サッカーの日本代表の歴代レジェンドランキングと歴代ベストイレブンとは?
サッカーの日本代表の歴代レジェンドとは、日本代表として優れた功績を残してきた選手です。サッカーのレジェンドランキングには中田英寿や釜本邦茂、奥寺康彦などがあげられます。歴代ベストイレブンとは、日本代表の歴代レジェンド達による最強チームのことです。
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公式ライター Activel_director
サッカーの日本代表選手とは?
過去に活躍したサッカー日本代表選手では、三浦知良・ラモス瑠偉・中山雅史などのドーハの悲劇を体験したメンバーや、日本代表を初めてワールドカップに導いた中田英寿が有名です。
サッカーの日本代表歴代のレジェンドランキング
15位:澤登正朗 ミスターエスパルス
生年月日 | 1970年1月12日 |
出身地 | 静岡県富士宮市 |
身長/体重 | 170cm/66kg |
ポジション | MF |
クラブ経歴 | 1993-2005:清水エスパルス |
日本代表歴 | 1988:U-20 |
1989-1992:U-2 | |
1993-2000:A代表 |
U-20時代から日本代表に選出された澤登選手は、1993年の清水エスパルス入団と同時にフル代表に選手され、背番号10を背負いました。国際Aマッチに16試合出場し、3得点を記録しています。
14位:三都主アレサンドロ スピードスター
生年月日 | 1977年7月20日 |
出身地 | ブラジルマリンガ |
身長/体重 | 178cm/69kg |
ポジション | MF/DF |
クラブ経歴 | 1997-2003:清水エスパル |
2004-2009:浦和レッズ | |
2007:レッドブル・ザルツブルク(loan) | |
2009-2012:名古屋グランパス | |
2013〜:栃木SC,FC岐阜など | |
日本代表歴 | 2002-2006:A代表 |
三都主選手は、2001年に日本国籍を取得しています。2002年から2006年までサッカー日本代表のサイドバックで活躍し、日韓大会・ドイツ大会の2度のW杯出場に大きく貢献しました。
13位:中澤佑二 ボンバーヘッド
生年月日 | 1978年2月25日 |
出身地 | 埼玉県吉川市 |
身長/体重 | 187cm/78kg |
ポジション | DF |
クラブ経歴 | 1996-1997:アメリカFC |
1999-2001:V川崎 | |
2002-2018:横浜F・マリノス | |
日本代表歴 | 2000:U-23 |
1999-2010:A代表 |
1999年9月8日の親善試合でフル代表デビューし、フィジカルの強さとヘディングの上手さを武器にセンターバックで活躍しました。中澤選手は、イギリスメディアが選ぶ21世紀の日本代表ベストイレブンに選出されています。
12位:中村俊輔 ファンタジスタ
生年月日 | 1978年6月24日 |
出身地 | 神奈川県横浜市戸塚区 |
身長/体重 | 178cm/71kg |
ポジション | MF |
クラブ経歴 | 1997-2002:横浜F・マリノス |
2002-2005:レッジーナ | |
2005-2009:セルティック | |
2009-2010:エスパニョール | |
2010-2016:横浜F・マリノス | |
2017-2019:ジュピロ磐田 | |
2019-:横浜FC | |
日本代表歴 | 1996-1997:U-19/20 |
1998-2000:U-21/22-23 | |
2000-2010:A代表 |
2000年から日本代表サッカーA代表に選出され、背番号10を背負い、W杯南アフリカ大会メンバーとしてベスト16入りに貢献しました。現在まで通算98試合に出場し、24得点をあげています。
11位:前園真聖 日本のジョージ・ベスト
生年月日 | 1973年10月29日 |
出身地 | 鹿児島県薩摩郡東郷町 |
身長/体重 | 170cm/68kg |
ポジション | MF/FW |
クラブ経歴 | 1992-1996:横浜フリューゲルス |
1997-2002:ヴェルディ川崎 | |
2003:安養LGチータース | |
2004:仁川ユナイテッドFC | |
