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セントラルミッドフィルダーのランキングTOP10!世界最高の選手とは?

セントラルミッドフィルダーのランキングTOP10!世界最高の選手とは?

サッカーにおけるチームの主軸を担うポジションと言えばやはり、セントラルミッドフィルダーでしょう。ここではランキング形式で、世界最高レベルの現役セントラルミッドフィルダーを多数紹介します。サッカー観戦の参考にしてください。

2021.12.16 サッカー

世界最高のセントラルミッドフィルダーランキング10位

カゼミーロ

国籍::ブラジル
生年月日:1992年2月23日(26歳)
出身地:サン・ジョゼ・ドス・カンポス
身長:184cm
体重:80kg
在籍クラブ: レアル・マドリード(スペイン)

レアル・マドリーの中盤を支配する潰し屋

非常に球際に強くボール奪取が上手いこの選手は、攻撃への比重が強いレアル・マドリーの中盤のディフェンスを一手に引き受ける屈強なセントラルミッドフィルダーです。
バイタル番として相手のキープレイヤーの侵入を阻止することで危険の芽を摘む役割をこなし、クロースやモドリッチなど同じセントラルミッドフィルダーが攻撃参加することを助けます。
しかし自身は展開力に乏しい点があるため、ディフェンスに特化したMFだと言えるでしょう。

レアル・マドリーの伝統?アンカーとしてバランスをとる

レアル・マドリーは伝統的に攻撃的なスタイルのサッカーを志向しているのは有名ですが、セントラルミッドフィルダーにも、攻撃的なセンスの高い選手を配すことが当たり前となっています。
さらにウィングにもクリスチアーノ・ロナウドなど守備が免除された選手が起用されるため、カゼミーロのようなデフェンス能力に長け、1対1が上手いセントラルミッドフィルダーが、ディフェンス面の役割を担うことでバランスをとる必要があるのです。記憶に新しいところでは銀河系軍団を支えた有名なマケレレも同じ役割でレアル・マドリーのサッカーに貢献しました。
カゼミーロはそのような系譜を受け継いだ、レアル・マドリーに最適なセントラルミッドフィルダーだと言えるでしょう。

世界最高のセントラルミッドフィルダーランキング9位

マルコ・ヴェッラッティ

国籍:イタリア
生年月日:1992年11月5日(25歳)
出身地:ペスカーラ
身長:165cm
体重:60kg
在籍クラブ:パリ・サンジェルマンFC(フランス)

ピルロ2世と呼ばれたイタリアの司令塔的セントラルミッドフィルダー

世界トップレベルでプレイするサッカー選手としては非常に小柄ですが、パスの展開力にはスケールの大きさを感じますし、実直にハードワークするディフェンスにおいても、身体の小ささを苦にする様子もありません。
プロビンチャのユースで頭角を現し、16歳にしてトップに昇格を果たすと、すぐさまピルロの後継者として評価されましたが、イタリア国内でのステップアップを選ばずにパリ・サンジェルマンに移籍しました。
まだまだ若さゆえに感情をコントロールできない面が見えますが、なんとなくカッサーノに雰囲気が似ていてやんちゃだけど憎めないといった面もあります。

パスだけではなくドリブルにも光るものがある

ピルロ2世と呼ばれるだけあって、長短のパスを使い分けてチームのパスワークに貢献することができますが、ヴェラッティはピルロよりもドリブルで局面を変えるプレイも好むため、まったく同じプレイスタイルとは言えません。
この点ではより現代的な、セントラルミッドフィルダーの資質を持っているようですが、テクニックを過信するあまりキープし過ぎて、奪われる場面も時折見受けられます。
このような不安定さは、歳を重ねるごとに少なくなってきてはいますが、ピルロが引き合いに出されるために採点が厳しくなってしまうのも、才能があるがゆえの悩みかもしれません。

世界最高のセントラルミッドフィルダーランキング8位

チアゴ・アルカンタラ

国籍: スペイン、 ブラジル、イタリア
生年月日:1991年4月11日(27歳)
出身地 : イタリア バーリ
身長:174cm
体重:70kg
在籍クラブ:バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)

ドイツに渡り経験を積むバルサ育ちのセントラルミッドフィルダー

イタリア生まれのブラジル人でバルセロナ下部組織出身と、サッカー大国のエッセンスを身につけたセントラルミッドフィルダーです。
バルセロナに所属するセントラルミッドフィルダーはどうしても、トップチームのシャビやイニエスタという世界最高レベルで、生ける伝説となった選手と比較されてしまいますから、なかなかトップでの出場機会を得ることができません。
そこで彼は出場機会を求め、恩師であるグアルディオラが指揮を執るバイエルンに移籍し、ドイツの地で才能を開花させたのです。
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スペイン的なメソッドに独特のリズムを持つ

