ヒールリフトのやり方とコツとは?簡単に誰でもできる方法がある!
ヒールリフトは、サッカーやフットサルで華麗さを放つテクニックの一つです。ヒールリフトが成功したときの華麗さに目を奪われて、少年時代に真似してみた人も少なくないでしょう。ここではヒールリフトを身につけるやり方とコツについて徹底解説していきます。
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公式ライター old_user_id: 316
ヒールリフトとは?
このテクニックのやり方は大きく分けて、かかとで蹴り上げるやり方と、内側の側面で蹴り上げるやり方の2種類があります。
ヒールリフトは、サッカーブラジル代表のネイマール選手が得意とする抜き技で、数々の試合でその技を披露していることで有名です。何と言っても、技が決まったときの華やかさはナンバーワンと言っても過言ではなく、サッカーやフットサルを愛する多くのファンを魅了します。
ヒールリフトの足技の難しさとは?
このテクニックは、単純にかかとで頭上に蹴り上げることが基本となっており、その応用編として幾つかのテクニックが存在します。ヒールリフトの応用は、基本と比較すると当然ながら難易度は上がりますが、応用編についても練習のステップをしっかりと踏んでコツさえ掴んでしまえば身につけることが可能です。
ヒールリフトを使うシーン
このテクニックは、相手の頭上を超えて、相手の背後でキャッチする特性上、相手の背後にスペースがなければ成立させることができないため、比較的スペースのできやすいライン際やコーナー側での仕掛けが必然と繰り広げられます。
また、リフトする前の仕掛けのモーションが大きいテクニックであるがゆえに、相手ディフェンスにリフト技であることが読まれてしまうリスクがあるため、複数人の相手に仕掛けるよりも1対1の対峙した場面での仕掛けが有効的です。
ヒールリフトの6つの種類
ヒールリフトの種類 |
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①ヒールリフト |
②クロスヒールリフト |
③ダブルヒールリフト |
④ネイマール風ヒールリフト |
⑤トルネードヒールリフト |
⑥ニップヒールリフト |
①ヒールリフト
ヒールリフトの特徴
身につけた技をサッカーやフットサルの試合で使うためには、モーションの大きいヒールリフトを、いかに相手に読まれないようにするかがポイントとなります。そのためには、仕掛けのタイミングや相手との間合いを対人練習で何度も試しながら体で覚えましょう。ヒールリフトは、試合中に頻繁に使える技ではありませんが、技が決まったときの華麗さは最高です。
ヒールリフトのやり方とコツ
静止状態からのヒールリフトのやり方
① | ボールを軸足のくるぶしの後ろ側と逆足の内側で進行方向に対して斜めに挟みながら擦り上げます |
② | 浮き上がったら軸足のかかとでボールの下を蹴り上げます。 |
ヒールリフトのコツ
①軸足に擦り上げるときは、軸足を少し曲げて体を前傾にしながら擦り上げます。 |
②かかとで蹴り上げるときは、膝下を水平にします。 |
ドリブルからのヒールリフト
① | 軸足でボールを前に運びます。 |
② | 静止状態からのヒールリフト同様の手順①~②を行います。 |
ドリブルからのヒールリフトのコツ
①ボールが自然に挟まるイメージをもちながら挟みます。 |
②挟むときは、軸足に対して横側からではなく、後ろ側から挟みます。 |
ダブルヒールリフト
ダブルヒールリフトの特徴
また、スピードに乗ったドリブルの中で相手の頭上にボールを蹴り上げて真後ろに落とすため、蹴り上げる前のドリブルスペースと、蹴り上げた後の相手の背後でキャッチするスペースが必要となります。
ダブルヒールリフトは、2段階のモーションから蹴り上げられるため、相手ディフェンスから見ると意外性があり、技が決まりやすく、一気に相手を抜き去ることができる魅力があります。
