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サッカーのドリブルフェイント特集!絶対覚えておきたい6つの技とは?

サッカーのドリブルフェイント特集!絶対覚えておきたい6つの技とは?

サッカーの中でも醍醐味ともいえる、テクニックを使ったドリブルフェイントですが、実際にやってみようとしてもなかなか上手にできないというジュニア年代の選手も多いかと思います。ここではサッカーのドリブルフェイント特集として、絶対覚えておきたいつ6つの技を紹介します。

2022.12.08 サッカー

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サッカーのドリブルフェイントとは

ディギー Mizuki on Instagram: “L E G E N D.ピッチレベルで90分間観れるという素敵な体験をさせていただきました?.#VisselInstaMeet#VisselKobe#ヴィッセル神戸#WeAreKobe approved by @jleaguejp” (57783)

サッカーにおいてドルブルで相手ディフェンスを抜くためのフェイントは、クリスチャーノ・ロナウドが得意とする縦に抜けるシザース、イニエスタが得意とする横にずらして抜けるダブルタッチ、宇佐美も使うキックフェイントから抜けるクライフターンなど、数多く存在します。
ボールを保持した選手が相手ディフェンダーと対峙し、これらの抜き技を駆使して鮮やかにディフェンダーを置き去りにするシーンは圧巻の一言です。
一見難しいように見えますが、練習することによって取得できる技ばかりなので、是非この機会に覚えて自分の抜き技テクニックとして取得しましょう。

サッカーのドリブルフェイント①シザース

【これぞクリロナ】クリスティアーノロナウド 超絶なシザース特集 super play

サッカーのドリブルフェイントの中でも比較的使用頻度の高い足技で、ボールをまたいで相手ディフェンスを騙すテクニックですが、ユヴェントスに所属するクリスチャーノ・ロナウドが得意とするドリブルフェイントです。
シザースのやり方は、ドリブルしながらアウトサイドでボールを蹴ると見せかけるキックフェイントから、ボールをまたいだ方向へ行くと見せかける体重移動を行い、ディフェンスがひっかかった瞬間に一気に抜き去ります。
ポイントは、ボールをまたぐ瞬間は体の軸を動かさず、頭の位置も動かさないことです。軸がぶれてしまうと、またぐスピードが落ちてしまい、ディフェンスを騙すことができません。

クリスチャーノ・ロナウドから学ぶシザース

クリスチャーノ・ロナウドのシザースの特徴は上体や頭の位置が全くぶれないという点です。
ジュニア年代のサッカーでよく見られるのが、上半身が左右に大きく揺れてしまうシザースですが、上体を左右に大きく揺らしてしまうと細かく素早いシザースをすることができません。
さらに足だけを大きく振り回すだけでは、かなりのエネルギーを使ってしまうばかりか、相手ディフェンスはフェイントにひっかかりません。クリスチャーノ・ロナウドのテクニックである上体や頭の位置がぶれないシザースをされると、ディフェンスは左右どちらに行くのか全くわからない状態になるため、参考にしましょう。

シザースの練習方法

小学生がシザースを実践で使えるようになる4段階のトレーニング【元Jリーガーの少年サッカー指導者が教える魔法の練習法】(ドリブル、フェイント、1対1)《小学生》《ジュニア》《初心者》

①ボールを置いた状態で、左右両足でまたぐ練習を行います。
このときのポイントは、ボールの真上をまたぐのではなく、常に足を前に出しながら大きくまたぐことです。
②ボールをうまくまたげるようになったら、次はステップをふみながらリズミカルにボールをまたぎます。
スピードをあげてまたぐことが難しい方は、肘を曲げて肩甲骨をグルグル回すイメージで上半身と下半身をうまく連動させるようにまたぎます。
③マーカーをディフェンスに例え、実際にドリブルしながらまたぎます。
ポイントはシザースを開始するタイミングです。およそマーカーから3歩手前がDFの足が届かず最適なタイミングとなります。
④次は連続2回にチャレンジします。