スペインで育成されたことで細かなパスワークを得意とし、狭いスペースでも的確なボールコントロールができるのですが、チアゴの場合はそれだけに留まらず、小気味の良いドリブルやブラジル的なトリッキーなプレイも好むため、単純にシャビやイニエスタの後継者に収まるような選手ではありません。
またプレイのテンポにもブラジル的な独特のリズムを感じることが多々あり、ゴール前など決定機に繋がるスペースに走り込む動きも上手いため、観ていて非常に楽しいMFです。

世界最高のセントラルミッドフィルダーランキング7位

フェルナンジーニョ

国籍: ブラジル
生年月日:1985年5月4日(33歳)
出身地:ロンドリーナ
身長:176cm
体重:67kg
在籍クラブ:マンチェスター・シティFC(イングランド)

攻守に優れ戦術理解度の高いブラジル人らしいセントラルミッドフィルダー

ブラジルという国は、攻撃的なスタープレイヤーを多く排出しているお国柄のため、逆にセントラルミッドフィルダーは攻撃参加は当然として、チームのバランスをしっかりとり、リスクマネージメントが上手い選手が多く輩出されていますが、その最たる存在がフェルナンジーニョです。
彼は戦術的なインテリジェンスが高く、バイタルのケアを行いながら得点能力やパス能力を発揮できる素晴らしいセントラルミッドフィルダーです。

ポジショニングにより相手のオフェンスを封じる

フェルナンジーニョのインテリジェンスは、ディフェンスにおけるポジショニングに良く現れており、相手オフェンス時に何気なくバイタルへのパスコースに入り込むことで、効果的なオフェンスを封じる動きを得意としています。
セントラルミッドフィルダーというと、積極的にプレスを行うイメージが強いかもしれませんが、フェルナンジーニョのように、ポジショニングの巧みさでパスコースを限定し、味方のプレスの効果を最大限に引き上げるというディフェンスの仕方も重要なのです。

世界最高のセントラルミッドフィルダーランキング6位

エンゴロ・カンテ

国籍: フランス、マリ
生年月日:1991年3月29日(27歳)
出身地:パリ
身長:169cm
体重:68kg
在籍クラブ: チェルシーFC(イングランド)

圧倒的な守備範囲と運動量を誇る「小さな巨人」

記憶に新しい2018ロシアWカップでフランスの優勝に、多大な貢献を果たしたセントラルミッドフィルダーです。小柄な身体を活かしたボール奪取能力と、圧倒的な運動量で行うカバーリングは世界一と言っても過言ではありません。
決勝戦ではモドリッチを試合から消すことに成功しており、危険な場所には必ず顔を出せる守備範囲の広さは驚異的なものがあります。
MFというポジションの制約を半ば無視するかのように、至る所で顔を出す彼の様なセントラルミッドフィルダーは、オフェンスでもディフェンスでもチームを大いに助けることができる、貴重なタイプのMFだと言えます。

攻撃面でも貢献できるクイックネス

小柄な身体は攻撃においても活かされており、セントラルミッドフィルダーとしてボランチでもサイドでも攻撃参加が上手い上に、クイックネスを利かせたドリブルは、世界レベルでも通用するものとなっています。
守備に長けたセントラルミッドフィルダーにありがちな、攻撃時に出来ることが少ないといったデメリットが無いため、どのようなクラブでも活躍することができる選手です。
また運動量に任せて無駄に走りまわるこということもなく、効果的な動きの連続でボールに絡むところから、非常に戦術的なインテリジェンスに優れていることもよくわかります。

世界最高のセントラルミッドフィルダーランキング5位

ヤヤ・トゥーレ

国籍: コートジボワール
生年月日:1983年5月13日(35歳)
出身地:ブアケ
身長:191cm
体重:90kg
在籍クラブ:マンチェスター・シティFC(イングランド)

大型セントラルミッドフィルダーの先駆者

現代サッカーでのトレンドとして、少し前から注目され始めた大型セントラルミッドフィルダーですが、ヤヤはその先駆者と言える選手で、身長やフィジカル的な強さが持ち味なアフリカ系選手ですが、足元のテクニックには独特の柔らかさがありしなやかで伸びのあるドリブルは非常に美しいものがあり、「黒いジダン」と呼びたくなるほどです。
また、動きに品があり何気ない動作にも流麗な雰囲気があり、非凡なテクニックを持つことがよくわかります。