日本代表歴 | 1995-1996:U-23 |
1994-1997:A代表 |
アトランタオリンピックでキはキャプテンをつとめ、ブラジルを破る大金星をあげたことから、マイアミの奇跡の立役者となりました。
ジョージ・ベストは、イギリスのベルファスト出身の北アイルランド代表だったサッカー選手です。MFやFWで活躍したジョージ・ベストは、マンチェスター・ユナイテッド在籍時代には11シーズンで2回の優勝を果たし、1968年には史上最年少でバロンドールを受章するなどの輝かしい成績を収めています。
10位:木村和司 伝説のフリーキック
生年月日 | 1958年7月19日 |
出身地 | 広島県広島市南区 |
身長/体重 | 168cm/64kg |
ポジション | MF/FW |
クラブ経歴 | 1981-1992:日産自動車 |
1992-1994:横浜マリノス | |
日本代表歴 | 1979-1987:A代表 |
1986年のW杯メキシコ大会アジア東地区最終予選で韓国と対戦したときにゴール正面約25mから決めたフリーキックの功績は、後世まで語り継がれています。
木村和司は、フリーキックのときの精密機械のような正確なボールコントロールと急激にカーブを描く鋭さが評価され魔術師と呼ばれるようになり、リーグ戦や国際試合で数々の功績を残しました。現在はフリーキックといえば中村俊輔が知られていますが、1900年代は木村和司が1番有名でした。
9位:中山雅史 日本人ワールドカップ初ゴール
生年月日 | 1967年9月23日 |
出身地 | 静岡県志太郡岡部町(現藤枝市) |
身長/体重 | 178cm/72kg |
ポジション | FW |
クラブ経歴 | 1990-1993:ヤマハ発動機 |
1994-2009:ジュピロ磐田 | |
2010-2012:コンサドーレ札幌 | |
2015-:アスルクラロ沼津 | |
日本代表歴 | 1990-2003:A代表 |
中山選手は、1998年のフランス大会のメンバーに選ばれ、ジャマイカ戦でW杯日本人歴代初ゴールを決めたことで、歴史に名を刻みました。
中山雅史は数多くの歴代記録の持ち主です。Jリーグでは最多得点と最年長記録、ワールドカップでは日本代表初ゴール、国際試合で最短ハットトリック記録を持ちます。2016年に佐藤寿人に抜かれるまでは、J1通算最多得点記録も保持していました。
8位:ラモス瑠偉 闘将
生年月日 | 1957年2月9日 |
出身地 | ブラジルリオデジャネイロ |
身長/体重 | 181cm/71kg |
ポジション | MF |
クラブ経歴 | 1975-1977:サージFC |
1977-1996:読売クラブ/ヴェルディ川崎 | |
1996-1997:京都パープルサンガ | |
1997-1998:ヴェルディ川崎 | |
日本代表歴 | 1989-1995:A代表 |
1989年に日本に帰化し、同年に日本代表に選出されると、激情しながら選手を鼓舞する姿から闘将の異名がつけられました。W杯への出場は叶いませんでしたが、間違いなく後の日本サッカーに影響を及ぼした選手であると称えられています。
ラモス瑠偉は、JSL時代やJリーグ時代を含めてトータルで8度のベストイレブンに輝くなど、大きな活躍を残した日本有数の司令塔です。
7位:井原正巳 アジアの壁
生年月日 | 1967年9月18日 |
出身地 | 滋賀県甲賀市 |
身長/体重 | 182cm/74kg |
ポジション | DF |
クラブ経歴 | 1990-1992:日産自動車 |
1993-1999:横浜マリノス | |
2000:ジュピロ磐田 | |
2001-2002:浦和レッズ | |
日本代表歴 | 1988-1999:A代表 |
井原選手は、遠藤保仁に抜かれるまではA代表キャップ数は122で歴代1位を誇り、長期に渡り日本代表として活躍しました。
1990年代に世界でリベロが活躍が目立ちはじめたことで、日本サッカーにリベロ待望論が沸き起こりました。当時活躍していた井原選手は、後の日本のリベロの下地を作ったとされています。しかし、現在では世界のサッカー戦術も変化し、リベロを採用する国やチームが減少してしまいました。
6位:川口能活 炎の守護神
生年月日 | 1975年8月15日 |
出身地 | 静岡県富士市 |
身長/体重 | 180cm/77kg |