ダブルヒールリフトのやり方とコツ
ダブルヒールリフトのやり方
① | 前方にドリブルします。 |
② | ボールを軸足のくるぶしの後ろ側と逆足の前方内側で進行方向に対して斜めに挟みながら、軸足のふくらはぎに沿って擦り上げます。 |
③ | 浮き上がったら軸足の内側でボールを巻き上げます。 |
④ | 巻き上げたリズムに乗って逆足のかかとで蹴り上げます。 |
ダブルヒールリフトのコツ
①擦り上げるときは、軸足を少し曲げて前に倒して勢いよく擦り上げます。 ※擦り上げの勢いが弱いと体だけが前に進んでしまい、ボールを後方に置き去りにしてしまいます。 |
②軸足の動きが止まらないように内側で巻き上げる動きをつけます。 ※このときにかかとで蹴ってしまうと高く上がり過ぎてしまうので注意が必要です。 |
ネイマール風ヒールリフト
ネイマール風ヒールリフトの特徴
ネイマール風ヒールリフトは、基本のヒールリフトと比較してテクニックのモーションが小さく、相手ディフェンスがフェイントを予測しづらいため、サッカーの試合で実践的に使えるテクニックと言えます。
独特の一連のモーションをジャンプとひねりの場面ごとに区切って練習すると徐々にコツが掴めるようになります。
ネイマール風ヒールリフトのやり方とコツ
ネイマール風ヒールリフトのやり方
① | ドリブルスピードを減速しながらボールを少し手前に引きます。 |
② | ボールを軸足のくるぶしの後ろ側と逆足の前方内側で挟みます。 |
③ | 腕を上に上げる反動を利用して姿勢を前傾にします。 |
④ | 前傾姿勢の状態から後方に置き去りにしたボールを挟みながらジャンプし、空中で軸足をひねってボールを前にリリースします。 |
ネイマール風ヒールリフトのコツ
①足の力だけで上げるのではなく、腕を振り上げた前傾姿勢の反動を利用して膝をたたんで上げます。 |
②前傾姿勢は、全身を前方に伸ばすようにします。 |
③ボールは真っ直ぐ頭上を、身体は斜め前に進むイメージをしておきます。 |
トルネードヒールリフト
トルネードヒールリフトの特徴
トルネードヒールリフトのやり方とコツ
トルネードヒールリフトのやり方
① | ボールを軸足のくるぶしの後ろ側と逆足の内側で進行方向に対して斜めに挟みながら擦り上げます。 |
② | 浮き上がったら軸足のかかとでボールの下を蹴り上げます。 |
③ | 蹴り上げと同時に体を360°回転させます。 |
トルネードヒールリフトのコツ
①擦り上げるときは、軸足を少し曲げて体を前傾にします。 |
②かかとで蹴り上げると同時に体を回転させます。 |
ニップヒールリフト
ニップヒールリフトの特徴
技の特徴から、サッカーの試合で、主にサイドライン際で有効なテクニックとなります。両足の内側を使って空中にボールを上げる比較的簡単なアクションから、最後は上がったボールをかかとで蹴り上げるだけのアクションで技が完成するため、サッカー初心者の方でも簡単に身につけることができます。
このニップヒールリフトを試合で使うためには、相手の背後にスピード勝負ができる広いスペースが必要となります。
ニップヒールリフトのやり方とコツ
ニップヒールリフトのやり方
① | ボールを前に運びながら少し後方に引いて止めます。 |
② | 縦に抜けると見せかけるモーションから軸足の内側でボールを逆足の内側に勢いよく当てて浮かします。 |
③ | 軸足のかかとで進行方向へ蹴り上げます。 |
ニップヒールリフトのコツ
①浮かすときは、体を前に踏み込む反動を利用しながら、靴の内側側面を地面から少し浮かすと上がりやすくなります。 |
②ボールはしっかりと止めてから浮かします。 ※動いていると上手く挟み込みができなくなります。 |
③かかとで蹴り上げるときは、膝下を水平にします。 |
ヒールリフトのやり方とコツまとめ
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