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【埼玉県】サッカーの強豪高校とは?強さ順に10校ランキング!

【埼玉県】サッカーの強豪高校とは?強さ順に10校ランキング!

埼玉県はどこが優勝しても不思議ではない、群雄割拠の県として有名で、他の県と比べても強豪高校が多数ひしめいています。その中でも近年最も成長著しいのが、全国的にも有名なサッカー強豪校の青森山田から監督を招聘した昌平高校です。

2022.12.22 サッカー

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埼玉県のサッカーの強豪高校とは?

埼玉県の高校サッカーの特徴は、全国区各地の中でも比較的強い高校が多く集結している点にあります。そのため、ここといったずば抜けた強い高校は存在していないため、群雄割拠の県としても知られています。

そして埼玉県内の強豪校として上位に名が上がる高校の共通点にあげられるのが優秀な監督の存在です。昌平高校は全国的にもサッカーの強豪校としてしられる青森山田高校で指導経験がある藤島監督、市立浦和高校は攻撃的なサッカースタイルに長けた池田監督、弱小高校を常勝軍団へと導いた西武台高校の守屋監督がその例です。

埼玉県はどこが優勝しても不思議ではないしのぎ合いが強い高校が揃う理由となっています。

埼玉県のサッカーの強豪高校 第10位

大宮東高等学校

「最後の5分」川高VS大宮東

国公私立 公立
所在地 埼玉県さいたま市見沼区膝子567
選手権 出場5回
インターハイ 出場7回(準優勝1回)
主なOB 桜井直人/大森征之/玉田直人/松田悦典
大宮東高校サッカー部は、選手権出場5回、インターハイ出場7回を誇る埼玉県内では有名な強豪校です。学校自体に体育科が存在し、体育、スポーツを奨励して困難に打ち勝つ体力気力を養うことに力を入れています。そんな大宮東高校サッカー部の強さの理由は、恵まれた練習環境・設備にあります。

本校敷地内にはサッカー専用グラウンドがあり、LED照明設備がついているので夜間の練習も可能です。さらに堀崎公園サッカー場、REF駒場など複数の練習施設を確保しています。これまでにも多数のJリーガーを輩出してきた、県大会でもダークホース的な存在となっています。

・LED照明設備付きのサッカー専用グラウンド
・埼玉県のダークホース

埼玉県のサッカーの強豪高校 第9位

正智深谷高等学校

埼玉栄 VS 正智深谷 第89回全国高校サッカー 埼玉準決勝 (2010年11月)

国公私立 私立
所在地 埼玉県深谷市上野台369
選手権 出場2回(8強1回)
インターハイ 出場1回(4強1回)
主なOB 新井章太/内田航平/金子昌広/オナイウ阿道
正智深谷高校サッカー部は、スローガンである一致団結を合言葉に、これまで全国高校サッカー選手権2回出場、インターハイ1回出場を果たし、インターハイでは4強を誇る強豪校です。平成13年度のインターハイではエースFWのオナイウ阿道を中心に初出場でベスト4に進出するという活躍を見せました。正智深谷高校サッカー部の強さの裏には、埼玉工業大学との連携にあります。

同大学の今成知尚監督がGKコーチを務め、また、埼玉工業大学の人工芝グラウンドを使用することもあります。そして正智深谷高校を卒業した選手が埼玉工業大学サッカー部でプレーを続けるなど、連携してチームの運営、強化の協力体制が整っています。

・スローガンは一致団結
・埼玉工業大学との強化協力体制の構築

埼玉県のサッカーの強豪高校 第8位

浦和南高等学校

2018年度第97回高校サッカー選手権 埼玉 決勝 昌平×浦和南 ハイライト②

国公私立 公立
所在地 埼玉県さいたま市南区辻6-5-31
選手権 出場12回(優勝3回/4強2回)
インターハイ 出場12回(優勝1回/準優勝1回/4強1回)
主なOB 水沼貴史/田中真二/菅又哲男/田嶋幸三/関口久雄
浦和南高校サッカー部は、選手権、インターハイ共に12回の出場を果たし、選手権では3度、インターハイでも1度の全国制覇を誇る強豪校です。浦和南高校サッカー部といえば、1969年にインターハイ・国体・選手権で優勝を果たし、高校サッカー史上初めて大会三冠王を達成した高校として知られる名門高校です。

当時の同校サッカー部は赤き血のイレブンと呼ばれ、その後漫画化やアニメ化されました。しかしその後は新興勢力の台頭もあり、かつての強さは影を潜めましたが、2013年から同校OBでもある野崎正治監督が就任し、南高魂の気持ちの入ったプレーで2018年度のインターハイに9年ぶり、選手権には17年ぶりに出場を果たし、名門復活を成し遂げました。

