4スタンス理論とは?サッカーの選手の特徴を4つのタイプに分けよう
4スタンス理論とは、身体に重心をかける場所のクセや特徴を4つのタイプに分けて考える理論です。4スタンス理論は、とくにサッカーやゴルフなどのスポーツ界で活用されています。自分のタイプにあった練習をすると、技術の向上が期待できるので、自分のタイプをチェックしてみましょう。
Writer
公式ライター トラマル
4スタンス理論とは?
4スタンス理論ではA1、A2、B1、B2の4つのスタンスのタイプに分けられていて、自分のスタンスを把握するとうまく身体を使えるようになり、試合でのパフォーマンス向上も期待できます。
4つのタイプの特徴
【A1】
・つまさきの内側に重心
【A2】
・つまさきの外側に重心
【B1】
・かかとの内側に重心
【B2】
・かかとの外側に重心
人は無意識に、自分が重心をかけやすいところでバランスをとります。好きなスポーツ選手の動きを真似してもうまくできない場合、その選手とスタンスのタイプが違う可能性があるでしょう。
4スタンス理論の注意点
普段の練習で違和感を感じたり、力を発揮できていないと感じたら、自分のタイプを確認してみましょう。練習時の違和感は、自分と指導者のタイプが違うことで起こっている可能性もあります。
どのタイプが正しいの?
実際に、プロで活躍しているサッカー選手を4スタンス理論で分けるとバラバラであり、正解はないとわかります。
4スタンス理論で分けるサッカー選手のタイプ
A1のサッカー選手 | 本田圭佑、ペレ、中村俊介 |
A2のサッカー選手 | 長友佑都、ロナウジーニョ |
B1のサッカー選手 | ジダン、岡崎慎司 |
B2のサッカー選手 | 香川真司、マラドーナ |
4スタンス理論のタイプのチェック方法
【4スタンス理論のセルフチェック方法】
①AタイプとBタイプのどちらかを確認する
②1タイプと2タイプのどちらかを確認する
③①と②でチェックしたものを組み合わせて、A1、A2、B1、B2のどれに当てはまるかを出す
タイプチェックをしてみると自分が思っていたタイプとは違うこともあるので、1度確認してみましょう。
AタイプとBタイプのチェック方法
【チェック1の確認方法】
①身体の正面を壁側に向けて立つ
②顔を壁から離さないようにしゃがむ
→Aタイプ
【チェック2の確認方法】
①背中を壁側に向けて立つ
②背中を壁に向けたまま、背筋を曲げないようにしてしゃがむ
→Bタイプ
1タイプと2タイプのチェック方法
【チェック1】
①イスに浅く座る
②ふとももに手のひらを下にして置く
③手でふとももを内側にひねりながら立ち上がる
→1タイプ
【チェック2】
①イスに浅く座る
②ふとももに手のひらを下にして置く
③手でふとももを外側にひねりながら立ち上がる
→2タイプ
4スタンス理論で自分のタイプを見つけてみよう
今のプレースタイや練習が自分にあっているのか悩んだときは、4スタンス理論を使用してチェックするのがおすすめです。
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