サッカーのくさびとは何か?【サッカー用語解説】
サッカー用語の中には、くさびという言葉があります。よくサッカー中継の中での実況や解説の口からも出てくる言葉ですが、このくさびとはいったいどのような意味なのでしょうか。ここではサッカーのくさびとは何か?と題して、その意味や効果などを徹底解説していきます。
Writer
公式ライター old_user_id: 211
サッカーの”くさび”とは?
よくサッカーの解説等で、楔(くさび)にパスを打ち込む、ポストに楔(くさび)を入れるなどと表現されることがあります。つまり楔(くさび)とポストプレーは密接な関係にあるわけです。
サッカーのくさびのプレー
正確には、くさびというプレーで有利な局面ができたという場面までをくさびと呼び、ボールを受けたフォワードのその後のプレーをポストプレーと呼びます。
サッカーにおけるくさびの受け手に求められる能力
サッカーのくさびを使ったプレーの効果①
相手ディフェンスのマークを外すことができる
くさびのパスとは、フリーな選手へのパスやドリブルだけでは相手陣内へ攻め切れないような状況のときに、相手ディフェンスのマークを外す効果を発揮します。
サッカーのくさびを使ったプレーの効果②
攻撃の起点になることができる
次にくさびのパスを受けたフォワードは、ディフェンスを引き付け、空いたスペースへパスを出すこともできます。このようにくさびを使ったプレーは次のプレーの選択肢が広がる攻撃の起点とされる効果を発揮します。ポストプレーにはキープ力が求められるので、キープ力に優れた選手を起用することで効果があがりあます。
世界のサッカーくさびのプレー①
フリックが得意なベンゼマのポストプレー
【ベンゼマのポストプレー技術解説】チームに連携を生み出すポストプレー
フリックとは、相手ディフェンダーを背にしながらボールを受ける瞬間に、足のアウトサイドを使ってこするようにし、ボールの軌道を変えて横や斜め前の選手に合わせるコンビネーションプレーです。ベンゼマはボールを受ける瞬間に数人の相手ディフェンスを引き付け、空いた選手へフリックでパスを繋げます。
世界のサッカーくさびのプレー②
くさびのパスから大迫の半端ないポストプレー
大迫勇也(Yuya Osako)選手の日本代表で求められるポストプレーのプレー集
そんな大迫のポストプレーの特徴は、グラウンダーのくさびのパスだけではなく、浮き球やゴールキックを直接抜群のトラップでキープし、攻撃の起点になる点です。抜群のボールコントロールを備える優れたサッカー選手です。
サッカー用語の”くさび”のまとめ
サッカー用語である楔(くさび)のプレーを覚えることで、さらに違う角度からサッカー観戦を楽しむことができるようになります。
商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。