・高校サッカー史上初の三冠達成
・赤き血のイレブン
・南高魂の気持ちの入ったプレーが特徴

埼玉県のサッカーの強豪高校 第7位

聖望学園高等学校

2019年度第98回高校サッカー選手権 埼玉 準々決勝 細田学園×聖望学園 ハイライト (2019 hosodagakuen ×seibogakuin)

国公私立 私立
所在地 埼玉県飯能市中山292
選手権 出場0回
インターハイ 出場1回
主なOB なし
聖望学園サッカー部は、これまで全国高校サッカー選手権出場こそないものの、2016年のインターハイに初出場をはたしている埼玉県内の強豪校です。近年、飛躍的に成長を見せている聖望学園高校サッカー部の特徴は、トータルフットボールを彷彿とさせるような、高いディフェンスラインとコンパクトな陣形にあります。

攻撃スタイルをベースにし、FWからDFのライン間をコンパクトに保ちながら相手陣内でボールを奪い、ショートカウンターへつなげるスタイルで昌平高校や市立浦和、武南など名だたる強豪校を脅かしています。また、後ろにできたスペースはゴールキーパーも含め全員で埋めながら、相手の嫌がるスペースをついています。

コンパクトなサッカーの特徴
ディフェンスラインを上げてコンパクトな陣形を保つということは、相手に時間とスペースを与えないことを意味します。そしてボールホルダーに対して複数人で行くため数的有利な場面を作りやすく、またカバーしやすいという特徴があります。

埼玉県のサッカーの強豪高校 第6位

埼玉栄高等学校

埼玉栄高校サッカー部 モチベーションビデオ「選手権に向けて」

国公私立 私立
所在地 埼玉県さいたま市西区西大宮3-11-1
選手権 出場1回
インターハイ 出場2回
主なOB エクスデロ競飛王/高瀬優孝
埼玉栄高校はスポーツ全般に強豪校として知られ、女子サッカー部は全国大会優勝の実績を持ちます。男子サッカー部は、全国高校サッカー選手権に出場1回、インターハイ出場2回を誇る埼玉県で強い高校の1つに数えられています。埼玉県内ではベスト8以上に常に顔を出す安定した強さを発揮しています。

そして平成31年度関東高校サッカー埼玉県予選の2回戦では埼玉県で最強の呼び声高い昌平高校を破るという大金星をあげるなど、埼玉県内では存在感を発揮しています。埼玉栄高校サッカー部の強さの理由は、スポーツ全般に強豪という点で、どの部活もお互いに切磋琢磨しています。そしてグラウンドの多さ、中高一貫で中学生から強化をはかっている点にあります。

・学校を通してスポーツ全般に強豪
・中高一貫のサッカー強化体制

埼玉県のサッカーの強豪高校 第5位

浦和東高等学校

2018年度第97回高校サッカー選手権 埼玉 準々決勝 浦和東×西武文理 ハイライト

国公私立 公立
所在地 埼玉県さいたま市緑区寺山上365
選手権 出場5回
インターハイ 出場8回(8強1回)
主なOB 川島永嗣/澤井直人/太田康介/菊池光将
浦和東高校サッカー部は、これまで全国高校サッカー選手権に5回出場し、インターハイに8回出場している強い高校です。学校全体の生徒数は約1000名で、そのうちのやく2割に相当する200人の部員を抱えるチームです。日本代表ゴールキーパーの川島永嗣の出身校としても有名です。

監督の平尾信之監督が常に追求しているのは、主体的・能動的に動くこともできる選手育成で、サッカー以外でも社会に出ても自分から課題や必要なことを見つけて動ける人間を育成したいという思いが根底にあります。公立の雄として、伝統の浦和魂を植え付けられた選手たちが、ピッチで躍動しています。

・主体的、能動的に動くことができる選手育成
・浦和魂

埼玉県のサッカーの強豪高校 第4位

4位:武南高等学校

武南高校「『7対7』+『7対7』」

国公私立 私立
所在地 埼玉県蕨市塚越5-10-21
選手権 出場14回(優勝1回/準優勝1回/4強2回)
インターハイ 出場20回(準優勝1回/4強2回)
主なOB 大熊裕司/石川康/池田太/田中信孝/上野良治
武南高校サッカー部は、これまで埼玉代表として全国高校サッカー選手権に14回出場し全国優勝を経験した強豪校で、インターハイには20回の出場を誇り、準優勝を1度成し遂げています。多くのJリーガーを輩出していることでも知られています。埼玉県でサッカーといえば武南と呼ばれるほどの名門高校で、これまで常に優勝候補の一角とされてきました。

一時期は昌平高校や西武台高校、市立浦和高校などに全国への道を阻まれましたが、武南高校の下部組織的位置づけの中学生チームである武南ジュニアユースを立ち上げました。監督は、武南高校の大山照人監督が代表を務め、中高6年間の一貫指導を行い、名門復活を目指しています。

