトフロントキックの蹴り方のコツは軸足をボールが曲がる方向と逆に向け、上体も逆に捻ることで遠心力を利用してボールを曲げる意識です。
そしてインパクトの瞬間は足首をしっかりと固定し、良いバランスを保つことでシュート回転した強いボールを蹴ることができます。
アウトフロントキックの練習方法
徹底解説: ロベカル風のアウトサイドカーブの蹴り方 Tutorial: Outside Curve Kick
サッカーの蹴り方特集! チップキックとは?
ピルロ チップキック PK 20120625
チップキックの特徴
② バックスピンがかかるキック
③ ループシュート
チップキックの蹴り方
フォロースルーがない蹴り方なので、これまでの種類の蹴り方と違う分、違和感があるかもしれません。
チップキックのコツ
②タイムングを合わせる
③軌道をイメージする
チップキックの蹴り方のコツは、余分な力を抜き、ボールの下へつま先を滑らすタイミングを知り、上体を前に被せないことです。
チップキックはインステップキックなど他の種類の蹴り方とは違い、フォロースルーのいらない蹴り方です。つまり力を必要とせず、タイミングとボールの軌道をイメージすることが成功させるために必要な点です。チップキックは少し特殊な蹴り方ですが、フォームやタイミングのコツさえ掴んでしまえば難しくありません。
チップキックの練習方法
チップキック
ボールが浮いてバックスピンがかかるようになってきたら、実際にループシュートの打ち方として練習してみるのも良いでしょう。
初心者の場合はまずはボールがどのような軌道で浮くのかを確認しましょう。
サッカーの蹴り方特集! ヒールキックとは?
ヒールキックの特徴
② ボールを失うリスクが高い
ヒールキックの蹴り方
ヒールキックのコツ
②小さなモーションで
ヒールキックの蹴り方のコツは、いかに相手ディフェンダーの意表を突くかです。
そのため、大きなモーションになってしまうと相手ディフェンダーに読まれてしまうので、できるだけ小さなモーションでかかとでキックすることがヒールキックのコツといえます。
ヒールキックの練習方法
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サッカーの蹴り方特集! シュートの蹴り方
そして狙うコースによって浮き球かグラウンダーの2種類のうちどちらかを選択するわけです。
インステップキックで低くて強いシュートの打ち方は、インパクトと同時に上体を被せることです。上体を被せることで低くて強いキックになり、逆に強い浮き球のシュートの打ち方は、上体をやや後方に反らします。この上体を被せるか反らすかを使い分ける打ち方で、シュートコースを蹴り分けることができます。
シュートフォームはしっかり安定・固定させることが重要です。
シュートのコツ
浮き球・グラウンダーを蹴り分ける
シュートの打ち方でコツとしてあげておきたいのが、ゴールのどこを狙うかということです。
過去のある時点でのUEFAチャンピオンズリーグの全得点が、ゴールを6分割してどのコースに決まったかを表したデータを見てみると、
左上 11.6%
左下33.1%
中央上 8.2%
中央下 14%
右上8.9%
右下 24.2%
つまり、ゴールキーパーが苦手としている狙うべきコースはゴール左下もしくは右下ということを常に意識しながら練習することが効果的と言えます。
インステップキックでのシュートの打ち方
インステップキックの打ち方で一番重要なのが先ほども触れたシュートコースです。
蹴り方はインステップキックで、浮き球、グラウンダーの両方を蹴り分けるようにします。
コースを狙う打ち方のコツは、軸足です。この軸足をコースに向けて蹴る打ち方を取得しましょう。
インサイドキックでのシュートの打ち方
インフロントキックでのシュートの打ち方
アウトフロントキックでのシュートの打ち方
ループシュートの打ち方
キーパーからループシュートと読まれないようにするため、ドリブルスピードを弱め、インステップで低く蹴ると見せかければキーパーは低く構えます。低く構えたキーパーを確認してから頭越しにループシュートという打ち方です。
シュートの練習方法
まずはインステップキックの蹴り方、シュートフォームを正しく覚えることが必要です。
次に実際にゴールに向かってシュートしますが、ここではゴール左右下にコーンを置き、そのコーンを狙ってインステップキックでシュートを行います。
他にもサイドからのグラウンダークロスに合わせるインサイドキックの打ち方も練習することで様々な場面で対応できるようになります。
まとめ
ボールの下に足を滑らせてカーブをかける蹴り方、アウトサイドにひっかけてシュート回転させる蹴り方と、数種類の中から選手は瞬時に適切な蹴り方を選択し、行動に移すわけです。
これだけの種類の蹴り方があり、それぞれフォームのコツがあるわけですが、ほぼ基本的に共通していることは①足首を固定する②軸足を強く踏み込むという2点です。
シュートの打ち方・パスの出し方、特に初心者では①②の2点のコツを抑えながら練習すると効果的です
最後までお読みいただきありがとうございました。
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