ポジション | GK |
クラブ経歴 | 1994-2001:横浜F・マリノス |
2001-2003:ポーツマスFC | |
2003-2004:FCノアシェラン | |
2005-2013:ジュピロ磐田 | |
2014-2015:FC岐阜 | |
2016-2018:SC相模原 | |
日本代表歴 | 1995-1996:U-23 |
1997-2010:A代表 |
川口選手は、国際Aマッチ出場数は歴代3位、GKでは歴代1位の116試合を誇り、日本のサッカー史上で最も長い期間代表ゴールを守り続けました。
川口能活は、大舞台に強いメンタルを持つと高く評価されています。国際Aマッチでも幾度となくPKを阻み、無双状態に入ると神がかり的な活躍を見せてきました。日本代表GKは数多く存在しますが、川口能活には、ほかのGKにはない特別なオーラを感じるという選手が多数存在します。
5位:小野伸二 天才と呼ばれたプレイヤー
生年月日 | 1979年9月27日 |
出身地 | 静岡県沼津市 |
身長/体重 | 175cm/76kg |
ポジション | MF |
クラブ経歴 | 1998-2001:浦和レッズ |
2001-2005:フェイエノールト | |
2006-2007:浦和レッズ | |
2008-2009:VfLボーフム | |
2010-2012:清水エスパルス | |
2012-2014:ウェスタン・シドニー | |
2014-2019:北海道コンサドーレ札幌 | |
2019-:FC琉球 | |
日本代表歴 | 1998-2008:A代表 |
サッカー日本代表では、アジアカップ優勝やコンフェデレーションズカップ準優勝に貢献し、ドイツW杯に出場しています。小野選手は、世界大会とUEFAクラブ国際大会の全ての大会に出場した、歴代唯一の日本人サッカー選手です。
小野伸二は、受けてに優しく柔らかいパスを出すことから、一緒にプレーしている味方選手からの評価が高いことで有名です。小野伸二のパスは、日本ではエンジェルパス、オランダ移籍後はベルベット・パスと呼ばれて称されています。
4位:三浦知良 キング・カズ
生年月日 | 1967年2月26日 |
出身地 | 静岡県静岡市葵区 |
身長/体重 | 177cm/72kg |
ポジション | FW |
クラブ経歴 | 1986:サントス |
1986:パルメイラス | |
1986:マツバラ | |
1987:CRB | |
1987-1988:キンゼ・デ・ジャウー | |
1989:コリチーバ | |
1990:サントス | |
1990-1998:ヴェルディ川崎 | |
1994-1995:ジェノア(loan) | |
1999:NKディナモ・ザグレブ | |
1999-2000:京都パープルサンガ | |
2001-2005:ヴィッセル神戸 | |
2005-:横浜FC | |
2005:シドニーFC(loan) | |
日本代表歴 | 1990-2000:A代表 |
知名度の高い三浦知良は、日本サッカーの広告塔となり、多くのファン獲得に成功しました。日本代表のエースストライカーで長きに渡り君臨し続けたカズは、正にキングの名に値するレジェンドです。
キングの名前の由来は、1993年にドーハでおこなわれたW杯アメリカ大会のアジア最終予選での上手いパフォーマンスを評価し、地元ガルフ・タイムズ紙が大見出しでKING KAZUと報じたことです。
3位:奥寺康彦 欧州第1号
生年月日 | 1952年3月12日 |
出身地 | 秋田県鹿角市 |
身長/体重 | 177cm/75kg |
ポジション | FW/MF/DF |
クラブ経歴 | 1970-1977:古河電工 |
1977-1980:ケルン | |
1980-1981:ヘルタ・ベルリン | |
1981-1986:ブレーメン | |
1986-1988:古河電工 | |
日本代表歴 | 1970-1987:A代表 |
奥寺選手は欧州でプレーした日本人第1号で、当時世界最高峰といわれたドイツ・ブンデスリーガで活躍していました。日本代表の一員として国際Aマッチに32試合出場し、19得点をあげています。
奥寺は、瞬時に状況判断をおこない試合をコントロールする能力を備えているためGK以外の全てのポジションをこなせることから、ドイツで東洋のコンピューターと呼ばれていました。