サッカーのドリブルフェイント②クライフターン

クライフ

クライフターンという技名は、伝説のサッカー選手であるヨハン・クライフが見せたドリブルフェイントが由来で、蹴り足でキックフェイントを見せ、蹴り足のインサイドでボールを軸足の裏側に通して切り返し、軸足方向に押し出すテクニックです。
クライフターンのメリットは、ボールを相手の前ではなく、自分の後ろを通すことで相手にボールを奪われにくい点です。
クライフターンのコツは、キックフェイントを上手に見せる点です。そして軸足の位置が後ろすぎると切り返した際にボールが上手く軸足の後ろを通らず、軸足に当たってしまうので、軸足はなるべく前方向に置きます。上体は進む方向に傾けておくことで、体のターンが早くなります。

クライフターンの練習方法

クライフターンの練習|サッカー動画ならサカチャン

クライフターンの練習方法として重要なのが、キックフェイントの精度です。まずはキックフェイントのレベルを上げ、上手くできるようになったら、軸足の後ろを通す練習を行いましょう。
また、キックフェイントのポイントは2つです。

①視線をキックすると見せかける方向へ向ける。
②軸足側の腕を上げ、キックモーションを大きく見せる。

この2点のポイントがマスターできればキックフェイントは完成です。
キックフェイントの軸足の位置はボールのやや前に置き、上体は軸足側に傾けたまま、蹴り足のインサイドでボールを横へ押し出し、切り返したらなるべく早く軸足でボールをタッチしましょう。

サッカーのドリブルフェイント③ステップオーバー

振り向き&シュートの基本抜き技! ステップオーバーターン Step Over Turn /Basic Football Skill

ステップオーバーは、シザースがアウトサイドで蹴るキックフェイントからボールを内側から外側へまたぐのに対し、インサイドでボールを蹴るキックフェイントからボールを外側から内側へまたぐドリブルフェイントです。
相手ディフェンスと向き合ってからの1対1だけではなく、相手ディフェンスを背にした状態からも使えるドリブルテクニックで、比較的簡単な抜き技として知られています。
そのため、相手ディフェンスを背にして味方からボール受ける機会が多いフォワードなどは、その状態からステップオーバーを見せて、逆方向にターンをすることで一瞬で前を向く状況を創り出すことができるおすすめのドリブルフェイントです。

ステップオーバーの練習方法

初心者向け!ステップオーバー サッカーが今より楽しくなるボールコントロール基本 Vol.2

①ボールを置いた状態でボールを外側から内側へまたぎます。
②着地で膝を曲げると同時にバランスを保ちます。
③着地したら足の向きをかえ、軸足を曲げます。
④再びボールを外側から内側へまたぎます。

この①~④の動作を繰り返し練習しましょう。
最初はゆっくりと確認しながら行い、だんだんとリズムよくステップを踏むようにスピードをあげていきます。またいだ足の反対側の足の踏み込みで反発するように次のまたぎの動作に入るため、またいだ足だけで着地するのではなく、キチンと反対側の足も着地することがポイントです。そして体をひねるような動作をすると動きがリズミカルになります。

サッカーのドリブルフェイント④ダブルタッチ

【イニエスタ】世界一美しいダブルタッチ 史上最高のフットボーラー これほどサッカーを簡単に魅せる選手はいない バルセロナAndres Iniesta

ダブルタッチはサッカーの試合でも多く使われるドリブルフェイントの一つで、ヴィッセル神戸で活躍するイニエスタが得意とする足技です。その技名は両足で連続でタッチすることから名づけられました。
ダブルタッチのやり方は、相手ディフェンスが足を出してきたタイミングで足のインサイドでボールを横へずらし、すぐさま反対側のインサイドでボールを前へ押し出します。
とても簡単なドリブルフェイントに見えますが、意外に難しい足技です。しかしダブルタッチを覚えれば1対1ではかなり優位に立つことができます。
ポイントは最初のタッチでボールを前に出さないことです。前に出してしまうと相手DFの足が届いてしまうので、真横か斜め後ろにタッチするようにしましょう。

ダブルタッチの練習方法

【メッシやイニエスタの得意技】ダブルタッチ 〜明日からできる!やり方編〜

①ボールを利き足のインサイドに置き、肩幅より少し広めに両足を広げます。
②横にジャンプしながらボールを押し出し、着地と同時に反対側の足のインサイドで止めます。
③最初は少しのジャンプで行い、慣れてきたらできるだけ横へ大きくジャンプします。
④横へ大きくボールを押し出しながらジャンプし、反対側の足のインサイドで止めることができたら、ボールを止める側の足のインサイドの向きを前に向けたらダブルタッチの完成です。