バルセロナでは発揮できなかった得点能力

バルセロナでは、セントラルミッドフィルダーに歯車を上手に回せるブスケツのようなタイプの選手を求めるため、ブスケツにポジションを奪われるような形で、イングランドのマンチェスターシティーに移籍してしまいましたが、シティーにおいては高い得点能力を発揮し、トップ下のような動きもできるセントラルミッドフィルダーとして大いに活躍しました。
しなるようなキックから繰り出される、ミドルシュートや懐の深さや、長い脚を活かしたドリブルは、ダイナミズムが求められるイングランドのサッカーにハマり、世界的なMFとして評価されたのです。

世界最高のセントラルミッドフィルダーランキング4位

セスク・ファブレガス

国籍: スペイン
生年月日:1987年5月4日(31歳)
出身地:アレニズ・ダ・マール(英語版)
身長:180cm
体重:75kg
在籍クラブ:チェルシーFC(イングランド)

創造性豊かなパスで魅了する天才セントラルミッドフィルダー

わずか16歳でプレミアデビューし、卓越したパス能力で並み居るアーセナルの大先輩たちを駒のように使い、発展途上だったイングランドの国内リーグで、洗練されたサッカーテクニックを披露した世界的セントラルミッドフィルダーです。
視野の広さとスペースを見つける嗅覚を併せ持ち、抜群のテクニックで針の穴に糸を通すように、狭いスペースへスルーパスを出せるテクニックには目を見張るものがあります。
戦術眼も優れており、タイミングの良い飛び出しで得点することも多く、サッカーセンスが並外れて高い選手でもあります。

ブーイング動じず魅せ続けるプレー

バルセロナのカンテラ出身ということもありバルセロナに移籍しましたが、すでにメッシのためのチームになっていたため、活躍の場を得られずイングランドに戻ることになります。
しかし、古巣であるアーセナルではなく同じロンドンを本拠地にするチェルシーに移籍したため、今でもアーセナルサポーターからは、ブーイングされることもしばしばあります。
それでもセスクは動じることなく、世界最高レベルのプレイで観客をわかせているのです。

世界最高のセントラルミッドフィルダーランキング3位

セルヒオ・ブスケツ

国籍: スペイン
生年月日:1988年7月16日(29歳)
出身地:サバデイ
身長:189cm
体重:76kg
在籍クラブ: FCバルセロナ(スペイン)

スペインサッカーを体現するセントラルミッドフィルダー

スペインのサッカーではボランチとなる、セントラルミッドフィルダーをチームの「へそ」と呼び、チーム戦術を構築する基礎的なポジションとして重要視する考え方が浸透しています。
セントラルミッドフィルダーに求められる役割は多岐に渡り、そのすべてに高いレベルで応えられるセントラルミッドフィルダーを育成することが必要になりますが、そのようなスペイン的セントラルミッドフィルダーの代表格と言えば、ブスケツをおいて他にはいないでしょう。

バルセロナのチキタカを安定させるセントラルミッドフィルダー

ブスケツが所属するバルセロナのサッカーは、チキタカと呼ばれる圧倒的なパスワークで生み出されるポゼッションが売りのサッカーです。このパスワークを安定させるために、ブスケツの存在はなくてならないものとなっています。
派手なテクニックを見せるわけではないブスケツのプレイは、キープ力と、居るべき場所に必ず居るという上手いポジショニングは、簡単には真似ができるものではありません。

世界最高のセントラルミッドフィルダーランキング2位

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ポール・ポグバ

国籍: フランス、ギニア
生年月日:993年3月15日(25歳)
出身地:ラニー=シュル=マルヌ
身長:191cm
体重:84kg
在籍クラブ:マンチェスター・ユナイテッドFC(イングランド)

ギニアにルーツを持つ世界的なフィジカルモンスター

アフリカ系の選手はフィジカルに優れた選手が多い反面、戦術理解度やテクニックが二の次になりやすく、フィジカル頼みの選手に成長しやすいものなのですが、ポグバはフランスで育ち、イングランドのマンチェスターユナイテッドの下部組織で育成され、戦術理解度の高いベテランが多く所属するイタリアのユベントスでトップレベルの試合を経験したことで、単純なフィジカル一辺倒のセントラルミッドフィルダーではなく、非常に頭脳的な動きとプレイの奥行きを感じる選手になりました。

