2020年1月17日 更新

偽9番とは?偽9番のポジションと戦術的な活用方法を解説!

サッカーではゼロトップシステムという攻撃的な戦術がありますが、その中心を担うのが偽9番です。ストライカーとしてゴールを狙うことはもちろんですが、高いテクニックでゲームメイクをすることも求められます。また、偽9番を機能させるためには、チーム戦術の整理も必須となります。

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ゲームメイク力

柴崎 岳 / Gaku Shibasaki on Instagram: “開幕戦勝利⚽️.+3 y seguimos peleando💪” (102083)

偽9番にゲームメイク力がなければ偽9番を行うメリットが薄れてしまいます。

偽9番がせっかく中盤に下りてきたとしても、そこで有機的にポゼッションに加わることができなければ攻撃のリズムは悪くなってしまいます。

ポゼッションに加わる時もただボールを回すだけでは不十分です。ポゼッション率を高めつつ、どのようにボールを動かせばゴールを奪うことができるのか考えてゲームメイクする必要があります。

決定力

大弥 on Instagram: “明日はこいつの力を借りる。#レバンドフスキ#9分で5ゴール#明日はそんな感じで勝つ!!” (102085)

偽9番は中盤に下りてゲームメイクも行いますが、やはりフォワードとして決定力は欠かすことはできません。

決定力が高い選手でありながら、中盤の組み立てなどにも大きく貢献できる選手が偽9番を務めます。決してゲームメイカーの延長線上に偽9番があるわけではありません。

偽9番も純粋な9番同様に高い決定力でゴールを奪い、チームの勝利に貢献することがとても大切な役割です。

偽9番の難点

偽9番を採用するチームは決して多くはありません。それは多くのメリットが得られる一方、クリアしなければいけない条件やデメリットがあるからです。そうした課題を克服しなければ、偽9番を採用することは難しくなります。

偽9番を務めることができる選手がいない

偽9番はフィニッシュと組み立てのシーンで中心的な役割を担う必要があります。

どちらかが優れていれば良いのではなく、両局面で質の高いプレーが求められるため、偽9番を務めることができる選手は多くありません。

十分な能力を有していない選手が偽9番の役割を務めると、フィニッシュワークもゲームメイクもどっちつかずになり、プレーの質が逆に下がります。
能力のキャパシティーをこえてどちらも中途半端になる様なら、どちらかの役割に専念する方が個人もチームもパフォーマンスは維持できます。

1人に依存したシステム

偽9番に多くの役割を与える分、その選手に依存度が大きくなります。

偽9番が厳しいマークに会い、十分なパフォーマンスを発揮できなければ、チームの攻撃は機能しなくなってしまいます。

また、偽9番が怪我などで欠場する場合、代役を立てることは難しく、システム自体の変更を余儀なくされる場合もあります。
その様な状況になると、普段積み重ねてきたものを十分に発揮できなくなります。

1人を生かす戦術の整理

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偽9番を採用するときは、偽9番の力を最大限に生かすためにチーム全体のシステムを整える必要があります。

比較的自由にプレーする偽9番のために、チームとしての決まりごとがなければ機能しません

例えば偽9番が下りてきた時に、代わりに相手の背後を狙う選手は誰なのか決めておかなければ得点を奪いにくくなります。
また、トップレベルになればなるほど誰かのために役割を決められることを嫌がる選手もいます。そうした選手をうまくチームに組み込むマネジメントも必要です。

乱れる守備バランス

偽9番を採用することで、自分たちの守備バランスが崩れることがあります。

偽9番はポジションのバランスをあえて崩し、局面で数的優位を作りゲームの主導権を握ることが狙いです。しかし、局面で数的優位を作り出そうとすれば必ず人が足りないエリアがでてきます

例えば、ポゼションに加わろうと中盤まで下りた時にボールを失えば、相手センターバックはフリーとなっています。そこで相手センターバックい精度の高いロングボールなどを蹴られてしまえば一気にピンチになってしまいます。

代表的な偽9番とは?

偽9番として世界で活躍する選手はそれほど多くありません。偽9番はそれほど特殊で、特別な力を持っていなければ務めることができない役割ということです。

今回紹介する3人は総合的に高い攻撃能力を備えつつ、自らの特筆する武器を駆使して偽9番として活躍し、ゼロトップシステムをチームとして機能させました。

リオネル・メッシ

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世に偽9番・ゼロトップを広めた選手といえばリオネル・メッシ選です。

彼の最大の武器は何と言っても切れ味鋭いドリブルです。中盤にするすると下りていきスペースを見つけ、そこでボールを受けるや否やドリブルを開始し、相手守備陣を翻弄します。かといってメッシ選手はドリブルだけの選手ではなく、パス・シュートを行う状況判断も素晴らしく彼を止めることは困難を極めます。

その才能が圧倒的すぎるため、現代サッカーおいて守備のタスクを免除されている稀有な存在です。

フランチェスコ・トッティ

kazuyoshi on Instagram: “#永遠に好きな選手#フランチェスコトッティ#totti” (102060)

ローマで偽9番として活躍し、ゼロトップシステムを機能させた選手がフランチェスコ・トッティ選手です。

トッティ選手は卓越したテクニックに加え、強靭なフィジカル能力を持っています。厳しいマークを受けても、フィジカルコンタクトでボールを守り簡単に失いません。トッティ選手がボールを失わないからこそ、味方の選手はトッティ選手にボールが渡れば迷いなく相手の背後に飛び出すことができます。

トッティ選手が偽9番として大車輪の活躍を見せ、彼の所属するローマは躍進しました。
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