4スタンス理論とは?サッカーの選手の特徴を4つのタイプに分けよう
4スタンス理論とは、身体に重心をかける場所のクセや特徴を4つのタイプに分けて考える理論です。4スタンス理論は、とくにサッカーやゴルフなどのスポーツ界で活用されています。自分のタイプにあった練習をすると、技術の向上が期待できるので、自分のタイプをチェックしてみましょう。
2021.12.16
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サッカー
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4スタンス理論とは?
via pixabay.com
4スタンス理論とは、スポーツ整体師で一般社団法人レッシュ・プロジェクトの代表をしている廣戸聡一が提唱した人の身体のクセや特性を4つのタイプに分類する理論です。とくに、スポーツ界で重要な役割を果たしています。
4スタンス理論ではA1、A2、B1、B2の4つのスタンスのタイプに分けられていて、自分のスタンスを把握するとうまく身体を使えるようになり、試合でのパフォーマンス向上も期待できます。
4スタンス理論ではA1、A2、B1、B2の4つのスタンスのタイプに分けられていて、自分のスタンスを把握するとうまく身体を使えるようになり、試合でのパフォーマンス向上も期待できます。
4つのタイプの特徴
提唱されている4つのタイプは、重心をかける場所によって分けられています。
【A1】
・つまさきの内側に重心
【A2】
・つまさきの外側に重心
【B1】
・かかとの内側に重心
【B2】
・かかとの外側に重心
人は無意識に、自分が重心をかけやすいところでバランスをとります。好きなスポーツ選手の動きを真似してもうまくできない場合、その選手とスタンスのタイプが違う可能性があるでしょう。
【A1】
・つまさきの内側に重心
【A2】
・つまさきの外側に重心
【B1】
・かかとの内側に重心
【B2】
・かかとの外側に重心
人は無意識に、自分が重心をかけやすいところでバランスをとります。好きなスポーツ選手の動きを真似してもうまくできない場合、その選手とスタンスのタイプが違う可能性があるでしょう。
4スタンス理論の注意点
指導者と自分のタイプが違う場合、指導された通りの動きができない場合があります。
普段の練習で違和感を感じたり、力を発揮できていないと感じたら、自分のタイプを確認してみましょう。練習時の違和感は、自分と指導者のタイプが違うことで起こっている可能性もあります。
普段の練習で違和感を感じたり、力を発揮できていないと感じたら、自分のタイプを確認してみましょう。練習時の違和感は、自分と指導者のタイプが違うことで起こっている可能性もあります。
どのタイプが正しいの?
via unsplash.com
4スタンス理論のタイプは、あくまでその人がどこに重心をかけているかを4つに分けたもので、このタイプが正しいというのはありません。
実際に、プロで活躍しているサッカー選手を4スタンス理論で分けるとバラバラであり、正解はないとわかります。
実際に、プロで活躍しているサッカー選手を4スタンス理論で分けるとバラバラであり、正解はないとわかります。
4スタンス理論で分けるサッカー選手のタイプ
A1のサッカー選手 | 本田圭佑、ペレ、中村俊介 |
A2のサッカー選手 | 長友佑都、ロナウジーニョ |
B1のサッカー選手 | ジダン、岡崎慎司 |
B2のサッカー選手 | 香川真司、マラドーナ |
プロの世界で活躍するスポーツ選手のなかには、4スタンス理論を学んで自分の練習に取り入れている選手もいます。
4スタンス理論のタイプのチェック方法
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4スタンス理論のタイプで、自分がどのタイプになるかは、家で簡単に確認できます。
【4スタンス理論のセルフチェック方法】
①AタイプとBタイプのどちらかを確認する
②1タイプと2タイプのどちらかを確認する
③①と②でチェックしたものを組み合わせて、A1、A2、B1、B2のどれに当てはまるかを出す
タイプチェックをしてみると自分が思っていたタイプとは違うこともあるので、1度確認してみましょう。
【4スタンス理論のセルフチェック方法】
①AタイプとBタイプのどちらかを確認する
②1タイプと2タイプのどちらかを確認する
③①と②でチェックしたものを組み合わせて、A1、A2、B1、B2のどれに当てはまるかを出す
タイプチェックをしてみると自分が思っていたタイプとは違うこともあるので、1度確認してみましょう。
緊張して身体がこわばっていると、チェックがうまくできません。チェック前には深呼吸し、リラックスした状態でおこないましょう。
AタイプとBタイプのチェック方法
AタイプとBタイプのチェックをするときは、壁を使用します。2つのチェックで態勢が取りやすい方が自分のタイプとなります。
【チェック1の確認方法】
①身体の正面を壁側に向けて立つ
②顔を壁から離さないようにしゃがむ
→Aタイプ
【チェック2の確認方法】
①背中を壁側に向けて立つ
②背中を壁に向けたまま、背筋を曲げないようにしてしゃがむ
→Bタイプ
【チェック1の確認方法】
①身体の正面を壁側に向けて立つ
②顔を壁から離さないようにしゃがむ
→Aタイプ
【チェック2の確認方法】
①背中を壁側に向けて立つ
②背中を壁に向けたまま、背筋を曲げないようにしてしゃがむ
→Bタイプ
1タイプと2タイプのチェック方法
1タイプと2タイプのチェックは、イスに座った状態でおこないます。2つのチェックで立ち上がりやすい方が自分のタイプとなります。
【チェック1】
①イスに浅く座る
②ふとももに手のひらを下にして置く
③手でふとももを内側にひねりながら立ち上がる
→1タイプ
【チェック2】
①イスに浅く座る
②ふとももに手のひらを下にして置く
③手でふとももを外側にひねりながら立ち上がる
→2タイプ
【チェック1】
①イスに浅く座る
②ふとももに手のひらを下にして置く
③手でふとももを内側にひねりながら立ち上がる
→1タイプ
【チェック2】
①イスに浅く座る
②ふとももに手のひらを下にして置く
③手でふとももを外側にひねりながら立ち上がる
→2タイプ
自分でやりづらければ、人に手伝ってもらうのもよいでしょう。手伝ってもらう場合は、背後からではなく正面からふとももを押さえてもらいます。
4スタンス理論で自分のタイプを見つけてみよう
via pixabay.com
4スタンス理論を活用すれば、今よりも自分が蹴りやすいサッカーボールの蹴り方を見つけることや、走りやすいフォームを発見することができます。
今のプレースタイや練習が自分にあっているのか悩んだときは、4スタンス理論を使用してチェックするのがおすすめです。
今のプレースタイや練習が自分にあっているのか悩んだときは、4スタンス理論を使用してチェックするのがおすすめです。
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