イタリアのサッカーに揉まれて大きく成長

ユベントスに移籍してしばらくは若いこともありプレイに感情が入り込みすぎることから、雑なプレイで評価を落とすことがしばしば見られましたが、経験を重ねることで優れたフィジカルをプレイに活かす賢さを学んだようです。
このあたりはフィジカル頼みの選手を効果的に試合に入らせない戦術的な深みは強いイタリアでプレイした影響が大きいと言えるでしょう。
イタリアのレジェンドでフィジカルが貧弱と言われながら世界一のレジスタと称されたピルロが居たことも彼にはプラスになったと思います。
現在の成長を今後も続けていくことで、ゆくゆくはサッカーの歴史に大きく名を残す伝説的なMFになることも不可能ではない選手です。

世界一の最強・最高セントラルミッドフィルダーランキング1位

ルカ・モドリッチ

国籍: クロアチア
生年月日:1985年9月9日(32歳)
出身地 : ユーゴスラビア ザダル
身長:172cm
体重:65kg
在籍クラブ:レアル・マドリード(スペイン)

すべてが高レベル!まさにセントラルミッドフィルダー

中盤を基本ポジションとするセントラルミッドフィルダーは、オフェンスにおいてもディフェンスにおいてもしっかりと活躍できなければなりませんが、それを高いレベルでこなせる選手として、やはりモドリッチは外せません。
唯一の欠点とも言える高さの無さを感じさせない運動量は、かつてユーベの心臓とまで言われた伝説的名選手ネドベドと比較してもまったく遜色なく、しかも東欧らしい繊細で柔らかなテクニックを併せ持つモドリッチは、現在世界最高のセントラルミッドフィルダーと言えるでしょう。

キレのあるドリブルを駆使して決定機を創り出す

Ryu on Instagram: “Luca Modric #10 🇭🇷 クロアチアのcaptain  ルカ・モドリッチ 今朝のアルゼンチン戦でのスーパーゴール⚽️ 思わず声が出た瞬間でした✨ カッコ良すぎてシビれる〜💓 #打つ瞬間 #worldcup2018 #W杯 #ワールドカップ #croatia…” (46767)

セントラルミッドフィルダーの大まかな役割は、DFラインから送られてくるボールを前線へと受け渡すものなので、基本的にセントラルミッドフィルダーを受け持つ選手はパスが上手いのは当然と言えます。
この点でモドリッチは上手いパスに加えて、小柄な体格を活かしたキレのあるドリブルを武器としており、これがモドリッチをラストパスだけの凡庸なMFとは違う存在にしています。
密集地帯でも、このドリブルを使って素早く反転し局面を打開できる上、小柄な身体でありながら想像以上のパワフルなミドルシュートを放つなど、セントラルミッドフィルダーとして高い次元で万能性を備えた選手なのです。

クレバーで戦術的な思考ができる

またモドリッチは試合の流れがよく見えているセントラルミッドフィルダーで、ここぞというタイミングで飛び出せたり、的確なポジションに動きパスを受けたり、逆にパスを通すことでチャンスを拡大することにも長けています。
さらに、ボールを運べるドリブルを織り交ぜることで戦術的に幅広いオフェンスを演出し、相手のディフェンスブロックを効果的に揺さぶることが非常に上手い選手なのです。
単純なパスもアウトサイドパスを使い分けることで、タイミングを読ませないようにするなど、プレイの一つ一つに高い知性を感じ、現代的なセントラルミッドフィルダーとしての完成形とはかくあるべしという感想を素直に抱けます。

有名選手から見る現代サッカーのセントラルミッドフィルダー

Luka Modric on Instagram: “Sutra je Veliki Dan... Idemo Hrvatska... 🇭🇷🙏🏻 Tomorrow is a big day! Let’s go Croatia! 💪🏻⚽️#IznadSvihHrvatska” (46374)

現代サッカーで有名なセントラルミッドフィルダーの選手は、やはりパスセンスや状況判断、ボールコントロールなどが優れた選手が多いですが、そのような基本的な技術がなければ世界レベルの試合では活躍することが難しいのだと言えます。
またその中でも最高・最強と言えるレベルの選手はそれらの技術に併せて、チームの戦術にフィットしたプレイ選択に優れています。
つまり現代サッカーでは戦術理解度が高くなければ活躍することは難しく、どれほど高いテクニックを誇っていても、プレイ選択がそのときどきの状況にマッチしていなければ、伝説的な選手になることはおろか、世界的な知名度を得ることも難しいと言えるでしょう。

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