武南ジュニアユースとは?
毎週4回、武南高校が保有する越谷第2グラウンドを使用し、個人技術のレベルアップ、チーム力の強化、スポーツマンシップを指導しています。部員数は総勢105名とされているジュニアユースチームです。

埼玉県のサッカーの強豪高校 第3位

西武台高等学校

西武台高校 実戦を想定した、ボールまわしからのシュートトレーニング

国公私立 私立
所在地 埼玉県新座市中野2-9-1
選手権 出場3回(8強1回)
インターハイ 出場10回(準優勝1回/4強1回)
主なOB 原口元気/河合竜二/前田直輝/清水慎太郎
西武台高校サッカー部はこれまで全国高校サッカー選手権に3度出場し、インターハイのには10回の出場を誇り、準優勝1度、4強1度を経験している強豪校です。インターハイに10回の出場を誇ることから夏に強いとされ、夏のブダイという異名を持ちます。

そんな西武台高校サッカー部の強さを象徴するのが守屋保監督の存在です。守屋監督が就任して以来、強豪が揃う埼玉県内でも徐々に頭角をあらわし、1993年高校総体に初出場を決めると、その後も準優勝とベスト4、選手権では3度目の出場で全国ベスト8入りを果たすなど、結果を残してきました。西武台高校サッカー部は埼玉県内の強豪校として知られるチームです。

守屋保監督とは?
高校時代は帝京高校でインターハイに出場し、全国制覇を経験、国士舘大学を経て、卒業と同時に西武台高校の監督に就任します。組織的な守備からボールを奪い、素早く相手ゴールを狙う戦術を得意とします。

前線の圧倒的な運動量を誇るFWから連動したファースプレスからのショートカウンターに加え、時間帯によっては最終ラインからのショートパスとロングボールを使い分けるなど、多様な戦術を駆使します。

埼玉県のサッカーの強豪高校 第2位

2位:さいたま市立浦和高等学校

目指せ!全国へ。 市立浦和

国公私立 公立
所在地 埼玉県さいたま市浦和区元町1-28-17
選手権 出場14回(優勝4回/準優勝1回/4強2回)
インターハイ 出場10回(優勝1回/準優勝1回/4強1回)
主なOB 落合弘/清水秀彦/冨田康平
有名な難関大学に多くの生徒を輩出してきた進学校としても有名な高校で、サッカー部は過去に全国高校サッカー選手権に、武南高校と並んで埼玉県内では最多の14回の出場回数を誇り、インターハイでは10回の出場を誇り、全国優勝も経験している名門校です。そんな市立浦和高校サッカー部の強さは、同校OBの池田監督の攻めて勝つという攻撃的なサッカースタイルにあります。

そのため、時にはFWを5人並べるというフォーメーションを採用することもあります。そして、同校には私立にありがちなスポーツ推薦制度がなく、難関試験を突破した優れた頭脳の持ち主だけが市立浦和高校のサッカー部のユニフォームを着ることを許され、その頭脳が名門校へと導いているといえます。

・攻撃的なサッカースタイル
・進学校らしく、優れた頭脳を活かしたサッカーを展開

埼玉県のサッカーの強豪高校 第1位

1位:昌平高等学校

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国公私立 私立
所在地 埼玉県北葛飾郡杉戸町下野851
選手権 出場2回
インターハイ 出場3回(4強2回)
主なOB 針谷岳晃/松本泰志/佐相壱明/原田虹輝
昌平高校サッカー部は、これまで全国高校サッカー選手権出場2回、インターハイ出場3回、そのうちベスト4に1度進出した経験を持つ埼玉県の強豪高校です。昌平高校サッカー部の躍進は近年特に目覚ましく、2016年度は県内3冠、2017年度は県内5冠を達成し、全国大会に出場すれば優勝候補の一角を担う強豪校です。

そんな昌平高校サッカー部の強さの理由にあげられるのが、青森山田高校サッカー部の指導者として活躍し、2007年から昌平高校サッカー部の指導者として赴任した藤島崇之監督の存在です。さらに環境面でも、土のグラウンドから、ナイター設備の整った人工芝グラウンドへと変わった点があげられます。

藤島崇之監督とは?
高校時代は習志野高校で活躍し、元日本代表の玉田と共に選手権に出場、日本高校選抜にも選出されたボランヂ。その後順天堂大学で教員免許を取得し、青森山田の中高一貫強化を掲げ、中等部を就任3年で全国3位に導きます。

日本代表で活躍する柴崎岳の指導にもあたった経験を持ちます。2007年から昌平高校サッカー部の強化に伴い、同校に赴任、現在は父で元日本代表の信雄氏とともに親子鷹で全国制覇を目指しています。

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