2位:釜本邦茂 メキシコオリンピック得点王
生年月日 | 1944年4月15日 |
出身地 | 京都府京都市右京区太秦 |
身長/体重 | 179cm/79kg |
ポジション | FW |
クラブ経歴 | 1967-1984:ヤンマーディーゼル |
日本代表歴 | 1962-1963:ユース |
1964-1977:A代表 |
釜本選手は、日本代表のエースストライカーとして76試合に出場し、驚異の歴代最多75得点をあげる活躍を見せています。日本リーグベストイレブンに14回も輝いた釜本選手は、日本史上最強選手と称されています。
釜本は日本代表フォワードで歴代最多の75得点をあげていますが、得点だけではなく、アシストでも凄さをみせつけています。日本サッカーリーグでは7度の得点王に輝くとともに、3度のアシスト王のタイトルも獲得しています。
1位:中田英寿 日本人最高プレイヤー
生年月日 | 1977年1月22日 |
出身地 | 山梨県甲府市 |
身長/体重 | 175cm/72kg |
ポジション | MF |
クラブ経歴 | 1995-1998:ベルマーレ平塚 |
1998-2000:ペルージャ | |
2000-2001:ASローマ | |
2001-2004:パルマ | |
2004:ボローニャ(loan) | |
2004-2006:フィオレンティーナ | |
2005-2006:ボルトン(loan) | |
日本代表歴 | 1991-1993:U-17 |
1994-1995:U-20 | |
1995-2000:U-23 | |
1997-2006:A代表 |
中田選手は、本田圭佑のフィジカルと香川真司のテクニックを併せ持ち、日本代表監督の構想から外れることなく日本代表の中心選手として活躍したことからレジェンドランキング最高プレイヤーと言われています。
中田英寿は、29歳でむかえた2006年ワールドカップドイツ大会でグループリーグ敗退が決まると、好きなサッカーが楽しめなくなったことを理由に突然引退を表明して世間を驚かせました。数年後には、現役復帰する可能性があったことを認めています。
サッカーの日本代表の歴代ベストイレブンとは?
GK | 川口能活 |
SB | 井原正巳 |
SB | 松田直樹 |
LSB | 長友佑都 |
RSB | 奥寺康彦 |
OMF | ラモス瑠偉 |
OMF | 中田英寿 |
LMF | 小野伸二 |
RMF | 中村俊輔 |
FW | 三浦知良 |
釜本邦茂 |
各ポジションで目覚ましい活躍を見せ、日本サッカーに大きな功績を残してきたレジェンド選手が歴代ベストイレブンに選出されました。
ゴールキーパー
ブラジルの波状攻撃に対しても好セーブを連発し、強豪のブラジルを完封しています。2004年のアジアカップ準々決勝でのヨルダン戦でPKを連続で阻止すると、神と崇められました。
センターバック
松田直樹は、2011年に34歳の若さで急死していますが、闘争心あふれるプレーは、スペイン代表DFで活躍するセルヒオ・ラモスを彷彿とさせるものでした。
サイドバック
奥寺康彦はFWからDFまでオールラウンドに活躍することができ、攻撃参加が求められるサイドバックではトップクラスのレジェンドを確立しているため、最強イレブンに欠かせません。
オフェンシブミッドフィルダー
中田英寿は、代名詞であるキラーパスを武器に世界のトップレベルで戦い続けてきました。両者は、試合の流れを変えることができる日本最強のオフェンシブミッドフィルダーです。
サイドハーフ
中村俊輔は、サイドから中央に切れ込んでシュートとパスのどちらも狙える日本屈指のレフティーで、両者とも日本サッカー界でトップクラスの技術を持ちあわせています。
フォワード
釜本邦茂は両足から放たれる豪快で正確なシュートでゴールを量産してきたフォワードです。両者とも日本最強のストライカーと呼ばれています。
サッカー日本代表歴代レジェンド&ベストイレブン まとめ
ランキング2位の釜本邦茂は、サッカー日本代表をオリンピック銅メダルへと導いた史上最強フォワードです。日本代表のバトンは、釜本邦茂や奥寺康彦から三浦知良、中田英寿と現代に受け継がれ日々成長し続けています。
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