ダブルタッチの練習方法のポイントは、ファーストタッチのイメージで、インサイドで蹴るのではなく、インサイドで押し出す、もしくは弾くというイメージです。そして受けるほうの足を素早く出すということが重要です。

サッカーのドリブルフェイント⑤ルーレット

【不可能なスキル】マルセイユルーレットで相手DFをかわす天才プレイヤー達!誰も真似できないような神業

ルーレットは別名、マルセイユルーレットとも呼ばれますが、その技名はマルセイユ出身のジダンが得意としたドリブルフェイントであることから名づけられました。
ドルブルでスピードにのった際にはもちろん、数人のディフェンスに囲まれたような局面を打開する際にも威力を発揮するため、是非とも覚えておきたいドリブルフェイントの一つです。
ルーレットのやり方は、体をディフェンスに対してやや横に向け、ディフェンス側の足でボール後ろに引きながら体をターンし、反対側の足裏でボールをフォローします。
相手を背中でブロックしてターンするため、ディフェンスからボールが一瞬消えるようなブラインド効果がルーレットの最大のメリットです。

マルセイユルーレットの練習方法

【遠藤コーチ】マルセイユ・ルーレットの練習方法とコツをご紹介☆

①ボールを置いて、ボールの上に片足を乗せてターンします。
②イメージを掴んだら、次は両足で順番に2タッチしながらターンします。
③体の動きがイメージできたら、次はボールの可動域を確認します。
まず右足でボールを引き、左方向に体をターンさせて左足裏で引きます。左側にターンするときに、右側の臀部から腰で相手をブロックします。

①~④の練習を一つ一つ確認しながら行い、できるようになったらルーレットの一連の動きにチャレンジしてみましょう。

サッカーのドリブルフェイント⑥ストップ&ゴー

簡単!ストップ&ゴーでDF置き去りにするドリブルフロー Dribble Flow of Stop & Go

サッカーのドリブルフェイントの中でも比較的簡単で、しかも試合で使えるストップ&ゴーは、ドリブルでディフェンスと並走している際にとても有効なドリブルフェイントです。
サイドを突破している際にディフェンスに追いつかれそうになる場面がありますが、このストップ&ゴーを使えばディフェンスを置き去りにできます。
ストップ&ゴーのやり方は、ドリブル中に蹴り足の裏で少しボールを一瞬止め、ディフェンスが止まった瞬間に一気に加速します。ストップ&ゴーは、緩急の使い方重要になります。

ストップ&ゴーの練習方法

【サッカー基礎】31ドリブル あしのうら(ストップ&ゴー) 解説あり

①利き足の裏でボールを横に転がしながら一度足の裏でボールを止めて再び転がします。
ボールを足の裏で止める際は、一度進行方向と逆にずらし、その後再び進行方向へずらすようにしましょう。最初はゆっくりと行い、慣れてきたらスピードを上げてチャレンジしてみましょう。
②利き足と逆の足でやってみましょう。
ストップ&ゴーは、片足だけ使うわけではなく、例えば右足でドリブルして右足で一瞬ボールを止め、素早く左足のインサイドで加速する方法もあります。

サッカーのドリブルフェイント特集!覚えておきたい技まとめ

luna on Instagram: “もちろん日本を応援してたけど、アルゼンチンとの試合を見てからぜぇっっったいこうなると思ってた?強すぎた?❤️クロアチアには申し訳ないないけど決勝じゃないみたいだった彼がまだ19歳なんて末恐ろしい?#ワールドカップ#フランスおめでとう#エムバペ#優勝#準優勝もすごい” (57785)

サッカーのドリブルで絶対に覚えておきたい6つの技、シザース・クライフターン・ステップオーバー・ダブルタッチ・ルーレット・ストップ&ゴーを紹介しました。
どのドリブルフェイントも共通していえるのが、基本となるボールタッチテクニックが備わっていることが必要です。
その前提に基づいてプロのサッカー選手のドリブルフェイントを何度も自分の目で見て頭にやきつけ、様々なテクニックを参考にすることが技を覚える近道になります。
様々なドリブルフェイントを身につけ、ディフェンスを何人も置き去りにしましょう。

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